中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

また、取材が殺到する

2017年05月07日 07時08分48秒 | ぶらり、城北
2017.4.28の回顧録

珈琲館三ノ輪店(モーニング)→喫茶白鳥(もいっちょモーニング)→パン・ド・パルテール(買物)→マミーズ・アン・スリール荒川工場(買物)→クリ夫のパン屋(買物)→あらかわエコセンター→恐竜の駅→パウンド屋(買物)→ゆいの森あらかわ(図書館・吉村昭記念文学館)

またスゴイ施設を造ったなあと思うよ。書架と閲覧スペースのボーダーが殆どないし、その書架の配置やジャンル分けも独特で、えらくデザイナー的空間だよね。目的の本を探したり、書架の配置換えや蔵書の整理には苦労しそうだけど、そういう従来の図書館とは違う、フラッと寄って、その時の気分で本を手に取るっていう、本に親しむための図書館っていう感じ。近隣の人には、手軽に、頻繁に通って欲しいと思う図書館だね。
文学館は、内容としてよく出来ているというより、吉村さんの作品・人格・業績に因る所は大きいね。ペンクラブとか記者クラブとか、現状に対する訴えが届かないと思っている表現者団体には、こういう偉大なる先人の力を借りるっていうのも一つの手段、って捉えて欲しい。彼らの作品や言動は、言ってみれば危機的時代の証言そのものだからね。そういう、読んで欲しい、知って欲しいものをリストアップして紹介するっていうのも、手法としては充分アリでしょ。是が非でも、自分の手で何とかしなきゃいけないっていう訳でもないし、そんな下らないプライドに束縛されているとしたら、如何にも勿体ない。
クリ夫のパン屋もパウンド屋も、所謂授産施設。安価なのは有難いんだけど、一般店より3割から5割安い仕組みは何処にあるのか、ふと疑問に。材料に因るものだとしたら、製品に難がある所も出てきそうだし、自治体の補助に因るものだったら、還元の仕方が微妙な気がするし、人件費に影響しているんだったら、フェアトレードと同じ発想で、障害者の社会参画の理念に沿っていない気がするし。
一つのヒントは、マミーズの工場にある気はするんだけどね。あんな隙間みたいな所が工場になっているとは思えないような所なんだけど、要するにパンとか焼き菓子っていうのは、その程度の規模で、商に足る生産が可能っていうことなんだよね。つまりショバ代の問題ね。
まあそんな問題意識とは別に、クリ夫のページはちょっと遊べて面白いし、パン屋についても載っているので、紹介しておきます。


ゆいの森あらかわのページ
パウンド屋のページ
クリ夫のページ