猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

レッド・ブロンクス

2015-10-21 04:50:06 | 日記
1995年の香港映画「レッド・ブロンクス」。
休暇中の香港の刑事クーン(ジャッキー・チェン)はニューヨークの叔父の結婚式に
訪れた。叔父は経営しているスーパーを売りに出し、エレイン(アニタ・ムイ)という
女性に買い取られた。クーンは叔父の新婚旅行中、叔父の住んでいるアパートを
借りることになった。しかし、そのアパートの周辺には暴走族が徘徊していた。ある日
クーンが叔父とエレインと店のことなどで話していた時、店内に暴走族の数人が
現れ、万引きをする。それを目撃したクーンは、その者たちを撃退。しかし、そのこと
からクーンはその暴走族に目を付けられることになる。

ニューヨークを舞台にした、ジャッキー・チェンのアクション映画だが、雰囲気は香港
映画。アメリカで大ヒットし、ジャッキーが名声を得た映画だそうだ。
とにかく登場人物たちのキャラクターがいい。もの凄く強いクーンもだが、おもしろい
叔父さん、そのおもしろい婚約者(胸がバーン、お尻がバーンの黒人女性)、アパー
トの隣室の足が不自由な少年、その母親がわりの姉(美人で、暴走族に入っている)、
暴走族の連中は憎たらしいが姉の恋人はなかなかイケメン。中国人、白人、黒人と
国際色豊か。暴走族に狙われてしまったクーンは、執拗な嫌がらせを受け、襲われ
て重傷を負ったり、スーパーを壊されたり。路地でビンを何本も投げつけられるシー
ンは観ていて痛い。アメリカも香港も、アクション映画は本当に物をむちゃくちゃに
壊すなあ。スーパーを壊されて、新しく経営者になったエレインは嘆いていたが、私
だったらどこから手を付ければいいのか、どうやって片付ければいいのかわからず、
多分倒れる。スーパーだけじゃない、街のいろんなお店や車も破壊されてしまう。
映画だからいいけど、実際に起きたら大事件じゃないのかとにかく派手。見るか
らに高そうな車も壊されてて、もったいない。本物じゃないのかな?
そしてジャッキー映画ではあまり見られないグロシーン。あれはきつかった。まあでも
相変わらずジャッキーのアクションは凄くてかっこよかったし、おもしろかった。後半、
船?に飛び移る際、ジャッキーは骨折したようだ。ジャッキーのアクション魂天晴れ。
エレイン役のアニタ・ムイは40歳の若さでがんで亡くなった。大スターだったのに…
かわいそうだ。



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