ある夜、急に思い立って翌日のチケットをウェブで買って観に行きました。
既に観た人の感想にはOPの「butterーfly」で泣いた、と書かれていたけど
OPどころか、冒頭の「ボレロ」でいきなり泣いた。
後でレビューコメント見直したら結構な人が「ボレロ」で泣いてた。
・・・わかります、泣きます、これは・・・。
なんででしょう。
この映画でデジモン初見の人にはこれで泣く理由はサッパリわからないでしょう。
普通に見れば感動のシーンでも何でもない。
マンションの夜の風景のBGMにラヴェルの名曲「ボレロ」が流れて
音楽に合わせて窓の明かりが点滅する。
そしていきなりの大型デジモン、パロットモンとグレイモンのバトルシーン・・・
・・・イヤ、泣くわ!
20年前上映された一番最初の短編映画「デジモンアドベンチャー」を
当時かほぼその時期に見た人なら。

ていうか、そういう人しか観に来てないでしょう、ぶっちゃけ。
観客にはコドモは一人もいませんでした、たまたま・・・かも知らんが。
今回の劇場版「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION ー絆ー」

懐かしいとか、もちろんそれもあるけど
なんていうかコレ・・・20年前の自分を、
自分だけの”歴史”のヒトコマをそれぞれの人が揺さぶられる思い。
短編映画上映と同時に始まったテレビアニメ
いわゆる”無印”「デジモンアドベンチャー」は
子どもたちと一緒に観ていました、ほぼリアルタイムで。
そして子どもたちと激ハマリしました。

元々はゲームなのですが・・・今もあるけど
ゲームキャラを元にアニメはオリジナルストーリーで作られたもの。
デジモンに先んじて発売されアニメ化もされて
今なお爆発的、圧倒的人気を誇る「ポケットモンスター」、
あれを「卒業した」子どもたちを当時は対象としていたのだそうです。
これまたぶっちゃけデジモンは無印が最強でしょう。
テレビアニメ終了後には劇場版2作目が上映されました。
今も高評価と根強い人気を誇る
「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム」
・・・当時買いましたよDVD、見直しました、数年ぶりに。
登場するパソコンはたぶんWindows98くらいかな、
ISDN、まだアナログ回線の時代。

でも中身は今でも充分面白いです!
ヤマトのセリフ、「島根にパソコンなんかあるわけない」は差別表現ではありませんw
まだパソコンは全然一般的ではなかった。
20年経って、コンピュータ関連、IT文明は著しく目覚ましい発展を遂げたけど、
ヒトというものはさほど変わらないのかな、とも思えます。
というわけで、デジモンアドベンチャーのお話、ちょっと続きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます