2016.3.19の回顧録
餡舎ひよ子(大判焼き)→書道博物館(「臨書」の世界展)→一由そば(立ち食いそば)→谷中ぎんざ商店街→やなかしっぽや(ドーナツ)→招き屋(福にゃん焼き)
以前は、既に金石にしか遺っていないような滅んだ文字について、小難しい説明をしている、薄暗い博物館ていうイメージしかなかったんだけど、いやあ、変われば変わるもんだね。中村不折本人が遺した、洒落と自虐に満ちた自画像を、可愛げそっちのけでマスコットに使うユーモアとアイデアも素晴らしいし、そのマスコット“不折くん”の解説が、非常に分かり易いのも素晴らしい。そして、今展の“臨書”というテーマも、書の楽しみ方を理解するのに、もってこいのテーマだったのでは。こうして見ると、学校教育における書道って、国語じゃなくて、図画工作、或いは美術で教えてもいいんじゃないかって気がするね。多少汚してもいい教室を使った方が、先生も学童も気が楽だろうし。一方で、昔からの建物である本館は、相変わらず小難しく薄暗くて、この辺の対比も面白い。西美の世界遺産登録に、ムキになって拘る台東区の所管になってどうかと思ったけど、いや、学芸員さんの手腕に感服。本当に面白かった。
天ぷらメニュー沢山で目移りする一由そばは、他のトッピング類を極力少なくする工夫もしているとは言え、充実し過ぎで嬉しい。だって、天ぷら3つ4つトッピングしても500円前後だよ、おにぎりいなり付けたって600円程度だよ、こんな有難いことはない。天ぷらは気軽にハーフサイズにしてもらえるし、そりゃ客足が絶えない訳だ。ある意味、荒川区のソウルフードと言っていいかも。
一方で、谷中ぎんざにはちょっと不満というか、不安を覚えた。何しろ、完全に観光地化してしまっていて、商店街本来の機能の一端が失われかねない状況。当日は天候不順だったせいでそれほどでもなかったけど、週末とか芋洗いだからね。地元の人達へのフォローは、ちゃんと出来てるのかな。
書道博物館のページ
一由そばのページ
餡舎ひよ子(大判焼き)→書道博物館(「臨書」の世界展)→一由そば(立ち食いそば)→谷中ぎんざ商店街→やなかしっぽや(ドーナツ)→招き屋(福にゃん焼き)
以前は、既に金石にしか遺っていないような滅んだ文字について、小難しい説明をしている、薄暗い博物館ていうイメージしかなかったんだけど、いやあ、変われば変わるもんだね。中村不折本人が遺した、洒落と自虐に満ちた自画像を、可愛げそっちのけでマスコットに使うユーモアとアイデアも素晴らしいし、そのマスコット“不折くん”の解説が、非常に分かり易いのも素晴らしい。そして、今展の“臨書”というテーマも、書の楽しみ方を理解するのに、もってこいのテーマだったのでは。こうして見ると、学校教育における書道って、国語じゃなくて、図画工作、或いは美術で教えてもいいんじゃないかって気がするね。多少汚してもいい教室を使った方が、先生も学童も気が楽だろうし。一方で、昔からの建物である本館は、相変わらず小難しく薄暗くて、この辺の対比も面白い。西美の世界遺産登録に、ムキになって拘る台東区の所管になってどうかと思ったけど、いや、学芸員さんの手腕に感服。本当に面白かった。
天ぷらメニュー沢山で目移りする一由そばは、他のトッピング類を極力少なくする工夫もしているとは言え、充実し過ぎで嬉しい。だって、天ぷら3つ4つトッピングしても500円前後だよ、おにぎりいなり付けたって600円程度だよ、こんな有難いことはない。天ぷらは気軽にハーフサイズにしてもらえるし、そりゃ客足が絶えない訳だ。ある意味、荒川区のソウルフードと言っていいかも。
一方で、谷中ぎんざにはちょっと不満というか、不安を覚えた。何しろ、完全に観光地化してしまっていて、商店街本来の機能の一端が失われかねない状況。当日は天候不順だったせいでそれほどでもなかったけど、週末とか芋洗いだからね。地元の人達へのフォローは、ちゃんと出来てるのかな。
書道博物館のページ
一由そばのページ
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