西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

三番叟

2021-06-21 | 役者絵
きょうはYouTubeを見て、「操三番叟」のお勉強をしました。
今度夏の長唄協会で囃子出曲の「操三番叟」を演奏委員で助演することになったのです。
この曲は囃子のきっかけとかがたくさんあるので、ちょっとお勉強しないといけません。
YouTubeは玉石混交ですから、選別が大変ですが、参考にはなります。

未投稿の「三番叟」の記事があったので、アップしますね。

これは鳥居清倍(きよます・生没年不詳)の役者絵だ。
制作年は享保16(1731)年とある。

瀬川菊之丞の翁、東下り佐渡島長五郎の三番叟だ。
本来「三番叟」は開幕すぐに、座元・若太夫・座頭の3人で演じられる特別な演目なのだが、
これは「番立」という簡略化されたものだろうか。

菊之丞は同じ興行で「傾城道成寺」を出し、5月までのヒットを放つ。

   

     
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