いもりんのヒルズ的生活+貧乏昔話

教師から起業家へ。無一文の外国人夫との超ビンボーな暮しから脱出、奮闘の末つかんだ、ちょこリッチな生活をおバカ調で公開。

仙台も雪:夕鶴の話、私立学校って旅館に似てる?

2014年02月08日 15時58分45秒 | くだらないこと、もろもろ

関東も大雪だそうですね・・・・。自宅はこんな感じです。

寒いし、積もる雪がしんしんと。

子供の定期テスト勉強に付き合って、家に閉じこもっています。

「今から勉強するから、絶対に覗くな」という子供。
「のぞいたら、勉強やめる」と脅されています・・・・。

まるで、鶴の恩返しのヨヒョウみたいだな。。。。


高校受験のシーズンです。
仙台市は相変わらず公立優勢ですが、近年は私立も頑張っています!

私が私立高校の教壇に立っていた頃、「少子化でつぶれる学校法人も出てくる」と予想されていました。
それも、大学を持たない、小・中・高のみの私立からダメになっていくだろうと。
予想は見事に外れました。

進む大学がないことで、難関国立大や名門私立への進学実績を売りにする私立が出始めたのです!
大学を持つ私立は(学生確保の為)そのまま内部進学させたいですから、大学受験対策には一生懸命ではないのかと・・・。

あっ、宮城県の私立学校って営業もするんですよ。私も県北や県南に集客(!)に行きました。「ウチらの学校さ、入ってけさいん(下さい)」ってね。

さて、私立高校はこんな構造になっています。

●特別進学コース(うち上位は特待生で授業料無料) プレミア感を売りにして、公立進学校落ちを「ドラゴン桜」風に教育。学校の看板コース。
●(普通の)進学コース    特進落ちを集めて、もう少し頑張れば「特進」に行けるよ、って励まして四大に入れる。
●一般コース   改革前のまんま。特進コースと入口が別だったりする。人数が多く、学校経営を支えている。

何かに似ているなぁ・・・と思ったら、地元の名門旅館の経営方法ではないか!

●露天風呂付き特別室  プレミア感を売りにして、県外の富裕層を呼び込む。アワビやカニなど料理も豪勢。旅館の看板プラン。
●ファミリー、カップル向け新館   改築された小奇麗な部屋に、素敵なアメニティ。「特別室」も、さりげなく宣伝する。
●団体様向け旧館     グループツアー大歓迎。特別室とエレベーターが別だったりする。人数が多く、旅館経営を支えている。

ああ、学校も旅館も、経営者の目で見てしまうワタシなのでした・・・・(^-^;


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