Go Go Kawasaki's

~のんびり聖とやんちゃごー君の成長記録、我が家のレース奮闘記・ママの独り言など~

3歳3ヶ月検診

2010-02-01 23:36:24 | 日常の出来事
2月1日(月)天気
 今日はゴー君の3歳3ヶ月検診のため保健所へ。
仕事も休みを取ったので、二人とも朝から保育園を休みました。
問診、歯科検診、身体測定、内科検診。
普通ならこれで終了して帰宅、となるのですが、私は育児相談のため居残り。

これまでも何度なくゴー君ものやんちゃぶりについては、ここでも記してきました。
いろんな言葉をつくしても何度も何度も裏切られたり、親の思うように行動してくれないゴー君。
迷子になったり、他人に迷惑をかけたり、必要以上に興奮して騒いでみたり。
それでも愛想は人一倍よく、いつもニコニコ笑顔で誰とでも分け隔てなく接したり、
相手のことを自分のことのように心配してあげる心優しい子です。

それでも保育園の先生と見解の相違もあったりして、ゴー君に対する悩みはつきません。

果たしてこれが「やんちゃな子」で済まされるものなのか、
それとももしかしたらこういうたぐいの障害であるのか、
ずっと悩み続けていました。今も・・・・・・・

育児相談の部屋には専門の小児科の先生がいらっしゃって、見るからに優しそうなのんびりした雰囲気の先生でした。
思わずその優しい笑顔に飲み込まれて、初対面にも関わらず
ゴー君の問題点やそれにうまく対処できていない自分がいること、自分の子育て観や保育園でのトラブル、
それに直面している現状などをありのままに話すことができました。
先生は話を聞きながら、ゴー君が積み木や人形で遊ぶ様子を事細かに観察しておられました。
そして私が一通り話し終えると、先生はそれに対して何も言わず、今度はゴー君に話しかけました。
「お名前なんていうの?」
「何歳?」
「今日、お外寒かった?」
その他にも人形を使って状況を設定し、「こういう時はどうしたらいいか?」という質問や
紙芝居のようなある一場面の絵を見せて、それを説明させたり。。。。
まあ、簡単な発達検査をしたのだと思います。

先生はこのわずかな検査と10-15分くらいの遊ぶ様子を見て、
今ゴー君が抱えているだろう問題を見事に言い当てました。
そしてこれからどんな風な対応がこの子には必要で、そのために家庭や保育園ではこんなことを意識して生活していくように・・・という指導もうけました。

その中の1つに
「どんな小さなことでも褒めてあげるように。でも子供だからお母さんのして欲しくないこともするだろうから、その時はきちんと叱ること。10個褒めて1個しかる心つもりでいるように。」

先生、すごいなーーってただただ感心。
そう、まさにその通り。
1人目の時は「子供は褒めて育てる!」ってことを心に決めて、それをきちんと実行できていたけど
2人目になると心に余裕がなくなってそれもあまり実行できない、
それどころか一人目が比較的何でもできる手のかからない子だったので、自分の中の「褒める」基準ハードルがグンッと引き上げられ、全然ゴー君を褒めることができない。
褒めたくても褒めるところが見つけられない。
それどころか「なんでこんなことができないんだろう??」
って批判めいた目で見る事が多かったような。
本当に反省。

そして私の母として至らない点をこのわずか15分の短い時間で見事に指摘した先生に本当にびっくりしました。
「10個褒めて1個叱る」
現実問題、なかなか難しい課題ではありますが、今はもうとにかく実行するしかない!
現状把握能力の発達もちょっとゆっくりみたいなので、その辺りも言葉で丁寧にフォローする必要があるそうです。

今日の検査ではとりあえず、このまま様子をみることに。
本当に障害が疑われるようならここから正式な知能検査に移行して行くらしいのですが、
そういう対応ではなかったので、とりあえず現時点では大丈夫ということなのか・・・。

何はともあれ、自分の心がびっくりするくらいほっと一安心していることがうれしかったです。
今は先生の言葉を信じて、自分が今できる事を一生懸命しよう。
たとえこのゴー君に障害があってもなくても
親としてきちんと子供と向き合って一生懸命子育てしていくことにはなんら変わりはないのだから。

山あり谷あり。
これからも悩みは尽きず、いろいろ新たな問題も抱えていくだろうけど
ゆっくりでもいいから、ちょっとずつちょっとずつ前に進んで行ってくれたら。
そう信じて。

写真は育児相談が終わって、区役所内でご機嫌に遊ぶ子供たち。
聖兄ちゃんは、育児相談の助手のかわいいお姉さんが遊んでくれたのがうれしかったらしく
「ここ、また来たいー!楽しかった~!」とかなりお気に召したようでした









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