ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

KAIGO.介護 巻の百三十七 ICUですかい?! 

2012年04月03日 22時44分10秒 | 介護な日々
2010年5月24日 兵庫県は大雨警報

検査のため朝食抜きだったらしく、検査の済んだ午前10時ごろに遅い朝食。
レーズンパンが1個置いてありましたが、本人曰く「とっといた」そうで。
でも、とっぷり点滴されていました。
昨日うちでピンクの花(タニウツギかな?)を見たことは覚えていましたが
今朝何かの検査をしたことは昼食時にはすでに忘却の彼方に・・・
・・・・なんでやねん?
たまたま主治医のD先生にお会いしたのでお尋ねすると「良いようです」とのこと。
腫瘍マーカーの数値も正常で安定しているので
近いうちに上の階=介護病棟へ移ってもらえます・・・とのこと。
やれやれです。
但し、今度またがんが再発しても、もう治療はしない方が良いでしょうとの仰せでした。
がん治療はそれなりに負担やリスクが伴います。
それを冒してもする価値があるうちはいいけれど、
もはやその意味もないというか、かえって負担を増すばかりで
あまりメリットはない状況ということなのでしょう。
それならばこのまま静かに戦わないのもいいのかもしれません。


その後はいつもどおり、食事は食べたくない、お菓子はよく食べる。
ああいえばこういう。駄々をこねたり急に聞き分けがよくなったり、
時間刻み、あるいは分刻みで機嫌がコロコロかわる日々・・・
お天気が悪くて散歩にいけない日はやはりご機嫌斜めで、
天気のいい日は点滴中で散歩に出られずご機嫌斜めで、
したがってウチに寄ってこっそり栄養補給(カ○リーメイトを飲ませるなど)も
できず、ちょっとストレスがたまり気味の日が続きました・・・ら!!!!


2010年5月28日 天候良し

ICU=集中治療室送りになってしまいました。う~~~~~む・・・・
朝方よりずいぶん呼吸が荒かったためレントゲンを撮りましたら右肺が真っ白!
これは胸水が溜まっていて呼吸がしにくいということです。
D先生のよくわかる解説によりますと
「肝硬変になるとからだに水分を溜めようとはたらくようになります。
その水分を溜めるホルモンを『分解するホルモン』というのがありまして、
普通はそのホルモンの働きで溜まった水が体外に出て行くのですが
実はそのホルモンと言うのは肝臓で作られているのです。
だから肝臓が弱っているとそのホルモンの生成が追いつかず、
その結果からだに水が溜まってしまうのです。」
・・・とのこと。
まったく同じ内容の話を、父が入院していたSセンターのT先生に聞いたのを思い出しました。
同じ状況になっているということなのですねえ・・・

なんか懐かしい・・・・

とにかく利尿剤を使って様子を見ましょうと言うことになりました。
改善が見られなければ穿刺(針を刺すこと)して水を抜きます、と。
これまた父の時と同じです。

それにしてもはあはあ言いながら口は達者で
「夜中突然歯医者が来て口の中にこんなん(入れ歯のこと?)押し込んでいった」だの
「扉のとこの時計(なんかのメーターらしい)をほにゃららして(何言ってるのか不明)」だの
看護師さんに向かって「ちょっとノブナガさん!(織田??)」だの・・・
そして「ほな帰ろか」帰れまへんがな!こんな状態で!!!!!

他にも不明瞭で聞き取れない言葉をいっぱい発信していました。
・・・・まあ、聞き取れたところで意味はわからんかったと思うけど。

夕方には利尿剤の効果がテキメンに出て、水がだいぶ抜けてかなり楽になったようでした。
気分的にもかなり落ち着いたようで一安心の一日でした。

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