乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

薬のネット転売事件

2010年05月02日 | 社会
肺がんだった家人の抗がん剤を処分しました。
1粒11000円の新薬です。

1年前まで日本では未承認の薬で、空輸した人もいたほど、奏効性、利便性にすぐれた薬です。でも、私にとっては毒でしかありません。

値段を考えるとすんごくもったいないのですが、処方してくれた薬局へ返却しました。使いまわしはもちろんできません。薬は適切な環境での管理が必要ですし、使用期限がありますしね。この薬をほしいという人は多いのに、こんな形で処分するのは不本意ですが、しかたありません。

でも、精神安定剤は返却せず。何かの時のためにとっておいています。使ったことはありません。持って外出すると安心します。お守りみたいなもんです。

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【向精神薬、生活保護者に入手させネット転売】 Yomiuri online 2010年4月20日(火)03:09

 神奈川県横須賀市の男ら2人が、大阪市西成区のあいりん地区に住む医療費のかからない生活保護受給者数十人に病気を装って医療機関から向精神薬を入手させ、安く買い取ってインターネットで転売していた疑いのあることが、捜査関係者への取材でわかった。

 神奈川県警は近く、麻薬及び向精神薬取締法違反(営利目的譲渡、所持)などの容疑で2人を立件する。生活保護制度を悪用した大がかりな薬物の違法ネット販売の実態が明るみに出るのは初めて。

 2人は、横須賀市の無職大沢広一被告(41)(覚せい剤取締法違反などで起訴)と、大阪市港区の無職栗山一郎容疑者(53)(同法違反容疑などで逮捕)。県警は、3年間で少なくとも200人に転売し、約2000万円稼いでいたとみている。

 捜査関係者によると、大沢被告は2009年11~12月、不眠治療などの向精神薬約1000錠をインターネットで知り合った5人に約12万円で販売するなどした疑い。県警は週内にも横浜地検に追送検する方針。栗山容疑者は、大沢被告に向精神薬などを譲り渡した疑いが持たれている。

 栗山容疑者は暴力団関係者数人を介し、あいりん地区の生活保護受給者数十人と接触。数人のグループに分けて受診日を決め、「眠れない」「落ち着けない」と偽ったり、うつ病を装ったりして、医療機関から向精神薬を入手させていた。

 栗山容疑者は受給者から10錠200円ほどで向精神薬を買い取り、大沢被告に郵送。大沢被告はネットで800~2500円で転売していた。

 生活保護受給者は福祉事務所発行の医療券を使うと、医療費は無料。大阪市によると、西成区の受給者は2万7000人で、08年度は生活保護費約540億円のうち半分近くは医療費で占められた。大沢被告は「ネットで向精神薬を買ったことがあり、もうかると思った」、栗山容疑者は「受給者を使えば簡単に薬が手に入った」と供述しているという。

 ◆向精神薬=脳の中枢神経に作用する薬物。主に不眠治療や精神安定に使われ、医師の処方せんがあれば薬局で購入できる。依存性がある上、善悪の判断能力が低下する恐れもあるため、麻薬及び向精神薬取締法で80種類を指定し、譲渡や販売目的の所持を禁じている。
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「あいりん地区」って、古橋容疑者が潜んでいた所でしたね(^^;)。

本当に薬が必要な人にとっては、少しでも安値で買いたいと思うでしょう。でも、薬は保管状態により、劣化しやすいものがあります。
それを構わずに、ネットで安く購入したいと考える人も多そうですね。

この犯罪に加担した生活保護受給者、、、これが悪魔の誘いとわかっていながら、加担したように見えます。国に生活を養ってもらっている感謝の意識はないようです。生活保護を受けるような状況になると、犯罪と知りながらも、少しでもお金を得たくなるのが人間の心理なのでしょうか。

私とて、少しでもよい暮らしをしたいと思います。で、お金があれば働かない(笑)。お金が無いから、頭と体を使って稼がねばなりませぬ。がんばって生活しているつもりですが、得にイイことはありまへん(^^;)。悪いこともないけど(^0^)。


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なかのひと

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