乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

震災離婚

2011年05月22日 | 社会
真剣に離婚を考えている友達がいます。
旦那さんが失業し、家でやけ酒をくらう日々。貯金や保険は全て解約し、生活費へ。彼女は身を粉にしてパートの連ちゃん生活です。

仕事から疲れて帰ってくれば、次は食事作り。外食はお金がかかるからと、日曜日に1週間分の料理の下ごしらえ、そして掃除に洗濯。その間、旦那は“トド”状態。彼女の睡眠時間は1日4時間、産科医みたいです。
そこまで聞いただけでも、私なんか一発お見舞いしたくなりますが、彼女からすれば、そんなん想定内。

彼女の稼ぎを勝手に使ってしまうのだそうです。キャッシュカードを持ちだしたり、勝手に彼女名義の借金を作ったり。
アルバイト仕事は長続きせず、でも、彼女の実家にお金を借りに行く時は、運転手をする(苦笑)。

自分が病気になったら、この人は逃げ出す人だ。。。

彼の性格が見えてしまったと、彼女は言います。今後、仕事はできなさそうな旦那ですが、年金だけは満額かけてあったそうな(爆)。
たとえ家族に危機が訪れても、彼だけは金銭的に大丈夫なようになっている。それもイヤだと言います。

失業みたいな大きなイベントがなければ、その人の本質みたいなもんはなかなか見えませんね。離婚に関するおもしろいインタビューをみつけました。

----------
【30~40代男性の4人に1人が独居中高年に!?  “震災離婚”急増で加速する「非婚社会」の衝撃 】

 今回の地震でパートナーが見せた素顔に、幻滅する女性たちが続出しているという。思わず引いてしまう男性の言動にはこんなものがあるそうだ。
「ニュースを見ているとき、一緒にいるのが不快になるほど行政や東電関係者に罵声を浴びせる」
「震災直後、過度な買い占めに走った」
「せっかく節電しているそばから、電気のスイッチをバチバチと入れる」 
 パートナーや家族そっちのけで、自分だけ助かろうとする姿に信頼を失う女性もいる。
「地震の時、家族を顧みず自分だけ逃げてしまった」
「放射能が怖いからと、こっそり自分用ガスマスクを購入していた」などなど――。

 それだけならまだいいのだが、時には夫に愛想を尽かし、離婚話に発展するケースもあるようだ。「非婚社会」を生き抜く方法について聞いた。

「リセットする」岡林法律事務所 代表弁護士の岡林俊夫さんの話

阪神淡路大震災後も離婚は急増
親離れできない妻が夫に愛想を尽かす?!

 このままでは震災離婚が急増するのでは――

 そんな警鐘を鳴らすのは、岡林法律事務所 代表弁護士の岡林俊夫さん。じつは、阪神淡路大震災の後も離婚が急増し、社会問題となった。兵庫県立女性センターには、震災後3年間でおよそ1500件もの離婚相談が寄せられている。

「以前からしっくりいかなかった夫婦仲が、震災によって危機的状況になる場合は多いよう。死生観を問い直すことで、それまで目をそらしていた問題に向き合おう、という気持ちになるのでしょう」

 では、震災前、離婚をめぐる状況はどうだったのだろうか。

若くして結婚したものの、経済的にも精神的にもなかなか自立できない……。最近の離婚相談から浮かび上がるのは、そんなカップルの姿だったようだ。

「とくに若年層の間で離婚が急増していました。厚生労働省の人口動態統計によれば、2009年の離婚総数は25万3000件。そのうち、結婚から20年以上経ったカップルの離婚件数は17%ですが、5年未満では36%と倍以上。当事務所でも、結婚5年未満の若い人からの離婚相談がこの3、4年で2~3割増えています」

 中でも目立つのは、200~300万円台と年収の低い夫を持つ女性からの相談だ。
「別れたい理由として価値観の違いなどを掲げる相談者が多いのですが、よく聞いてみると経済的な問題が大きい。『夫の収入が減った』『どこに勤めても長続きせず、何度も転職を繰り返す』などなど。家計の破綻が夫婦仲をこじらせ、互いの価値観も受け入れられなくなってしまう、というパターンのようです」

 若年カップルの離婚のもうひとつの原因が「親の存在」である。
『専業主婦の母親を見て育ったから、結婚後も自分が働かなきゃならないなんて全然想定していませんでした』

 若い妻たちからそんな不平の声が上がっているというのだ。
 稼ぎも家事も、なるべく公平に分担しようという友達型カップルが増える一方、「大黒柱の夫と専業主婦の妻」という、かつての典型的な夫婦像を理想とする女性が少なくないらしい。

 親の干渉も激しくなっている。
 経済力のない娘の夫に失望し、「そんな男とはさっさと別れなさい」と仲を裂こうとする親。自ら弁護士事務所に赴き、離婚に動く親もいる。

「若いカップルの親は、年齢もまだ比較的若く体力もある。若い男性に比べて収入も高いので、発言力があるのです。子どもたちも、親の力を頼らないと結婚生活が成り立たないことが多く、つい耳を貸すようになるのでしょう。娘や息子への援助が、皮肉にも彼らの精神的、経済的な自立機会を阻害していると言えますね」

 親の若い頃と違い、今どきの若者をめぐる雇用情勢はかなり厳しい。だが、妻側の親はそれが理解できず、娘の夫の収入が減ると「甲斐性なし」のレッテルを貼ったりする。もっとも、専業主婦としてバッチリ家事や子育てをしてきた姑にしてみれば、今どきの妻もまた、「嫁失格」に思えるのかもしれない。

 いずれにしても、こうした親世代の「昭和的価値観」に影響され、つい相手を自分の父親、母親と比べてしまうカップルは珍しくないだろう。

 そんな状況の中、起こったのが今回の地震だった。
「震災後、社会には不透明な未来への不安感が蔓延し、みんなが自信を失いつつある。『このパートナーに一生をゆだねていいのか』と、あらためて懐疑的な気持ちにとらわれる人が増えているのでしょう」(岡林さん)
----------
インタビューやその解説は更に続きます。興味のある方はリンク先へどーぞ。

先の友人も同様ですが、家族環境の良い時は、相手の性格の難点はさほど気にならないものです。

>みんなが自信を失いつつある時、『このパートナーに一生をゆだねていいのか』

自分に自信がなくなると、物事を悪い方へと考えてしまう。それは相手も同じでしょうね。
離婚をお考えの女性の皆さま、更年期自覚があれば、しばしお考え下さい。更年期症状の主なものに、不安になる、忍耐力がなくなる、活力がなくなる、、、などがあります。旦那じゃなくて更年期症状のせいって可能性もあるかもです。そして、男性にも更年期みたいなものがあるという人もいます。


キッパリ自己診断できないのが更年期症状だよと思う人、<ここをクリックよろしくね~ >


なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

原発事故・雑感

2011年03月29日 | 社会
「計画停電」、関東・東北地方だけでなく、全国的に行うこともありえるそうですね。

私は寒さに弱いので、冬場は電気毛布をチンチンに温めて使用しないと眠れません。使えなくなるのは、かなり困っちゃいそうです。
仕事はPCで行っていますが、、、大切な「パソコン様」のために、夏場はクーラーをつけます。私自身は寒がりなので、クーラーはほとんど不用です。

そういえば、パソコンに仕事を移行する前は、夏場は汗をダラダラ流しながら仕事をしていましたっけ。35度超えする日中は、2時間たっぷり昼寝。←スペイン人か? 夕方涼しくなってから再開。夜は早く寝て、朝は5時半に起床。涼しくて仕事がはかどるのは午前10時まで。かなり集中して仕事に打ち込めた気がします。
などと、暑さ対策を考えて仕事をしていたことを思い出します。

子供の頃、パソコンどころかコンビニやファミレスもなかったし、終電、終バスは今よりずっと早かった。今よりずっと厳しい規制の枠の中で暮らしていたともいえます。
でも、その分、自宅で一人になり読書ができました。TVゲームがないので、ひたすら文字を読んで想像力を高めることができました。そして家族と一緒の時間をたくさん持っていました。

水は高いところから低いところへ流れます。今、その時代へ戻れというのは無理でしょう。しかしこの状況に陥り、便利と便利過ぎとの境目を考えざるをえない時のような気もします。
2つの点で考えてみたいと思います。

1 原発

資源のない日本にとって、国の発展には原発が必要でしょう。
石油などのエネルギー供給が不安定な一方、原子力は安定的に供給できる。CO2も排出しないから、今はやりの「エコ」ですし。

福島原発が稼働しないと、今現在の状況になる、、、お店のライトアップや電車の運行も大きく影響を受けています。
それじゃダメですか?

私もパソコンを使う時間を削られます。イコール、仕事量が減る、です。
それでいいです。お金持ちにならなくてもいいです。乳癌の手術ができ、治療ができるぐらい稼げればいいです。宝石や邸宅はほしいけど、なくてもがまんできます。

海外の生活をレポートしたTV番組を見たり、実際行ったりした経験から言うと、日本は「便利過ぎ」です。

GDP上位国を見ると、日本のような無資源国はほとんどありません。上位に食い込むためには、かなりの負荷がかかる。いや、かかったのが露呈したといってもいい。本来なら我々は、もう少し、つつしまやかに暮らすべき環境にいるのかもしれないと思った次第です。


2 物不足

子供の頃、お茶碗にごはん粒を残すと叱られました。母が農家の出身なので、食べられるだけ・残さず食べることを徹底されました。なので、お腹いっぱいでも、出されたものは苦しくてもいただきます(苦笑)。

今、スーパーで米などを買いだめしている人は、普段、米飯食なのでしょうか? 外食した際、残さず全部食べ切っているのでしょうか? そして買い占めたお米は、残さず食べているのでしょうか??

災害時、今までと同様の生活をしたいからと、過度の買いだめをするのは、普段質素に暮らしている人にとっては悲しい現実です。

ペットボトルの水は、乳児をかかえた家族にとって、地域によってはどうしてもほしい物の一つです。私のように、「マンモグラフィをもっと撮って下さい」と主治医にお願いするような人は、現状では買いだめる必要はないと思います。

被災地でも、お年寄りが配給のおにぎりを「私はそんなに動かないから」と、若者にゆずる光景が観られました。「みんなで頑張ろう」というのは、こういうことではないですか?


以上、昔の生活には戻りたくないけど考え直した方がいいこともあるなと思ったことを挙げてみました。
「質素倹約」ばかりでは、経済が回りません。しかし、今は非常時です。日本中でこの事態を乗り切るには、それなりのエネルギーがかかると思います。


一人ひとりの覚悟がないと、乗り切れないよねと思う人、<ここをクリックよろしくね~ >


なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

放射能とうがい薬

2011年03月27日 | 社会
日本だけでなく、中国、台湾まで、うがい薬の買い占めが起こっているようです。
これは「人災」じゃないかと。。。
TSUKUYOMIさんのコメントにありましたが、震災現地でこわいのは、「天災」より「人災」。
うがい薬は「うがいをするため」の薬です。飲むことを想定して製造をしてはいないでしょう。飲んじゃって大丈夫なの?と、心配になってしまいます。

----------
【ヨウ素補給にうがい薬や昆布が不適な理由】2011. 3. 17

【緊急寄稿】原発事故対策
本記事は、「日経DIオンライン」の連載「笹嶋勝の『クスリの鉄則』」を転載したものです)
________________________________________

 震災に伴う原子力発電所の事故をきっかけに、放射線被曝による健康被害と、その予防について関心が高まっています。

 原発事故で漏洩し得る放射性物質には、様々なものがありますが、特に健康への影響が大きいとされるのが、ヨウ素、セシウム、ストロンチウムです。これらは、呼吸などを介して体内に取り込まれ、内部被曝の原因になります。

 今回、このヨウ素、セシウム、ストロンチウムについて、資料を調べましたのでお知らせします。
※資料の中では、複数の単位が用いられています。一般には、1Gy[グレイ]=1Sv[シーベルト]で換算していますが、資料によっては、1Gy[グレイ]=0.8Sv[シーベルト]で換算しているものもあるようです。

■放射性ヨウ素(131-I)の危険性

 ヨウ素は、甲状腺に集積する性質があり、摂取された10~30%くらいが甲状腺に沈着します。放射性ヨウ素が甲状腺に多く取り込まれると、甲状腺癌を発症する可能性があります。実際、チェルノブイリの原発事故では、当時0~5歳だった人の甲状腺癌発症率が高いことが報告されています。これは事故により、131-Iが大量に散布され、それを乳牛が食べてそのミルクを摂取し生物学的濃縮が起きたのだと考えられています。

 なお、この甲状腺癌は、予後が非常に良いことも報告されています(5年生存率98.8%、10年生存率95.5%)。


■安定ヨウ素剤の効果、必要量、副作用について

 安定ヨウ素剤による甲状腺癌の発症予防効果については、次の二つのメカニズムが紹介されています。

【1】非放射性ヨウ素を投与してその血中濃度が高まることで、相対的に放射性ヨウ素の血中濃度が低下し、甲状腺への取り込みが減少する(競合的阻害)

【2】血中の非放射性ヨウ素の濃度が上昇することで、甲状腺ホルモンの合成に抑制がかかり、ヨウ素の取り込みが減少する

 安定ヨウ素剤によるブロック効果は、被曝24時間前摂取で93%、被曝2時間後摂取で80%、被曝8時間後摂取で40%、被曝24時間後摂取では7%と、時間により大きな差があります。

 必要量は、年齢によって異なります。 ※ヨウ化カリウム丸は1錠50mg。

1)新生児:ヨウ化カリウムとして16.3mg(ヨウ素として12.5mg)
2)生後1カ月~3歳未満:ヨウ化カリウムとして32.5mg(ヨウ素として25mg)
3)3歳以上~13歳未満:ヨウ化カリウムとして50mg(ヨウ素として50mg)
4)13歳以上40歳未満:ヨウ化カリウムとして100mg(ヨウ素として76mg)
5)40歳以上:不要 妊婦の場合は4)と同様

 副作用は、この量では大きなものはないとされています。
 
 3月12日に、日医工が約25万人分のヨウ化カリウムを福島県の卸に無償で出荷したことが報告されています。ですから現時点では、他の地域では品薄になっている可能性が高いと考えられます。

 ちなみに、2001年の論文には、敦賀湾での事故を想定して、「ヨウ化カリウム錠26万錠、ヨウレチンは0.75mg錠相当で2万8000錠など、10万8000人分が備蓄されている」と書かれています。有機ヨウ素であるヨウレチンでも、ヨウ化カリウムを代替できる可能性が示唆されていますが、具体的な摂取量については触れられていません。


■うがい薬や昆布が予防に不適当な理由

 インターネットなどで、安定ヨウ素剤の代わりに、ヨウ素を含むOTC薬や食品を摂取すれば甲状腺癌が予防できるという“俗説”がありますが、いずれもこの目的で使用するには適当ではありません。

 「うがい薬」に含まれるポビドンヨードは、経口摂取(飲み込むこと)は認められていません。そもそも37%程度のアルコールを含んでいますし、添加物が消化管を荒らす可能性もあります。さらに有効量を取るには、14.3mLも服用する必要がありって現実的ではないので、不適切とされています。

 「ヨードチンキ」にも、エタノールが70%以上含まれていて、小児の服用には適しません。しかも、単体のヨウ素(I2)が含まれるため、消化管を荒らすなどいろいろな悪影響が考えられるので、避けるべきとされています。

 「消毒用イソジン」も、ポビドンヨードやマクロゴールを含むことから適さないとされています。

 「ルゴール液」には、フェノールが含まれるので、不適当です。

 「コンブ」にはヨウ素が多く含まれているため、予防に有効なのではないかとする意見もありますが、成人での有効量を摂取するには、産地にもよるようですが、乾燥コンブを50g程度を摂取する必要があり、現実的ではありません。ましてや、本当に必要な小児には適さないでしょう。


■放射性セシウム(137-Cs)の危険性と排泄促進剤

 セシウムは癌治療のガンマ線源として重要なものですが、被曝の程度がひどいと致命的となります。半減期が8日間のヨウ素と比して、セシウムは半減期が30年と非常に長いため、摂取してしまうと人体への影響も大きくなります。

 こちらは、体内への取り込みを防御するための薬剤はありませんが、排泄を促進する薬剤はあります。昨年12月に発売されたばかりの、放射性セシウム体内除去剤であるラディオガルダーゼ(一般名:ヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)水和物)です。

 高校の化学で習ったことを思い出す方も多いでしょう。青色の色素でもあります。イオン交換および結晶構造内への吸着の原理でセシウムと結合し、腸管からの再吸収を妨げることによってセシウムを体外に排泄します。そうした薬ですので、ラディオガルダーゼを服用した患者の排泄物には、放射性物質(放射性セシウム)が多く含まれることになります。

 製造元の日本メジフィジックスは、本剤をドイツから緊急輸入し、福島に送ることになっています(2011/3/14時点の情報)。

 酸化還元型のイオン交換能を利用し、放牧飼育される家畜(牛など)の飼料に加えると、乳や肉の汚染を抑えることができるので、チェルノブイリ原発事故の後、土壌処理が困難な牧草地で家畜に投与されました。この薬剤は、原発近くの人しか用いることはないでしょう。


■放射性ストロンチウム(89-Sr、90-Sr)の危険性

 ストロンチウムにも健康被害のリスクがあるとされていますが、摂取の防御も排泄促進も難しいようです。90-Srに関する情報はあまり得られませんでした。89-Srは医薬品として存在し、骨転移による疼痛緩和に用いられますが、骨髄抑制の副作用があります。放射性でないものは、骨粗鬆症薬として開発されています。

《参考資料》
『安定ヨウ素剤取扱いマニュアル』財団法人原子力安全研究協会(2003)
医学のあゆみ 2009;234(4):306-310
日衛誌 2008;63:724-734
臨床と研究 1997;74(7)
日本集団災害医学雑誌 2001;6:100-104
ラディオガルダーゼ 添付文書、インタビューフォーム
メタストロン 添付文書、インタビューフォーム
---------- 
> 「うがい薬」に含まれるポビドンヨードは、経口摂取(飲み込むこと)は認められていません。そもそも37%程度のアルコールを含んでいますし、添加物が消化管を荒らす可能性もあります。さらに有効量を取るには、14.3mLも服用する必要がありって現実的ではないので、不適切とされています。

 >「ヨードチンキ」にも、エタノールが70%以上含まれていて、小児の服用には適しません。しかも、単体のヨウ素(I2)が含まれるため、消化管を荒らすなどいろいろな悪影響が考えられるので、避けるべきとされています。
> 「消毒用イソジン」も、ポビドンヨードやマクロゴールを含むことから適さないとされています。
> 「ルゴール液」には、フェノールが含まれるので、不適当です。

> 「コンブ」にはヨウ素が多く含まれているため、予防に有効なのではないかとする意見もありますが、成人での有効量を摂取するには、産地にもよるようですが、乾燥コンブを50g程度を摂取する必要があり、現実的ではありません。ましてや、本当に必要な小児には適さないでしょう。


乾燥コンブ50gというのは、水に戻すと約300gです。夏ミカンの可食部2個分です。食べきれませんよね。お腹が張って苦しくなっちゃいます。

先週、スーパーにお米を買いにいったら、棚から全て消え、トイレットペーパーや乾麺も売り切れでした。きょう、行ったらありました。みんな既に買い占めした感があります。自宅保管品を消費する時期に入れば、購買力も落ちると思います。ですので、今後は物がなくて困るという状況は、徐々に解消されるんじゃないかと予想します。


物不足は次第に冷静になっていくんじゃないかと思う人、<ここをクリックよろしくね~ >


なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

震災と抗がん剤治療

2011年03月17日 | 社会
東日本大震災で被害にあわれた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、謹んでお悔やみを申し上げます。
私は今、被災者の皆さまのお役に立てればと思い、微力ながら活動中でございます。


さて、震災の影響で抗がん剤治療の継続が難しくなった患者の皆さまに対し、よっしぃ先生のブログで以下の掲示を見つけました。参考になればと思い、転載の転載をさせていただきます。

患者と医者をつなぐもの  : 震災被害者の方々へ



===============================================
3月11日の「東北地方太平洋沖地震」におきまして、 被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、 犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。
被災地におかれましては、一日も早く普段の生活に戻れますよう皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。

日本臨床腫瘍学会専門医会におきましては、抗がん剤治療の継続、あるいは新規治療が必要な患者さんで、被災地をはなれ親戚や知人を頼られる方、自治体等の公営住宅緊急施設に移られた方に適切ながん化学療法(抗がん剤治療)を提供すべく、多くの専門医が受け入れを申し出ています。

被災者の方で、転地先で、がん化学療法(抗がん剤治療)を希望される患者さんがおられましたら、担当される医師は、受け入れ先の検討に下記リストを参考にしていただければと存じます。

 また被災者の方で、転地先で、がん化学療法(抗がん剤治療)を希望される方は、現在の主治医に相談し、希望される受け入れ病院に連絡・連携を手配してもらってください。受け入れに際しては、可能な限り紹介状・レントゲンなどの資料をお持ちいただいたほうが、より適切な治療が可能となります。なお、かかりつけ病院自体が被災し、資料が失われている場合は、この限りではありませんので、受け入れ先にお尋ねください。

 ここで申し出ている専門医は、がん専門医としての責任感と医療者としてのプロ意識に基づいて3月14日時点で意思表示した医師を掲載しています。

受け入れ可能状況は、刻々と変化しておりますので、問い合わせいただいた時点で病床満床等の理由により御希望に添えない場合もありますのでご了承ください。

平成23年3月14日

日本臨床腫瘍学会専門医会



●○●○●MLで対応可能の連絡を頂いた病院のリスト●○●○●

国立病院機構東名古屋病院血液・腫瘍内科,神谷悦功 先生,血液疾患と固形癌の薬物療法

聖隷浜松病院・化学療法科, 金容壱 先生,固形がんの外来化学療法

大阪府立成人病センター,井岡達也 先生、外来化学療法および短期入院

新潟県立がんセンター 内科(血液腫瘍担当),張 高明 先生,造血幹細胞移植その他

東海大学医学部付属病院,齋藤 雄紀 (サイトウ ユウキ)先生,乳癌外来化学療法

産業医科大学 化学療法センター・血液科,塚田 順一 先生,外来化学療法

自治医科大学臨床腫瘍科,長瀬通? 先生,消化器癌(その他も対応)

大阪府八尾市立病院 化学療法科,烏野隆博 先生,血液疾患・固形癌

兵庫県立がんセンター腫瘍内科,松本光史 先生,乳癌・婦人科癌・消化器癌その他固形癌

大垣市民病院,亀井桂太郎 先生,外来化学療法

北海道大学病院第三内科,結城敏志 先生,全ての癌腫

順天堂大学 乳腺内分泌外科,三浦弘善 先生,外来・入院での薬物療法

聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学,中島貴子 先生,固形癌

日赤医療センター化学療法科,宮本信吾 先生,固形癌外来および入院

昭和大学,佐藤 温 先生,固形癌の外来化学療法

三重県JA鈴鹿中央総合病院 血液・腫瘍内科,川上恵基 先生,血液疾患および固形癌の化学療法、緩和も

国立がん研究センター中央病院,田村研治 先生,外来化学療法

国立病院機構 南岡山医療センター血液内科,竹内 誠 先生,血液腫瘍、固形腫瘍(肺癌、消化器癌など)の化学療法

金沢大学病院,矢野聖二 先生,外来化学療法や入院

国立病院機構 山口宇部医療センター腫瘍内科,青江 啓介 先生,肺癌

島根大学医学部附属病院腫瘍センター,鈴宮淳司 先生,外来および入院

高知医療センター 腫瘍内科,辻 晃仁 先生,固形腫瘍(消化器癌、肺癌など)血液腫瘍の化学療法

国立病院機構 近畿中央胸部疾患センター内科,川口 知哉 先生,肺癌の化学療法

横浜市立大学附属病院 臨床腫瘍科・乳腺外科,市川靖史 先生,消化器および乳癌

江戸川病院,大澤 浩 先生,外来化学療法

信州大学附属病院がん総合医療センター 臨床腫瘍部,小泉知展 先生,入院および外来

富山県立中央病院 外来化学療法科 / 内科(消化器),堀田洋介,奥村寛和,固形がん・血液化学療法 入院および外来

金田病院 内科, 海野正俊, 血液(移植を除く)/固形腫瘍全般(小児腫瘍・一部の婦人科腫瘍を除く), 入院および外来

KKR札幌医療センター斗南病院腫瘍内科,辻靖,固形がん全般,入院及び外来化学療法,PCUはありませんが,症状緩和の入院も可です

鳥取県立中央病院内科,陶山久司,固形癌,血液悪性腫瘍も対応可能

国立病院機構刀根山病院呼吸器腫瘍科,灘波良信,肺癌など呼吸器腫瘍

奈良県立医科大学附属病院腫瘍センター,神野正敏,血液・固形腫瘍全般の化学療法,入院および外来

九州大学病院 血液・腫瘍内科, 馬場英司,消化器癌,外来および入院

佐賀県立病院好生館腫瘍内科,嬉野紀夫,成人固形腫瘍,外来入院化学療法可

群馬大学医学部附属病院腫瘍センター,塚本憲史,外来化学療法

名古屋第一赤十字病院化学療法科,河田健司,全がん腫,入院および外来

慈泉会相澤病院 がん集学治療センター,中村将人,固形癌化学療法,入院および外来

浜松医科大学附属病院腫瘍センター,大西一功,竹下明裕,入院および外来化学療法

京都医療センター腫瘍内科,安井久晃,固形腫瘍全般・緩和ケア

千葉大学附属病院臨床腫瘍部,滝口裕一,全がん種,通院(場合によっては入院も検討)

岡山赤十字病院総合内科,藤井総一郎,血液疾患,各種がん患者さんの受け入れ可能

九州大学病院 血液・腫瘍内科, 馬場英司, 竹中克斗,消化器癌, 外来および入院

杏雲堂病院(お茶の水)腫瘍内科, 河野 勤, 固形がん化学療法 緩和ケア入院および外来

富山赤十字病院血液内科, 黒川敏郎, 小児癌を除く全ての癌腫, 外来および入院

旭川医科大学 血液・腫瘍内科,生田 克哉,進藤 基博,鳥本 悦宏,血液腫瘍および消化器癌,入院および外来

北九州市立医療センター 外来化学療法センター,若松 信一,固形腫瘍,入院および外来

静岡がんセンター,釼持広知,外来・入院でのがん治療

静岡県立総合病院 腫瘍内科,多久佳成,入院および外来

久留米大学 呼吸器内科,山田一彦,東公一,成人固形がん、入院および外来

国立国際医療研究センター病院(東京・新宿),平野聡,固形腫瘍全般・血液疾患,入院および外来

岩手県立中央病院 がん化学療法科(固形腫瘍全般),加藤誠之,血液内科(血液腫瘍)和野雅治,外来化学療法も入院も受け入れ可能

恵佑会札幌病院 腫瘍内科,奥田博介,消化器がん,外来・入院とも受け入れ可能

岡山大学病院 血液・腫瘍・呼吸器内科,堀田勝幸・瀧川奈義夫・前田嘉信,固形がん・血液腫瘍の化学療法(外来、入院も検討)

神戸大学 腫瘍・血液内科,藤原豊,固形がん:入院および外来、血液腫瘍:骨髄幹細胞移植、骨髄採取

武蔵野赤十字病院 血液腫瘍内科,中根実,成人固形がんとリンパ腫、外来、入院(DPC. PCUなし)

国立病院機構岩国医療センター 呼吸器内科,久山彰一,肺癌の化学療法,外来および入院

慶應義塾大学病院 腫瘍センター,猶木克彦,高石 官均,呼吸器腫瘍および消化器腫瘍 その他応相談,外来化学療法可,入院は応相談

国立病院機構岩国医療センター 呼吸器内科,久山彰一,肺癌の化学療法,外来および入院

国立病院機構九州医療センター 腫瘍内科,内野慶太,固形腫瘍・血液腫瘍,外来化学療法

県立広島病院 臨床腫瘍科,篠崎勝則,固形がん化学療法など 外来・入院

岐阜県総合医療センター 化学療法部,國枝副院長,高橋義人,山田俊樹,血液疾患と固形癌の薬物療法

佐賀大学医学部附属病院 産科婦人科,相原 聡美,固形腫瘍および血液腫瘍,外来および入院

九州大学病院 消化器・総合外科, 掛地吉弘,消化器癌,外来および入院

和歌山県立医科大学附属病院 腫瘍センター化学療法部門,上田弘樹,外来化学療法

愛知医科大学 呼吸器・アレルギー内科,久保昭仁,呼吸器腫瘍の薬物療法

神戸赤十字病院 呼吸器内科,藤井昌学・杉本啓介,肺癌,入院・外来(応相談)

名古屋記念病院, 化学療法内科, 伊奈 研次, 消化器がん(胃癌・大腸癌)および泌尿器系悪性腫瘍, 入院および外来化学療法

昭和大学横浜市北部病院内科,伊東友弘,消化器癌,乳がん,入院および外来化学療法

京都桂病院 呼吸器センター呼吸器内科,市川靖子,呼吸器腫瘍 消化器腫瘍 血液腫瘍 小児癌 泌尿器癌その他相談,外来及び入院

京都府立医科大学 消化器内科,吉田直久,消化器癌,外来および入院化学療法

札幌医科大学付属病院第4内科腫瘍診療センター化学療法管理室(外来化学療法部門),瀧本理修,加藤淳二,外来化学療法,入院加療ともに,消化器癌(固形癌),造血器腫瘍(移植を含む)のがん薬物療法

九州がんセンター 消化管・腫瘍内科,江崎泰斗,消化器癌,肺癌受け入れ可能(入院、外来とも可)

金沢大学附属病院 呼吸器内科,笠原寿郎,呼吸器腫瘍 血液腫瘍も調整いたします,外来化学療法可,入院何とかしたいと思います

淀川キリスト教病院化学療法科, 重岡靖, 固形腫瘍・造血器腫瘍の化学療法と緩和医療(小児がんを除く), 外来・入院とも可

久留米大学 血液・腫瘍内科,長藤宏司,血液疾患、入院および外来可能

大分大学医学部腫瘍内科学講座,平島詳典,消化器がん、呼吸器がん患者に対し、可能な限り受け入れ

岡山労災病院 呼吸器内科,藤本伸一,固形腫瘍 血液腫瘍,外来 入院とも可

国立病院機構九州がんセンター 消化管・腫瘍内科 江崎泰斗, 消化器癌、肺癌、原発不明癌, 入院および外来での化学療法

NTT東日本関東病院 呼吸器科,棚井千春,肺癌・婦人科癌,外来入院とも可

国立病院機構 金沢医療センター呼吸器科,北 俊之,肺癌,外来 入院とも可

長岡赤十字病院 呼吸器内科,佐藤和弘,肺癌などの固形腫瘍を中心に患者様の受け入れが可能

藤沢市民病院 呼吸器科,西川正憲 草野暢子,肺癌,他癌腫も相談いただければ可

大阪市立総合医療センター 臨床腫瘍科,武田晃司, 固形腫瘍の化学療法,外来および入院

愛知県がんセンター中央病院,堀尾芳嗣,血液腫瘍、消化器がん、乳がん、婦人科がん、肺がん、その他も含め可能な限り対応

香川労災病院 滝本秀隆 血液腫瘍 固形腫瘍,外来 入院とも可

市立札幌病院消化器内科,中村路夫,消化器癌その他の癌腫もなんとかします

大阪府立 呼吸器・アレルギー医療センター 肺腫瘍内科,平島智徳

国立病院機構名古屋医療センター 名古屋がんセンター臨床腫瘍科・呼吸器科,坂 英雄,全ての腫瘍の受け入れ可能

群馬県立がんセンター 呼吸器内科,湊 浩一,肺癌を中心に外来・入院ともに対応可能,他の癌腫も可能なかぎり対応

大阪府立病院機構大阪府立成人病センター 臨床腫瘍科 消化管内科,杉本 直俊,成人消化管がん(食道、胃、大腸)の対応は入院、外来とも可能、乳癌、肺癌、血液(要確認)など主要な癌に対しては化学療法の対応可能

神奈川県立循環器呼吸器病センター 呼吸器内科,加藤晃史,肺癌の入院・外来に対応

厚生連高岡病院 腫瘍内科,柴田 和彦,固形腫瘍・血液腫瘍とも外来・入院とも対応可

徳島大学病院 消化器内科,岡本耕一 木村哲夫 高山哲治,消化器癌に関して入院外来

市立豊中病院 内科(呼吸器),滝本 宜之 (たきもと たかゆき),肺癌は外来・入院ともに対応可能 他の癌腫も当該科に相談可能

長崎市立市民病院,福田実,がん化学療法

福井大学 血液・腫瘍内科,山内高弘,専門医の常駐している福井大学附属病院、福井県立病院 福井県済生会病院の3病院合同で受け入れ可能

市立泉佐野病院耳鼻科,硲田,固形癌

四国がんセンター, 野上尚之 仁科智裕 原 文堅 吉田 功,呼吸器、血液、乳腺、その他対応可(入院、外来とも)

国立がん研究センター東病院 呼吸器腫瘍科,葉 清隆,呼吸器・消化器・乳癌の外来化学療法(計画停電などのため少数の受け入れが可能)

北海道大学 腫瘍内科,清水 康 竹内 啓,固形癌 外来入院可

福山市民病院 腫瘍内科, 遠藤 久之, 消化器、呼吸器、乳癌、血液(要確認)などの化学療法、外来および入院とも可

倉敷中央病院,吉岡弘鎮 上田恭典,肺癌 血液腫瘍(移殖を含む),外来入院可

武蔵野赤十字病院 血液腫瘍内科、中根実、成人固形がんとリンパ腫、外来、入院(DPC. PCUなし)

岐阜市民病院 呼吸器科・腫瘍内科 澤 祥幸、吉田勉、石黒崇 肺癌化学療法(短期入院も可)

=======================


よっしぃ先生のブログで詳細を読みたくなった人、<ここをクリックよろしくね~ >


なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

癌ワクチン報道の波紋

2010年12月23日 | 社会
このブログで以前、紹介した事件の続報を見つけました。
当事者である患者と医療関係者、そして状況を伝える役目を担うマスコミと、、、報道についての反発が、その道の専門家である医師サイドから上がっているようです。

-----------
【朝日・癌ワクチン報道の波紋】 日経メディカル2010年12月号「ニュース追跡」(転載)
   報道姿勢に医科研や関連学会が猛反発
 
東大医科学研究所の癌ワクチンの臨床研究で有害事象を他病院に伝えていなかったと朝日新聞が報じ、医療界が反発。臨床研究の基準について問題提起したはずが、報道姿勢が問われることになった。
 10月15日、朝日新聞が東大医科研附属病院で行われた癌ペプチドワクチンの臨床研究について、重篤な有害事象の情報を同種のペプチドを提供するほかの施設に知らせていなかったと一面で報じた。

 同紙によれば、医科研教授の中村祐輔氏が開発したワクチンの臨床研究で、膵癌の被験者が消化管出血を起こした。同病院はその後、被験者の選択基準などを変更し、しばらくして臨床研究を中止。同種のペプチドを使う臨床研究は複数の病院で行われていたが、どこにも消化管出血の事象が伝えられておらず、被験者にも知らされなかった。

 その上で同紙は、治験と臨床研究の基準が別々になっている問題を指摘。企業主導などで実施される治験が薬事法(医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令)に基づいているのに対し、臨床研究には指針しかないため、安全性情報が参加施設などで共有されないことなどが懸念されるとした。

 医科研は、その日のうちに会見を開き反論した。指摘された臨床研究は標準治療に不応の膵癌患者を対象に2008 年4月から同病院で実施され、血管内皮細胞増殖因子受容体1(VEGFR1)由来のワクチンと抗癌剤を併用した臨床研究だと説明。その臨床研究は同病院が単独で実施したもので他病院への報告義務がないこと、同ワクチンと消化管出血との因果関係は明確にされていない上、そもそも消化管出血は消化器癌患者に高頻度で起きる事象であること、さらに中村氏は同ワクチンを提供していたものの、直接の開発者や臨床研究の責任者ではなく、臨床研究について判断を行う立場になかったことなど、多くの点で記事が事実と異なると反論した。

 また以前、医科研がかかわった別の癌ペプチドワクチンの臨床研究で消化管出血が起き、複数の病院に注意喚起がなされていたことも分かった。

 こうした動きに日本癌学会、日本消化器病学会など関連学会も相次いで抗議声明を発表。報道には事実誤認があり、癌患者に無用な不安を与えるだけでなく、ワクチンの開発を停滞させる恐れもあるとして、同紙に記事の訂正を求めた。

 これに対し同紙は11月10日、改めて治験と臨床研究の二重基準が問題だとする記事を掲載。同26日には医科研の質問状に対する回答書を公表し、全面的に争う姿勢を見せ、事態は泥沼化の様相を呈してきた。

二重基準の解消にも課題

 同紙が指摘した二重基準の問題については、単に治験の基準に合わせれば済むかというとそうでもない。確かに、国内の臨床研究は医薬品医療機器総合機構への届け出が必要ないなど、治験とは異なる基準で実施されている。ただし、「米国などに比べて研究費が限られている国内において治験の基準で臨床研究をしようとすると研究費が足りず、大部分が実施できなくなることが予想される」と医科研病院先端診療部内科教授の山下直秀氏は話す。さらに、国内の治験の基準は海外よりも過度に厳しいという指摘もある。基準を統一するにしても、どのレベルに基準を設定すべきかについては議論が必要になりそうだ。
----------
イレッサが肺がんの新薬として世の中に出た時、どんなタイプの人に奏効しやすいのか、今ほどわかっていませんでした。
インフルエンザや麻疹など、ワクチンを接種して、不幸にも死亡する人もいます。

死因を付きとめ、初めて奏効する細かなタイプがわかることもあります。大規模な「人体実験」を行うことができないから、薬の副作用が明らかになるのは、発売後ずっと後になりましょう。
患者は、命は惜しいが時間がない。この点に縛られますから、決断するのは難しいですよね。

体の薬品に反応は、人それぞれ。どんなに細かく基準値を定めても、それは“基準値”の枠を超えられません。その点、報道機関はどんな基準を設けているのか気になります。報道は文章や言葉、映像などで行われるものです。受け取り側の「感覚」により、薬品と同様、情報解釈は幅広くなります。
その上、

>「米国などに比べて研究費が限られている国内において治験の基準で臨床研究をしようとすると研究費が足りず、大部分が実施できなくなることが予想される」

これも大きな問題を含んでいます。大部分が実施されなくなると、製薬会社の活力が損なわれそうですし、結果として国力が弱まるんじゃないでしょうか。頭脳流出も含め、私はそう思います。

トレーディングやマスコミなどの業界を、「虚業」といいます。

そこの世界に住む人たちは、何も生産しません。生産の努力を知りません。何かを作り上げるまでにどんな労力があるかなんて、全く興味ない。できあがったモノやシステムなどについて、「評価」するのが仕事? 素人なのに評価すんの??(笑)。評価を評価する人も必要じゃないの??

私自身は「作り手」の末端にいます。素人にいいように評価されるのは、すっごーくムカつきます。純粋に評価するのなら、いいのですが、、、ね。



日本では、発言の自由はあるけど、その結果の責任に対してはゆるゆるだよなと思う人、<ここをクリックよろしくね~ >

なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

ストレスの影響

2010年12月02日 | 社会
漫画家の原稿料は、下がり続けています。
でも、出版社の社員が下がっているという話とか噂とか、聞いたことがありませーーんっ。

つまり、、、“弱小下請け”の首をキュウキュウ絞めて、つじつまを合わせている??
あーーっ、ストレスだわ! 

このペン蛸がむなしい。老眼進んで字がよく見えない。腰痛なんて、何年間もお付き合いだわ。。。
なんか最近、じっと手を見る日が続いています。腫瘍マーカーの1つが上昇中です。これもストレスの種だなあ。。。
----------
【仕事で大きなストレスを抱える女性は心血管疾患イベントの可能性が40%も高い】

米国心臓協会・学術集会2010  2010年11月13日~17日 Chicago U.S.A.

 仕事で大きなストレスを受けている女性は、ストレスが少ない女性に比べて、心血管疾患イベントを起こす可能性が40%も高いことが示された。Women's Health Studyの結果から明らかになったもので、米Brigham and Women's病院のNatalie Slopen氏(写真)らが、11月13日から17日までシカゴで開催される第83回米国心臓協会・学術集会(AHA2010)で発表した。

 仕事関係のストレスと心血管疾患の関係についてのこれまでの研究は、方向性の定まらない結果をもたらしてきた。加えて、女性における仕事のストレスおよび不安感と心血管疾患の長期的な関連性については、データが不足しているという。演者らは、米国における現在の経済情勢を考えると、仕事のストレスと心血管疾患との関係を理解することが重要であると判断し、今回の調査に取り組んだ。

 演者らは、Women’s Health Study(女性健康調査、44~85歳で平均年齢57±5歳)に参加した1万7415人の、表面上は健康そうな女性医療従事者を対象に、仕事のストレス、仕事への不安感の実態を把握するとともに、心血管疾患との関係を調べた。

 10年間の追跡期間中、心筋梗塞が134件、虚血性脳卒中が125件、冠動脈血行再建が342件、心血管疾患による死亡が40件あった。

 年齢、人種、教育で調整したコックス比例ハザードモデルを使って解析したところ、仕事から受ける大きなストレスと仕事への不安感は、心血管疾患リスク因子と有意に関連していた。

 たとえば仕事から受ける大きなストレスは、運動不足と高コレステロール血症のリスク増大の予測因子になり(それぞれp<0.05)、仕事への不安感を報告した女性では、喫煙、運動不足、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症、高いBMIのリスク増大を認めた(それぞれp<0.05)。また、年齢、人種、教育、収入で調整したモデルでは、仕事から大きなストレスを受けている女性(3529人)は、ストレスは少ないと報告した女性(4161人)より、心血管疾患イベントを起こす可能性が40%も高いことも分かったた(ハザード比1.4、95%信頼区間;1.1-1.9)。

 特異的アウトカムの分析から、仕事から大きなストレスを受けることは、心筋梗塞(ハザード比1.9、95%信頼区間;1.1-3.3)と冠動脈血行再建(ハザード比1.4、95%信頼区間;1.0-2.0)の予測因子になるが、脳卒中(ハザード比1.3、95%信頼区間;0.7-2.3)と心血管疾患による死亡(ハザード比0.99、95%信頼区間;0.4‐2.7)の予測因子にはならないことが明らかになった。一方、仕事への不安感と心血管疾患リスクとの関連性については、エビデンスは得られなかった。

 Women’s Health Surveyに参加した女性において、仕事のストレスは心血管疾患リスクの増大に関連していたが、仕事への不安感は関連していなかった。ただ、仕事への不安感は心血管疾患のリスク因子に有意に関係しており、健康に関わる行動(喫煙、運動不足など)に経時的に関係している可能性があることを示唆しているという。

 こうした分析から演者らは、「今回の調査結果は、働く女性における心血管疾患防止の取り組みにおいて、仕事のストレスを評価することの重要性を訴えるもの」と強調した。
----------

「仕事でストレス」をかかえないほうがよいのは、よくわかりました。「仕事がない」ストレスだと、どんなもんでしょう?(苦笑)


そーゆーことを考えるのはストレスだから考えない、と思う人、<A HREF="http://blog.with2.net/link.php?595017"><ここをクリックよろしくね~ >

なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

医師のデモ

2010年11月30日 | 社会
その昔、「“先生”と言われる職業は、一回やったらやめられない」と言われた時代がありました。代議士、弁護士、坊主に医師…。おお、そうだ、漫画家もそのうちの一つでしたっけ。

でも漫画家は、ごく一部の大御所を除き、今ではキツイ・給料低い・急に仕事なくなるの“3K職”に転落です(^^;)。だってさ、昔のように「娯楽は漫画ぐらいしかないなあ」なんて時代は過ぎ去っちゃったしぃ。
長期間、大先生の元に丁稚奉公し、編集さんにビシビシしごかれ、ボツ原稿を山のように積み上げ、、、でも、漫画家デビューできず…。なぁんてこたぁない、ネットに出れば、誰でも漫画家! あまり魅力的な職業とは言えませんね。なんたって、常にフリーターと背中合わせだし。

頭にくるのが原稿料です。ここ数年、原稿料が下がりっぱなしです! 画材は値上がりしているんですよ! ←きょうは!が多い
対抗措置として、紙絵をパソコン絵にシフトしたら、、、たしかにね、漫画を描くソフトを購入すれば、あとの画材はそんなにかかりません。(紙絵だと、高価なスクリーントーンを大量に使うし、それを作業するのにアシスタントさんもちょいと必要になり、経費がかかるんですわ)。
でも、でも、でもーっ! ←やっぱり!が多い

パソコンのOSって、2、3年で新規が出るでしょ。
漫画用のソフトって、ピタッと対応できてないんですよ。このメンテナンスを整えるのに、すんげーストレスがたまるんです。結局、OSが変わると、ソフトも合わせて変えた方が、精神衛生上はいい。結局、経費がごっそりかかります。
大きな会社なら、パソコンの得意な人とか、専門性の高い人とかにちょっと尋ねれば解決しちゃいそうなことでも、漫画家さんが一人で解決するには、多大なエネルギーが必要ぢゃ。
というわけで、労働力の割にもうからないなあという感じです。

もー、やってらんねー。
転職してー。

でも、、、専門性が高すぎて、転職するのは難しそう。面接官に特技を聞かれて、「漫画を描けます」なんて答えたら、絶対落とされそうだし(苦笑)。

労働環境がキツくなると、ホント、暗いことばっか考えてしまいます。実際、行動に移し、権利を勝ち取ろうとするのは、大きなエネルギーが必要ですよね。

----------
【全国医師ユニオン、医師1000人のデモを2011年秋に】

     診療報酬増額を求め、病院団体・学会などに参加を要請


 医師が個人で加盟できる労働組合「全国医師ユニオン」は11月28日、2011年秋に医師によるデモンストレーションを実施することを発表した(関連記事:2009.6.10「勤務医の労働組合『全国医師ユニオン』が発足」)。2012年の診療報酬・介護報酬の同時改定に向けて、診療報酬の増額を訴える。

 昨年の総選挙に際し、民主党は医療崩壊を食い止めることをマニフェストに掲げ、診療報酬の増額や、医師増員のための緊急予算に9000億円程度を充てるとしたが、2010年3月の診療報酬改定の上げ幅は0.19%と小幅に終わった。全国医師ユニオンは、前回の改定では医療再生にはほど遠く、診療報酬の増額には医師が声を上げることが必要だとして、デモンストレーションの実施を決定。今後、民医連などの労働団体、日本病院会などの病院団体、医学系学会などにデモ参加の協力を呼び掛け、2011年秋に東京都内で、1000人規模の医師によるデモ行進を計画している。

 全国医師ユニオン代表の植山直人氏(老人保健施設みぬま施設長)は記者会見で、「これまで、医師は医療政策に対して声を上げてこなかったが、今こそ行動が必要だ。今回のデモは勤務医、開業医の別なく医師であれば誰でも参加できる。(協力してくれる)各団体の代表者で話し合って、国民の支持を得られるような内容を要求したい」と語った。

 デモの詳細については、全国医師ユニオンのホームページ(http://union.or.jp/)で随時案内していくとしている。
----------

医療関係者から漫画製作の依頼を受けることがあります。以前は出版社より原稿料が高く、どちらかというとおいしい仕事でした。それが徐々に価格破壊に。
今では安すぎて、引き受けるのに躊躇するほどです。だって、ファミレスでバイトをした方が稼げるぐらいなんですもん。

「ファミレスでアルバイトした方がもうかる」って、医師のブログで時々みつける言葉です。医師に暇な人は少なそうだと、癌をわずらった人なら想像するのは容易いですよね。


「民主党の医療崩壊を食い止めるマニフェスト」に笑っちゃった人、<ここをクリックよろしくね~ >

なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

HIKIKOMORI

2010年10月10日 | 社会
HI KI KO MO RI。
なんて素敵な響き!(笑)。

わずらわしい人間関係の中で、上手に身をこなして生活するのって、疲れますよね。
私は一点集中型、頭の構造がシーケンシャルファイル様です(^^;)。ですので、仕事中に他人に色々なことを言われたり、頼まれたりすると、、、とってもうっとうしく思っちゃいます。
ですので、誰にも邪魔されず、一人でじっくり取り組める仕事を選びました。

他人から見ると、引きこもりをやっているようにしか見えないんですけど。。。(|||▽||| )

----------
【2010この現実 家族の危機/下 児童精神科医・田村毅さん】 毎日jp 2010年6月11日(金)18:00


 <この国はどこへ行こうとしているのか>
 
◇「弱いサメ」社会で守る--児童精神科医・田村毅さん(52)

 「ちょっとこれ、英語なんですけどね」。涼しい風がそよそよと吹き込む東京学芸大(東京都小金井市)の研究室。黒色の半そでポロシャツを着たこの部屋の主、田村毅さんが見せてくれたのは、英語で書かれた雑誌論文のゲラだった。タイトルは「HIKIKOMORI」。米国のカウンセラーの学会から「日本のひきこもりはどういうものか」と依頼されたという。「ひきこもりは日本にとても多い。韓国などでは少しあるようですが、欧米ではあまり目立たない。これでもう、英語になっちゃいましたかね」

 初めて聞く事実に驚いた。「相撲」や「すき焼き」と同様、日本独特の固有名詞として輸出されてしまったのか。
 「日本はひきこもりの先進国なんですよ」

 厚生労働省は全国約26万世帯にひきこもりがある、と推定している。その実数が100万人に近いと見積もる民間の支援団体もある。社会が抱える病理みたいなものが、ひきこもりという形で家族に影を落としているのだろうか。

 田村さんはひきこもりを「子どもから大人への移行期である思春期が、20代、30代になっても続いており、対人関係に自信を持てずに社会に出て行けない」と説明する。
 では、なぜ日本はひきこもりの先進国なのだろう?
 その答えのひとつが、家族のあり方にあるようだ。
 
例えば米国などでは、周囲の空気を読むことよりもまず、個人が意見を主張することが重視され、思春期にそのトレーニングを積む。子どもが二十歳にもなれば、経済的に独立してゆく。未熟な場合でも家の外に出て、若年のホームレスとなってしまう。

 一方日本では、世間の雑多な人とのかかわりの中で、自分の居場所や立ち位置を見つけ、対人交渉力を身につけねばならない。それがうまくいかないと、家庭へ逃げ込み、家族もその要求に応じて囲ってしまいがちになっている。

 「日本で頻繁に起きている振り込め詐欺ですが、万一米国で『お前の子がヘマをしたから現金を振り込め』って電話が来ても、『そんなの知らないよ』で終わってしまう。考え方が全く違う」
 テレビはこの日、鳩山由紀夫前首相の辞意表明を繰り返し伝えていた。そういえば、この人も母親から支援を受けていた。

  ■

 大学に着いたのは昼休み。雲ひとつない空の下、永田町の騒ぎをよそに、学生らがくつろいでいた。
 「今日、通勤しながら考えてたんですけどね」。そう言って、田村さんはベージュ色の小さなメモ帳を取り出した。東京南部の自宅からキャンパスまで約40キロを約1時間40分かけ、自転車で通っている。考える時間はたっぷりあるという。「今は日本人が、イワシからサメへと移行している端境期だと思うんですよね」。メモ帳をのぞき込むと、青いペンで走り書きされた文字が躍っている。
 イワシ? サメ?
 
イワシは弱い存在だから群れという集団の中で支え合って生きる。日本人は大きな家族が相互に支え合ってきた。病人が出れば介護して、子どもを皆で育てる。イワシという漢字は「魚」に「弱」と書く。

 現在は経済的に豊かになり、医学が発達、ITの進展でさまざまな情報が容易に得られるようになった。そこで、家族の構成員である個人が、イワシからもっと力のあるサメになりつつあるという。サメは「魚」に「交」と書く。群れの外で社会や他者と交わる存在だ。

 集団主義をイワシ、個人主義をサメに例えた田村さん。「個人主義が広がり、学校や会社に行かなくても許されるという風潮が出てきた。サメには強いものも弱いものもいる。子どもが社会で傷つき『学校に行かない』と言い出すと、親は『いいよ』と応じ、家族で『傷ついた弱いサメ』を抱えることになる」

 かつて個人を守っていた大家族は解体され、メンバーが減った。女性が社会に進出し、食事、衣料、介護などが外注できるようになり、従来の家族が持っていた機能はほとんど失われた。小さくなった家族が傷ついたサメを抱えると……。「『機能不全』に陥るんです」
 機能不全、ですか?

 「どの家族にもトラブルはつきもの。かつては家族の中で互いに相談したり解決方法を考え、問題を乗り越える力が備わっていた。しかし、家族の機能が失われ、問題を抱えると、家族の中でどんどんフラストレーションがたまってゆく。家の恥だなんて考えて抱え込むと長期化し、ついには爆発し、時には悲惨な事件に至ってしまう」
 
今年4月、愛知県豊川市でひきこもりの30代の男が、一家5人を殺傷する事件があった。10年以上ひきこもっていたという。ネットオークションに数百万円をつぎ込み、見かねた家族がインターネット回線を止めたことが事件の引き金となった、と報道された。
事件に至らずとも、フラストレーションが蓄積する状態は、どの家族にも起こりうる。

  ■

 田村さんは、07年に「家族で往復書簡のすすめ」(彩流社)を出版した。田村さんが育ってきた過程で起きたエピソードについて、自身の父親との手紙のやりとりを通じて、自らの子育てを見つめ直す内容だった。

 「家族は幸せの源泉にも、不幸の源泉にもなります。親から受け継いだものには、いいもの、悪いものの両方がある。自分の子どもを育てるときに、どうしてもそれが出てしまう。例えば虐待された経験があれば、自分も繰り返してしまうように。だから、子どもと向き合うときに、夫婦でよく話し合い、自分が受け継いだ正負の遺産を整理することが大事ですね。『以心伝心』ではなくて、意識して本音を語り合うコミュニケーションが必要です」
 
だが、家族内のコミュニケーションだけで解決できるケースばかりではないだろう。
 「問題が起きたとき、家族だけでは抱え込んでしまうので、外部の機関に相談しなければいけないですね。恥だなんてそういうことは考えないで。家族だけで解決しようと思わなくていいんです」
 
カウンセラーとして多くの家族と向き合ってきた田村さんはこう続けた。
 「強いサメだけでなく、傷ついた弱いサメも幸せになれるシステムを社会で作っていかねばならない。弱いサメを社会で守らねばならない。だって高齢者の介護は今、社会で支えようというシステムになっているでしょう。これと同じですよ」
 菅直人首相は8日の就任会見で「政治の役割は『最小不幸』の社会をつくることにある」と述べた。弱いサメも幸せになれるシステムは生まれるのだろうか。
 ■人物略歴
 ◇たむら・たけし
 1957年生まれ。東京学芸大教授。児童精神科医。日本家族研究・家族療法学会評議員。83年筑波大学卒業。ロンドン大学で家族療法を学ぶ。04年からはひきこもり対策事業「東京都ひきこもりサポートネット」を監修し、ひきこもりの問題に取り組む。
----------

以前、「米国で振り込め詐欺に引っかかるなんて、ありえない」と、米国人コメンテイターが言ったのを思い出しました。なるほど、成人した子どもはもう、親は助けてやらないってことですか。となると、子どもも親の介護をしなくっても、親や回りからも非難されないことと引き換えですかね?

しっかし、、、『傷ついた弱いサメ』って、扱いが面倒くさそうですね。

傷ついたんだからと、本人のやりたいことをさせ、やさしく接し、自信を回復させたとすると、、、個人主義のサメに戻り、一人でガンガン他人に突っ込んでいくようになるっていうことでしょうか(笑)。

外国人の就労支援なんかも思うんですけど、日本人との就労差別をなくすため、国費を使って自立支援金を出すというのは、外国人労働力を必要とする以上、行うべきことだと思います。
で、支援し、お金を出すわけですから、外国人に日本語教育を受けさせ、一定の水準をマスターしなければ支援打ち切りとか、紹介した労働に一定期間就かせるなど、give&takeは絶対に必要だと思うのです。

支援垂れ流しでは、弱いサメは自分で傷を治そうとはしないような気がします。


まあ、大概の人は傷ついても何とか頑張っているよねと思う人、<ここをクリックよろしくね~ >

なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

成人T細胞白血病のキャリアが全国に拡散

2010年06月15日 | 社会
口蹄疫が吹き荒れる現在、封じ込めのために関係者が、大きなエネルギーを費やしています。伝染病は、一旦発生すると厄介です。被害の拡大はあっという間だからです。

動物の伝染病も、ヒトの場合と同様、初期段階で封じ込めなくてはなりませんよね。間違っても、「食べても影響ないんなら、しばらく様子を見ていてもいいんじゃね?」などと、ボケかましはやめてもらいたいものです。

----------
【成人T細胞白血病のキャリアが全国に拡散】 2010. 6. 8

 成人T細胞白血病(adult T-cell leukemia:ATL)は、ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)への感染によって起こる難治性の疾患だ。いったん発症すると予後は悪く、有効な治療法は発見されていない。

 主なHTLV-1への感染経路は、母乳を介する母子感染(垂直感染)と精液を介して男性から女性へ感染する水平感染。キャリアのATL生涯発症率は約5%で、潜伏期間は50~60年。ただし、水平感染によるATLの発症は現時点で報告されていない。垂直感染は、母乳を与えないことで、子どもの感染リスクを約30%から数%まで減らせるという。

 しかし、「ATLは九州地方の“風土病”と思われ、その結果、対策で後れを取ってきた」と、HTLV-1感染の実態調査を取りまとめた、元国立感染症研究所血液・安全性研究部部長の山口一成氏は話す。

 1991年の厚生省(当時)研究班の報告書では、「キャリアの数は地域差があり、全国的な検査や対策は不要」とされた。また、放置してもキャリアは自然に減少し、いずれゼロになるとの試算も行われた。

 ところが、山口氏らが2006~07年に、16~65歳の初回献血者約120万人のHTLV-1の陽性率を基に推計したところ、88年の調査で120万人だったキャリアの数は、約108万人と顕著に減ってはいなかった。しかも、関東・中部地方ではキャリア数が増加し、キャリアが全国に拡散している実態が明らかになった。ATLの新規発症者数は、88年は約700人/年だったが、07年は約1030人/年に増加していた。

キャリアの高齢化も認められている。88年では50歳代が最も多かったが、07年では70歳代が最多だった。山口氏は「ATLの発症年齢も高齢化している。従来より負担の少ない治療法も出てきたが、高齢者への治療戦略については今後の課題」と話す。

 山口氏は、母子感染スクリーニングを全国的に実施し、感染予防策を徹底すべきだと訴える。日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会は、産婦人科診療ガイドラインの11年の改訂に当たり、妊婦全例でのHTLV-1検査の勧奨を検討中だ。

 長崎大原研内科准教授の塚崎邦弘氏は「酵素免疫法(EIA法)やゼラチン凝集法(PA法)単独の抗体検査では、非特異反応による偽陽性が見られることがある。ウエスタンブロット法や蛍光抗体法(FA法)を追加し、必ず複数の検査で確認すべきだ」と話す。長崎県では、87年から妊婦検診で積極的にHTLV-1スクリーニングに取り組んできた。キャリアと判明した場合は人工栄養を勧奨し、感染率を長期母乳と比べて約8分の1に抑えられたという。

 最近の研究から、HTLV-1のウイルス量が多いキャリアほどATLを発症しやすく、家族歴や年齢、合併症がリスク因子であることも分かってきた。「今後は、“ATLを発症しやすい人”を特に慎重にフォローするといった対応が可能になるかもしれない」と山口氏は期待を寄せている。
----------

ATLが「風土病」にされたところが、今日の全国的な拡散につながったようですね。
学生時代に、私も「白血病を引き起こす風土病がある」と習った記憶があります。場所の記載はなし。差別につながるという理由でした。知らずにその地へ旅行に行き、川の水をすくって飲んだら感染するのかしら?なんて思いましたっけ。

----------
【<縄文のウイルス>遅れた感染症対策/下 「風土病」国が対応放置】 毎日jp2010年6月11日(金)13:00

 ◇病院転々、診断やっと
 ◇九州以外、医師の認識低く/治療費、保険外の場合も

 「ウイルスの病気なのに診断がつかず、病院を転々とする。本当につらい」。HTLV―1関連脊髄(せきずい)症(HAM)や成人T細胞白血病(ATL)の患者の切実な声だ。

 5月中旬、患者、家族らでつくるNPO法人「はむるの会」(山越里子理事長)の1周年総会が神奈川県内の病院で開かれた。昨年6月に設立され、情報交換などをしている。

同会の鈴木芳子さん(59)が振り返る。「たった15分の朝礼で立っていられなくなり、48歳のとき、デパートの販売員をやめました」

 最初は整形外科を受診したが、医師は「運動をするように」とそっけなかった。その後、関東一円の病院を次々と受診したが、徐々に歩けなくなった。親類の元医師から「脊髄に異常があるのでは」とのアドバイスを受けやっと病院でHAMと診断された。デパートをやめて5年たっていた。

 同会理事でHAM患者の石母田(いしもだ)衆さん(64)は診断までに7年かかった。石母田さんは98年に家族で血液検査を受け、6人兄弟のうち次男の石母田さんを含め4人の感染が分かった。その後、三男は03年、ATLで亡くなった。それでも、医者からHAMの説明を受けたことはなかった。

 石母田さんは医師の認識の低さを嘆く。「病院にかかるたびにキャリアーだと告げたのに、『HAMの疑い』と言われるまであまりに長すぎる」

 HAMの研究をしている聖マリアンナ医科大の山野嘉久准教授によると、頸椎(けいつい)の異常と診断され、首の手術を受けた患者も少なくないという。「(患者の多い)鹿児島なら、MRI(磁気共鳴画像化装置)など画像の所見に比べて症状の出方が強ければHAMを疑って血液検査をするだろう」。しかし、九州以外の診断体制は遅れている。

 ――成人T細胞白血病 母乳感染説を検証

 86年12月の本紙1面の見出しだ。感染防止に向けた国の早急な対応の必要性が報じられた。当時研究者の間でもその機運が高まっていた。だが、90年の厚生省(現厚生労働省)研究班の報告書が風向きを変える。

 「感染者は自然に減少し、将来は消滅する」としてキャリアー率の高い地域以外の対策は不要とした。その後「研究費は減り、研究者も離れていった」と山野准教授は振り返る。

 あれから約20年、キャリアーは全国に広がった。HAM患者で「日本からHTLVウイルスをなくす会」(鹿児島市)代表理事の菅付加代子さん(53)は訴える。「『発症率が低い』『風土病だ』として緊急性が軽視されたため対策が遅れた。私たちはもう待てない」

 一方、患者には治療費の負担が重くのしかかる。今村病院分院(鹿児島市)の宇都宮與(あたえ)・院長によると、ATL治療ではエイズ患者と同じ治療薬を使うことがある。だが、薬害などによるエイズ患者は医療費が無料になるが、ATL患者は保険が利かず、自己負担となるケースがある。

 さらに、国の研究費助成は、同じ感染症のC型肝炎に比べて100分の1程度だ。日ごろATL患者と接している宇都宮院長は「キャリアーの段階で発症を抑える治療法の研究も必要」と、せめて10億円以上の研究費があればと訴える。

 キャリアーを減らし、患者を救うことはできるのか。渡辺俊樹・東大大学院教授(HTLV―1研究会会長)は「108万人のキャリアーは、健康行政上の大きな課題だ」と指摘する。そのうえで全妊婦の検診の実現、治療・研究対策の充実を求めている。
「先進国では日本に特有のウイルスなので、日本が率先して対策をすべきだ」
………………………………………………………………………………………………………
 ■主な相談窓口
HAM   鹿児島大学病院、京都大付属病院、聖マリアンナ医科大学・難病治療研究センターの各神経内科など
ATL   鹿児島大学病院、東京大医科学研究所付属病院、長崎大学病院、大阪市大付属病院、北海道大学病院の各血液内科など
キャリアー 鹿児島大学病院キャリア外来
母子感染  市町村や都道府県の母子保健関連部署、保健所など
患者団体  「日本からHTLVウイルスをなくす会」(099・800・3112、メールnakusukai@po.minc.ne.jp)▽「はむるの会」(ファクス046・292・5880
----------

>「感染者は自然に減少し、将来は消滅する」としてキャリアー率の高い地域以外の対策は不要とした。その後「研究費は減り、研究者も離れていった」

この辺りも、全国拡散の原因になっているようですね。

なぜ、感染者が自然に減少すると考えたのか?
「風土病」だからでしょうか?

その地方しか発生しないのだから、大都市のように人々の転出入がない。だから自然に消滅する??

でも、他人へ感染することがわかっていたのだから、、、ましてや白血病の一つであるのなら、誰もが感染したくないでしょう。

じん肺や薬害エイズ、注射器使い回しによる肝炎など、原因は比較的わかっているのに、積極的に調べず、結果的に被害者を増やしてしまう。責任の所在はうやむやに。

「美しい国、日本」を目指す、なんて言った人がいたけど、それは「臭いものに蓋」をすることではないよと思う人、
<ここをクリックよろしくね~ >

なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

米国の環境汚染はトイレから?

2010年06月08日 | 社会
米国でナース・プラクティショナーとして働く日本人の女性のブログで、おもしろいトピックを発見。

----------
【アメリカ人がトイレに流すモノ】  2010. 5. 25

著者プロフィール
緒方さやか(婦人科・成人科NP)●おがた さやか氏。2006年米イェール看護大学婦人科・成人科ナースプラクティショナー学科卒。現在、米イェール大NP学生の臨床指導のほか、クリニックで週4回の外来も担当。「チーム医療維新」管理人。


 14歳の時、親の転勤について米国に来ることになった。米国に住み始めた当時、母がどこからか情報を仕入れてきては私に吹き込んでいた。ある日、母は恐ろしそうに「アメリカでは、死んだ金魚をトイレに流すんだって」と言った。それを聞いたときには、「まさか!」と思った。あったとしてもまれなことだろうと。第一、日本と違ってほとんどの人が庭のある家に住んでいるのだ。お墓を作ってあげる場所は十分にあるではないか。

 それから16年経った今言えるのは、確かにこの国ではいろいろなモノをトイレに流すということだ。渡航後、私は寮生活を経験し、ルームメイトとの共同生活も行うなど、米国人の暮らし方を観察する機会に恵まれた。

 ディスポーザーのようなものが備え付けられた素敵な台所はまれで、寮では食べ残しや使用済みのコーヒーの粉などを、トイレに流す人が多かった。「糞尿を通せるパイプなら残飯もゆうに通せるだろうし、ゴミ箱が臭わなくて済む」という論理だろう。おかげで便器にはひからびたramen noodle(カップラーメンはこちらの大学生の夜食として大人気である)がこびりついていて、気持ちが悪いこともあった。

 そんなある日、長年の疑問を解消すべく、友人たちに「ペットの金魚を、死んだ後に、トイレに流したことある?」と恐る恐る聞いてみたところ、多くの友人が肩をすくめて「あるよ」と返答した。死んだどころか、生きた金魚を 飽きたからトイレに流してしまったという人もいた。 また、一人の友人は子供のころ、死んだ亀をトイレに流し、トイレを詰まらせた経験があるという。この国の下水には、一体どのようなものが流れているのだろう。

「余った薬はトイレに流すよう指導して」

 さて、それからまた何年か後、看護学生をしているころ、「子供がゴミ箱から拾って食べたりするのを防ぐために、使わなかった薬は必ずトイレに流すように患者さんに指導しなさい」と教わった。実際、多くの患者さんは、飲み残した薬などはトイレに流しているようだったし、モルヒネ系の薬の一部は、悪用されるのを防ぐため、そのような指示がパッケージに明記してあることもある。

 また、私が見た病院や介護施設では、不要になった薬や期限の過ぎたサンプル薬などは大きな箱に集められ、看護師がトイレでひたすら流していた。医療施設のポリシーによって、ほかの廃棄方法は許されていないと言う。次々と流されていく抗うつ薬や痛み止めの数々を見て、空恐ろしい感じがした。下水処理施設は薬剤の濾過まで考慮しているとは思えなかったからだ。

 実際、昨年2月の米国Associate Pressの報告によると、米国では毎年約1億1000kgの薬剤が病院や介護施設によって下水に流されている。人間が服用した薬でさえも、薬によっては尿を通して下水に流れている。特にホルモン系の薬剤が野生の魚や蛙などへ及ぼす影響はすでに知られているし、実際の関連はまだ調査中だが、人体へも影響している可能性が高いという。

 高まる懸念に応えてか、地域自治体などによって、不要な薬を1カ所に集めて正しく処理しようとする動きもあるが、まだまだ少ない。昨年10月にはアメリカ政府のOffice of National Drug Control Policyが、悪用される恐れの高いモルヒネ系などの薬を除き、「不要な薬をトイレに流さないように」という画期的なrecommendationを出した。トイレの代わりに「薬は猫トイレの砂か、使用済みのコーヒーなどに混ぜて、ふたの閉まるプラスチック容器に入れて捨てましょう」という呼びかけにどれだけの人々が応じるかは疑問だが、安全な薬処理への第一歩であることは確かだ。

 薬をトイレに流すことによる人体への影響については、調査で少しずつ明らかになっていくのだろう。またこれから先、「薬の廃棄処理」という分野で、新しいビジネスや法律ができていくのかもしれない。一人の医療従事者として、そして、上下水道を使う一人の市民として、気になるところである
----------
>看護学生をしているころ、「子供がゴミ箱から拾って食べたりするのを防ぐために、使わなかった薬は必ずトイレに流すように患者さんに指導しなさい」と教わった。
>モルヒネ系の薬の一部は、悪用されるのを防ぐため、そのような指示がパッケージに明記してあることもある。
>不要になった薬や期限の過ぎたサンプル薬などは大きな箱に集められ、看護師がトイレでひたすら流していた。医療施設のポリシーによって、ほかの廃棄方法は許されていないと言う。

ひえぇ~~っ!
日本人とアメリカ人とでは、トイレを使う目的が激しくちがうようですね(*0*;)。これって、すんごい環境汚染じゃないですかっ!!

日本の場合、学校などで化学実験をする際、劇薬や有機溶剤など、いくつかに廃液入れを用意しなくちゃいけなくなっています。当たり前といえば、当たり前ですな。

今まで、中国野菜は農薬ガンガンでコワイと思っていましたが、、、アメリカ野菜はもっとコワイんかい?!
なるほど、ブッシュが京都議定書をへっとも思わなかったわけだわ(苦笑)。


日本の「無農薬作物」をアメリカに売りこんだらどーよ、と思う人、<ここをクリックよろしくね~ >

なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

検診をビジネスに

2010年05月25日 | 社会
先日の私が育てたバラを自慢しようと、友達のポン子に写メールしちゃいますた。すると、、ポン子もこんなん送ってきますた。
   

う~む、、、やるなあ、ポン子。黄バラって、育てるのはピンク系より難しいんですよ。
なんか、ガーデニングに本腰入れる気になってきますた。とりあえず、庭の草むしりから!と、むしり始めたんですが。。。
やってもやっても終わらん(T*T)。でも、今、しっかりむしっておかないと、梅雨時にニョキニョキ出てきちゃうんですよね。
紫外線が気になるけど、そこは高価なシミ取り化粧品買ったしぃ。がんばります!


さて、「日本の医療技術は世界有数」と、よく聞きますが、、、いよいよビジネス化のスタートとなるのでしょうか。

----------
【検証 医療ツーリズム元年(1)「注目浴びる検診ビジネス」】 CBニュース キャリアブレイン 2010年5月6日(木)09:00

韓国人の男女2人が、3月27日から2泊3日の日程で、秋田県を訪れた。検診と観光を組み合わせた医療ツーリズムの実証事業の参加者だ。

初日は、武家屋敷などで知られる角館市街を散策し、2日目に秋田市内の工藤胃腸内科クリニックで検診を受診、3日目に市内でショッピングを楽しんでから帰国するというプラン。受け入れには同クリニックのほか、県観光課や秋田キャッスルホテル(秋田市)などが連携して当たり、今回は韓国の旅行会社のスタッフがモニター参加した。
検診の結果、異常は見付からなかったが、参加者らは「施設の充実ぶりに驚いた」と、満足した様子だったという。

秋田-ソウル間の航空便は2001年10月に就航し、現在では週3便運航している。片道2時間ちょっとという手軽さもあってか、冬季の週末には、ウィンタースポーツを海外で楽しむ韓国人観光客で約150人乗り旅客機の搭乗率は8割ほどと好調路線だ。

昨年には、韓国の人気俳優が主演のテレビドラマで秋田県がロケ地になり、来日韓国人が激増した。ロケ地をめぐるツアーでは、旅客機を295人乗りに変更してもなお、キャンセル待ちが出る盛況ぶりだった。これが秋田の知名度向上につながったと関係者らは見ている。

工藤胃腸内科クリニックの特別顧問を務める工藤進英医師は、「日本では、地方にも相当高度な技術を有する医療機関があるのが強み。都市部にあるごく一部の病院が優れているアジア諸国と異なる」と話す。

ただ、工藤医師は危惧も抱いている。「医療ツーリズムは、既に世界規模で大きな市場になっている。日本でも優れた医療が提供できることを強くアピールして競争にさらしていかないと、ガラパゴス化してしまう」。

■中国・蘇州から長崎に40人
長崎市では1月29日-2月1日、検診に観光を組み合わせたツアーの実証実験を行い、上海から9人が参加した。
事業の推進役を担ったのは、市や国際観光コンベンション協会、市商工会議所、医療系ベンチャー「アンドメンタル」などで構成する「ナガサキ・ウェルネス・ポート協議会」。

協議会の座長は長崎大医学部の小澤寛樹教授が務め、研修目的で同大を訪れている中国人医師らがボランティアで通訳を担当した。ツアー参加者からの評価は前向きなものが多かったという。

実証事業を受けて同市では、検診ツアーを6月から本格的にスタートする予定だ。今後、九州地方の他県の医療機関にも連携を呼び掛けることも検討している。

ターゲットは、個人ビザが昨年解禁された中国の、中堅ビジネスマンや富裕層。参加費には50万-60万円程度を想定している。ほかの検診ツアーとの差別化を図るため、日本の経済や金融の最新事情を学ぶ「ビジネス研修」をプランに組み込むという。

第一陣として、蘇州から約40人が参加することが既に決まっている。さらに、中国国内の旅行会社が上海市内で開いた説明会には70人ほどが参加したといい、アンドメンタルの鶴田祐二部長は、蘇州と同程度の参加を見込んでいる。

■成田を医療ハブに
千葉県内の医療関係者らでつくる「医療構想・千葉」(竜崇正代表)が2月7日、成田市内で開いたシンポジウムの会場には、医療、旅行業界、行政の関係者ら200人以上が集まった。
シンポジウムでは、成田空港と県内の医療機関をつなぐ「成田医療ハブ化構想」を竜代表が提唱すると、小泉一成市長も席上、「空港周辺の土地を利用した医療機関の立地の可能性も十分に考えられる」「海外の空港と一体での新しいサービスも考えられるのではないか」などと語った。

政府が昨年末に閣議決定した新成長戦略の基本方針では、医療サービスと観光を組み合わせたメディカルツーリズムを、アジアの富裕層をターゲットに推進する方向性を示した。6月には、より具体的な新成長戦略を示す見通しだ。こうした国の動きを後押しに、自治体や医療、旅行業界の関係者らが医療ツーリズムに熱い視線を送っている。

「海外から患者を呼び込め」。日本の医療界を巻き込んだ新たな試みが注目を集めている。
----------

日本の医療技術を世界に知らせるのは、国のアピールにはなるでしょう。で、既に日本人で混雑する病院や検査センターには、海外から患者を呼び込まないんでしょうね?

富裕層の外国人を呼び込み、検診を受けてもらう。で、異常がみつかった場合、そーゆー人たちは、はたして国へ帰って自国の医療機関で再検査・治療を受けるんでしょうか?
日本の医療技術に驚くお金持ちの人たちが、驚かない技術や治療をする自国の病院を選ぶのかなあ。


病院の住み分けができればいいけど、さらに混雑するような病院になっちゃったらいやだなあと思う人、<ここをクリックよろしくね~ >

なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

医師と堕胎

2010年05月19日 | 社会
本日の驚きのニュースは、やっぱりこれでしょう。

---------
【交際女性の同意得ず、薬品で流産…医師逮捕】 Yomiuri online 2010年5月18日(火)12:31

 交際していた女性にビタミン剤と称して子宮収縮剤を点滴し、同意を得ずに流産させたとして、警視庁は18日、金沢大付属病院血液内科の医師小林達之助容疑者(36)を不同意堕胎容疑で逮捕し、金沢市内の自宅などを捜索した。

 同容疑の適用は極めて異例だが、同庁は医師の立場を利用し、子宮収縮剤を悪用した疑いが強いとみて、強制捜査が必要と判断した。

 発表によると、小林容疑者は東京慈恵会医科大付属病院(東京都港区)に勤務していた2009年1月、当時交際していた30歳代の女性に「ビタミン剤」と偽り、東京都内の女性宅で2回にわたり、子宮収縮剤を点滴するなどした疑い。女性は当時、妊娠6週で、点滴を受けた当日に流産した。

 小林容疑者は調べに対し、「知りません」と容疑を否認しているという。東京慈恵会医科大付属病院を運営する学校法人「慈恵大学」によると、小林容疑者は昨年9月から金沢大付属病院に出向中という。

 子宮収縮剤は陣痛を促すためなどに使われる薬で、医療関係者によると、妊娠初期に投与すると、堕胎を誘発する作用もあるという。

 女性は09年12月、警視庁に相談し、今年1月に被害届を出していた。女性宅には子宮収縮剤の点滴パックが残されており、同庁は小林容疑者が女性宅で、この点滴パックを使ったとみて調べている。

 金沢市の小林容疑者の自宅マンションには18日午前11時過ぎ、段ボールを持った捜査員数人が捜索に入った。
----------

これ、本当なんでしょうか???
まるで、サスペンスドラマの乗りじゃありませんか。

医師は容疑を否認しているようですが、、、彼女の家で点滴を行うというシチュエーション、なんか、すっごく怪しい。
点滴の道具を用意し、点滴をする。で、流産。
これじゃ、バレバレな感じがするんですが。学歴の高いはずの医師が、こんなわかりやすい犯罪をするもんなんでしょうか。

この医師が本当に行った犯罪ならば、医師として復帰するのはやめてもらいたいです。
堕胎は女性の体を大変傷つけます。不妊の原因にもなるといわれているし、精神的にもダメージがあるでしょうし。
人の生命を救えよと、命令する気は毛頭ありません。しかし、人を傷つけたり、胎児を殺したりするのを平気という医師に、私は絶対お世話になりたくありません。


真相を知りたくなった人、<ここをクリックよろしくね~ >

なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

薬のネット転売事件

2010年05月02日 | 社会
肺がんだった家人の抗がん剤を処分しました。
1粒11000円の新薬です。

1年前まで日本では未承認の薬で、空輸した人もいたほど、奏効性、利便性にすぐれた薬です。でも、私にとっては毒でしかありません。

値段を考えるとすんごくもったいないのですが、処方してくれた薬局へ返却しました。使いまわしはもちろんできません。薬は適切な環境での管理が必要ですし、使用期限がありますしね。この薬をほしいという人は多いのに、こんな形で処分するのは不本意ですが、しかたありません。

でも、精神安定剤は返却せず。何かの時のためにとっておいています。使ったことはありません。持って外出すると安心します。お守りみたいなもんです。

----------
【向精神薬、生活保護者に入手させネット転売】 Yomiuri online 2010年4月20日(火)03:09

 神奈川県横須賀市の男ら2人が、大阪市西成区のあいりん地区に住む医療費のかからない生活保護受給者数十人に病気を装って医療機関から向精神薬を入手させ、安く買い取ってインターネットで転売していた疑いのあることが、捜査関係者への取材でわかった。

 神奈川県警は近く、麻薬及び向精神薬取締法違反(営利目的譲渡、所持)などの容疑で2人を立件する。生活保護制度を悪用した大がかりな薬物の違法ネット販売の実態が明るみに出るのは初めて。

 2人は、横須賀市の無職大沢広一被告(41)(覚せい剤取締法違反などで起訴)と、大阪市港区の無職栗山一郎容疑者(53)(同法違反容疑などで逮捕)。県警は、3年間で少なくとも200人に転売し、約2000万円稼いでいたとみている。

 捜査関係者によると、大沢被告は2009年11~12月、不眠治療などの向精神薬約1000錠をインターネットで知り合った5人に約12万円で販売するなどした疑い。県警は週内にも横浜地検に追送検する方針。栗山容疑者は、大沢被告に向精神薬などを譲り渡した疑いが持たれている。

 栗山容疑者は暴力団関係者数人を介し、あいりん地区の生活保護受給者数十人と接触。数人のグループに分けて受診日を決め、「眠れない」「落ち着けない」と偽ったり、うつ病を装ったりして、医療機関から向精神薬を入手させていた。

 栗山容疑者は受給者から10錠200円ほどで向精神薬を買い取り、大沢被告に郵送。大沢被告はネットで800~2500円で転売していた。

 生活保護受給者は福祉事務所発行の医療券を使うと、医療費は無料。大阪市によると、西成区の受給者は2万7000人で、08年度は生活保護費約540億円のうち半分近くは医療費で占められた。大沢被告は「ネットで向精神薬を買ったことがあり、もうかると思った」、栗山容疑者は「受給者を使えば簡単に薬が手に入った」と供述しているという。

 ◆向精神薬=脳の中枢神経に作用する薬物。主に不眠治療や精神安定に使われ、医師の処方せんがあれば薬局で購入できる。依存性がある上、善悪の判断能力が低下する恐れもあるため、麻薬及び向精神薬取締法で80種類を指定し、譲渡や販売目的の所持を禁じている。
----------

「あいりん地区」って、古橋容疑者が潜んでいた所でしたね(^^;)。

本当に薬が必要な人にとっては、少しでも安値で買いたいと思うでしょう。でも、薬は保管状態により、劣化しやすいものがあります。
それを構わずに、ネットで安く購入したいと考える人も多そうですね。

この犯罪に加担した生活保護受給者、、、これが悪魔の誘いとわかっていながら、加担したように見えます。国に生活を養ってもらっている感謝の意識はないようです。生活保護を受けるような状況になると、犯罪と知りながらも、少しでもお金を得たくなるのが人間の心理なのでしょうか。

私とて、少しでもよい暮らしをしたいと思います。で、お金があれば働かない(笑)。お金が無いから、頭と体を使って稼がねばなりませぬ。がんばって生活しているつもりですが、得にイイことはありまへん(^^;)。悪いこともないけど(^0^)。


犯罪に手を染めてもイイことないよと思う人、<ここをクリックよろしくね~ >

なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

振り込め詐欺の免疫獲得のために

2010年04月30日 | 社会
最近は電車とかバスなんかで、老人もケータイ打っていますね。パソコンを使う高齢者も増えてきました。使い出せば便利なツール。とっかかりがこんなんだったら、機械操作の苦手意識も減る、犯罪も減る?

----------
【<振り込め詐欺>「お母さん、だまされないで」 埼玉の学生、予防ソフト開発】 毎日jp 2010年4月10日(土)18:00


 振り込め詐欺の被害をなくすため、ものつくり大学(埼玉県行田市)の学生が、だまされないポイントを、ゲーム形式で学べるパソコン用ソフトを開発した。被害件数ワースト3位の埼玉県警が依頼した。「犯人とのやりとりをゲームで疑似体験すれば免疫力がアップするはず」(同県警)と、14日から同県内の高齢者向け講習会で活用する。

 ソフトは、製造技能工芸学科に所属する学生ら9人が4カ月かけて作った。これまでの事件の手口を基に、犯行場面を設定。ソフトを入れたパソコン画面の前に参加者に座ってもらい、複数の選択肢の中から「自分ならこうする」と思う回答を選んでいく。

 1問目は「電話の相手はかすれた声で『もしもし母さん?』と聞いてきました。どう答えますか?」。そこで選択肢の「(1)太郎かい? かぜ? (2)どちら様ですか?」を選ぶが、(1)と答えると「0点」。

 すべて回答して0点だと「完全にひっかかりました」とパソコンから判定される。
 同県警は、高齢者向けの講習会を自治会ごとなど“草の根”的に各地で開催する計画だ。

    ◇

 警察庁によると、金融機関での声かけなどの効果で減少傾向にあるが、09年の被害は約96億円。このうち、4割を東京(22億6000万円、1344件)、神奈川(8億1000万円、554件)、埼玉(7億9000万円、510件)が占める。

 首都圏が狙われる理由について、ある埼玉県警幹部は、
なまりや方言が少なく犯人が息子や孫を装いやすい
地方に比べ親族や地域間の関係が希薄――
と分析。ソフト作成に携わった県警幹部は「振り込め詐欺を知っていても、多くの人がいまだに、だまされている。ソフトで繰り返し体験して」と話している。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆「振り込め詐欺防止トレーニング」の質問

質問1 かすれた声で「もしもし母さん?」。どう答えるか
回答  (1)太郎かい? かぜ? (2)どちら様ですか

質問2 携帯電話を替えた。新しい番号を登録してね
回答  (1)以前の番号にかける(2)新番号を登録する

質問3 お金に困ってる。貸してほしい
回答  (1)急ぎ振り込む(2)夫に相談(3)警察に通報

判定 あなたのだまされ度(合計点数により7段階で判定)
     0点 完全にひっかかりました。
 (質問1の(1)、質問2の(2)、質問3の(1)は「0点」)
----------

このトレーニングの質問内容を読むと、なんでこんなのにひっかかる??と思うかもしれません。

…しかしです。

私も「オレオレ詐欺と乳がん」では、みごとに自分から個人情報を出してしまいますた(-_-;)。
上記の文章をじっくり読めば、引っ掛かる人を不思議に思っても、、、例えば掃除中とか外出する直前で忙しかったりとか、気持ちが焦っている時は案外わからぬものです。

私なんか、、、最もポピュラーながん保険会社を電話で名乗られ、しかも私が保険手続きの真っ最中でしたから、、、ひっかかっちゃったんですぅぅ(T▽T)。

>首都圏が狙われる理由について、ある埼玉県警幹部は、
>なまりや方言が少なく犯人が息子や孫を装いやすい
>地方に比べ親族や地域間の関係が希薄――

なるほどね、と思いました。
人を騙すため、日夜、研究してるじゃありませんか。人の弱みを突いていますよね。

「人の弱みを突く」というのは、競技スポーツも同様です。相手の弱点を早く知り、そこを攻める。
つまり、相手を負かすために相手を研究する。


詐欺の場合、負けると財産を失うから慎重になろうと思う人、<ここをクリックよろしくね~ >

なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

アイスランド火山噴火の影響

2010年04月25日 | 社会
アイスランドの火山が噴火しても、海外旅行に行く予定もなく、自分には関係ないやと思っていましたが・・・。
ある弁護士のブログを発見。癌患者として、生暖かくスルーできない事態になっていたようです。

----------
「検査や手術ができない!」―アイスランド噴火に見る日本医療の海外依存 2010. 4. 23

  日経メディカルブログ:竹中郁夫の「時流を読む」


アイスランドの火山噴火の影響を報じたニュースで、海外からの野菜が入らず困り顔の輸入業者や、空になったチーズやパスタの棚を指し示すイタリアンレストランのシェフが映し出されていました。ただ、噴火の影響で輸入が止まってしまったのは食料品だけではありません。欧州の飛行禁止がなかなか解除されないため、医療用資材にも影響が及んでいるそうです。

 話題になっているのは、癌などの検査に用いられるテクネチウム製剤の原料「モリブデン99」です。乳癌や前立腺癌の転移、脳や心臓の血流を診断するRI検査に使用される「テクネチウム99m」は、「モリブデン99」というレアメタルをもとに作られます。このモリブデン99は国内で生産しておらず、100%輸入品に依存せざるを得ません。また、半減期が約66時間と短いため、毎週海外から空輸しています。

 主な輸出国はカナダ、オランダ、南アフリカ、ベルギー、フランスの5カ国。これらの国々の5カ所の原子炉で、世界の需要の90%以上が生産されています。カナダが世界の3分の1を生産しており、日本も以前は100%カナダからの輸入に依存していました。ですが、2009年にカナダの生産拠点であるカナダ原子力公社(AECL)の原子炉がトラブルで長期間操業停止となったことから、現在はオランダや南アフリカから取り寄せています。それが今回のアイスランド噴火で、空輸できなくなったのです。

 モリブデン99を製造できる海外の試験研究炉は高経年化が進んでおり、今回の噴火とは関係なく、日本の医療現場への安定供給が問題となっていました。以前から原子力機構の分科会などでも国産化が模索されていましたが、まだ現実化には至っていません。国内生産には多額の費用がかかり、放射性廃棄物の処分の問題もあるため、すぐに始められるようなプロジェクトではないからです。全国で1000を超える病院で100万件も行われるというこの検査の担当者や患者さんは、何とか無事に核種の供給が再開されることを祈るしかない状況に置かれています。

 CT読影の海外発注が始まり、メディカルツーリズムの振興が叫ばれるなど、国際化の潮流を示すトピックが目に付くようになりましたが、今回のニュースで、国内の医療行為は以前から、海外に強く依存していたという事実を知りました。

 ちなみに、モリブデンは医療だけでなく、照明、交通、通信・放送、半導体など大変幅広い産業分野を支える重要な材料として、国家備蓄の対象にもなっています。中国などはレアメタルの確保に向けて積極的に動いているといわれていますが、医療用に限らず、希少資材はしっかりと確保できるよう腐心しなければならない時代であることを痛感します。

 噴火の起こったアイスランドも金融危機で大きな打撃を受け、やっと経済再生を図ろうというときにこのような交通の途絶を余儀なくされ、観光による景気回復が見込めなくなってしまいました。欧州全体が経済危機の最中、今回の天災は大きなダメージを与えそうです。わが国にとっても遠くの島での出来事ではないと受け止めるべきなのでしょう。
----------

日本は希少資材の乏しい国ですよね。レアメタルなんて、特に自国で何とか掘り当てられるものでもなし。加えて、原子炉は誰だって、自分の家の近くに造ってほしくないですし。

医療だけでなく、工業や科学などの技術が進むほどに、レアメタルみたいな希少資材の需要が高くなってくる気もします。

今回は火山噴火が原因でしたが、これが戦争とかテロとか、、、空輸できない原因は他にも可能性はあります。自然災害は仕方がないけど、人為的なトラブルはなるべく回避しなくちゃですね。あまり競争が激化した社会になると、人為的なトラブルを起こしたくなる人や国も出てくるし。。。

そういえば、アイルランドの邦人のブログでも、たった1週間、飛行機が飛ばないだけで、物資の供給にトラブルが出ているとありました。アイルランドでは、普段の生活に不便を感ずることは全くない。まるで“地つづきのヨーロッパ大陸”のような感覚で暮らしていた。それが今回、ここは島国なんだなあと、改めて痛感したと記されていました。

私は全然感じなかったけれど、こういった医療現場の人はやきもきしていたわけです。こういった点をマスコミが表にすることは、必要なんじゃないでしょうか。


マスコミはそこまで把握できなかったんじゃないの?と思った人、<ここをクリックよろしくね~ >

なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)