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~のんびり聖とやんちゃごー君の成長記録、我が家のレース奮闘記・ママの独り言など~

東福寺&泉涌寺 涅槃図公開へ

2010-03-16 23:03:54 | 京都・神社、お寺
3月16日(火)天気
 昨日からじぃじが京都に遊びにきてくれました。
じぃじが俳句作りのために、京都の寺院巡りに時々来るのですが、今回の目的は東福寺と泉涌寺の涅槃図特別公開
子ども達も保育園を休ませて一緒に連れて行きました♪

私も今まで涅槃図や涅槃会の意味をよく理解していなかったのですが、仏陀、釈尊のご命日が涅槃会であり、その最期のご臨終の様子をえがいたのが涅槃図だそうです。
その図には森の中でお釈迦様が右脇を下に、頭を北に、顔は西向き、両足を軽く重ねて手枕で休んでいる姿が描かれています。そしてその周りには人や鳥やけものなどがみんな嘆き悲しみ泣き伏しています。
 
紅葉で有名な東福寺。
もう少ししたら桜も満開だったのでようが、今日は早咲きの桜がちょっとだけ。

こちらが東福寺の涅槃図。
その大きさ、優雅さは本当に見事。その神秘的な姿に思わず息止めてじーーーっと見入ってしまうほど。
後ろの木には薬袋がひっかかっていて、その薬は空からお釈迦様の命を救うために届けられた薬袋が運悪く木にひっかかって、
お釈迦様の手元に届かなかったため、お釈迦様が亡くなってしまったと言い伝えられているそうです。

そして天井には見事な竜の絵。
ろうそくやお線香を供え、心を込めてお釈迦様に手を合わせました。
子ども達にはまだ難しくぎゃーぎゃー本堂の中で騒いでしまうと行けないので、お外へ。
お寺は絶好の遊び場で、階段の脇石を滑り台にしたり、砂利の小石を並べたり、昔の井戸跡を「お風呂に入りますよ~♪」なんて言って遊んでみたり。

知らないおばちゃんに
「あんた達、あぶないよー。お寺で怪我したら寿命が縮む」っていうから止めなさいー!!!
って言われました・・・・。

そして「方丈」では見事な枯山水。
物知りじぃじが聖達にいろいろ詳しく教えてくれたので
「ママ、あそこが海なんだよーーー。」
って私にも得意げに説明してくれました。

そして特別公開の三門にも登りました。
三門からの眺め。京都タワーも見えます。

三門の上をドタバタ走ったり、二人で「おーーーい!!」って大声出したり。
どうもじっとすることができない二人。
このあたりから二人を静かにさせるのがだんだん疲れてきた私

そしてお昼を食べた後、今度はお隣の泉涌寺へ。
ここでも涅槃図公開をしています。
こちらが泉涌寺の涅槃図。

東福寺のものとは全然違って、神秘的というよりはかわいらしい感じ。
でもやはり同じように中央にはお釈迦様が横たわり、動物や人々がその周りに座り込んで、木には薬袋が引っかかっていました。同じ様子を描いた絵でも印象が全然違うものです。

帰りにじぃじが子ども達に面白いものを買ってくださいました★
花御供(はなくそ)というあられです。
お釈迦様の大きな「鼻くそ」と薬袋をもじって、これを食べると無病息災がかなうと言われています。

子ども達はもうこのネーミングに大喜び。
(最近、こういう汚いネタ大好き!で困っています・・・・
家に帰ってからもおもしろがってパクパク食べていました♪
どうか病気になりませんように・・・・・

じぃじ、今日は一緒に連れて行ってくれてどうもありがとうございました!!
物知りなじぃじと一緒に行くといろいろ勉強になります。
とっても素敵な絵が見れて、心が洗われるようでした。
コメント (2)
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