乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

免疫力1/2

2008年02月12日 | 病気・症状
先日、免疫学の専門家のレクチャーを聴きました。わたし的に気に入った点をピックアップします。

自分が学校で習った「免疫力」というと、異物を防御・排除する・病気に対する力、って考えが主でした。んが、この講師は、アレルギー疾患などの自己免疫疾患を大きく取り上げています。
んで、「異物とどう付き合うか、異物の中でどのように生きていくか」という力を、「免疫力」と指しています。

免疫にはTh1、Th2の二種類の免疫細胞が関与する。
Th1の働きが弱まると、がんになりやすくなる。
Th2の働きが弱まると、アトピーやぜんそくなど、アレルギー関係の病気にかかりやすくなる。
この二つの働きのバランスが崩れると、自己免疫疾患にかかりやすくなる。

これら免疫細胞の活性化は、7割が腸内細菌による結果である。
残りの3割が、笑いや運動などの精神・内分泌系による結果といわれている。

つまり、病気になりにくい人とは、「腸内細菌の多い人、且つ、気持が明るい人」ってことよん。

我々の体は1万年前にできあがって以来、それほど変化していない。細胞レベルで考えると、人間の体の構成や働きはほとんど変化していないんだよん。

現代の日本人の「抗菌・除菌グッズ」が何をもたらしたか?
アトピーやぜんそくなどの病は、ここ40年ぐらいで急増。
過度な清潔志向は1万年前の環境と大きくズレがある。細菌やウイルスなどの異物の徹底排除が新たな病気を作ってしまう。

最近の子供の低体温化、時に「変温動物化」と言われるようになったのも、エアコンによる温度の徹底管理の下、自身の体温調節機能が弱くなった結果である。

腸内細菌にしろ、「善玉菌」は「悪玉菌」が存在しない環境では働かないことがわかっている。。。

おっ、これは初耳だわん、、、そこで講師に質問をしてみました。

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