猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

復讐捜査線

2018-07-03 01:46:47 | 日記
2010年のアメリカ・イギリス合作映画「復讐捜査線」。

ボストン警察殺人課に勤務するベテラン刑事、トーマス・クレイブン(メル・ギブソン)
は、病に倒れた娘のエマ(ボヤナ・ノヴァコヴィッチ)を病院に連れていこうとする。し
かし家を出たその時、何者かがエマを狙撃、エマは父の腕の中で息を引き取った。警察
もマスコミも、クレイブンに恨みを持つ者の犯行で、彼を狙った弾がエマに当たったも
のと見ていたが、クレイブンには心当たりがない。やがて捜査を進めるうちに、エマが
勤務していた軍需企業が犯罪行為をしていたことや、エマがそれを暴露しようとしてい
たため謀殺されたのだということがわかってくる。

メル・ギブソン主演のサスペンス・アクション。タイトルがB級映画っぽいが、意外に
おもしろかった。刑事のクレイブンは娘のエマが帰省するので駅まで迎えにいき、自宅
に戻る。しかしエマは鼻血を出したり嘔吐したりと具合が悪そうなので病院に連れてい
くことにする。家のドアを開けたその時、エマは撃たれる。血まみれのエマを放ってお
けず、犯人を追いかけられなかったクレイブンだが、結局エマはその場で死んでしまう。
クレイブンは悲しみに沈む。この家は離婚したのか亡くなったのかわからないが母親が
おらず、父と娘は2人だけの家族で、とても仲が良かった。目の前で自分の子供が殺さ
れるなんてどれだけ辛くショッキングなことだろう。
クレイブンは犯人が撃つ直前に「クレイブン!」と叫んだことから、エマは誤射で殺さ
れたのだと考える。警察もそうだし、ニュースでもそのように報道される。ところがク
レイブンはエマの荷物の中に銃を見つけ、不審に思う。そしてエマのボーイフレンドに
話を聞きにいったりするうちに、狙われたのはエマではないのか?という疑問が生じて
くる。
エマは父親に何か話さなければならないと言っていて、その前に射殺されてしまった。
私はエマが鼻血を出したり嘔吐したりしていたので、白血病なのではないか?と思った
が、完全に外れてはいなかった。事件の真相が徐々に明らかになっていく過程はサスペ
ンスフルでおもしろかったし、カーチェイスも迫力があったが、ちょっと人が死にすぎ
だと思った。でも主人公が刑事のアメリカ映画ならこんなものかな、とも思う。メル・
ギブソンは私生活では色々と問題があるようだが、安定の演技力だったし、かっこよか
った。この人の青い目はきれいだなあ。ラストも切なくて良かった。



2人とも、仲良くね(´ω`*)
















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2 コメント

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Unknown (じゃが太郎)
2018-07-03 07:15:06
メル・ギブソンは監督でも成功したし、ホントに私生活が残念ですね。芸術家は変わり者を地で行く人なのかな。
ベル女史の説教にノエルお嬢さんショボーン。なにをやらかしたんでしょう。でも最後は「ベルちゃんめ〜」と怒ってるみたい。うん、うん、仲よくね。
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Unknown (杏子)
2018-07-03 13:38:30
コメントありがとうございます。メル・ギブソンの監督作品では「ブレイブハート」がすごくおもしろかったです。
ハリウッドスターはちょっとお酒を飲み過ぎですね。

多分ベルは「調子にのるんじゃないわよっ」と言ってるのだと思います(笑)
ノエルはちょっとやんちゃが過ぎますからね(笑)
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