2017.4.7の回顧録
中国文化センター(浙江省現代風刺マンガ展)→加島美術(渡辺省亭展)→京橋環境ステーション→ギャラリー309collection(相田みつを展)→ワインバル食堂nico(昼食)→板橋区役所(ギャラリーモール・屋上庭園)→東京都健康長寿医療センター養育院・渋沢記念コーナー
今回は、加島さんに止めを刺されたね。経験と、実績と、意欲のある画商さんだと、もうホント、そんじょの美術館と変わらないことが出来ちゃうんだね。渡辺省亭は、教育・評論や実業の面が強いから、画業にスポットが当たらなかったということだと思うんだよね。そもそも巴水の実兄で、こういう実績があっても、何ら不思議ではないし。今後こういう“創作畑ではない美術界の人物の作品”が、もっと発見される可能性を示唆出来ているのが、特に凄い所。
健康長寿医療センターの展示そのものは、整理されてないし誤字脱字は目立つしでおススメに値するものではないけど、東京府会の動きとか、歴史が繰り返している現状を考えれば、もっと注目されるよう考えるべきでは。同病で相憐れんでいるだけでは、理解されないと思うのよ。繰り返していないのは、渋沢栄一のような傑物がいないことで、その点では極めて不幸な時代と言っていいでしょ。あれだけの人だから魔性もあったと思うけど、今に残っているものが余りに大きいのでね。ま、地元の英雄だからの贔屓目というのは、当然あるとして。
マンガ展は、面白かったんだけど、風刺と謳っているだけあって、新聞の一コマものの方に性格的に近しいもので、その点では“マンガ”ではなく“漫画”。
みつをさんの作品には、共感できないんだな。それは、書家とか詩人という実像を越えて、若干偉人というか聖人というか、そんなものを見る視線が感じられるからなんだな。生身の人間に聖性を求めようとするのは、安直な逃げ場を作るようなものに感じられて、凄くコワイんだな。
実効性や進捗度はともかくとして、行政の一義に環境を置いている点では、中央区は進んでるね。そこに回す分がある、ということでもあるのかも知れないけど。そこいくと、東京スクエアガーデンの発想は、内部への恩恵が大で、諸手を挙げて称賛していいものかどうか。豊島区役所でも思ったんだけど、完全に天上人の発想なんだよなあ。
板橋区役所は、最寄りの駅と直結になったんだね。ひょっとすると、23区では初めてかもで、そこは素直にスゴイね。北区の新庁舎案は、どっち取っても駅直結はムリだなあ。丘下の方になると、コミュニティバスも怪しくなるんじゃない?
そして、どちらかと言えば夜のお店であるバルが、平日だけあんなに勉強したランチメニューを提供するという事実に、アキバのビジネス街の側面を、改めて実感する。
それにしても、何と言うかまあ、ムチャクチャなルートだね、こりゃ。
加島美術のページ
東京都健康長寿医療センター養育院・渋沢記念コーナーのページ
京橋環境ステーションのページ
中国文化センター(浙江省現代風刺マンガ展)→加島美術(渡辺省亭展)→京橋環境ステーション→ギャラリー309collection(相田みつを展)→ワインバル食堂nico(昼食)→板橋区役所(ギャラリーモール・屋上庭園)→東京都健康長寿医療センター養育院・渋沢記念コーナー
今回は、加島さんに止めを刺されたね。経験と、実績と、意欲のある画商さんだと、もうホント、そんじょの美術館と変わらないことが出来ちゃうんだね。渡辺省亭は、教育・評論や実業の面が強いから、画業にスポットが当たらなかったということだと思うんだよね。そもそも巴水の実兄で、こういう実績があっても、何ら不思議ではないし。今後こういう“創作畑ではない美術界の人物の作品”が、もっと発見される可能性を示唆出来ているのが、特に凄い所。
健康長寿医療センターの展示そのものは、整理されてないし誤字脱字は目立つしでおススメに値するものではないけど、東京府会の動きとか、歴史が繰り返している現状を考えれば、もっと注目されるよう考えるべきでは。同病で相憐れんでいるだけでは、理解されないと思うのよ。繰り返していないのは、渋沢栄一のような傑物がいないことで、その点では極めて不幸な時代と言っていいでしょ。あれだけの人だから魔性もあったと思うけど、今に残っているものが余りに大きいのでね。ま、地元の英雄だからの贔屓目というのは、当然あるとして。
マンガ展は、面白かったんだけど、風刺と謳っているだけあって、新聞の一コマものの方に性格的に近しいもので、その点では“マンガ”ではなく“漫画”。
みつをさんの作品には、共感できないんだな。それは、書家とか詩人という実像を越えて、若干偉人というか聖人というか、そんなものを見る視線が感じられるからなんだな。生身の人間に聖性を求めようとするのは、安直な逃げ場を作るようなものに感じられて、凄くコワイんだな。
実効性や進捗度はともかくとして、行政の一義に環境を置いている点では、中央区は進んでるね。そこに回す分がある、ということでもあるのかも知れないけど。そこいくと、東京スクエアガーデンの発想は、内部への恩恵が大で、諸手を挙げて称賛していいものかどうか。豊島区役所でも思ったんだけど、完全に天上人の発想なんだよなあ。
板橋区役所は、最寄りの駅と直結になったんだね。ひょっとすると、23区では初めてかもで、そこは素直にスゴイね。北区の新庁舎案は、どっち取っても駅直結はムリだなあ。丘下の方になると、コミュニティバスも怪しくなるんじゃない?
そして、どちらかと言えば夜のお店であるバルが、平日だけあんなに勉強したランチメニューを提供するという事実に、アキバのビジネス街の側面を、改めて実感する。
それにしても、何と言うかまあ、ムチャクチャなルートだね、こりゃ。
加島美術のページ
東京都健康長寿医療センター養育院・渋沢記念コーナーのページ
京橋環境ステーションのページ