ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

KAIGO.介護 巻の百三十一 ゆうてみるもんや 

2012年01月12日 21時42分42秒 | 介護な日々
2010年5月上旬~

あまりに長引くOS病院生活。何しろ個室でないと他の患者さんの迷惑になる。
で、個室差額は1日1万5千円ほど・・・シティホテル並みやがな!!!
どっから出るねん、その入院費!!!!
ちょっと大変すぎるので事務局にその旨相談に行きますと、
な、なんと・・・・
「個室に入ってくださいとお願いしたのはこちらですし、
受け入れ先の病院の準備が整わないという特別な状況でもありますので
5月からの個室差額は請求しないということに致します、安心して療養してください」と・・・

なんとありがたい・・・・・!!!!!!!!

経済的な負担はぐぐっと減ってそれはそれはたいへんありがたいのですが
やはり実家近くで介護士さんがたくさんいらっしゃるIC病院へ帰りたいことは変わらず。
ですので、ずっとOS病院からお願いはしてくださっていたのですが
こちらからも強くお願いすることに致しました。
・・・てか、正直早よしてくれ~~~~~~~~

イヤイヤ・・・それは冗談として

ちい兄が書いたお願いFAXを送ってみました・・・

曰く、交替で母に付き添っているけれど経済的にも体力的にも限界です、
住み慣れた土地で自宅にも気軽に帰れるIC病院に早く戻りたいです・・・
ベッドの空き状況などいろいろ事情もございましょうが・・・云々

な、な、なんと・・・・
「準備が出来そうなので11日に転院してください。」と返事が・・・!

・・・・・・・・・・・・・。
OS病院もIC病院も・・・・・・・・・・・ゆうてみるもんや!


2010年5月10日 

帰れるとなると帰る気満々・・・イヤ、帰る気はもともと満々。
記憶はあいかわらず大混乱。我々の従姉のM子従姉さんK子従姉さんのことを
「まだ24、5歳やろ?」・・・「もう60半ばやで」に「へえーっ!!」と大いに驚く。
「お父さん(夫)は会社行ってまだ帰ってけえへんのか?」
「久しぶりに仕事に行きはったな」・・・イヤ、去年死んだし。
「晩まで帰らん、よく昼時は帰っとったが今日は帰らへんやろ」とわざと言うと納得していました。
そしていつも通り荷物を心配。「持って帰れるか?」「置いたあると落ちつかん」
「明日は荷物持ってうちの方へ帰れるで」と言うと
「へえー!!!!!!!!」と更に大いに驚いていました。


夕方N先生が覗かれました。

「ちょっとだらだらしてしまいましたが、気をつけてお帰りくださいね。」
退院(正確には転院ですが)後の通院はなし、
何か(ガンの再発とか他の重い症状)あったら
その時はIC病院を通していつでもまた来てくださいということで。

そう、思いがけず長かったOS病院暮らしもようやく終わって明日はIC病院へ帰りましょう。

それにしても、ホンマ、なんでもゆうてみるもんやね。差額いらんて。すぐ転院できますて。
・・・あ、イヤごねてませんよ~! ゴリ押ししてませんよ! 正直にお願いしただけです。
はい、ゆうてみるもんでっせ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする