猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

名探偵再登場

2015-09-14 04:33:21 | 日記
1978年のアメリカ映画「名探偵再登場」。
1940年代、第二次世界大戦のさなか、サンフランシスコの一角に小さなオフィスを
構える私立探偵のルー・ペキンポー(ピーター・フォーク)は、儲かってこそいないが、
珍事件や難事件に追われ、多忙な日々を送っていた。そんな中、彼の相棒が殺され、
不倫関係にあったその未亡人のジョージアの証言によって、ルーが容疑者になって
しまう。彼は早速真犯人捜しに乗り出した。

1976年の「名探偵登場」の続編だが、ストーリーは関係ない。前作で5人の探偵の
1人だったピーター・フォークが主演しているコメディ映画である。ハンフリー・ボガード
の「マルタの鷹」や「カサブランカ」のパロディらしいのだが、私はそれらの映画を観て
いないし、ハンフリー・ボガードもよく知らない。詳しい人が観たらあちこちにちりばめ
られているパロディや小ネタがわかって、よりおもしろいだろう(私は誰でも知ってい
る、いわゆる名作と言われている映画を結構観ていなかったりする)。
やっぱりピーター・フォークのキャラクターがいいなあ。捜査の過程で6人の美女と
知り合ったり、変な男たちと知り合ってとんちんかんな会話をしたり、観ていてクス
クス笑ってしまった。6人の美女の中には昔の恋人もいて、あの風貌で相棒の妻と
不倫していたり、美人の昔の恋人がいたりと、ユーモラスである。
6人の美女といっても私はストッカード・チャニング、アン=マーグレット、ルイーズ・
フレッチャーくらいしか知らなかった。この映画でのルイーズ・フレッチャーがあまり
にきれいなので驚いた。私にとってルイーズ・フレッチャーは「カッコーの巣の上で」
に登場するファシスト看護婦長のイメージが強いので、あんなに美人だとは思って
いなかったのだ。本当に俳優って役柄によって変わるものだと感心してしまう。
ピーター・フォークは本当に魅力的な俳優だ。もっと長生きしてほしかったなあ。

どうでもいいことなのだが、私は敬老の日が2003年から9月の第3月曜に変わって
いたことを知らなかった…ずっと9月15日だと思っていた。当然今年大型連休があ
ることも知らなかった。へええ…( ̄▽ ̄;)



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コメント
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