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~のんびり聖とやんちゃごー君の成長記録、我が家のレース奮闘記・ママの独り言など~

阪神大震災の日

2010-01-17 23:55:27 | ママのつぶやき
1月17日(日)天気
 今日は阪神大震災が起こった日でした。
人それぞれいろいろな気持ちで迎える1月17日の朝です。
あの日から15年。
ついこの間のことのように思えますが、もう15年という歳月が。

日曜日だからもっと寝ておけばいいのに、不思議となぜかこの日はいつも早くに目が覚めてしまいます。
そしてテレビをつけて、追悼記念番組を見ながら、5時46分になると一緒に黙祷しました。

つーーーーーーっと涙がこぼれます。
本当にあの日のことを忘れることはできません。
家が山の手だった私たちは、地震直後、あんなにも被害がひどいことを全く想像だにせず、ただ水と食べ物を求めて
兄と二人で原付で街へ出かけました。
するとそこは地獄絵図でした。
建物はあちこちで倒壊し、道路はズタズタ。
あちこちで火災の火の手があがり、そのよこで狂ったように泣きわめく人や
毛布にくるまれた遺体にしがみついて泣き狂う人。
あちこちで助けの声が叫ばれるのに、何もできない自分たち。
目を背けたくなる光景でした。

追悼慰霊祭でのたくさんの炎を見ながら、いろいろな思いがわき起こってきます。
あんな大きな震災に遭遇しながら、今こうして命があり、普通に生活できていることに感謝します。

震災で無くしたもの、、、、、、家族、家、仕事。
震災で得たもの、、、、、、、、絆、愛情、勇気、思いやりなどなど。

この震災に遭遇して以来、日本のどこかで世界のどかで地震が起こると
少なくともそれを他人事のようには思えなくなりました。
物資の救援ができる分けでもなく、現地に赴くこともできませんが、
ただそこで被害にあった方の気持ちや悲しみやつらさを共有し、思いやりを持つことはできます。
悲しいことに人間はいくらがんばってもその経験を自分自身が身をもって体験してみない限り「共有すること」はできないと思います。
そういう意味でこの震災が人々の心に残してくれたものはとても大きい。
神様は人々にそれを人々に知らせるためにこんな震災を起こしたのか?と思うときがあります。
でも、その引き換えに奪われた代償があまりにも大きくつらく悲しい。
もし私がこの震災で家族や愛する人を奪われていたら、神様を恨んで恨んで恨んで恨んで恨み続けたと思います。

今あるこの命に改めて感謝します。
震災で亡くなられた方のご冥福を心からお祈り申しあげます。




 


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2 コメント

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Unknown (ふみこ)
2010-01-25 15:46:40
もう15年ですか???
私の方も2階の物が転倒し
怖かった思い出です。同じ
兵庫県だから 全国からお見舞い電話あり
中々繋がらなくて
従妹は青木だから
マンション大変だったんで
ちーちゃんも神戸だから
一番の怖さを知っているんですね。
ふみこさんへ (ちさと)
2010-01-30 07:02:11
すっかり返事が遅れてすみません!妹さん、青木だったんですか、、、、。青木と言えば、初めて阪神電車が大阪までつながったところですね。うちのマンションが崖崩れの危険性で立ち入り禁止になって、京都へ避難するときに青木の駅まで1時間くらい歩いていきました。戦時中のようにすごい格好で大阪に避難したら、大阪は何事もなかったかのようにみんなキレイに着飾ってまったく普通のビジネス街。愕然としたのを覚えています。今でも忘れられない出来事です。

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