これは勝川春章(享保11〜寛政4・1726〜93)の役者絵だ。
制作年は、安永4(1775)年とある。
中村富十郎が法師の役をやっているが、
背中に背負っているのは琵琶ではなく、三味線のようだ。
この頃江戸の町は芸者であふれ、江戸中で三味線の音がしていた時代だ。
琵琶法師が三味線法師になっても不思議はない。
制作年は、安永4(1775)年とある。
中村富十郎が法師の役をやっているが、
背中に背負っているのは琵琶ではなく、三味線のようだ。
この頃江戸の町は芸者であふれ、江戸中で三味線の音がしていた時代だ。
琵琶法師が三味線法師になっても不思議はない。