ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

お詫びと訂正

2015年01月19日 | 自然




       昨日掲載したヒヤシンスの写真は、一昨日掲載したものと同じでした。

       「忙しかったので」なんて、言い訳にもなりませんね。

       差し替えさせていただきましたので、もう一度ご覧いただけると感謝です。


       さて、最新映像(今朝のヒヤシンス)も見てやってください。




             


             





きょうのヒヤシンス

2015年01月18日 | 自然





         きょうは一日中留守をしましたので、
         ヒヤシンスはガラス戸の内側でした。

         それでも、葉がほぐれて、

          ピンクの花!!




               


            







 







ほぐれていく

2015年01月17日 | 自然



             きょうのヒヤシンス。


            



             芽がふくらみ、ほぐれてきて、何やら赤いものが見えます。



            



             すごい! すごいね。と撫でてあげたいくらい。
             何しろ、私は
             日差しの下に出すだけ、何もしていないんですもの。








冷たい雨の日の温まる話

2015年01月16日 | 



      


       「天国はほんとうにある」は、三年ほど前に友人がプレゼントして下さったのです。

       そのときは、なぜか、読みかけてやめてしまいました。

       あまりにも、典型的なアメリカの家族の「温かい話」が始まるのを、

       行間を漂うそのやさしいリズムを、警戒したのでしょうか。

       牧師とその家族の上に起きた物語で、しかも主人公は幼い子供です。    

       死に瀕した三歳の子供が天国を見てきたお話・・・。


                ★    
       

       天国について、何か言われるのがいやだったのかもしれません。

       何しろ、それは、私にとってあまりにも重い切実なテーマ。

       大きなまばゆい世界。

       天国は、聖書にもあちこちに描かれているけれど、

       最後には、自分でこの道をまっすぐ進んで、自分でドアを開けて(ドアがあるなら)

       自分の目で一望したい・・・!


              
                 ◎  ◎  ◎  ◎


                

                ときどき話題になるように、死に瀕したとき、

                人は死後を見るらしいのです。

                では、これは臨死体験の物語なのでしょうか。

                この世の生の終わりに、死後の世界へのトンネルを通って、

                行くべき場所の入り口まで来たとき、

                何か光り輝くものが現れて、

                「引き返しなさい」と命じられるような話なのでしょうか。


                それも違うのです。

                とにかく温まってくるのです。

                三歳の子供が天国に入り、そこで経験する物語が

                あまりにもリアルなのです。

                それで、一度は投げ出した本を、

                あっという間に読んでしまったのです。

                お勧めの一冊です。

                
                 



                                

       




       
       

殺人者の烙印

2015年01月15日 | 






                  


               あまりにボロボロで、写真でお見せするのが恥ずかしいほどです。
               ご推察の通り、何十回も読んだのです。

               バッグに入れて持ち歩き、家の中であちこちに置きなおされ、
               旅行にも連れて行きました。


               作者のパトリシア・ハイスミスは、
               映画「太陽がいっぱい」の原作者、
               ヒッチコックの映画にも、「見知らぬ乗客」が採用されたミステリー作家です。


              ミステリー作家になりたいと思っていたある時期、
              ハイスミスは、私の脳天を打ったのです。

              それまで、素朴に「ミステリーとはこのようなもの」と思っていた世界に、
              なにか根本的な認識の転換をせまられたのです。


              「心理サスペンス」というカテゴリーがはめられていますが 、
              そのカテゴリーから洩れ落ちる「殺気」に、
              私も、そのような作品を書きたいと思いました。

         
              技術だけでないものが、たしかに彼女の世界を作り上げていて、
              それがなにかわからなくて、
              私は、キリスト教に興味を持ったのだと思います。



                      ★ ★ ★ ★ ★


                       この小説の原題は、

                   「A SUSPENSION OF MERCY」




                      


                  ミステリー作家にはなれなかったけれど、自分もまた
                  「A SUSPENSION OF MERCY」の中にある
                  と知ったのは、私にとって、望外の祝福でした。