ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

神戸の町かど(1968年)

2017年12月07日 | 思い出

    当時、小さな詩の同人誌に集っていました。詩を書いて活字になるのがうれしかったのです。

    今のようにパソコンなどないので、同好の者が集まって作品を持ち寄り、印刷物を出版したのです。
    そのほとんどは散逸してしまいました。作品は、今読むと、とても初心(うぶ)で赤面ものです。


    主宰者のご厚意で、自分の簡単なスケッチを、表紙裏(とびら)に載せていただいていたのです。
    あらっぽい絵ですが、なぜか、とても懐かい。
    というのは、当時の、どこか、憂愁を帯びた神戸の街を思い出させてくれるのです。
    三宮から北野町、三宮から中山手通りなどを通って、自宅へ帰る道は、
    ふだんは、バスに乗っていたはずですが、歩いてもせいぜい3キロたらず、
    何百回も、歩いたものです。
    これらのスケッチには、観光地のしるしみたいなものが一切ないのですが、
    毎日そこで暮らしていた時には、何でもない曲がり角や家の屋根の方が親しかったんですね。
    今見て驚くのは、ほとんど鉄筋のビルが見えないこと。高層ビルなんか気配もなかった。
    中山手通りは、ビジネスオフィスがあったと思うのですが。


    
       
    

         三宮北


         石屋川


         北野町付近



         中山手通り


         神戸港







      


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