ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

KAIGO.介護 巻の五十六 イベント盛りだくさんな日々 

2010年10月03日 10時05分05秒 | 介護な日々
2009年4月29日(水)

早いものであっという間に五十日祭。
教会の方に、うちら子供3人に孫が5人(プラスT君の婚約者Sちゃん)、
M従兄さんはご夫婦そろってのご出席。
M従兄さんの弟妹、H従兄さんにK子従姉さん、
そして兄嫁と母と・・・・。
それから母方の親戚、MKさん初め従兄姉が数名。
そして大変お世話になりました、ご近所Mさん夫妻、
お隣の、お兄の幼馴染SMさんなどなど。

母は今回も大勢に囲まれてとても楽しそうでした。
しかも葬儀以来の孫ほぼ勢揃いです。
仕事の都合で一人だけはどうしても来られず残念でしたが、
孫たちに囲まれた記念写真も撮影できて、充分満足したようでした。
SMさん宅の大広間(教会なので広い)をお借りして、
久しぶりにおいしい会席料理も食べられたしね!


2009年5月3・4日(日・月)

さて、待ちに待った・・・・覚えているかな、
久しぶりに実家にお泊りの日。
入院以来ですから実に10ヶ月ぶりでしょうか・・・
自宅で自分の部屋で寝るというのは・・・。

この日ばかりは人海戦術、ちい兄と私と、
うっとこの娘二人ものりこんでのお泊り大作戦です。
もちろんバックアップに強力助っ人・ヘルパーKさんにもお願いしてありました。

ちょっと蛇足のお話ですが、
家にヘルパーさんに来ていただくには事前の申し込みが必要で、
しかもその場合ケアマネさんに居宅サービス計画を立ててもらわねばなりません。
でもそれはずっと家で暮らしている場合。
今の母は介護療養医療施設に入院している立場ですので
基本的に居宅サービスは受けられません。
ていうか、介護保険の対象にならないのです。
つまり、ヘルパーさんを頼むと保険は効かず全額自己負担になるのです。
でも、今回は母のため。全額自己負担でよいので、お願いしました。
・・・当時の請求書とかは今手元にないのですが
寝る前・・・夜間の身体介護(オムツ交換)等で
記録によると実費で2300円・・・結構なお値段でしょ?
これが保険だとキホンその1割負担で済みます。

まあまあ、それはそれとして、
とにかく母には久々の自宅お泊りです。
昼過ぎに帰宅していろいろ喋っておやつを食べて
夕方は大勢で囲む食卓も楽しく、食事はほぼ完食。
その後奥の部屋のベッドに一旦はいったものの・・・
ふと気づくと自力で這い出したらしく、
居間のテレビの前に置いた籐椅子にすわってるじゃないですか・・・

どうも久しぶりで勝手が違うのか、奥で一人で寝にくいのか・・・

翌朝も6時ごろには起き出して、
オムツ交換後またテレビ前に這って行き、
今度はちい兄がいすに座らせて・・・
といってなんかするでもなく、テレビをつけても見ていません。

・・・もともとうちにいる頃からあまりテレビは見ないほうでした。
つけていないとなんとなく寂しいのでつけてはいるけど、
ほとんど見ていなかったし聞いていなかったし・・・。
父はスポーツ観戦は結構好きでしたので
大相撲や高校野球、駅伝やマラソンを熱心に見ていました。
(地味に地味に阪神ファンでもあったみたいです。
また、うちの近所の大通りがよくマラソンコースになるので
しょっちゅう応援に出かけていました。)
それからニュースもよく見てコメントを述べたりしていましたが、
母は何かに付けて・・・あんまり見ていませんでしたね。
NHK大阪の「バラエティー笑百科」くらいでしょうか、
わかってちゃんと見ていたのは。
2時間推理ドラマもついているけどいつも居眠りしていて、
終わると目を覚まして「あれ、もう終わったんか?」てな具合・・・。

なので、今もテレビ画面を突き抜けてどこか遠くを見ているようで・・・。

更にみんながいるといるで落ち着かないのか??

朝食をとり、Kさんに朝の身体介助(身支度)をしてもらって
私とうちの娘二人とで朝の散歩へ出かけます。
町内をくるっとまわって帰った後は
古いアルバムを見てあれこれおしゃべり。
でも、どうにも疲れたのか昼食はあまり進みませんでした。

一年近くも病院で過ごしていると、それはそれで
そういう生活に慣れてしまっているのかも・・・。

とにかくどうもお疲れの様子なので昼過ぎ早々に病院へ戻りました。
「またお泊りしたいか?」の問いに
「そら、みんないてんねんやったらなあ~」の返答。

ちょっと手持ち無沙汰な感じもあったし、
かと言ってあまり大勢でわいわいしてると
楽しいけれどその分くたびれもするだろうし・・・。

自宅へ帰って緊張するというのはどうも・・・
難しいところです・・


2009年5月中旬

車椅子お散歩の範囲はどんどん広がります。
初めは病院の周囲や自宅周辺程度だったのが、
・・・これはこれより少し後の話ですが、
バス(高齢者は無料)に乗って15分ほどの氏神様の神社へ行ったり
商店街がにぎやかなJR環状線桃谷駅まで行ったり、
バスで行っても帰りは歩くんですが、
・・・・でもってそのうち往復とも歩くようになり、
お世話になったA居宅介護事業所の事務所をのぞいたり
・・・お休みされていたケアマネSさんもすっかりお元気になり
Tさんとともに笑顔で迎えてくださいました。

昔とかわらないところもあれば、
すっかり様変わりしてしまったところもあり、
同級生の実家が今も変わりなくあって懐かしくもあり・・・
母の散歩にかこつけて、こっちが楽しんでたりもしました。
おまけに良く歩くので・・・1日2万歩は超えましたわ~
健康的?・・・イヤ、余計よく食べたりして・・・
ダイエットにはなっていませんでしたわ・・・。


2009年5月16日(土)

病院へ行くと先客が・・・
母方の従姉、母の姉の娘さんにあたるM子従姉さんとK子従姉さんです。
父の葬儀の時に久しぶりに会いましたが、
それがきっかけでまたちょっと交流の機会が増えそうです。
ちょうどよかったので一緒に実家へついてきてもらいました。
さらにタイミングよくお兄も実家へ到着。
イトコ同士が集まって、母もことのほか喜んでいました。

思えば、父方のイトコは家が近かったこともあり、
幼い頃から行き来していて私もよく遊んでもらったのですが・・・
(ていうかイトコのこどもとよく遊んでいましたな)
何しろ私は親戚中の味噌っかすみたいなもんで、
両親が年が行ってからの子ですから
イトコはほとんどが10歳、イヤ15歳以上年上です。
つまり物心ついたときはイトコたちはすでにずっと大きくて
ましてや近くに暮らしていなかった母方のイトコは
実はお名前もろくに知りませんでした。
それが・・・こういうと何ですが、父が亡くなったおかげで
改めて交流するようになったのですな・・・

ともかく、母方のイトコが集まって母を中心にしての
にわかイトコ会になり、昔の写真を見ながら昔話に大笑い。

どうにも、私たちが楽しむ介護な日々になっています。

まあ、そうでなくちゃ正直やっとれん・・・のかもしれません。

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