乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

草食男子

2010年08月26日 | 生活
生まれも育ちも地味な地域だった私は、子どもの頃から都会生活に大きな期待と憧れを抱いていますた。なので、絶対に大学に進んで都会へ出るぞよ~と心に決めていますた。進学理由が、すんごい不純ですな(^^;)。

で、都の生活を始めたら、、、いや~、これが楽しくて楽しくて。帰省なんて、滅多にしませ~ん。盆と正月に渋々帰るぐらいですた。妹も同じです。もっというと、私の父母も似たようなもの(爆)。
一旦、広い世界に飛び出してしまうと、あれもこれも体験したくて、しかもそのチャンスもあって、好奇心に火が着いちゃうんですよね。

ところがです。妹の婿さんには、歳の離れた弟がいるのですが、、、せっかく東京の会社に就職したのに、最近、山陰の実家のほうがいいやと、、、ついには、会社を辞めるっていうんですよ!
まぢかよ~~~っ!?ヾ(`◇´)ノ

これが草食男子ですかね。まさか自分の身内から、このタイプが出現するとは、全く思ってもみなかったですわ。( ̄_ ̄ i)
医師の世界でも、同じような変化は感じられるようです。おもしろいブログを見つけますた。
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【草食系男子は本当だったのか…】 2010. 8. 2 日経メディカルブログ:津久井宏行の「アメリカ視点、日本マインド」

著者プロフィール
津久井宏行(東京女子医大心臓血管外科助教)●つくい ひろゆき氏。1995年新潟大卒。2003年渡米。06年ピッツバーグ大学メディカルセンターAdvanced Adult Cardiac Surgery Fellow。2009年より現職。
ブログの紹介
米国で6年間心臓外科医として働いた津久井氏。「米国の優れた点を取り入れ、日本の長所をもっと伸ばせば、日本の医療は絶対に良くなる」との信念の下、両国での臨床経験に基づいた現場発の医療改革案を発信します。
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 先日、大学生と大学院生を対象とした講演会に参加する機会がありました。アメリカで長年にわたり働いてきたキャリアをもち、帰国して現在は日本の大学で働いている先生のお話でした。非常に示唆に富む内容で、興味深く伺わせてもらいました。

 講演の最後、演者の先生が「ところで、将来、海外留学してみたいという学生さんはどのくらいいますか?」と会場に尋ねると、手を挙げたのはほとんどが女子で、男子は数えるほど。演者の先生はさらに、「手を挙げなかった人に質問したいのですが、どうして海外に行きたくないのですか?」と尋ねました。

 そこで、1人の男子学生が立ち上がり回答。「海外に住んでいる知り合いの話では、『日本の方がご飯はおいしいし、安全でいい国だよ』と言われたからです」。正に草食系的な発言ではありませんか。自分で見聞きしたわけでもないのに、ほかの人からの情報だけで「海外は危険だから、行きたくない」とは…。

 若者だからこそ、何が潜んでいるか分からない未知の世界に足を踏み入れてみたいという冒険心を期待していたのですが、今の日本ではなかなか難しい注文のようです。いろいろなメディアで、最近の学生は海外に行きたがらないという話を目にしてはいましたが、実際に聞いたのは初めてだったので少しびっくりしました。冒険心がない日本人が増えてしまって、この先、大丈夫なのでしょうか?

 海外に行きたがらない学生がいることまではしょうがないとしても、気がかりなのは、他人からの情報を完全に鵜呑みにしての判断という点です。現在は、地球の裏側の情報でさえ、かなりの精度で手に入れられるようになりました。しかしです。自分で見聞きしたわけでもない情報をそのまま鵜呑みにしてしまうことには、ちょっと危うい気がしてなりません。

 「自分の目、耳、手といった五感を総動員して、患者さんの治療に当たりなさい」。私は研修医に日ごろから口を酸っぱくして言っています。他者からの情報は一次情報としてもちろん重要なのですが、治療の最終責任を取る立場である医師たる者、自分で確認することを絶対に怠ってはならないということを肝に銘じてほしいと思っているからです。

 日本は本当に素晴らしい国です。情報の信憑性は非常に高いし、正直な人が多いので、だまされたりする機会はそれほどないのかもしれません。しかし、世界のスタンダードは決してそうではないことを私はアメリカ時代に実感し、以来、努めて自分の感性を磨くようになりました。これからの時代、日本のスタンダードだけではsurvivalが困難になる日が来ることを、今の若者たちにしっかり伝えていかなければならないと感じた講演会でした。
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“世界のスタンダード”、、、私もこれを思い知った時は、衝撃でした。
就職して3年目に、始めて海外旅行をしました。ネパール一人旅(笑)。ネパール語どころか、ろくに英語も話せず、女の子が一人で夜の街をふらつくのがいかに危険か。日本とはまるで違いますね。

道を尋ねると、親切に教えてくれるのは、どこの国でも似たようなものでしたが、、、すっげーデタラメを教えてくれる人がいるのも事実。見えないところで、人種差別をするのも事実。自己主張しないと、誰も引き上げてくれないのも事実です。あうんの呼吸なんて、全く、ない!(笑)

若いうちは吸収力も体力もあるし、心や体が傷ついても修復力もあります。何が潜んでいるか分からない未知の世界に足を踏み入れてみたいという冒険こそ、若者の特権だと思うんですけど。。。


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なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)