教会は教会堂ではないのです。建物を指すのではありません。
もともとは、人が主(神)の御名のもとに集まって心を合わせて祈るとき、そこが教会でした。
集会とも訳されます。
2000年前、
教会が生まれ始めたころは、信者の家が教会でした。
伝道のためには、公道や広場、道路上も使いました。
ユダヤ教の会堂も重要な伝道場所でした。
〈家の教会〉は、文字通り、教会の原点です。
信徒はなぜ集まるのでしょう。
それは同じ主(しゅ=神。イエス)にある神の家族だからです。
家族が集まって、神を礼拝し、賛美し、感謝し、様々な願い事や対話をするのです。
教会にはいくつかの大切な役割があります。
礼拝、伝道、交わり、教育、奉仕。
神の家族として兄弟姉妹と霊的な愛をもって付き合います。互いに学び、教えあいます。
人が集まるところに当然生じる様々な仕事を分担します。
それらによって力づけられ高められ、救われた喜びを伝道するよう、励まされています。
サラリーマンだった牧師が、神学校に行き、
自宅を開放して教会を立てました。
庭に良い香りが漂うのは、沈丁花や梅のせいばかりではありません。
あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。
そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、
また、わたしがあなたがたに銘じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。
見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。
(新約聖書・マタイの福音書28章19節20節)