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いもりんのヒルズ的生活+貧乏昔話

教師から起業家へ。無一文の外国人夫との超ビンボーな暮しから脱出、奮闘の末つかんだ、ちょこリッチな生活をおバカ調で公開。

激動の昭和の終わった日

2008年09月02日 10時50分24秒 | くだらないこと、もろもろ
昭和の終わった日、親友と(当時流行の)カフェバーで飲んでいた。
彼女とはダブルスを組んだ仲で、合コンにはいつも一緒に行った、いちばんの遊び友達。宮沢りえにちょっと似てたかな。
前から「この日に行こうね」と決めていて、朝に天皇が御隠れになったのに、決行したのだ。(普通はやめるだろ)

繁華街は、人影まばらだった(当り前)。

早い時間から店に入っていたが、20時頃に黒服を着たおニィさんが「今日は天皇が崩御されたので、閉店します」と伝えてきた。
ホウギョ・・・?髪を染めたおニィさんの「語い」にはない、用語だっただろう。まったく似合ってなかった。
私たち以外に客はいなかった。

店に出ると、繁華街の飲み屋のドアには「天皇陛下崩御のため臨時休業」という張り紙が目立った。
私の昭和はこんな風に終わった。

この日を思い出したのは、林真理子さんの新刊を読んだから。昭和の芸能史を読む感じで、勉強になる。江利チエミの生涯を書いた「テネシーワルツ」から、格段に腕を上げられたと思う。前半はスローだったが、後半は一気に読んだ。その後母に貸したが、主人公の浅丘ルリ子と同年代なので、私の倍は喜んでいた。

RURIKO
林 真理子
角川グループパブリッシング

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未来の夫と出会うまで、あと数年。人生の転換期はもうすぐ。
私にとっては激動の、平成の幕開けである。

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いもりんの極貧時代④

2008年09月02日 07時32分35秒 | 金持ち母ちゃん(お金持ちになるには)
夫が語る。仕事でいちばんつらかったのは、大雨の日に原付で遠くまで通勤した時。距離にして20㎞。あの頃を思えば、在宅で仕事ができるなんて夢のようだという。

気の毒なので、悪天候の日は私の車を貸した。その10年落ちの軽自動車、廃車になった理由は、彼が仕事帰りに田んぼに落としたから。タイヤがすり減っていたのは知ってたけど、買い替えるお金がないので、だましだまし乗っていた。カーブを曲がりきれなかったらしい。

落ちた時期が不幸中の幸い。4月の下旬で耕運機で掘り返したばかりで、土は柔らかい。田んぼがクッションになったのだ。しかも、水を張って田植えをする前なので、稲作に影響はない。
それでもシートベルトをしてなかったら死んでいた、と思う。軽自動車はさかさまになって、屋根がつぶれていたから。1回転したようだ。

農家の人は親切で、自宅まで30分以上かけて、送ってくれた。
しかし、驚いたことだろう。何しろ夜の9時(田舎では夜中)に、衝撃音とともに、体の大きな白人がつぶれた軽自動車から出てきたのだから。宇宙船が落ちたような騒ぎだった、懐中電灯で照らして。(映画E.T.の始まりのシーンみたく)

ということで、軽をレッカー車で廃車にした後は、中古のトヨタセダンを買う。車がなければ仕事に行けないから必要だ。20万円位だったと思う。
写真は、またしても夫に破壊されたトヨタ!仕事に必要なんだから、壊さないで~。

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