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いもりんのヒルズ的生活+貧乏昔話

教師から起業家へ。無一文の外国人夫との超ビンボーな暮しから脱出、奮闘の末つかんだ、ちょこリッチな生活をおバカ調で公開。

いもりん、10数年ぶりに履歴書を書く

2009年03月31日 06時16分45秒 | 国公立からニューリッチ(お受験・教育)
Microsoft Wordの履歴書のひな型を使って、作成してみた。
学歴はそのままだが、若い頃と違うのは、職歴の項目が増えているという点。

最後に履歴書を書いたのは20代の中頃だから、本当に久しぶりだ。
自分で起業をして以来、書く必要がなかったからだ。

もちろんこれは、小学校で英語を教えるボランティアをやる為である。
学校としても、どんな人間が手伝ってくれるのか、知る権利がある・・・だろう。
それで英語担当の先生に、履歴書と授業計画書を手渡した。

「あの、教員免許が必要でしたらお持ちしますが」と言いかけて、真っ青になった。
そう言えば、今どこにあるんだろう・・・。
たぶん事務所の段ボールの中の、どこかにあるとは思うのだが。

教員免許は、地方の教育事務所に行くと再発行してくれる。以前やったことがあったので分かる。
その時、免許(再)を手渡してくれたのは、中学1年の担任の先生!
出世されて、ここにいらしたのだ!久しぶりに叱られたのが15年くらい前。

さて履歴書を出した夜、教頭から電話があった。「是非力になって下さい」と。
そして幸運なことに、社会人講師として教壇に立つのには、教員免許は要らないようだ。
(よかった、再々発行せずに済む)
ということで、この件はまた書いて行きます。

さて私はきょうも「シャケ弁」を食べながら、仕事に精を出しましょ。

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またまた親孝行:月末の休日

2009年03月30日 18時02分44秒 | ちょこセレブ(ファッション・インテリア)
3月もガツガツ働きましたので、ここらで息抜き。

地元では隠れ家的なプチホテル。
http://zaomets.com/
に、親を連れて泊まってきました。

懐石風西欧料理が自慢。しかもかけ流しの温泉。いいでしょー?

春の野菜と旬の魚貝のオードブル

桜鱒のソテー

鯛とホタテ貝のポアレ

仔牛のロース

デザート

パソコン持って泊まってネットにつないて(年度末で忙しいの)、
温泉に入ってから、そのまま出勤しました。

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不景気を呼ぶ男④

2009年03月30日 06時14分22秒 | 糟糠の夫:season1(過去の話など)
ということで本題。

夫の学生時代は不景気で、就職活動もままならず、来日するまでずっと不況の時代を過ごしてきた。

それが日本に来て驚いた。
一ヶ月ホームステイした東京は、なんて輝いているのだろう。
お金が舞っていて、祭りのようだ。
オリンピック誘致に向けて、外国人留学生を歓迎していた長野。

大都市には、外国人がたくさんいた。今とは違い、一流と認識される国も多かった。
国土も狭く資源もなく、戦争で負けた国がどうやってこんな経済力をつけたんだろう?
みんな好奇心に満ちた目で、日本を見ていた。

一方で、季節的に英会話を教える仕事をし、長い休みをとってタイにバカンスに行く。
ドラッグに手を染める、不良外人の話も耳にした。

クリントン大統領の在任期間(1993年-2001年)に、アメリカの経済は劇的に回復し、
それに伴って彼らはどんどん帰国し始めた。日本人の配偶者を持つ者以外は・・・。

夫は少し取り残された感じがしたが、文部省に引き続き、
富士銀行から月額12万円の奨学金を得ることが出来たので、
日本滞在延長に迷いはなかった。

しかし、この富士銀行が消滅し、隣のビルの第一勧銀と合併する!
東海銀行の入っていた店舗がある日突然、ウェディングサロンになる!(本気で探して、街をさまよったことあんの)
証券会社が倒産し、泣き虫経営者が謝罪する!

・・・そんな時代はすぐそこまで迫っていた。

庭のオオイヌノフグリ。

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女の敵はオンナ:後編

2009年03月29日 08時19分44秒 | 金持ち母ちゃん(お金持ちになるには)
ということで、私の生き方を分かってくれる同性が少なく、
身内にさえ、(家事をしないとか)否定的な意見を言われたり、
働く姿勢に関しては、男性の方が苦労を知っている分、分かってくれるかも。

「日本のお金持ち研究」の女性バージョン、「日本のお金持ち妻研究」(東洋経済新報社)は前に紹介した。
同じく、「となりの億万長者」の女性版がこれ。

女性ミリオネアが教えるお金と人生の法則
トマス・J・スタンリー
日本経済新聞社

このアイテムの詳細を見る


教育を受け、親や夫に頼らずに、経済的自立を達成した女性たちの話。
豪邸、高級外車、ブランド物のスーツ、豪華なパーティ、の生活?
ではなくて、
倹約家で、中流の家に住み、お金持ちに見えないようなライフスタイル・・・。

経済的に自立した人は幸せです。
誰からもコントロールされることはないんだもの。

ミリオネア女性と結婚するには?という章が面白かった。
自力で億万長者になった女性って、
だめんず(自分の稼ぎをぜんぶ趣味に使い、家事・育児は妻任せ)と結婚するのが多いんだってさ。
最後は離婚して、捨てちゃうんだけどね。

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女の敵はオンナ:前編

2009年03月28日 07時32分13秒 | くだらないこと、もろもろ
VERY妻とは価値観が違うと感じ、距離を置いてしまった、と書いたが、
私の生き方を理解してくれる人は少ない。

東京と比べて、わが街は専業主婦(夫の扶養内での就労も含む)の比率が高いと思う。
仕事を継続している人は公務員を中心に、資格職が多いかな。
子持ち既婚の30-40代の起業家は、ほぼ皆無(商工会議所の女性社長の会は、50-60代が多い)の状態。

ということで孤独だったりして、悩みを相談する人も少ない。(ブログで愚痴る)

私と母の関係は良好だが、価値観があまりにも違うので、噛み合わないことも多い。
「女なんだから、料理はしっかり手作りしないと」とか、自分の考えを押し付ける。
仕事が忙しい時に
「働いてなんかいないで、少しは家のことをしたら?」などと口出しされると、マジ切れしそうになる。

最も考えが違うと思ったのは、彼女の「人はお金の為に働いている」という固定観念。
働いている人は、
○自分の才能を生かしたい○自分を社会に役立てたい○仕事の達成感が好き、とか、
お金以外の理由を挙げられるものだが、就労したことがないので想像力が乏しい。

持つ言語が違う人に、「何の為に働くのか」という説明は、容易ではないのである。

庭のヒヤシンスが咲き始め。
コメント (2)
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いもりんの記事の堂々第1位は

2009年03月27日 13時42分19秒 | 上記のどれにも分類不可のもの
ブログ開設10ヶ月です。掲載記事:474

記事では、「トイレの話こもごも」が
http://blog.goo.ne.jp/chrispy/e/d7e3793d13a96401b089fe46ffb1616c
ぶっちぎりの1位です。
昨年6月のブログ立ち上げの頃の記事で、なぜこんなに読んで頂いているのか分からないけど、過去3か月のアクセス数ではいつも筆頭に来ます。

カテゴリー別では、

①ニューリッチ(お金持ちになるには)
②国公立からニューリッチ(お受験・教育)
③ちょこセレブ(ファッション・インテリア)

の順になっています。
自分の得意な記事ばかり・・・かも。

このブログでは、
○普通の人が共働きをし続けて、引退時に困らないだけの資産を築く
もしくは
○自分の得意な分野で起業をして、経済的な自由を手に入れる
ということを目標に、

お金に苦労しない、自立した生活を送るのにはどうしたらいいか、
・・・を考えていきたいと思っています。

また本ばかりの日々。

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皿が飛んでくるような、壮絶な離婚劇:後編

2009年03月27日 07時02分11秒 | 時事問題(こムツカシイ話題)
それで若いカップルに、国際結婚について質問され、
「親が怒っているから説得してほしい」というので家に行ったのが、離婚劇目撃の発端だった。(書いてて思い出した)

6人掛けのテーブルに、お父さんと姉、向かい側にお母さんと妹が座っていた。
私たち夫婦に、どっちかの味方につくように、バラバラに座れというのでしょうか?
まず、そこから異様なわけです。

で着席して間もなく、口論となり、物体が飛んでくる。
姉妹は二階に逃げてしまったが、まもなく
「お姉ちゃんにぶたれたあー」と叫びながら妹が降りてきた。(二人とも20代です・・・)
お父さんは「ぶたれて当たり前!」と、自分の手下である姉を援護する。

以来会っていないのだが、姉はヨーロッパ人とは別れて、日本人と結婚したと風の噂で聞いた。
また最近、お父さんが亡くなったのが地方紙に載った。
喧嘩ばかりの夫婦だったのに、とうとう離婚せずに生涯を終えたのに驚いた。

奥さんはカトリック。
死亡記事は、ザビエルだかフランシスコだか(忘れた)洗礼名が書かれていて、
「仏教から無理やりカトリックに改教させられたんだな」と思った。
死んでも意見の合わない夫婦なのであった。

夫は断言する。
若いうちに離婚して、別の伴侶を見つけた方がいいケースだと。
親の不仲が姉妹を引き裂いた、と気の毒に思っている。

夫の実家のストーブ。

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皿が飛んでくるような、壮絶な離婚劇:前編

2009年03月26日 00時21分33秒 | 時事問題(こムツカシイ話題)
お客様が来ている前で夫婦喧嘩をする、という光景をむかし経験した。
私たち夫婦は20代後半、ある夫婦のケンカの仲裁に行った時のことだ。

その家には20代前半の姉妹がいた。
子供の頃は仲良しだったが、親の不仲のせいで、
姉が父側、妹が母側について、家庭内で戦争が勃発(ぼっぱつ)したのだ。

勃発と言っても、私が知る限り、姉妹が小学校の頃からずっと両親は不仲だった。
離婚しないで来たのは、親がそれぞれ裕福な出身で、財産問題で別れなかったのではと思う。

実際、父親は東京の超難関私立(会話中につい、自分の出身校を自慢してしまう癖あり)、
母親も有名なカトリック系お嬢様私立だったしね。
今はネコも杓子も、背伸びして受験するから大衆化したけど、
この二つの有名私立は、今60代後半の夫婦では、ブルジョア階級のあかしだと思う。

前置きが長くなったが、
この姉妹の姉が、ヨーロッパ人の彼氏を連れて帰国したことで、冷戦状態だった両親の不仲が再燃した。
それで親の離婚を経験している、外国人の夫が呼ばれたのである。

市内の高台にある豪邸。
有名私大卒といっても会社員。なのに分不相応な調度品。
双方の親から相当な援助を受けていたのだな、と今なら分かる。

そのヨーロッパ人の彼氏は20代前半。
カッコよくて、親は自動車会社役員と言うお金持ちの子息で、大学院生だったと思う。
二人は真剣に結婚を望んでいるように見えたが、彼氏は親がかりだし、彼女も大学の4年生で、若すぎる二人(自立が先だと思うけど)に見えた。

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不景気を呼ぶ男③

2009年03月25日 08時07分59秒 | 糟糠の夫:season1(過去の話など)
せっかく大学で勉強したのに、それを生かせない店長の仕事。
夫は「6ヶ月くらい勤めたかなあー」と言っていたが、よく計算すると1年続いたことになるらしい。
よく耐えたものだと自分で感心している。

そして、そんな境遇を見かねた知人が、
「今は時期が悪い。大学に戻って再び勉強しなさい。チャンスを待ちなさい」と勧めてくれた。
願書を出してみると、大学の成績は体育を除いて良かったので(運動音痴なガリ勉)、入学は許可された。

授業料は学費ローンで借りた(今から数年前に完済したばかり)。
生活費はバイトでしのいだ。

そんな時、日本語を履修している彼に、
「日本の文部省(当時)から奨学金をもらって、国立大学で勉強してみないか?月額18万円出るよ」
という申し出があった。

メキシコには行ったことがあるけど、海を越えたことがない。
しかし!日本。行ってみたい。

果たして1990年に、彼ははじめて日本の地を踏むのである。
二度と帰れなくなるとは、夢にも思いもせず(笑)。

ビオトープで冬越ししたメダカさんたち。

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子孫に美田を残さず・・・名言だ

2009年03月24日 07時10分40秒 | 金持ち母ちゃん(お金持ちになるには)
前に「金は出しても口は出さず」はデタラメって書いたけど、
「子孫に美田を残さず」は大好きな言葉だ。

私はこのブログで何度も、

○親の援助を受けると、子どもは資産を形成しなくなる
○世の億万長者の多くは、援助を受けずに自力で資産を築いた

と書いた。(出典:となりの億万長者)

今日は、親からの「美田」をすっからかんに食いつぶした人の話。

持っていたひと山が住宅造成地になり、小高い丘は売らずに自分の居城とした。
つまり土地成金で、ゴルフ場やらガソリンスタンドやら、手広くやっていたようだった。

しかし、よくある話だが、息子さんの代になってから、経営が傾いた。
私有地を、スーパーやマンション業者に売却したり、ガソリンスタンドを閉鎖したり、
あらゆる方法で資産を切り売りしたが、とうとうダメになった。
ついにはお城のような家を宅地分割して売って、どこかに転居したらしい。

親の財産を、子供が上手に引き継ぎ、それをまた更に発展させるのは難しい。

親はbuilder(建設者)、子はkeeper(維持管理)、孫はdestroyer(破壊者)。
財産を3代つなげるのは至難の業。
ひどい場合は、資産を築いた親の財産を、子が破壊する・・・。

※美田=地味のよく肥えた田地。「児孫のために美田を買わず」が語源か。

今読んでいる全く関連のない本たち・・・。

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レトロゲームにハマってます・・・

2009年03月23日 07時10分26秒 | クレイジー・ゲーマー
子供の頃から、ファミコン、スファミ、プレステ1、2とゲーム機を買い替えて、
現在はDSやWiiにはまっています。(昨日、新色のライムグリーンのDSi買ったよ)

・・・が、パソコンBASICの80年代に、マイコン(と当時は言っていた)でもゲームをしてました。

今は(ドラクエのような)ロールプレイングケームが好きですが、
当時は静かになぞ解きをする、アドベンチャーゲームが好きでした。

「アステカ」です!

オープニングです。Vista環境でやってますが、シンプルなドットに色数!

「マエ」と入力して進みます。ローマ字入力で自動的に半角カナになります。

街に入りました!わくわくしますね~。

ショップに女の子が!「オンナノコ、ハナス」とコマンドを入力します。

こちらはミステリー・ハウスもの。

家の中の部屋を行ったり来たり、なぞ解きをします。

入力は英語なので、ちょっぴり英語力がいるんです。

OPEN DESKなどとタイプすると、画面が変わります!

ここです。25年前のゲームが買えるんです!Vista環境でもOKなんて感激。
https://www.amusement-center.com/project/egg/index.shtml

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庭の木にリスが来た!

2009年03月22日 13時29分29秒 | くだらないこと、もろもろ
家で昼御飯を作っていたら、敷地境界線の林にリス発見!

夫の話では、いつも2匹で追いかけっこしているとか。春だな・・・。

家の中からの距離はこんな感じ。

今日は雨降りなので、テニスはお休み・・・。

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テレビ不要論・・・別になくてもいいじゃないさ

2009年03月22日 09時01分26秒 | くだらないこと、もろもろ
自宅には50インチのプラズマテレビ(ハードオフで買った中古)があるが、
ゲーム(Wii)とDVD再生専用で、テレビは視聴できないように設定している。

テレビは、ジムでのランニングの際に、イヤホンを付けて見る程度。
当然のことながら、平日は昼休みでも午後でも、(働く人間が見たいと思う)番組はない。
かと言って、休日の午後なんかはスポーツばっか。

何がおもろいのか、暇つぶし?

週刊誌で、「アナログ放送停止で、2011年に1千万人が視聴できなくなる」という記事を読んだ。
だから、なんだ。
視聴できないと、どれだけ困ると言うのだ?

私の様に、芸人の名前を発音できなかったり、
新製品のボトルを持って「これは洗剤ですか?」と店員に聞いたり(CM見ないので商品が分からない)、
「氷川きよし」を「こおりかわ」と呼んで、笑われる位でしょう?

だいたいコマーシャルを見れば、視聴者がどんな人間なのか分かる。
あまりカネ持ってなさそうで、ヒマそうで、ビールを飲んでCM見た後は、コンビニで買い物。

テレビ局は、ものすごい倍率をかいくぐった、エリートが勤める場所・・・。
その人たちが、「隙間芸人」のショートコントを(昼間っから喜ぶ)視聴者の番組を作っている。
へんなの。

昭和30年代の、テレビが普及していなかった時代。
情報は少ないけれど、本を読んだり外で遊んだり、健全だったこと・・・。

写真は、書斎のブラピのマイナービデオです!
特に右側の3点、見たことがある方は、私から「ブラピ真性ファン証明書」を授けましょう!

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海外旅行での迷惑な頼まれごと

2009年03月21日 08時09分16秒 | 海外での体験談(米、豪、アジア各地)
ヨーロッパ留学中に病気になったお嬢さんの為に、50代の母親が看病に行くと言う。それを聞いた知人の「免税店で、シャネルのクリームお願いしてもいいかしら?」という発言に、「何て節操のない人だろう」と耳を疑った。
病人の世話に行く人に、何割か安くなる為の買い物を頼む、その心理が理解できない。

私が仕事でカナダに行った時に、母が自分の友人に言いふらしたせいで、
大して親しくもない人のお土産を、仕事の合間に買いに行く羽目になった。
「お金はもらうから」だって。(当り前だろう)

中でも最も迷惑したのは、「額縁付きの水彩画を2点買ってきて」だった。
母の友人の自宅に呼び出され、「こんな感じの絵画がいいの」と説明され、
「買えたらでいいからね」と地図まで(しかも英語じゃなく、日本語で地名が書いてある)渡されたら断れないだろう。
帰りのスーツケースはこの2枚の絵画(4ツ切大)でいっぱいで、他には何も入らなくなった。

これに懲りて「私が海外に行く時には、自分の友人に自慢しない!」と、一筆書かせることになった。

教育熱心な奥さんから、渡米前にビデオを5本持たされたことがある。
「アメリカの家庭で視聴させ、感想を聞いてほしい」と言う。自分の、日米教育の課題だと言う。
滞在中は忙しくてそんな暇は取れず、結局かさ張るビデオ5本分を荷物に詰めて、太平洋を往復しただけになった。

自分の目的の為には、他人の迷惑や犠牲を顧みない人が多いことに驚かされる。
(世間知らずの人が多い)

ベトナム旅行でも「ホーチミンに知り合いがいるから案内させるわ」と言うのを丁寧に断った。
お世話になるならお土産もいるし、帰国後のお礼状も必要だろう。
未知の国で、知らない人と待ち合わせるのはストレスだし、「休暇」という我々の目的を分かっていない。

海外にはこっそり行って、ブログで報告するのがいちばん!かも。
コメント (2)
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不景気を呼ぶ男②

2009年03月20日 08時03分15秒 | 糟糠の夫:season1(過去の話など)
この薬局の店長は、本当に大変な仕事だったという。
不規則で長時間労働、しかも車で1時間以上の通勤。給料は安いが、責任は重い。
今で言う「名ばかり管理職」である。

夫は私より学年でいえば3つ上。
その頃の私は大学生。アルバイトの面接は「落ちたことがない」日々。
履歴書を持って行けばすぐに採用される。とにかく人手が足りない。

この頃、地元の海沿いで大きな博覧会があって、友人たちは続々とパビリオンガールに採用された。
企業もその豊富な資金源に、高い日当を武器に、どんどん人材を採用した。

バイトの帰りにタクシー券をもらうけど、ハタチ前後の女の子は距離を乗らないので、なかなか止まってくれない。
東京みたいに「成田」とか「横浜」という手書きボードを持って、運転手に選んでもらう努力も出来ない。
仕方がないので、反対車線に飛び出して、中心部に集客に戻る車を拾ったりした。

と、このようなバブリーな日々を過ごしていた時、夫は薬局勤めを1年で辞め、
再び大学に戻って勉学の日々を送っていた。
外国語の選択では、スペイン語、中国語を選ばず、日本語に決めたことで人生が変わる。

この時、来日まで2年。1987~88年のことである。

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