乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

点滴バー

2009年02月14日 | 社会
術後補助療法に、私はハーセプチンを1年間点滴しますた。毎週、点滴するのがとっても苦痛ですた。だって、時間を空けなくちゃいけないし、次第に注射針がささらなくなってくるし。。。

世の中には点滴が大好きっていう人、本当にいるんですねえ。びっくりです。

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風邪や疲れに「点滴バー」 都心に増加、効果に疑問も(朝日新聞) - goo ニュース


 東京都心で滋養強壮や美白を売り文句にした「点滴外来」が増えている。おしゃれな内装で「点滴バー」と名乗るところも。サプリメント(栄養補助食品)と比べて体内に直接取り入れるため吸収率が高く、抜群の効果があるというのだが――。
 金曜の夕方。恵比寿ガーデンプレイス(東京都渋谷区)のTENTEKI10にはひっきりなしに利用者が訪れていた。

 「今日はブルーパックで」
 「イエローにビタミンCを足して」

 予約不要、10分で終了の手軽さが売りだ。08年1月に開店してから約3500人が訪れた。男女比は半々という。

 渋谷区に住む婚礼用生花店員の女性(23)はビタミンCを点滴した。「疲れ切ってます」。結婚式が立て込む春と秋には、朝4時の出勤や午前2時までの仕込みがざらだ。「点滴はやってる最中から元気になる。値段は張るけど、即効性には代えられない」

 会社員の男性は、女性看護師につぶやいた。「週末も仕事なんで。いま元気つけておかないと」

 同じビルには外資系証券会社が入る。点滴を打つ間も惜しんで、持ち込んだ資料を読み込む社員もいるという。

 年末年始には「風邪対策」や「宴会準備」と銘打ったメニューが好評だった。
 担当医によると、以前から疲労や風邪を理由に点滴を望む患者は多かった。だが医学的には、点滴をするほどでない場合も多い。「現代医療では疲れは置き去りにされている。でも睡眠不足やストレスは万病のもと。何とか要望に応えたかった」。点滴スペースを設けてからは「こういうのを待っていた」という声が多いという。広報担当の矢ノ倉利幸さんは「医者は『ゆっくり寝て栄養をとって』というが、寝られないほど忙しいからみんな困ってここに来る。これが社会の実情です」。
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医師のブログで、非常識な患者のキャラクターの一つに、「点滴大好き患者」をあげる医師が多かったのが印象に残っています。
点滴をする必要がないのに、診察も診断もしないうちに、「先生、点滴してや」と自ら治療を決定する患者が結構いるそうな。

この点滴バーは、そんな患者のニーズを鷲掴みした、ニッチビジネスみたいですね。
「そんなに点滴してほしいんなら、してやら~」って、医師が反撃しちゃった、、、点滴メニューを見ると、そんな妄想入っちゃいます(^^;)。

まあ、食事やサプリメントで体力をつけたり美肌を保つより、点滴の方が確かに即効性はあるんでしょう。でも、元来、食事や運動で保つのが自然の摂理だと私は思います。なので、「張りぼて」健康体を作っても、なんだか危なっかしい気がします。
点滴バーへ行き、本当に健康になったと思わない方が無難でしょう。

アンチエイジングの点滴が1回9450円かぁ。○京ビューティセンターの美容液1本(約1か月分)が20000円です。

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なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)