チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

<12月12日の辺野古>機動隊が皇室警備のため辺野古に来れず、工事はなし。本部港(塩川地区)でダンプの進入に抗議! /// 11月末現在でも土砂投入率はまだ1%、埋立完了までには92年を要する!

2019年12月12日 | 沖縄日記・辺野古

 12月12日(木)、朝から辺野古へ。しかし、辺野古では防衛局が工事を始める動きはない。聞くと、土・日曜日に秋篠宮が育樹祭で沖縄に来るというので、県警はその準備で辺野古の対応ができないという。工事が止まるのは結構なことだが、なんと馬鹿々々しい話だろうか。

 それでも本部港(塩川地区)では海上搬送をしているというので、そちらに向かった。港に着くと、ダンプトラックが並び、大勢の人たちがダンプの前に立ちふさがって進入を止めていた。

 少しだけ行動に参加し、大急ぎで那覇に戻る。

 

 12月14日で辺野古側への土砂投入以来、ちょうど1年になるというので、マスコミからの取材が相次ぐ。午後も、某TV局で取材を受けた。マスコミは、現時点で投入された土砂の割合はまだ1%だということを強調している。この数字は、11月22日の防衛省交渉の報告をブログに書いたのが最初だが、その後、沖縄県が議会で報告してひろまったものだ。

 一昨日、河野防衛大臣が辺野古の土砂投入の割合が、「②-1区域:7割、②区域:1割」と説明したという。なんと10月末の数字から全く変わっていない。

 このペースでは、辺野古側の埋立だけで14年、全体の埋立にはなんと92年もかかることとなる。この数字は、工事完成の目途が立たなくなったということを意味している。巷には、「もうこれだけ土砂が入ったのだから、工事は止められない」という声もあるようだが、実際には、県民の強い反対運動で、ここまで工事を遅らせているのだ。さらに県民が頑張れば、この数字はますます延びていく。

  それでも土砂が投入されるたびに辺野古の海は破壊されていく。原状回復も次第に難しくなる。一刻も早く工事を止めなければならないことは言うまでもない。今、必要なのは現場への結集を図ること、そして沖縄県に毅然とした対応を求める取組を強化することである。当面は、本部港(塩川地区)、琉球セメント安和桟橋からの埋立土砂海上搬送を止めるための策を練っていきたい。その具体的な内容は明日以後のブログで説明する。

 

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