猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

アウトロー

2022-01-22 22:08:11 | 日記
2012年のアメリカ映画「アウトロー」。

米ペンシルベニア州ピッツバーグの郊外で、白昼に5人が射殺される事件
が発生。警察は事件発生後1時間という早さで、元軍人で腕利きスナイパ
ーだったジェームズ・バー(ジョセフ・シコラ)を容疑者として拘束する。
だが彼は容疑を全面否認し、かつて米軍で秘密捜査官を務めていたジャッ
ク・リーチャー(トム・クルーズ)に連絡するよう求める。ジェームズには
ヘレン・ロディン(ロザムンド・パイク)という国選弁護人がつくが、その
後彼は刑務所への護送中に他の囚人に襲われ、意識不明になる。ジャック
は事件の不審な点に気づき、真相に迫っていく。

トム・クルーズ主演のサスペンス・アクション。トムは製作にも参加して
いる。白昼5人の男女が射殺されるという事件が起き、遺留品や指紋など
から元米軍の狙撃手ジェームズが容疑者として拘束される。彼は元米軍の
秘密捜査官で一目置かれていたジャック・リーチャーを呼ぶよう求める。
ジャックは今は流れ者となっていて、警察は連絡をとることは不可能だと
判断するが、意外にもニュースを見たジャックは自ら現れる。しかしジェ
ームズは護送中に他の囚人から暴力を受け、昏睡状態に陥っていた。そこ
でジャックはジェームズの弁護士で地方検事の娘であるヘレンと会う。
一応アクションものだがミステリー寄りでなかなかおもしろかった。トム
・クルーズは有名スターなのに、私は彼の出演作を3本くらいしか観たこ
とがないのだが、やはりトムはかっこいい。ジャックはかつてジェームズ
がイラク派遣中に殺人事件を起こした際に逮捕していた。そのためジェー
ムズの殺人衝動が甦ったと最初は見ていたが、軍の狙撃手が行うには不合
理な場所から行われたことや、証拠を残しすぎていること、そして捜査し
ていくうちに街のチンピラから狙われ出すといった不審な点を考え、ジェ
ームズは陰謀で犯人に仕立て上げられたのだと思うようになる。
ジャックとヘレンが独自の調査をしていく過程で、少しずつ真実に近づい
ていくのがおもしろい。黒幕はヘレンの父親である地方検事か、それとも
刑事か。私はなかなかわからなかった。途中でサンディという女性が殺さ
れてしまうのだが、ジャックは「サンディはいい子だった」と悔やむ。私
はそんなにいい子かな、と思った。もちろんだからといって殺されていい
訳ではないが。
登場人物が皆魅力的。ヘレン役のロザムンド・パイクも美人だし、ヘレン
の父親役のリチャード・ジェンキンス、狙撃場の経営者のロバート・デュ
バルなど味があって良かった。特に終盤でジャックと狙撃場のおじさんが
協力するところはおもしろかった。トム・クルーズは若い頃はいろんな役
をしていたのに、いつの間にかアクション・スターになってしまったなあ。
この映画もややB級っぽいがとにかくトムがかっこいいのでいいか、と思
った。


昨日の夜(正確には今日の午前1時9分頃)地震が起きてびっくりした。地震
慣れしていないので、少し揺れても怖いのだが、今回はかなり揺れたし結
構長かったので本当に怖かったスマホの警報メールに驚いてノエルが
布団から飛び出したし
皆様大丈夫でしたでしょうか。お気をつけください



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コメント (8)
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