乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

免疫力 その2

2008年02月14日 | 病気・症状
腸内細菌にしろ、「善玉菌」は「悪玉菌」が存在しない環境では働かないことがわかっている。。。

おっ、これは初耳だわん、、、そこで講師に質問をしてみました。
「善玉菌を増やす食品って、本当にあるんですか?」

穀類、野菜、豆類、果物が腸内細菌を活性化する。
これらの食品から作られる「オリゴ糖」は、善玉菌の代表であるビフィズス菌のエサ。
1万年前に摂取していた食べ物を摂ると、免疫力が上がる仕組みになっている。

1万年前の祖先の生活、、、食べ物を求めて一日中走り回っていた。精白した穀物はない。肉を食べる機会はめったになかった。。。

だからといって、善玉菌を増やす食品だけを食べるのがイイってことにはならない。我々は免疫だけで生きているわけじゃない、肉も食べることは必要。「善玉菌」は「悪玉菌」が存在しない環境では働かないことがわかっているからね、大切なのはバランス。
という展開になりますた。


オリゴ糖がいいからって、オリゴ糖をダイレクトに摂取し、ニンジンは食べないっていう考え方はバツだと私は思います。栄養学では「中間体」って存在が注目されていますし。

ニンジンを消化してオリゴ糖まで分解する際、その途中の中間体の段階で色々な物質が見つかっており、それも体に重要な作用を及ぼすんじゃないかと研究が進められているからです。

また、ニンジンの形で口から入れると、胃や腸で消化液と混じります。消化液を分泌するには様々な酵素が働きます。酵素活性をするには、補酵素が活性する…と続きます。
ダイレクトにオリゴ糖を口から入れると、この課程を全てすっ飛ばすことになります。

1万年前の人はこんなことはしなかった、ということです。

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