猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

酔拳2

2015-12-22 04:55:11 | 日記
1994年の香港映画「酔拳2」。
列強進出が著しい清朝末期の広東。酔八仙(酔拳)を会得したものの、酒の
勢いで暴走してしまうウォン・フェイフォン(ジャッキー・チェン)は父ケイイン
(ティ・ロン)から酔拳の使用を禁止されていた。一方、イギリスが領事館を
通じて中国の国宝を国外へ密輸していた事実を察知していた武術家フク・
マンケイ(ラウ・カーリョン)は阻止に動く。ひょんなことからマンケイと知り合い
事情を知ったフェイフォンだが、やがて英国の魔の手が彼とその仲間に及ぼ
うとしていた。

ジャッキーのアクションがキレがあって、コミカルで且つシリアスな部分もあ
り、ジャッキーワールド全開のおもしろい映画だった。私は清朝時代の物語
が結構好きなのだが、この映画は当時の風俗を細かに表現している感じで、
その背景にも興味を持てた。ジャッキーが若い!かわいい!衣装もいい。
アンディ・ラウがゲスト出演しているがやっぱり若い!かっこいい!フェイ
フォンの継母役でアニタ・ムイが出演しているが、アニタ・ムイの衣装もきれ
いで憧れる。アニタ・ムイのコメディ演技は本当に笑える。それにしても主人
公やその家族を始め、なんでこの町の人は皆強いのだ。大抵の人が武術を
使える、女性も。
ラスト近くの工場での戦いは凄かった。フェイフォンと、中国人でありながら
英国の手先になっている男ジョンとの死闘は見もの。ジョンはむちゃくちゃ
蹴りが強く、フェイフォンも苦戦する。
ジャッキー映画っていいな、と思える作品。もちろんどの映画もいいんだけ
ど。明るくスカッとするのがいいなあ。



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