デジモンアドベンチャーといえば有名なラヴェル作曲のクラシック曲「ボレロ」。
1999年春上映の劇場版第1作「デジモンアドベンチャー」で延々BGMとして流れた曲です。
テレビアニメ本編でも中盤の頃にほんの少しですが使われ、
2000年に上映された第2作「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」の冒頭でも流れました。

なんで「ボレロ」なのか?
2本の劇場版の監督を務めた細田守監督によるとこの選曲は細田監督自身のアイデア。
ここでちょっと簡単にデジモン解説(アニメでの設定です)。
デジモンワールドまたはデジタルワールドと呼ばれる世界は
人間の住む世界と重なって別の次元に存在するいわばパラレルワールド。、
本来は決して交わることはないのですが
デジタルワールドを支えていたある神秘的な力のバランスが崩れて
二つの世界が一部で繋がってしまいました。
元々重なり合う世界なのでデジタルワールドに異変が起きると人間界も壊れてしまう。
デジタルワールドの歪みを正し二つの世界を救うために
デジモンとともに戦う運命を持ったのが8人の「選ばれし子どもたち」。
彼らは一人に一匹のパートナーデジモンとコンビを組み
自身の成長とともにデジモンも成長させて二つの世界を救う冒険を繰り広げる。
それがデジモンアドベンチャーの物語。
デジモンも先行のモンスター育成ゲーム「ポケットモンスター」と同じく
デジタルモンスターが進化という名称の成長をします。
ポケモンが一度進化すると元へは戻らないのと違って
デジモンは一度進化してもエネルギー切れで元に戻るし
基本2段階程度までのポケモンと違って3段階も4段階も進化したり
あるいはアーマー進化など別系統の進化、他のデジモンとの合体進化などいろいろな進化の種類がある、
更には最終的に死を迎えることになっても「はじまりのまち」に還って
デジタマという卵に戻って再び赤ちゃんから再スタートすることも。
設定上では必ずしもすべて生まれ変われるわけではないようで
特に「選ばれし子どもたち」のパートナーデジモン以外は
前の生の記憶を持って生まれ変わることはまれとされているようです。
逆に言えば「選ばれし子どもたち」のパートナーであったデジモンは
記憶を持ったまま改めてデジタマから生き直すことができるみたい。
というところで話は戻ってなんで「ボレロ」なのか??
デジモンは進化する。
進化に従って大きくなり強くなっていく。
「ボレロ」という曲は、実は同じメロディーのフレーズを繰り返していて
最初は楽器一台が静かにメロディーを奏でているだけなのですが
2周目、3周目と繰り返すに従って演奏する楽器が増え音に厚みが出て
最終的には非常に重厚な音楽と「進化」していく曲なのです。
だから、細田監督曰く、デジモンには「ボレロ」しかないだろう、と。
てなことを仰っていました、いにしえ。
また、主人公の八神太一は仲間と妹思いの明るい元気な少年で
妹のヒカリは少し変わっていると言うか、妖精の心を持っていると言うか
幼い頃からデジモンや異形のモノを怖れず受け入れられる不思議な力を持っています。
だから突然現れたデジモンを最初から友達のように思い、
「普通」の少年である太一は逆にデジモンを警戒した。
けれど、映画の終盤でそれまでどちらかといえばヒカリが”強い子”的に描かれていたのに
今度は太一がヒカリの思いを理解して彼女がやりたくてできないことを
代わってやってあげる、兄の強さ(主人公らしさ??)を取り戻す。
この兄妹の「逆転」がまたこの映画では必要不可欠のシーンなのだそうです。
このお話は「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」DVDの特典映像の
スペシャルインタビューの中でされています。
DVD見返して初めて知った・・・(見たけど忘れた可能性大)
あかんねんけどさがせばYouTubeで容易に見つかります。。。
テレビアニメ版 無印「デジモンアドベンチャー」第1話が無料公開中なので貼ってみた。
違法アップロードじゃないですよ~。
【公式】デジモンアドベンチャー 第1話「漂流? 冒険の島!」
主題歌を歌っていた和田光司さん、主人公・太一役の藤田淑子さん
そしてヒロイン・空(そら)役の水谷優子さん・・・
それからデジモンヴァージョンの「ボレロ」を作った音楽担当の有澤孝紀さん
(この方は「美少女戦士セーラームーンシリーズも手掛けておられました)
みな、近年若くして亡くなられてしまい惜しい限りです。
んで、まだ続きます・・・今度は無印の続編「デジモンアドベンチャー02」の話でも。
ちなみに、細田守監督は・・・最近では「未来のミライ」など手掛けておられます。

これもどこかデジモンアドベンチャーの名残を感じる作品だなあ・・・と思いました。
兄妹ものだしな。これも逆転があるというべきか。
まあ、個人の感想です。
1999年春上映の劇場版第1作「デジモンアドベンチャー」で延々BGMとして流れた曲です。
テレビアニメ本編でも中盤の頃にほんの少しですが使われ、
2000年に上映された第2作「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」の冒頭でも流れました。

なんで「ボレロ」なのか?
2本の劇場版の監督を務めた細田守監督によるとこの選曲は細田監督自身のアイデア。
ここでちょっと簡単にデジモン解説(アニメでの設定です)。
デジモンワールドまたはデジタルワールドと呼ばれる世界は
人間の住む世界と重なって別の次元に存在するいわばパラレルワールド。、
本来は決して交わることはないのですが
デジタルワールドを支えていたある神秘的な力のバランスが崩れて
二つの世界が一部で繋がってしまいました。
元々重なり合う世界なのでデジタルワールドに異変が起きると人間界も壊れてしまう。
デジタルワールドの歪みを正し二つの世界を救うために
デジモンとともに戦う運命を持ったのが8人の「選ばれし子どもたち」。
彼らは一人に一匹のパートナーデジモンとコンビを組み
自身の成長とともにデジモンも成長させて二つの世界を救う冒険を繰り広げる。
それがデジモンアドベンチャーの物語。
デジモンも先行のモンスター育成ゲーム「ポケットモンスター」と同じく
デジタルモンスターが進化という名称の成長をします。
ポケモンが一度進化すると元へは戻らないのと違って
デジモンは一度進化してもエネルギー切れで元に戻るし
基本2段階程度までのポケモンと違って3段階も4段階も進化したり
あるいはアーマー進化など別系統の進化、他のデジモンとの合体進化などいろいろな進化の種類がある、
更には最終的に死を迎えることになっても「はじまりのまち」に還って
デジタマという卵に戻って再び赤ちゃんから再スタートすることも。
設定上では必ずしもすべて生まれ変われるわけではないようで
特に「選ばれし子どもたち」のパートナーデジモン以外は
前の生の記憶を持って生まれ変わることはまれとされているようです。
逆に言えば「選ばれし子どもたち」のパートナーであったデジモンは
記憶を持ったまま改めてデジタマから生き直すことができるみたい。
というところで話は戻ってなんで「ボレロ」なのか??
デジモンは進化する。
進化に従って大きくなり強くなっていく。
「ボレロ」という曲は、実は同じメロディーのフレーズを繰り返していて
最初は楽器一台が静かにメロディーを奏でているだけなのですが
2周目、3周目と繰り返すに従って演奏する楽器が増え音に厚みが出て
最終的には非常に重厚な音楽と「進化」していく曲なのです。
だから、細田監督曰く、デジモンには「ボレロ」しかないだろう、と。
てなことを仰っていました、いにしえ。
また、主人公の八神太一は仲間と妹思いの明るい元気な少年で
妹のヒカリは少し変わっていると言うか、妖精の心を持っていると言うか
幼い頃からデジモンや異形のモノを怖れず受け入れられる不思議な力を持っています。
だから突然現れたデジモンを最初から友達のように思い、
「普通」の少年である太一は逆にデジモンを警戒した。
けれど、映画の終盤でそれまでどちらかといえばヒカリが”強い子”的に描かれていたのに
今度は太一がヒカリの思いを理解して彼女がやりたくてできないことを
代わってやってあげる、兄の強さ(主人公らしさ??)を取り戻す。
この兄妹の「逆転」がまたこの映画では必要不可欠のシーンなのだそうです。
このお話は「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」DVDの特典映像の
スペシャルインタビューの中でされています。
DVD見返して初めて知った・・・(見たけど忘れた可能性大)
あかんねんけどさがせばYouTubeで容易に見つかります。。。
テレビアニメ版 無印「デジモンアドベンチャー」第1話が無料公開中なので貼ってみた。
違法アップロードじゃないですよ~。
【公式】デジモンアドベンチャー 第1話「漂流? 冒険の島!」
主題歌を歌っていた和田光司さん、主人公・太一役の藤田淑子さん
そしてヒロイン・空(そら)役の水谷優子さん・・・
それからデジモンヴァージョンの「ボレロ」を作った音楽担当の有澤孝紀さん
(この方は「美少女戦士セーラームーンシリーズも手掛けておられました)
みな、近年若くして亡くなられてしまい惜しい限りです。
んで、まだ続きます・・・今度は無印の続編「デジモンアドベンチャー02」の話でも。
ちなみに、細田守監督は・・・最近では「未来のミライ」など手掛けておられます。

これもどこかデジモンアドベンチャーの名残を感じる作品だなあ・・・と思いました。
兄妹ものだしな。これも逆転があるというべきか。
まあ、個人の感想です。
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