ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

今は昔

2015年06月30日 | 日記



     フェイスブックを始めて、ほぼ一週間。
     なるほど、こういうのが、SNS(ソーシャル・ネットワーク・システム)と
     呼ばれるものなのだと、学んだのです。


     「子どもがラインで、一方的なウソの情報を流され、いじめられた」などと言われると、
     それって何?といつも思っていました。

     たしかに、開くと同時に、友人関係のネットワークが同時に出てきて、即座に書き込みができるし、
     人の書きこみに応答することができる。

     文章が面倒だったり、時間がなかったら、「いいね)をクリックしておけばいい。
     一分あれば、何人もの人たちに、「いいね!」って言える理屈。

     なるほど、これでは、家でパソコンに向かっているだけでも、
     いつも大勢の友だちとつながっている気分になるんだ!!

     ショウワもショウワのさとうの時代には、雑誌の文通欄とか、
     さりげなく相手のカバンに忍ばせる手紙とか、
     あったけれど、
     
     手紙をポストに投函したとたん、もう、返信を思って、胸が痛かったなんて、
     海外郵便ともなると、往復十日はかかるので、ほんとに首がながーくなったものだなんて、

     今の子どもが聞くと、「レトロ~!!」と、化石を見るみたいな目で見られそうですね。

     でも、断固言います。
     それは江戸時代ってわけじゃない。いいえ。

     30年前には、ちゃんと切手を貼って、よく吟味して何度か書き直した手紙を
     赤いポストの口に慎重にすべらせたのです。