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ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

あの頃のジュリー・・・セトリあれこれ⑦

2015年04月26日 06時35分29秒 | ジュリー・・・思い出SONGSあれやこれや
お久しぶりのジュリー話、セトリシリーズ続きです。

加瀬先生の訃報があって哀しいところですけれど
追悼の意味も込めて
加瀬先生が見守り支え続けていたジュリーのお話、イケイケ!

というわけで・・・・


ちょっと珍しい試みだった1977年8月発売のライブアルバム
ロック・オペラ、題して「ハムレット・イン・ジュリー」
収録は同年6月29・30日 NHKホールにて。

オリジナルはフランスの有名な俳優・歌手のジョニー・アリディが
1976年に発表したアルバム「HUMLET」。
そのほぼ全曲日本語に訳して歌ております。
このライブは後のジュリーの「ACTシリーズ」に繋がるものではないでしょうか。

「ハムレット」ですからかイメージ的なノリからか
その前振りのオリジナル曲もタイガースの歌で占められておりました。

てなことでとりあえずセトリをご紹介。


1.オーヴァーチュアー
2.銀河のロマンス
3.僕のマリー
4.モナリザの微笑み
5.君だけに愛を
6.美しき愛の掟
7.シーサイドバウンド
8.青い鳥
9.ラブ・ラブ・ラブ

この後がいよいよ「ハムレット・イン・ジュリー」

1.序曲~プロローグ~ OVERTURE~PROLOGUE
2.先王の死 LE VIEUX ROI EST MORT
3.先王の亡霊 LE SPECTRE DU ROI
4.亡霊の言葉 PRIERE DU SPECTRE A HAMLET
5.忘れてしまおう J'EFFACERAI DE MA MEMOIRE
6.俺は気が狂った JE SUIS FOU
7.狂気のオフェリア OPHELIE OH FOLIE
8.なすべきかなさざるべきか TO BE OR NOT TO BE
9.静粛に ECOUTEZ
10.オフェリアの死(いとしのオフェリア)LA MORT D'OPHELIE
11.オフェリアへの愛 JE L'AIMAIS
12.終曲 LE RIDEAU TOMBE

そして終盤。

1.危険なふたり
2.勝手にしやがれ
3.さよならをいう気もない
4.時の過ぎゆくままに
5.愛の出帆 LA MALADIE D'AMOUR
6.愛は限りなく DIO COME TI AMO
7.誓い
8.スーパースター(ベートーヴェン作曲交響曲第9番第4楽章付)
9.アイ・ビリーヴ・イン・ミュージック

プロデュース・指揮・全編曲はなんと服部克久大先生。
語りが裕 幸三さん、演奏はお馴染み井上堯之バンドと
スターライト交響楽団、フルオーケストラですな、
そして知る人ぞ知る稲垣次郎とソウルメディア。
稲垣さんと言えば日本の大物ジャズミュージシャンのおひとりですがな。
ただこのスターライト交響楽団というのはようわかりませんでした。

終盤はジュリーの代表曲とスタンダードナンバーです。
7の「誓い」もジョニー・アリディがオリジナル。
8のスーパースターとは正確には「ジーザス・クライスト・スーパースター」で
これも同名のロックオペラのメイン曲。
日本でも劇団四季なんかが結構最近も上演してます。
ベートーヴェンうんぬんというのはかの有名な「喜びの歌」が
フューチャリングされてるとゆうこってす。年末か。


1977年は「勝手にしやがれ」の大ヒットあり
それでレコード大賞だの当時史上初の歌謡大賞2度目の受賞だのありで
かなりノリノリの時期でしたなあ。

それと余談ですが当時はたくさんの音楽賞番組があって
その賞レースの大賞・グランプリを総ナメした「勝手にしやがれ」でしたが
ただ一つFNS歌謡祭のグランプリだけは逃しておりまして
(ちなみにグランプリは石川さゆりさんの「津軽海峡・冬景色」だった)
ジュリーは結構後後まで愚痴ってました。(笑)
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あの頃のジュリー・・・セトリあれこれ⑥

2015年02月25日 23時35分44秒 | ジュリー・・・思い出SONGSあれやこれや
・・・とゆーわけで、1975年比叡山フリーコンサートへ参りましょう。
ド派手メイクのド派手ジャケットが度肝を抜くライブアルバムでした。
アルバム発売は1975年10月21日。


結婚披露コンサートとも呼ばれ結婚の報告とファンへの感謝を込めての無料コンサートでした。
1975年7月20日、その夏の全国縦断コンサートのオープニングもかねて開催。
当日ラジオで生中継もされたと言う伝説の?セトリとは??


その前にこの時のバンドメンバーは
井上堯之バンド+ミッキー吉野グループ。
そしてミッキー吉野グループ=ゴダイゴ―(マイナス)タケカワユキヒデ。
つか、ゴダイゴの結成直前であったのですが。
コンサート直前にドラムの原田裕臣さんが井上バンドを去っていますが
ミッキー吉野グループにいらっさるので見た目は去っていないように見えた。
そしてサリーこと岸部修三さんも去ったばかり。
後任のベースは佐々木隆典クンと言う人でボーヤ(付き人のこと)上がりだったとか何とか。
サリーはこの時客席側からライブを見ていてインタビュアーに
「初めて沢田を前から見たけど、カッコええね!
前から見た方が断然ええわ!」とのお言葉が。せやね。


1.オープニング
文字通りオープニングの演奏。
2.ビー・マイ・ブラザー・ビー・マイ・フレンド
これはゴダイゴの歌? ミッキーさんの作曲ではありますがググってもジュリーでしかヒットしない。
3.夢のつづき
同じく。ジュリーが作詞でミッキーさんが作曲なのでこの機会に作られたものかも。
4.グッドナイト・ウイーン
1974年にジョン・レノンがリンゴ・スターのために書いた曲。
5.夜の都会(ナイト・タイム)
同年にリリースされたタケカワさんの何とデビュー曲・・・のB面の歌です。
6.恋のジューク・ボックス
何度も登場、ジュリーのアルバム「愛の逃亡者」より。次の2曲も同じく。
7.十代のロックン・ロール
8.キャンディー
9.トゥ・ラブ・サムバディ
お馴染み、ビージーズの名曲。
10.時の過ぎゆくままに
出た!! 時のシングルにして初の主演ドラマ「悪魔のようなあいつ」劇中歌!!
今聴いてもつくづく神曲だと思いますな。
11.お前は魔法使い
1974年のアルバム「ジュエル・ジュリー」より。てかこれも当時のファン的に神曲。
12.グループ・バンド
まんま、ミッキー吉野グループ&井上堯之バンドの演奏。インターバルってやつね。
このあとのメドレーは前出なので略します。
メドレー中はゲストも登場、兄貴・内田裕也さんに故デイブ平尾さん、そしてサリー。
デイブさんと言えば元ゴールデン・カップス。ミッキーさんの同僚というわけやね。
13.ムーヴ・オーバー
14.ジーン・ジニー
15.ユー・ガッタ・ムーヴ
16.シー・シー・ライダー
エルビス・プレスリーの持ち歌と思いきやチャック・ウィリスと言う人が
昔からある黒人の歌をアレンジして歌ったものであるとか。実は民謡か? ブルースだし。
17.美し過ぎて
何度も登場、ビリー・プレストンの神曲。今聞いても美しい歌だ。
18. 花・太陽・雨
PYGのデビューシングル。
1975年当時の、この後やったツアー中のジュリー曰く
「PYGの時はアレやったけど(試行錯誤の最中だったという意味らしい)
今、これ井上バンドバックで聴いたらごっつええからね!!
ホンマ、ええからね! で、聞きたかったらコンサート来てね(笑)!」
19.自由に歩いて愛して
同じくPYG2枚目のシングル曲。シングルでは一番売れたらしい。
20.ホワット・アイ・セイ
もはやジュリーのライブのクライマックスの定番、レイ・チャールズの神曲。神曲ばっかか。
21.聖者の行進
誰もが知ってるこの超有名なメロディー、でもマトモに歌を全部聞いたことがない。
有名すぎてかえってみんな知らない。なんてこったパンナコッタ。
デキシーランド・ジャズすなわちアメリカ民謡です。
こんなににぎやかなメロディーライン(行進だし)なのに葬儀に使う曲なんだそうな。
22.気になるお前
も、言わずもがな。
23.悲しい戦い
これも「ジュエル・ジュリー」から。作詞はサリーでした。
この人、今は独特のキャラが立ってる個性派俳優ですが作る詞はすごいロマンティックで優しい。
作詞家としてもかなり行けたんじゃないだろうか。
24.残された時間
この年のコンサートツアーのために書かれたのではないでしょうか。これも神曲だったなあ。
25.叫び
アンコール的にジュリーが生ギター一本で歌った本人作の歌。別名「沢田研二のテーマ」
内容はすごいかっこいいんだけど、どストライクてか超ストレートで、サビを紹介すると
「歌いたい 自分のために 歌いたい 声がかれるまでも
死にたい いつか舞台で 死にたい 歌を枕にして」
・・・・・・・・。
まあ・・・ジュリーらしいと言うか何というか・・・ちょっとは照れろや!! という気もするwww
エンディング、半ばアドリブで「あああ~」と歌っている間に歌は
アイ・ビリーブ・イン・ミュージックのサビになっていると言う
まま、お約束的流れでライブは終了です。

LPレコードは今のCDと違って両面でせいぜい50分も入ればいいとこ。
このアルバムは2枚組でしたが全曲収録するには尺が長かったらしく
実は少々回転数を上げて録音したみたいです。
そのためジュリーの声が少し高い。アナログならではですねえ。

とにかくこのコンサートは当時としてはカバー少な目でした。
あと、ジュリー曰く「弦(楽器)を入れよう」ということでバンド共演になったらしい。
当時テレビで背後の高台?に逆光で5人のギタリストがずらりと並んだのには
「何事や?!」と思ったもんでした。
ええ、ギター3人ベース2人、キーボード2人にドラム1人の大所帯よ。

当時シンセサイザーと言うものが普及しだして、
もちろん広く日本に広めたのはかの富田勲さんですが
我らが大野克夫さんもこの頃から使い始めていました。
当時は2大シンセということで日本最大手「ヤマハ」VS「ムーグ」という感じでしたが
大野さんはヤマハを、ミッキーさんはムーグを使っておられたのですね。
シンセ触ったことあるかたは御存じでしょうが
シンセは2つ以上のキーを一度に押しても一方の音しか出ません。
それがヤマハは高い音優先、ムーグは低い音優先でした。
ミッキーさんはムーグを2段にして使われてましたが
たとえば2つのキーをワザと同時に押して、
下のキーを押さえた指を素早く離す・・・なんて奏法で演奏しておられました。
さすが海の向こうの音大を出た人は違う!(・・・のか?)

蛇足ですがこのちゃちゃめもヤマハのシンセ持ってました。この親不孝者が。
何と言う高いおもちゃを買ってもらってたことよ!!!!!!!
・・・・すんませ~ん・・・・・。んー十万はしたはずです・・・・・。
おとん、おかん、今更ですがごめんなさいです~orz
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あの頃のジュリー・・・セトリあれこれ⑤

2015年02月15日 14時40分58秒 | ジュリー・・・思い出SONGSあれやこれや
さあ、調子こいて続けて行きましょう今回はちょっとレア情報だ古い話ですが。

順番から行くと1975年に出たライブアルバム「沢田研二・比叡山フリーコンサート」と言う
比叡山のスキーゲレンデでも今夏だから緑の草原よってところで行われたスペシャルなライブの話なんですが
・・・さらっと流すつもりがなんだかんだ言って回を追うごとに詳しくなってってるわね・・・

その前に。

最初の結婚前、独身時代最後のコンサートとなったものの録音があるのです。
これは未発売です。けどコッソリナマ録(裏録)ではない、何とAMラジオで放送されたのだ、
それも「ABC(朝日放送)野球天国」というプロ野球のナイター中継の・・・雨番組として。
ドーム球場のなかった頃、雨で中止にならなければ放送されることもなくお蔵入りしたかもしんない。
ちなみに甲子園球場だったので当時ドームあっても関係なかったけど。

放送は1975年7月4日、収録は同年5月3日 中野サンプラザにて。


まずはロンドン録音、そしてイギリスでも発売されたフル英語版オリジナルアルバム

「愛の逃亡者」から続けて3曲
1.MONDAY MORNING
2.悪夢の銀行強盗
3.愛の逃亡者
4.スペース・キャプテン
バーブラ・ストライサンドというアカデミー賞も受賞したアメリカ人歌手の歌・・・らしいです。
この方の代表曲には「追憶」てのがあります。てか映画「追憶」のテーマやん!! ジュリーにもあるね、同じタイトルの歌!
5.アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー
CCR――クリューデンス・クリアウォーター・リバイバルのヒット曲だそうですが
オリジナルはスクリーミン・ジェイ・ホーキンス・・・だそうで。
実は上記2曲はタイトル判明だけで何と30年以上かかりました。ネット社会のおかげですわ。
6.ユー・アー・ノー・グッド
リンダ・ロンシュタットがカバーして有名になった曲ですがオリジナルはベティ・エヴェレット。
ジュリーは日本語で歌ってるけど訳したの誰かなあ・・・。やっぱズズさんかしら。中々良いです。音源・・・ないか。
7.あいつは遊び女
これもリンダがカバーしたそうですが、数年前速水くんが自身のライブで歌ってたとか何とか。原曲わかんない~!! 
モノ知らず?でスンマセン・・・。
ちなみにこれも日本語の歌詞。
8.トゥ・ラヴ・サムバディ
言わずと知れたビー・ジーズの名曲。ですが、元はバリーさんがオーティス・レディングのために書いたものだそうな。
9.美しすぎて ユー・アー・ソウ・ビューティフル
オリジナルはイギリス人のジョー・コッカー。ホンダのステップワゴンのCMで流れたので聞いたことある人も多いはず。
10.ホェン・ユー・スマイル
ロバータ・フラックと言う人がたぶんオリジナルで007ゴールドフィンガーを歌ったシャーリー・バッシーがカバーした曲。
似たタイトルですがルイ・アームストロングの歌とは別物です。(あちらは正確にはホェン・ユア・スマイリング)
11.明日では遅すぎる
時のシングル「巴里にひとり」のB面。
12.しゃれた嘘
作者不明オリジナル歌手不明出典不明。このライブ以外で聴いたことない。・・・加瀬さんぽいかな。
13.メドレー
 恋のジュークボックス
 十代のロックンロール
 恋のジュークボックス
このメドレーは当時テレビでもよく歌っていました。ロンドンで発売のアルバム「愛の逃亡者」収録曲です。
速水くんのバックボーカルが秀逸でした。声、きれ~。
14.CANDY
同じく「愛の逃亡者」から。
15・瞳の面影
フランキー・ヴァリがオリジナルでジュリーは例によって日本語でカバー。訳したのは誰かなあ・・・やっぱズズさんでしょうか。
16.ウィズアウト・ユー
もはや定番のカバー曲。
17.白い部屋
時のシングルリリース曲。
18.悪い予感(LA MARCHE EN AVANT)
ミシェル・サルドゥというフランス人歌手がオリジナル。原曲は軍歌みたいな歌なんですが
まったく意味の違う歌詞をつけて死んだ恋人が冥界から呼びかける的なオカルティックな歌に。
テレビでも歌われたことがあります。
幻のLP「FOREVER沢田研二 ベスト・セレクション」にスタジオ録音盤で収録されていますが
今で言うボーナストラック、CD化もされていないので現在はかなり難易度高い入手困難系。
19.イザベル
シャンソンの大御所シャルル・アズナブールの歌で、やはり日本語の歌詞をつけて歌っています。
これもこの頃のライブでしか歌っていなかったレアもの。
20.本当の人生を
作詞は竜真知子・・・これもミシェル・サルドゥみたいですね。
後はアンコール。
21.危険なふたり
22.気になるお前

嗚呼、今回もカバー満載でした。お粗末!
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あの頃のジュリー・・・セトリあれこれ④

2015年02月14日 17時08分18秒 | ジュリー・・・思い出SONGSあれやこれや
ジュリーのセトリ話の続きです。


1973年10月10日の中野サンプラザでのライブで
12月また21日関係ないけど神田正輝さんの誕生日発売なんでこの日?
アルバムタイトルは「JULIE 7/ THE 3rd 沢田研二リサイタル」




何と3枚組であります。まあ、今ならCD2枚でいけるだろうけど。

では、収録曲とちょびっと解説もいっしょに。

1.悲しみも歓びも
沢田研二作詞作曲。他ではあまり聴いたことなかったな~。
2.カンサス・シティ
ビートルズナンバーでありますが、実はビートルズもカバーです。
3.アイ・フィール・ソー・グッド
マジック・サムというアメリカのブルース歌手の代表曲。
4.よみがえる愛
時のジュリーのアルバム「JULIE Ⅵ/ある青春」から。作曲はジュリーには珍しい森田公一さん。
ついで情報ですがこのアルバムは12曲中半分が安井かずみ・加瀬邦彦作品で
もう半分が山上路夫・森田公一作品でした。

帯が昔のエアメール風なのはロンドン録音だからよ。
3.忘れじのグローリア
当時大人気のフランス人歌手、ミッシェル・ポルナレフの名曲! おしり丸出しポスターで物議をかもしたあの人は今?
4.カバー・オブ・ローリング・ストーン
今も刊行されているアメリカのポップカルチャーマガジン「ローリングストーン」という雑誌の表紙に載りたい男の歌。
世界的な雑誌の表紙を飾れるのはスゴイことですが、
何とジュリーは岸部シローさんとツーショットで1969年3月発行の同誌の表紙になっています! 
しかもこれ未だに日本人唯一の快挙だそうで。
やっぱ、ジュリー、パネエ。
5.コットン・フィールズ
スタンダードすぎるレッドベリーの名曲、ビーチボーイズのカバーで超有名。
6.アイル・ネバー・リーブ・ユー
たぶんハリー・ニルソンというアメリカ人の歌手がオリジナルだと思うんスけど・・・。
ジュリーがよく歌っていた、マライア・キャリーの「ウィズアウト・ユー」も元々はこの人がオリジナル。だそうな。
7.気になるお前
「JULIE Ⅵ」より。シングル「胸いっぱいの悲しみ」のB面でファンには言わずもがなの大人気曲ですな。
8.ムーヴ・オーバー
ジャニス・ジョプリンの名曲。今もSUZUKIのワゴンRのCMで流れてます。カッコイイ歌だ。
9.ジーン・ジニー
おお・・・デビッド・ボウイだ・・・・! カッケーですよねえ、この人も! 
今はほとんど引退状態ですが、昨年新曲を出してたりしてやっぱスゴイ人ですわあ。
10.被害妄想
アルバム「JULIE Ⅳ/今僕は倖せです」から。
11.ユー・ガッタ・ムーヴ
この曲を作ったのは牧師さんで元々福音唱歌なんだそうな。ローリングストーンズが歌って広めた。
近年エアロスミスもコカ・コーラのCMでカバー。
12.ホンキー・トンク・ウイメン
こちらはストーンズがオリジナルの大ヒット曲ね。
13.ゲット・バック
さて今度はビートルズ。あなたはストーンズ派? ビートルズ派? なんて聞いた時代が。
14.ある青春
アルバム「JULIE Ⅵ」からアルバムタイトル曲。森田さんです。
15.ユア・レディ
イギリスのシンガーソングライター、ピーター・スケラーンの歌・・ですがググるとジュリーでばかりヒットします・・・。
ズズさんが訳詞で近年もステージで歌ったりしているからみたいですが。
16.ひとりぼっちのバラード
タイガース時代に発売された初ソロアルバム「JULIE」から。
17.胸いっぱいの悲しみ
時のシングルリリース曲。この後もシングル曲が続きます。
18.許されない愛
19.危険なふたり
さて、ここからはリサイタル恒例ロックンロール・メドレー。
20.トラブル
エルヴィス・プレスリーの名曲にして内田裕也さんのテーマ曲?? そしてここでマジで裕也さんがゲストで登場!
21.君だけに愛を
ご存知、タイガースの大ヒット曲、歌うは裕也さん、で客席を指差してワンフレーズ歌うとすかさず
「一度コレやってみたかったんだ」
さすが裕也さん。
22.恋の大穴
これもエルヴィス・プレスリー
23.ジョニ-・B・グッド
これまた有名なチャック・ベリーのスタンダードナンバー。
24.愛は?人は?
ジュリーの作詞作曲なんですが・・・詳しいことがわかんない、スンマッセン
25.やすらぎを求めて
PYG時代の曲。サリーの詞にジュリーが作曲。
シングル「花・太陽・雨」のB面はアルバムとは別バージョン(シングルは短い)
26.怒りの鐘を鳴らせ
1970年タイガースの後半のナンバー「都会」のB面。
27.悲しみのアンジ-
これまたストーンズの名曲中の名曲!!
28.あなたへの愛
これもシングル曲。次の「危険なふたり」が大ヒットしたので地味目の印象ですがええ歌や。
29.アイ・ビリーヴ・イン・ミュージック
元々はヘレン・レディという人の歌らしいです。
30.ホンキー・トンク・ウイメン
アンコールですな。

演奏のクレジットは井上堯之バンドで、テレビでもようよう統一されました。
往年の名刑事ドラマ「太陽にほえろ!」の演奏でクレジットされてから定着の模様。
他に助っ人ミューシャンのみなさん・・・
Jポップス・オーケストラ
シンフォニーオーケストラ
ウィルビーズ
・・・シンガーズスリーではなかったのね。
ちなみに以前に紹介の伊集加代子さんはあの!あの!「アルプスの少女ハイジ」の
「おしえて~」と歌ってるあの声のヒトです。

しかるに・・・改めて調べて「?」なことが出てきました。
アイ・ビリーブ・イン・ミュージックの訳詞はジュリーですが
1970年ごろNHKの番組「スタジオ102」で歌われたりしていたことがあったそうで
それはヴォーカル講師としてご活躍中の山下美音子さんという人が訳していらっしゃるのですが
この2つの歌詞、前半がすごく似てる・・。
山下さん作が女言葉、ジュリー版は男言葉になってて2番の途中までほぼ同じ。
後半の歌詞は全然違うのですが・・・うーん・・・これはどゆことだ・・・??

ジュリー版
山下さん版
・・・・・・・・。

ま、いいか。

ちなみにナベプロの後輩のキャンディーズもライブのラスト曲としてジュリーバージョンを歌ってたそうです。
つべでググるとジュリーより先に出てきます(笑)


で、追記・・・ていうか。

上記の「山下さん版」は歌詞掲載削除されたようです。許諾を得てないとかなんとかで。
う~ん・・・いろいろややこしいのかな・・・
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あの頃のジュリー・・・セトリあれこれ③

2015年01月24日 21時23分44秒 | ジュリー・・・思い出SONGSあれやこれや
ジュリーのセトリ話、今回はアルバム「JULIE Ⅴ」ですが・・・

その前に、前回の記事での「JULIE Ⅲ」アルバムジャケをアップしときます。
ネットで拾えなかったので取りに行ってきました・・・(どこかへ。)


アルバムサイズはでかくてスキャンできないのでデジカメ撮影です。

で、裏はこれ・・・

・・・・・・・。
撮る意味なかったね。ていうか
実はこれは現物に倣って作ったものです。
レコードプレイヤーがマニア向けのレア物になりつつなる今
そのプレイヤーが壊れないうちに、とCDに録った際に作ったジャケです。ヒマ人か。

「JULIE Ⅴ」の方はこれ。これもデジカメ撮影。


で、裏はこれ・・・

撮る意味なかったね以下同文。

1972年10月17日から21日にかけて行われたリサイタルが音源で
もしかしたら収録されたものも一日ではなくミックスかも知れません。詳細は不明。
場所は前回同様日生劇場です。
発売は同年12月21日神田正輝さんの誕生日全然関係ないけど。

ではセトリをば。

1 アイ・ビリーヴ・イン・ミュージック
2 クレメンタイン
3 ジェラス・ガイ(ビートルズ)
4 今、僕は倖せです
5 青春
6 心の友 WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIEND (ビートルズ)
7 レター(ボックス・トップス)
8 60才の時 SIXTY YEARS OLD (エルトン・ジョン)
9 アイ I WHO HAVE NOTHING (ロバータ・フラッタ&ダニー・ハサウェイ)
10 トラベリン・バンド(ジョン・フォガティ)
11 ジョニ-・B・グッド(チャック・ベリー)
12 トラブル(ベン・E・キング)
13 湯屋ちゃん
14 ブルーベリー・ヒル (ファッツ・ドミノ)
15 のっぽのサリー(リトル・リチャード)
16 シェイク・ラトル・アンド・ロール (ビッグ・ジョー・ターナー)
17 あなただけでいい
18 死んでもいい
19 ホワット・アイ・セイ (レイ・チャールズ)
20 ギヴ・ピース・ア・チャンス(マッド・ドッグズ&イングリッシュメン)
21 ソング・フォー・ユー (レオン・ラッセル)
22 捨てないで (ジャック・ブレル)
23 アモール・ミオ (ルチオ・バティスティ)
24 ウイズアウト・ユー (バッドフィンガー)

も、なんかカバーだらけですが・・・調べるのてーへんだった~・・・・
だからこの時代はこれが普通だったんだってばよ! 
せっかくなのでちょっぴりカイセツ~!

1 ファンにはお馴染みの歌。
2 日本ではいわゆる「雪山讃歌」、正確な邦題は「いとしのクレメンタイン」ですな。
ジョン・フォードの映画「荒野の決闘」で広く知られることになったとか。
もともと民謡なのでオリジナル歌手と言うのはないのですね。
4 時のオリジナルアルバム「JULIE Ⅳ」より。
5 おおっと、これはタイガースの曲だ。
7 邦題は「あの娘のレター」と言うそうな。原題が「THE LETTER」
8 つべで見つけました。

11 有名な曲ですね。バック・トゥ・ザ・フューチャーでもお馴染み!
12 これは内田裕也さんのテーマソングと言ってもいいかも。
13 カバーじゃなくジュリーのオリジナル曲ですが裕也さんのことを歌った・・・んだよね。
4と同じアルバムから。全曲ジュリーの作詞作曲によるアルバムでした。
14 ファッツ・ドミノも実はカバーだそうで、オリジナルは古すぎてわかりませんでした。
この辺は日本でも大ヒットしたロカビリーや初期のロックナンバー。
山下敬二郎さんですね、日本じゃ、何と言っても。
15 現岸部一徳、当時修三さんのニックネーム「サリー」の元になった歌。
ジュリーと言いサリーと言い何故に女性名なのだよ?
17・18 シングルのA面(!)曲を続けて。18は当時新曲。
22 日本でも知られていますが、知られている邦題は「行かないで」です。
「Ne me quitte pas」が原題、直訳すれば「私を放置しないで」だから
まあ、どっちもあってるっちゃああってる。そこは訳者のズズさんのセンスですね。
それにしても女々しい歌だ・・・
ジュリーは「泣き」の演技の入る歌が大好きだと言ってました。得意だとも。
今は知りませんけど、まあ、女心くすぐり系だったのでしょうな。
23、24は結構よく歌っていたナンバーです。特に24はジュリー本人の訳詞・・・
・・・ってゆーても、本人曰く
「実は訳しているわけじゃ全然なくて
曲にそれらしく詞をつけているだけ」なのだそうだ。
1もまたしかり。
両方とも20年以上たってから詞をつけ直しています。
これも本人曰く「数十年ぶりに見たらめっちゃくちゃヘタクソだったので」。
久しぶりに歌いたいと思ったけどあまりに恥ずかしすぎて
書き直す気になったということなのだそうな。

演奏はおなじみ井上堯之バンドですがクレジット名は井上堯之グループ。
通称井上バンドはそうはっきりと名前をつけたのではなく
ただPYGからの流れでジュリーのバッキングをつとめ続けていて
その辺で何となく称していたので初めは一定しなかったのですね。
それからブラスセッションのゼネラルポップス。
そしてコーラスにシンガーズスリー。

この頃までのジュリーはその後以降の時期よりも声がハスキーだったように思います。
だんだん澄んだ声になっていったような。
タイガース時代、当時のナベプロ副社長の渡辺ミサさんの命により
「が」の発音を鼻にかけて発音していたそうです。
確かに、デビュー曲「僕のマリー」の「ぼく~が」は
すごい鼻声に聞こえます・・・
へえ知識ですがこれを字で書く時は「か」に「゜」をつけるのだそうな。
でも、ソロになってからはそれは控えたみたいです。


てなところで今回はこれまで。
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