チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

いよいよ7月、辺野古でも高江でも工事が始まる(追記あり)

2014年07月01日 | 沖縄日記 高江

(キャンプ・シュワブのメインゲート。早朝から工事車両の行き来が続いたという。)

 いよいよ7月に入った。辺野古も高江も、何時工事が強行されるか分からない。今朝、沖縄タイムスは1面トップで「辺野古、今日着工」と報じた。驚いたが、よく読むと埋立工事が始まるのではなく、陸上部の既設建物の解体工事が始まるというものだった。

 シュワブ内での埋立に関係のない工事は、もう数年前からどんどん進んでいる。悔しいが止めきれていない。それなのに解体工事を、わざわざ小野寺防衛大臣が派手に記者会見して「着工」と騒ぐのは、「いよいよ辺野古の工事が始まったぞ! もうあきらめろ!」という一方的な情報操作に過ぎない。

 政府は、埋立工事の着工、海底ボーリング調査に向けて、今日、キャンプ・シュワブ沖の「臨時制限区域」の設定を閣議決定した。今日の閣議では、集団的自衛権の行使についても決定されている。安倍内閣のクーデターとでも言うべき憲法解釈の変更が決定された閣議で、同時に、沖縄の基地拡大とも言える「臨時制限区域」の設定が決定されたのは象徴的なことだ。この「臨時制限区域」の設定も法的根拠が疑わしいことは先日のブログで説明した。安倍内閣は、憲法を無視し、法を無視して、戦争への道をつきすすんでいる。

 この「臨時制限区域」は、明日の官報で告示され。その後、いよいよ海上にブイを設置し、海底ボーリング調査に入っていく。

 1日は、平和市民連絡会の辺野古・高江便で、まず、辺野古の座り込みテントに寄った。タイムスの記事を心配して、多くの人たちが集まっていた。今帰仁から来たというある年配の方は、「新聞を読んで、いても立ってもおられなくなって来ました。何か、できることはありませんか?」とおっしゃっていたが、そんな方も多いのだろう。

 工事車両が出入りしているというので、キャンプ・シュワブのメインゲートに行った。早朝、工事車両が入っていったというが、この時間ではもうほとんど動きはなかった。やがて、このゲート前でも、工事車両の進入を阻止するための座り込みが始まるのだろうか?

・「辺野古陸上工事開始」(QABニュース 14.7.1)

 (メインゲート前のゲートでは、米兵らが銃をかまえて警戒にあたっていた。)

 午後は高江へ。北部訓練場でも7月に入ったので、何時、ヘリパッド工事が再開されるか分からない。工事強行に備えてN1ゲートには大勢の人たちが集まっていた。

                            (アカミズキ?の花)

 

 県道のすぐ近くにノグチゲラがいた。この場をなかなか離れようとしなかったので、あるいは近くに巣があるのかもしれない。6月末までは、ノグチゲラ等希少生物の繁殖期ということで工事は中断されていたが、7月に入った途端、ノグチゲラへの影響が無くなるのではない。

 

 

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