ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

クリスマス・イブです!

2013年12月24日 | 日記





      きょう十二月二十四日、
     私の出席している教会・町田クリスチャンセンターでは、
     クリスマス・イブの礼拝を行います。

     教会では、お祝いの楽しい夜を多くの皆様と共有したいと思って、
     さまざまな準備をしてきました。
     小さな教会が(日本では小さな方ではないとのことですが)
     ささやかな資金と限られた人手で行うのですから、
     市井の派手なイベントとは違うかもしれませんが、
     素晴らしい夜を堪能していただけると、信じています。



            



          キャンドルサービス
          聖歌隊による讃美歌コーラス
          会衆(集まった方々)による讃美歌の合唱
          影絵による降誕劇
          牧師によるクリスマスのお話


             (19時スタート~21時頃終了)

     終了後は
       若い教会員による「Coffee time」
       


     ぜひ、お越しください。

     また、全国の多くの教会で、讃美歌のコーラス、キャンドルサービスなど、
     今夜は何らのイベントをご用意していると思います。

     お近くのキリスト教の教会へ足を運んでいただけると感謝です。




       ★私のほかのブログCoffee Breakで、今日から処女降誕について書いています。
        こちらも、ぜひご覧ください。
        (左の欄のブックマークのCoffee Break歴史の書
        クリックしてください。)













    

クリスマス礼拝

2013年12月23日 | 日記




   Merry Christmas!



                   

   昨日の日曜日は、クリスマス礼拝でした。
   キリスト教国と言われる国々では、十二月二十五日が休日になっていることが多いので、
   十二月二十五日にクリスマス礼拝を行いますが、
   日本では、たいていの教会は、二十五日の前の、二十五日にいちばん近い日曜日に行います。
   そのために、クリスマスイブ礼拝がクリスマスのあとに来たりします。
   今年も、明日の二十四日が、イブ礼拝です。
   この順番は、多少クリスマスの盛り上がりに水を差すのではないかと思いますが、
   仕方がないでしょうか。

   もともとキリストの誕生日十二月二十五日には、聖書に根拠があるのではないと思います。
   中東→地中海→ローマ→ヨーロッパへと広がったキリスト教が、
   ヨーロッパで古来から行われていた「冬至のまつり」に重ねてキリストのご降誕を祝ったようです。



                    ♪ 



   キリストというのはギリシャ語です。
   キリストの降誕の記事がある新約聖書はギリシャ語で書かれているので、キリストというのでしょう。

    その英語表記がChrist(クライスト)、ヘブル語でメシヤと言います。
    メサイヤは、メシヤの英語なまり? いずれも意味は救世主、救い主です。
   

   何からの救いかと言えば、罪からの救いです。
   エデンの園で神様に背いて罪を犯した人間は、楽園を追放されてしまいました。
   そのため、サタンに支配され、迷いの中を苦しみながら生きることになりました。
   神様から離れたとはいえ、人間は、神様から神に似せて作られた存在です。
   自分の罪を自覚できる霊的で知的な存在ですから、
   ひつじなどの動物を「身代わりの犠牲」としてささげたりして、なんとか神様と交わろうとしてきました。
   しかし、それは厳しく、困難な方法でした。



   そこで、神様はご自分の御子(じつは神ご自身)を世に降して、
   十字架の上で血を流させ死なせ、全人類のささげ物としてくださったのです。

   ですから、今、私たちは、キリストのこの犠牲を信じる「信仰」だけで、神様のみもとに行くことができるのです。

   クリスマスは、それゆえ、私たちにとって大きな喜びの日、救いの日なのです。


         


   この事実は、新約聖書を書いた人たちの思い付きではなく、
   旧約聖書のいたるところに預言があり、証しされています。

   

   
      それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。
      見よ。処女が身ごもっている。そして、男の子を産み、その名をインマヌエルと名付ける。
                        (旧約聖書・イザヤ書7章14節)
                        (新約聖書・マタイの福音書1章23節)     
   
   

       ※インマヌエル――イエスの別名。「神は私たちとともにおられる」の意味。  
        キリスト――姓ではなく称号。
   
     


         



      







妻逝きて

2013年12月21日 | 日記




        久しぶりに一冊の本を、三時間で読み切りました。

          池上敏也
       揺れ惑いおり、妻逝きて



      末期がんの妻を、自宅で介護し看取った方の物語です。
      張りつめた重い世界――。

      でも、
      そっけない語り口が織りなす世界は、
      静謐で、暗くなく、感傷的でもなく、

      一言で定義するなら、
      きずなの物語でしょうか。

      夫婦のきずなと言った言葉さえゆるい、
      人間同士の根源的なきずな、
      他の誰もが立ち入ることができないたましいのきずなの深みに
      招き入れられて、
      ただ、ただ、吐息をついてしまいました。

       とはいえ、ここまでのきずなは、夫婦でなければ到達できないもの。
      それも、終生添い遂げる長い長い結婚生活です。

       




      

     


 
      
      
      




     



クリスマスの讃美歌

2013年12月20日 | 歌う






        讃美歌111番
       神の御子は今宵しも



         神の御子は今宵しも
         ベツレヘムに生まれたもう
         いざや友よ、もろともに
        いそぎ行きて拝まずや

        賎(しず)の女(め)をば母として
        生れまししみどりごは
        まことの神、きみの君
        いそぎ行きて拝まずや

          「神にさかえあれかし」と
         みつかいらの声すなり
        地なる人もたたえつつ
         いそぎ行きて拝まずや

          とこしなえのみことばは
        今ぞ人となりたもう
         待ち望みし主の民よ
         おのが幸をいわわずや




        「神の御子は今宵しも」
        讃美歌 111番(讃美歌21 259番)

         Lyrics Latin Hymn of 17th or 18th
         Music Adeste Fideles
          Arranged by KS 07/11/25



 


       「聖歌。讃美歌。ゴスペルMIDI]から再録させていただきました。
         KSさんがアレンジ演奏されている美しい讃美歌をご鑑賞ください。

        http://sanbika.net/PRAISE_MIDI_MUSIC_NEW_TITLE_4.jpg
        http://sanbika.net/Adeste_fideles_2007.html







古径と土牛

2013年12月19日 | 日記





     山種美術館に行ってきました。


    特別展・小林古径 生誕130年記念

          「古径と土牛」



    さほと広い展示場ではありませんでしたが、ずっしりと見ごたえがありました。


    日本画のストイックな豪華さ、ぜいたくさに堪能しました。
    抑制と省略
    形や線を知り尽くした画家が、自分の美の世界を拓いていく
    自在であって放縦ではない時間を追体験することは、
    到底できないと思いました。

    しかし、届かないながらも、たしかに、
    自分も、異世界に踏み込んだのです。

    ぐったりと疲れていて、寝付けない時間が
    良い一日であったことを、物語っています。


              感謝!