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ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

あの頃のジュリー・・・セトリあれこれミニ・ちょっと番外。

2016年01月04日 06時46分15秒 | ジュリー・・・思い出SONGSあれやこれや
前回の続きっちゃあ続きですが、今回は番外編として
1983年全国縦断コンサートの合間と、その後のちょと変わったライブのセトリをご紹介。

まず合間にあったコンサートと言うのは
おそらくセトリそのものはミスキャストコンサートと同じだったのではないかと思います。
ただ、全国縦断とは一応切り離されてました。
と言うのも、これはサントリーがスポンサーについて
観客全員が招待されたものだったのです。
名付けて「サントリー・バレンタイン・コンサート」
そう、無料ご招待の200組のカップルが観客であったと言う、
ジュリーにとっても「ちょっと勝手が違いましたね」なライブでした。
何しろ観客の半分が男性です。普段はジュリー曰く「多くて3割くらいですかね」
カップルの二人ともがジュリーの大ファンならまず問題ないけど
カレシは”まあまあ”でカノジョは”大ファン”だったらなんかややこしくなりそう・・・
カノジョも普段は大声で「ジュリーーーーー!!」と声援を送っていても
カレシの前では少々叫びにくかろうもんね。

セトリは多分全国縦断と同じなので略しますが
開催当日の夜に収録された録音からピックアップされた数曲がFM東京系で放送されましたので
そのセトリを挙げておきましょう。

1.デモンストレーションAir Line
2.News
3.次のデイト
4.勝手にしやがれ(フラメンコバージョン)
5.背中まで45分
6.6番目のユ・ウ・ウ・ツ
7.How Many ”Good Bye”
8.ジャストフィット
9.ミスキャスト
10.ALL YOU NEED IS LOVE


それから、なんでこのセトリ資料がちゃちゃの手元にあるのか今となってはわからない、
入手経路不明なのですが、同年の秋の「学園祭」コンサートシリーズのセトリを紹介しませう。
83年10月28日、何と国立神戸大学の学園祭、神大大倉山祭に出演した時のセトリです。
この年は学園祭にちょいちょい出ていたみたいです。

1.ス・ト・リ・ッ・パ・-
2.おまえにチェックイン
3.カサブランカ・ダンディー
4.勝手にしやがれ
5.サムライ
6.チャイニーズ・フード
7.ミスキャスト
8.TOKIO
9.危険なふたり
10.時の過ぎゆくままに
11.きめてやる今夜
12.6番目のユ・ウ・ウ・ツ
13.気になるお前
14.晴れのちBLUE BOY
15.THE VANITY FACTORY
16.STOP WEDDING BELL
17.How Many ”Good Bye”

学園祭のコンサートなら、普段からコンサートを見に来ているファンよりも
「うわ、ジュリー来るんか?! 見に行こ!」と言うようなヒトが多いであろうからか
わりと一般的に知られている歌を中心に構成されていたようです。

このように1983年はその前後から見て少々変わったスケジューリングの一年でした。
この後も年明けライブではなく年末ライブで締めましたし・・・それは次回で。


さてさて、長々続けたこのセトリ紹介もあと少しになりました。
83年ファイナル、84年全国縦断の後はちょっと飛びまして90年頃になります。
でもって、この後は放送された番組内のミニコンサートライブのセトリを
順次紹介しよか、とか思っております。
またぐっとさかのぼって井上バンド時代のFMスタジオライブとか
伝説のセブンスターショーとか・・・・。
他、まだ予定でしかないけどKAZZあれやこれやカテでは
ジュリー以外のバックをカズさんがやった時のセトリなんかもあげてみようかなと。
鈴木さえちゃん、大沢君、松尾清憲君などのセトリ資料がありますので
・・・カズさんファンの方もあまりご存知ない曲ばかりかもしれませんが。

とにかくまた資料を漁らねば・・・て、考古学者か?!

考古学者が発掘するべきは遺跡ではなく資料である。とか何とか。

・・・・考古学・・・・。

では30年以上前の資料を発掘しますかな。
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ジュリーのアルバム紹介~JULIE SONG CALENDER 決定版

2015年12月27日 21時40分34秒 | ジュリー・・・思い出SONGSあれやこれや
「JULIE SONG CALENDER」については
以前も記事に書きましたが、
後で思い出したことがちょこちょこ出てきましたので
今回改稿して再び紹介したいと思います~。



もともとこれはアルバムではなくラジオ番組の企画でありました。

そもそも、ジュリーの歌にはクリスマスソングというのがなかった。
それで、1981年のクリスマス時、特別書き下ろし作として
ラジオの持ち番組
「日産ミッドナイトステーション 沢田研二 夜は気ままに」
で発表したのが始まりです。
翌年1982年の4月から毎月番組内でその月の歌というのを発表して
12ヶ月分出来た段階でミュージックテープとして発売されました。
購入特典として1983年4月から翌年4月までの美麗卓上カレンダー付き。

豪勢でしたなあ~!

他の特徴としましては、詞は
「作詞家を本業としない女性にお願いする」
そしてジュリーが曲をつけてエキゾのケンさんORアキラくんがアレンジする、と。
もちろん演奏はEXOTICSですよ~。
アレンジに関しては終盤カズさんも参戦しています。

ちなみに収録された曲順は月順ではありません。なして??
アルバム構成として考えたらそっちのがよかったのか、
それとも当初の収録がテープなのでA面B面の時間調整のためもあったのか・・・???

まあ、それはおいといて曲紹介、エピソードを月の順番で
・・・・わかる範囲でテケトーに・・・。



記念すべき?第1作、1982年4月の歌は
「ボンヴォワヤージュ」作詞 湯川れい子さん・・・
て・・・・いきなりこの人作詞家ちがうん? 音楽評論家が本業ですかね?
湯川さんと言えばもうかなり以前から大御所ですが、
タイガース時代からジュリーへの評価がバカ高かった方で
ザ・タイガース初のLP、ライブアルバム「タイガース・ア・ゴーゴー」にも
論評と収録内容の紹介記事を書かれています。
「ボンヴォワヤージュ」とはもちろんフランス語ですが
湯川さん曰く「ジュリーはヨーロッパの、特にフランスの景色が似合いますね」。
で、こういう詞をお書きくだされたのだそうです。



5月「す・て・き・に勘違い」作詞多岐川裕美さん。
話すと長くなるんですが・・・かいつまんで説明しよう。
当時ジュリーが主演していたドラマ「いつか黄昏の街で」で
共演していたのが多岐川さん。
冒頭、二人の出会いのシーンていうのが・・・
・・・ぶっちゃけジュリーをストーカーと勘違いした彼女が
信号待ちで振り返るなり「失礼ですよ! 後つけるなんて!」と怒る。
それに対してジュリーは追い越しながら「自意識過剰じゃないの?」とツッコむ。
・・・多岐川さんはそのシーンをモチーフに詞を書かれたそうです。


6月「目抜き通りの6月」作詞竹内まりやさん。
当時山下達郎さんと結婚されて音楽活動は休止されてましたが
詞を書くくらいならいいですよ、と引き受けてくださったとか。
まりやさんもジュリーのファンで、彼女の分析によると
ジュリーの歌の主人公はだいたい根が暗い。根暗である、と。
それで、作詞をお願いしたところ三つも書いてくださったそうですが
そのうちの二つが根暗で一つは抑え気味だったのだとのこと。
その抑え気味のやつが採用されたのではないでしょうか??
ジュリーのイメージではイタリアの、アルプスに近いところの
冬になればスキー客でにぎわいそうな小さな町の目抜き通り、だそうで。
だからでしょう、この曲の冒頭でイントロの初め、ブリッジと言うのですが
その部分に唱歌「アルプス一万尺」のメロディーが使われております。
♪ドドレミドミレソ ドドレミドミレソ・・・・・
キーを変えながら何度もリピートしていますのでお持ちの方は聞き直して確認を!!


7月「SCANDAL!!」作詞微美杏里さん。
てか、これは藤真利子さんのペンネーム。
この方もジュリーのファンでいらっしたようで
でも、曰くに「ジュリーはスキャンダラスな感じが似合う」とかなんとか。
そして曰くに「ジュリーとなら不倫してみたい」とおっしゃったとかなんとか。
・・・・あんま深くは考えないように。
とにかくあちこちでジュリーのことを好きだ、好きだと連発なさっていたのですが
ジュリーによると「これには実はオチがあるのよ・・・僕だけやないねん、
郷ひろみ君のことも好きやねんて・・・。」・・・ああ、そう・・・。


8月「Sweet Surrender」作詞原由子さん。
サレンダー、とは降参の意味。
カードゲームとかで手札を裏返して自分の右手を置く、アレです。
ジュリー曰くの原さん曰く
「あのね、私は曲を書く時歌詞だけをつくることができないの。
だから、曲もいっしょにつけたの。」
つまり、ジュリーの曲とはまるで違うメロディーが存在したわけです。
初めに書いてくださった曲と言うのがエライ短くて、
これではちょっと・・・ということで書き直していただいたそうで。
で、ジュリー続けていわく
「残念ながらその曲が日の目を見ることはきっとないでしょう。」
・・・・はい、いまだにありません。きっと今後もないでしょう。
セルフカバーもなさっていらっしゃらないようですし~。
(・・・なかったよね?!←イマイチ自信はない。)
曲の初めにちょっと小芝居?が入っています。
足音がして誰かが鼻歌交じりにやってくる・・・・
この人物の正体は何を隠そう吉田建その人!!(もったいぶることではないけど)
歌っている鼻歌は「CA VA BIEN(サ・バ・ビアン)」というシャンソン。
もちろんスランス語で、「CA VA(やあ。どう)?」と聞かれて返事をする時に使う
「まあまあッス」みたいな感じの意味の挨拶語ですな。
そしてラジオのスイッチを入れて流れる曲に、被るようにイントロが始まります。
1983年のファイナルコンサートでは全く異なるアレンジで演奏されました。


9月「YOU’RE THE ONLY GIRL!」作詞アン・ルイスさん。
三浦百恵こと引退した山口百恵さんが作詞、ジュリーが作曲して
アン・ルイスさんが歌ってヒットした「ラ・セゾン」はだいたい同時期のリリースです。
同じ渡辺プロでアンちゃんがジュリーのファンだったとかいう説もあり
ジュリーの持ちテレビ番組「沢田研二ショー」にも出演されてましたが
2012年秋に正式に芸能界から引退されたそうですね。桑名さんも亡くならはったしね・・・。
話を戻しますが、これは一曲ぐらい英語の、それも簡単なやつをと言うことで
アンちゃんに依頼したのだそうな。


10月「ウイークエンド・サンバ」作詞 落合恵子さん。
落合さんと言えば・・・作家さんではありますが
こんなジュリーの記事を読むような方なら「レモンちゃん」と言ってもお分かりでしょう。
もともと作家志望ではいらっしたそうですが
昔はDJとしてスゴイ人気のある方でしたね。
「レモンちゃん」はその当時のニックネーム。
これは唯一デュエット曲になっておりまして
サイドヴォーカルを野宮真貴さんという方がやっておられますが
この方はCMソングを中心に歌っておられる方だそうです。
後に発売されたEXOTICSのアルバムでもケンさんとデュエットしておられます。


11月「ラスト・スパーク」作詞は青島美幸さん。
ご存知、元東京都知事・故青島幸男さんのお嬢様です。
この歌で我らが柴山和彦・カズさんがアレンジを初担当。
「まっすぐ抜ける信号は 壊れたように青、青、青」というフレーズがありますが
ジュリーの話では、以前は大みそかに日本レコード大賞の発表の後、NHK紅白歌合戦があり
大賞をとれなかった出演者は大賞の発表があってすぐにNHKに向かうのですが
大賞受賞者は授賞式があって、受賞曲を歌ってからNHKに向かう、と。
で、ジュリーも「勝手にしやがれ」で大賞をとった時、
最後にNHKホールへ向かったわけですが、その時通る道路が
「信号機がまるでわざとのように青ばっかりなんですよ!
あれは思うにきっと警視庁とNHKが示し合わせていたんやないかと。」
・・・でも、実は実際そうだったんじゃないでしょうか。きっとそうだったのですよ。
この歌はハモリ曲と言うか殆どのパートでサイドボーカルがついてて
ライブだとそれはカズさんがやるので・・・しかもギターソロの間奏付きなので
カズファンにとっては嬉しすぎた一曲でした。


12月「CHI SEI(君は誰)」作詞アレサンドラ・ムッソリーニさん。
かの歴史上の大人物・イタリアのベニート・ムッソリーニの孫娘であり
かの世界的大女優ソフィア・ローレンの姪でもある、
そして芸術家でありモデルであり政治家であり医師でもあるという
とんでもなく多彩なこの方が作詞とは・・・スゴイ。
しかるに・・・実はこの企画中、誰に作詞を依頼するかという話の時、
ワールドワイドな人に伝手がないかと探したところ、
なんと最初はかのオノ・ヨーコさんにオファーが行ったとか。
何でも「僕のマネージャーの親戚の友達のお母さんが親類だ」とか何とかだったそうで。
マネージャーが誰だったのか判然としませんが
森本さんか野上さんか三上さんか小林さんか・・・イヤ、何人おんねん・・・・
とにかくそちらは結局見送られたようですね。
でも、行き着いた相手がこの人だったとは・・・これはこれでスゴイ。
もちろん歌はイタリア語です。


年明けて1月「Free Free Nigth」作詞 名取裕子さん。
この歌も我らがカズさんがアレンジを担当。
その時の裏話?が同ラジオ番組にEXOがゲスト出演した際語られました。
歌詞の一部をジュリーが紹介したところから・・・(若干言い回しは違ったかもですが)
ケンさん「・・・うーん、裕子っぽいな!」
ジュリー「裕子っぽい!www  で、タイトルは(中略)『Free Free Nigth』」
ケンさん?「あれ? おめでたい男じゃなかったの? おめでたい男って聞いてたけど。」
ジュリー「あ、コンセプトはね。」一同笑い
カズさん「それでね、『CHI SEI』は、ケンさんに頼んで・・・
『おめでたい男』は・・・オレにって、言ってんのよwww」
ジュリー「誰が? プロデューサーが?」
カズさん「そう!」
ジュリー「木崎くん(当時渡辺プロ所属のプロデューサー、木崎賢治さん)が?」
カズさん他「そう!!」
ジュリー「あっそう・・・。」
ケンさん「これはもう・・・ミスキャストじゃないって。」一同爆笑
カズさん「ま・・・当たっていると言えば当たっているけど。」
ジュリー「じゃあ、・・・え、てことは・・・おめでたい部分を中心に」
カズさん「そうですねwww」
ジュリー「柴山和彦さんがアレンジしてくれたと。」
カズさん「はいwww」
・・・・・・・・・。
カズさんは・・・うん、おめでたき男哉、とな。


2月「裏切り者と朝食を」作詞 里中満智子さん。
里中さんと言えば少女漫画界の大重鎮のおひとり、パイオニアでありカリスマでもある。
大阪は豊中の出身で物静かだけどベッタベタにコテコテの大阪弁でお話になる・・・。
「朝食を」とくれば「ティファニーで」・・でも関係ない。
それから西城秀樹さんの「ブーツを脱いで朝食を」・・・やっぱ関係ない。
ないけど西城さんのこの歌は作詞が阿久悠さんで作曲が大野克夫さんなんですよ。
だからナニ?ですが。
・・・・話を戻そう。
この歌の演奏部分の要所要所にオオカミの遠吠えっぽいエフェクトが入ってますが
何のことはない、これまた吉田建の仕業でして
何を隠そう・・・・ケン本人が遠吠えしていたのであります。
関西弁で曰く「いちびり」ですからね、この人は。


ラスト3月「一人ぼっちのパーティー」作詞 研ナオコさん。
ネタ・・・すみません、これは全然ない。
ただ、ずっと偶数月ケンさん、奇数月前半アキラくん後半カズさんでアレンジ来てたのに
最後3月イレギュラーでケンさんだったので、カズさんファンは肩透かしを食らった。


そしてオマケ収録、アルバムでは最後だけどこの企画のきっかけとなった歌
ジュリーに、それまでありそうでなかったクリスマスソング
「BURNING SEXY SILENT NIGTH」で締めくくりです。
作詞・作曲沢田研二、アレンジはアキラくん。

この企画のあったラジオ番組
「日産ミッドナイトステーション 沢田研二 夜は気ままに」は
そのラストの3月に同時に終了してしまいました。
記事に書いたネタは同番組でジュリーが話していたものと
同時期のコンサートのMCがでどころです。
収録したミュージックテープは終了間際に限定発売されまして
今はCD化されておりますんで結構簡単に入手できます。
DLでも買えます。
でも、付属のカレンダーはおそらく今更手に入らないでしょう。
つか、1983年3月からのカレンダーですから使えないけどね!
同じ暦の年に無理矢理使いますか。数年先だけど。(だから手に入らないってば)

ちゃちゃはこれ捨てた覚えは絶対ないし絶対そんなことするわけないのですが
・・・・・紛失しました・・・・しくしくしく(ノД`)・゜・。

そんなこんなで、JULIE SONG CALENDER曲紹介決定版、
これにてお了い、お粗末!
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あの頃のジュリー・・・セトリあれこれ⑭

2015年12月08日 06時29分10秒 | ジュリー・・・思い出SONGSあれやこれや
1983年5月1日、大阪フェスティバルホールでのことじゃった。
2階席、後ろの方にひとかたまりの男性客がおったのじゃ。
ジュリーのコンサートとゆうのはこういう(どういう?)系統の歌手としては
比較的男性客が多い方ではあるのじゃが
それがEXOTICSのメンバー紹介でカズが紹介された時のこと。
その男性客の一団が太めの声をそろえて叫んだのじゃ。
「カ~~ズさあ~~~~~~~んんん!!!!」
会場内爆笑、ジュリーとカズは苦笑い・・・・??

バンド活動している男の子たちだったのでせうか。

と、ゆうわけでミスキャストコンサートの巻です。


ジュリーの当時のコンサート活動と言えば、
お正月に大阪・東京で新春コンサート、夏に全国縦断、
そして間は地方のコンサート、というのがスタンダードな年間スケジュールでした。
が、1983年は新春から全国縦断コンサートを敢行。
それも1月2日大阪で始まり5月1日大阪で終るというロングラン。
ちゃちゃはこのツアーに大阪フェスティバルホール計4回見に行きました。
当時のチケはこれよ。

完全に忘れてましたがラスト千秋楽の日は昼の部と夜の部と両方行ってたんだ~。
ジュリーもちゃちゃも若くて元気やってんね。
(ちなみに真ん中上部の黄ばみはパンフにセロテープで長年貼り続けてあった名残のシミです。とほほ)
それにしてもF列31番でめっちゃええ席ちゃうん! やるな! ・・・あんま覚えてないけど。
そしてご覧の通り、5月の方はアンコールコンサートと銘打ってたんやね。覚えてなかったけど。

ではその4回分のちゃちゃめもと、当時発売された初のライブビデオ「ミスキャスト」を元に
セトリ紹介をこまごま長々とやってみたいと思います・・・。
・・・このビデオ、DVD化されてないんやね。なんと・・・。
初発が1983年3月10日やからそれより前に収録されたということになる。
お正月の渋谷公会堂ですね、どうやら。
でもツアー途中で発売するとはなんと大胆なネタばらし・・・・まあ、全曲ではないけど。
これを見てコンサート行く気になった人がでれば儲けもの、だったのか?

ではでは、超詳しいセトリ紹介ぼつぼつ始めます・・か?・・・知らん!!
(吉本新喜劇の・・・もうええわ!)
いつも通り、敬称略失礼上等!


開演前のステージには何故かフェンスが・・・こんな感じ。

バカでかい脚立の数は左右に2台か3台、決まってなかったような。
なんやこれは・・・と思っているうち、
スタッフがやって来てその脚立を運び去ります。
フェンスはずいぶん遠くまであるように見えますが、実は錯視。種明かしはこれ。


さて、ホールもステージも暗くなり、開幕のブザーが鳴り、
うっすらと靄のようなスモークが床を這うように流れてくる。
おもむろにドアが開いてドアの向こうの光を背に、逆光のシルエットが映る。
それは白いスーツ、白いコートに白い帽子をかぶったジュリーその人。
逆光の光の中、ジュリーは両手をポケットに突っ込んでマイクなしのアカペラで歌いだす・・・
”正確に言ってやろうか 思いきり言ってやろうか あれはミスキャスト ミスキャスト・・・”
「MIS CAST」のアタマサビ部分です・・・・。
余談:マイクを通さないジュリーの歌を聴いたのはこれが初めてでした。
歌い終わるとジュリーは身を翻し、ドアの向こうへと消えて行きました。

毎回のステージ開演の演出はそんなだったのですが
千秋楽の5月1日、夜の部だけは違いました。
ドアを開けて出てきたジュリーがアカペラで歌い出したのは・・・
「す~なや~まの~ぉ」・・・・・・・・・・?????????会場唖然・・・
改めて「MIS CAST」のアタマサビ部分を歌うと
平然とドアの向こうへ戻って行くジュリー・・・・
ここに来ている観客の大半はこのコンサート2回目以降でしょう。
当然、演出も知っています。それを見越したジュリーの肩透かし!! ・・・むむむ・・・やられた!!
ちなみに選曲されたのは石原裕次郎ボスの「錆びたナイフ」という歌。

では、続けましょう。次にはそこに響く女性のアナウンスが・・・
"at the first o'clock it'll be ten three and forty second" プ・プ・プ
"at the first o'clock it'll be ten three and fifty second" プ・プ・プ
(多分そう言ってた?・・・英語力もリスニング力も乏しいので自信はない)
・・・・・時報やがな! 英語の!! なんで? 
公演の日によって何時かは変わっていたみたいですがそれもなんで??
なんか知らんけどカウントダウン代わり? それから「ゴオオオ・・・」という効果音とともに
フェンスは真ん中から割れて舞い上がる埃(に見せかけた非常に細かい粉?スモークかな??)のなか
ステージの全貌が明らかになります。



これは大阪フェスティバルホールの場合。ホールによって広さが違うので
若干アイテムやセッティングの場所も異なっていたようです。

靄が収まってBGMの流れる中、仄暗いステージを黒子のようにスタッフ数名が
足早にオブジェや楽器をセッティングして去って行きます。
ジュリー&EXOTICSのメンバーはもとよりそこここに待機。
ジュリーは手前にたたずみ、メンバーは後方のホームバーのカウンター席に。
やがてセッティングがほぼできた頃メンバーはスツールを降りてそれぞれの定位置へ。
ジュリーはセットされたソファに軽く腰を下ろして時を待つ。
そしてメンバーはおもむろに楽器を手にします。

このコンサートはいろいろな楽器を持ち変え、位置を変わって演奏をしていました。
以下、特に記載のない場合は本来のポジションである
「ギター:カズ、やっさん、ベース:ケン ドラムス:ユカリ キーボード:アキラ」です。
また、特に記述のないものは時のアルバム「MIS CAST」からです。


1.デモンストレーションAir line
ツインボーカルてかハモリ曲ですが、サイドボーカルは別録りのジュリーの歌のテープを流していた模様。

2.ラストスパーク
「ジュリー ソングカレンダー」11月の歌。作詞はあの青島美幸さん。
アレンジはジュリー&EXOでは初登場となるカズ。
これもハモリ曲ですが、高音パートは全面的にカズが担当。
間奏のギターソロももちろんカズで、カズファンにとっておいしすぎる歌でした。
歌の構成をAパート、Bパート、Cパート、サビと分けるとC以外はツインボーカルですもん。
残念ながらビデオには収録されてません。(ノД`)・゜・。(ノД`)・゜・。

3.チャイニーズ・フード
B:ケン K:アキラ D:ユカリ カズとやっさんの二人は欠席。
後ろのカウンター席に行ってしまいます。
カウンターにはワインが冷やされていますが・・・一見・・・それを皆飲んでますが
中身はどうやらポカリと見た。だって白く濁ってるんやもん。
サビにかかるとカウンターの二人は下へ降りて一本のスタンドマイクのところで一緒にコーラスをつけます。
「みんなで食べるおいしいチャイニーズ・フー~~~」
コーラス部分が終わるとまた席へ・・・。
テープで伴奏を流しつつ生演奏を載っけてたという感じでした。今回こういうパターン多し。
今ならステージ上でコンピュータでやるとこでしょうな。

ここで軽く挨拶するジュリー。
ラクの回では挨拶の前後で「♪す~なや~まの~・・・かぁ?」と笑いながら何故か得意満面。

4.News
ジャニーズではないよ。(当たり前)
E・G:カズ A・G:アキラ フラットマンドリン:ケン スチールギター:やっさん D:ユカリ

5.Darling
う~んと・・・特にコメントはないッス。楽器もスタンダードで。

ラクの回ではここでいったん・・・ジュリーにしては短めのMC(いつもはめっちゃ長い)
「♪す~なや~まの~・・・」のタネ明かし。
みんなここまで来たらミスキャストのアタマサビ部分を歌うことを知っているから
肩透かしを食らわしてやろうと考えたのだそうな。
何にしようかいろいろ考えたらしくて、いろいろ候補はあったけど
結局「錆びたナイフ」に決めたとカイセツ。
ついでに「昨日の沢田研二ショーは見てくれましたか?!」
未公開ポルノの巻だったのですね。しかも高視聴率取ったそうで・・・
「みんなもすればええやん!」「何の話をしとるんや」と自分でツッコミ、
そしてごちゃごちゃ話しているうちに話は元に戻って「こんなん(イタズラしたこと)大好き!」
・・・きっとケンの悪い影響だ・・・・。

6.次のデイト
D:やっさん 他は通常通り。ジュリーは黒いサングラスを掛けてて、間奏のギターソロのとこで
カウンターに腰を掛けて演奏しているカズの隣に座った。これはビデオにも収録されてたね。

7.A・B・C・D
アコーディオン:アキラ コントラバス(ウッドベースか?):ケン A・G:やっさん・・・かな?
E・G:カズ D:ユカリ
最後の「ダンシン、ダンシン、ダンシ~~~ング アロ~~~~ン」だけみんなでコーラス。

8.ウィークエンド・サンバ
「ジュリー ソングカレンダー」10月の歌。作詞は落合恵子さん。
これは男女デュエット曲でMテープでは野宮真貴さんという
主にCMソング歌手をなさっている方が歌ってますが
コンサートでもその録音が流れての疑似デュエットに。
さすがにカズがやるわけにはいかんか(汗)
A・G:カズ バイオリン:やっさん 後は通常通り。

9.CHI SEI(君は誰)
「ジュリー ソングカレンダー」12月の歌。作詞はアレッサンドラ・ムッソリーニさん。
これはコンサートではカラオケだった!! 口パクではないぞ。(当たり前)
メンバーはカウンターでポカリ飲んだり煙草吸ったり・・・?? やっさんは確実に吸ってたぞ。

歌が終わるとステージは暗転し、ここでインターバル。別名中入り。
ジュリー達は暗い中こっそり退場して行ったみたいです。

ほの明るくなるステージ・・・
と、誰かが黒ずくめの格好で(詳しいコスチュームは不明・・・)木馬型の手回しオルガンを押しながら登場。
初めはゆっくり回していたがだんだん勢いづいて早くなり必死こいて回すけど
終いには放棄するがごとくハンドルを手放す・・・ハンドルは勢いでそのまま回り続け
曲は鳴りやむどころかどんどん盛り上がって派手な曲に(もちろんテープを流してたんやろけど)
彼は勢いに乗ってステージ上を全速力で駆け回る。
そこへ突如英国紳士?・・・イヤイヤ、
どう見てもエセチャップリン氏がお馴染みのドタ靴スーツ姿で登場。
二人は何故か追いかけっこを始め、いかにもチャップリン映画のような曲に乗って走り回って
そのうちそのままの勢いで木馬を置き去りにして退場・・・・・・
・・・・と、当時のちゃちゃめもにはそういう内容のことが書かれております。
めもっていうよりリポートやね。よう書けたな、そしてよう置いといたな・・・自画自賛上等!

てか・・・・・あれは結局誰??(ローディさん達だったのかしらん)

さて、純白のスーツから一転、今度は黒いタキシードに着替えたジュリー、颯爽の再登場。

10.Mon amour je viens du bout du monde(巴里にひとり)
モナムール・ジュ・ヴィアン・ドュ・ブ・ドュ・モンド
恋人よ、僕は世界の果てからやって来た
1975年フランスで発売してなんか知らんが現地で大ヒットした曲ですが
英訳するとA lover, I came over from a world end
ワールドエンドときたもんだ・・・mondeが世界ですよ。セカイノヲワリ。
あほな話は置いといて。
ぐっとシャンソンっぽく、フランス語版で歌うジュリーはエレガント~。
G:カズ コントラバス:ケン アコーディオン:アキラ D:ユカリ やっさんは欠席
原曲にはない間奏部分が追加され、そこはギターソロ演奏が!!
ジュリーが「EXOTICS・・・カズ」と紹介。

ジュリーの曲紹介・・・フランスで発売したことの説明
・・・ですがここから何故かジュリーはエセ外国人口調に。
アニメでありそうなカタコト日本語調になる。
ハワイに行ったことがありまして・・・うんぬん。

11.渚のラブレター
てなわけで、1981年リリースのこの歌はハワイアン・アレンジ。
スチールギター:カズ B:ケン A・G:やっさん アキラは欠席
余談ですが大野克夫さんはアマチュア時代はスチールギターの名手であったそうです。
それでは自身限界があると感じてピアノ・キーボード奏者に転向したのだとか。
てか、そっちのがもともと本質であったのではと思うのですがな。
でもって、カズがスチールギターを弾くのは初めて見ましたが、
何をやっても・・・かわいいなあ~などと思った当時のちゃちゃであった。
これはビデオにも入ってたし、テレビでもやってた・・・けど
最近はつべもチェックが超キビシイのでネットで動画を探すのはむずいかも。

そして、またまたジュリーは曲紹介・・・
「スチールギターと言えば思い出すのはマヒナスターズでございますね。」
慇懃無礼かつエセ外国人口調を続けるジュリーであった。
「いろんな国に行きましたが・・・もちろん仕事で・・・
プライベートで行くとお金がかかるもんでございますから」関西人か!
「中でも印象深かったのがそう、情熱の国、スペイン!!」

12.勝手にしやがれ
1977年リリースの言わずと知れたジュリーのナンバーワン神曲。
鮮やかな手つきで見事なフラメンコをこともなげに弾いて見せるカズの、
このコンサートでの一番の見せ場なのに
ビデオではその前奏部分は全面的にカットされちったのよ。(ノД`)・゜・。ヒデエ。
フラメンコギターの演奏の切れ目でジュリーは
「エルフラメンコ! おかちめんこ!」と叫ぶ。フラメンコ調・合いの手。
そして「どこがええねん、フリオ・イグレシァス!!」なんちゅう合いの手や・・・。
これは、当時郷ひろみ君がフリオを尊敬しているとあちこちで発言していたことへの軽いヤキモチ発言。
「ひろみ君は以前は沢田さんのこと尊敬してます、ゆうてたのにやね!」とちょくちょくゆうてたし。
この頃ジュリーは常にその時のアイドルをライバルと位置付けているとゆうてました。
アイドル、特にジャニーズ系(独立した人含む)を意識しまくってました。
中でもひろみ君は賞レースやベストテン番組の出演は辞退すると宣言していて、
賞をもらう、ベストテンに入ること、つまり人々から認められる、売れる、と言うことが
自分の評価の指標であると考えていたジュリーにとって
そこは価値観の相違なので彼の考えも尊重はするけれど、
自分とは違う考えだということにぶっちゃけ結構カチンときていたため
そのひろみくんの「フリオ尊敬」発言も大いに気になった模様で、
要はそこからくるヤキモチ発言だったのでしょう。
まあ、半分は冗談ですが・・・・半分はなかなかに本気だったのでは?
それはそれとしまして演奏の方はA・G:カズ、やっさん、ケン、
カスタネットを膝で叩くユカリもカッケェ! アキラは今回も欠席。
それでなくてもキーボードの位置はカウンターの向こう。
アキラファンは今回のコンサート、ちょっとがっかりしてたんやないかいなあ・・・。
まあ、ちょこちょこ前に来てはいたけど・・・。
ちなみに、テレビで演奏した時はアキラもアコギ持って4人が並んで弾いてました。
さて、歌の最後の「タタン・タン・タン・タタン・・・」のリズムは
カスタネットとカズのギターのボディーを叩く音とジュリーのハンドクラップ。息ピッタリよ!
そしてみんなで右手の拳を上げて「オ・レ!!」

拍手の中「オ・レー! オ・レー! ・・・俺」自分を指差すジュリー・・・。ああ、はいはい。
このように、主にしょうむないMCをこまごま入れているのは
メンバーたちがこまめに楽器を持ち換えるので、その間合いを繋ぐためでもありました、実は。

さてさて、そこでいよいよ
「楽器も持ち換えて頑張ってくれましたEXOTICSのメンバー、紹介したいと思います。」
マッテマシタ!!
まず、ビデオ化された分の紹介から紹介しましょう。
みんな楽器を置いてカウンター席に座っていて、
名前を呼ばれると前にでてちょこっとパフォーマンス。撮影を意識してか??
「ギターラ、安田アントニオ尚哉」力こぶ作るやっさん
「ギターラ、柴山アンドレ和彦」胸ポケットから銀の櫛を取り出してさっと髪を梳かす。
「ドラマー、上原エマニュエル豊」イミフ・・・胸の前で腕を交差して会釈する。
「ベスギターラ、吉田コスタリカ建」グラス片手になんとなくはにかむ。なんやねん?
「キーボード、西平バンビーノ彰」手を後ろにまわして好青年よろしく頭をさげる。
まだミドルネームつけてた頃。
さて、千秋楽の日の紹介は・・・
「ギターラ、安田尚哉! ギターラ、柴山和彦! コントラバッソ、吉田建!
グランカスタ、上原豊! ピアノフォルテ、西平彰!」
・・・この時よ、冒頭で紹介の男子集団のカズさんコールが起こったのわ。
5月1日の昼の部の方だったと思いますが、確か。
それはともかくミドルネームはなく、担当楽器をちょっと凝った言い方で紹介。
他の地方でもあれこれ考えていろんな紹介をしていたのかも。

そしてジュリーが言ったぞ、「アリガトーネ!!」

今もなおコンサートで言っているとわ・・・。
この時から30余年言い続けていたとわ・・・さすがジュリー。(何が?)

そして「売れなかった曲をお届けしたいと思います。・・・・はあああ・・・(泣きまね)」

13.背中まで45分(シングルバージョン)
「何で売れなかったのか考えた、聞きました、するといろんな人が
『あの曲6分10秒(本当は5分40秒ほど。6分越えはアルバムバージョン。
ジュリーは最後まで思い違いをしたまま語っていた)フルで聴くと眠くなる。
それもそのはずです、歌っている方も気持ちがよくなって眠くなってしまいます」
この歌もコンサートではカラオケでした。テレビでは無理矢理演奏していたけど
実際は半分録音テープ流していたんじゃないかな~。
ちなみにテレビバージョンはカズがアコギ、ケンはコントラバス、やっさんはサックスを演奏していた。
こうしてみるとやっさんもなかなかに器用やね。

14.6番目のユ・ウ・ウ・ツ
お馴染みのシングル曲。

15.How Many ”Good By”
カズファンにおいしいシリーズ。テレビでもよく歌われましたハモリ曲。
かつ間奏にギターソロが入ってます。2度おいしい。
てか、カズファンにとってどんだけおいしいこのコンサート!! デリシャス過ぎ!!

16.ジャストフィット
これもテープの音に生演奏を乗せる形。
生演奏でない部分をPA(パブリック アドレス)とか言うらしいですが
ケン曰く「テレビにPAを持ち込んだのってEXOTICSが最初なんだよね」だそうだ。
今はライブではPA使わない方が圧倒的少数らしいですが
当時はライブででも結構先進的だったようです。さすが。

17.ミスキャスト
ジャストフィットのエンディングがフェイドアウトして行く中被るミスキャストのイントロ。
最後もカラオケですね。これもPAのおかげというわけで。
締め直前のクライマックス。

18.ALL YOU NEED IS LOVE~グリーンスリーブス
ケンのベースソロで「もろびとこぞりて」の冒頭のメロディーが。クリスマスか?!
そして囁くようなコーラス「LOVE LOVE LOVE・・・」
ビートルズのナンバーです。それをエキゾ流アレンジで、これもPA大活用?
パターン化されたリズムボックスのリズム音、ベース音、が流れる上に生演奏と歌を載せて。
メインの歌が終わった後は長い長いエンディング演奏になりますが
そこでメロディーは「グリーンスリーブス」に変わります。これも名曲ですよね。
まずジュリーが深々と頭を下げて退場し、次にはメンバーも一人一人演奏をやめ、楽器を置いて退場。
順番ははっきりしないんですが、たぶんやっさん、カズ、ケン、ユカリ、アキラの順。
少しずつ演奏の音が薄くなり、最後まで残っていたピアノの音がやむと
あとはPAのリピート演奏が残るのみ。やがてそれもフェイドアウトしてステージは暗くなり、
これでミスキャストコンサート・メイン部分は閉幕です。

ここからはアンコールですが・・・・・

まず、お正月から始まった前半戦のアンコール曲紹介から。
・・・5月のアンコールコンサートではセトリが違いました。それは後述。
それにしても超くやしい、実はこのライブ以外ではまったく演奏されてなくて
音源がどこにもない名演奏があったのですよ!!

19.あなたへの愛
懐かしの1973年リリースシングル曲で加瀬さんの名曲ですね。
本来珍しい選曲ではなく、井上バンド、EXOTICSともになんやかやで音源があったりするんですが
この回ばかりは違いました!!!!!!!!
なんと、アルゼンチーノ「あなたへの愛」!!
サビの部分がワルツ、3拍子に変えてあったのです!
「だーれ にーも まけな いーあぁ あーな たーへ のあい をーあぁぁ
 むーね にーだ きしめ てーあぁ きょーう まーで きたの にーあぁぁ あー」
・・・わかりませんか??? 間奏で3拍子から4拍子に戻してツーコーラス目へ・・・
嗚呼、音源ない・・・・・。
 
20.おまえにチェックイン
やらざあなるめえ名曲で、ミスキャストにはミスキャストになるこの歌は
アンコールでの出番がふさわしい。さあ、踊ろう。的な。

21.STOP WEDDING BELL
アンコールではお馴染みの曲になりました。みんなで急ごう、ブルーバードで。
で、すみません、「帰らなくていいのかね?」うんぬんのセリフをゆうたのは
このコンサートのビデオに収録されてる回でした。
前回のワンダフルタイムコンサートではなかったわ。スミマセン・・・記憶違い。

尚、ビデオソフトでは再構成して曲順を入れ替え
ジャストフィットの後、アンコールのSTOP WEDDING BELLを先に収録し
その後「MIS CAST」で締めくくっております。

お正月のコンサート、ツアー前半戦はこれでおしまいです。・・・が


アンコールコンサートのアンコールはちょっと違う。

19.晴れのちBLUE BOY
新曲です!・・・でした。「5月の10日にでるからね!」
キーボードパートがなく、アキラはドラムで登場。テレビでもそうでしたね。
いやあ、アキラくんも大変だね・・・・。ま、本人喜々としてノリノリでしたが。
アキラってそういや口数は少なく普段はおとなしいけど
ライブではいつも人が変わったように、はちゃめちゃに踊り狂ってましたね。もちろんテレビでも。
カズはキャラそのまんまのはっちゃけっぷりだったけど。(今もか?)
さて、この曲は銀色夏生作詞家デビュー曲です。作曲はダチでもあった大沢誉志幸。
余談:この頃からカズは大沢くんと意気投合して仲良くなったらしい。
ソロデビューが決まったばかりの大沢くんのライブは、ケン・カズ・ユカリがヘルプで入ってました。
デビューアルバムの演奏にも参加してましたし。

20.おまえにチェックイン
アンコールのアンコールでもやらないわけはない。

21.WHY OH WHY
「A WONDERFUL TIME」から人気曲。
やっさんがA・G、他は通常通り。最後までカズのギターソロ必聴!
カズファンには最後までおいしいコンサート。
最後にもう一度メンバー紹介、普通に・・・・。

ここでアンコールは一旦終わり・・・でも最近このパターン多いよね、の再アンコール。

「はよ嫁に行きなはれ」とか「これを聞いて行かず後家にならないように!」とか
余計な一言で始まるこれもアンコールお馴染みの曲になりました、

22.STOP WEDDING BELL
もはや会場は大混乱?! やっぱり最後は大騒ぎしないとね。

これで全プログラム終了です・・・・・・・・・が、!!

最後の最後に、さすが千秋楽最後のひと押し、
ジュリーの「では最後に、お声を・・・・」
メンバー一人一人がご挨拶。(ちょっと違ったかもしれないけど、たぶんこう言ってた)
カズ「どうもありがとう」
やっさん「ありがとうございました」
ケン「楽しいステージができてよかったです」
ユカリ「また・・・・」
アキラ「バイバイ!」

これにてホントのホントに全日程、全ステージ、全曲が終わりました。
ホントに最後まで「みんなでたべるおいしいコンサートライブ」でした。

ごち、お粗末!!
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あの頃のジュリー・・・セトリあれこれ⑬

2015年11月24日 06時03分22秒 | ジュリー・・・思い出SONGSあれやこれや
ジュリーファンとしてのちゃちゃのピーク、
それは1982年夏。夏の全国縦断コンサートツアー。

・・・あれからちゃちゃのジュリ時計はあまり進んでおりませぬ。
自分も一番気楽でいろんなことで大いに遊んだ年だったし、
その遊びの大きな部分を占めたのがジュリー&EXOTICSでありました。
だからファンとして一番謳歌できたのがこの年のこれなのですね。
ジュリーも思いきり楽しんでいたように思えるし・・・
ラジオとかテレビとかめっちゃたくさん出た年でもありました。
だからジュリーも充実して過ごしていたんやないかな、と。
まあ、あの人は常にいつも「今が最高」を目指しておるのだろうと思いますが。

とにもかくにも、
最も思い出深く最も楽しかったなあ~なんてなコンサートのセトリ紹介です。

記憶はうっかりでも記録はしっかり。
ライブアルバムやビデオは発売されなかったものの、
当時のテレビ録りのビデオやラジオでの録音の数々(かなりある)
・・・何しろかなりの部分が時のラジオ番組
「日産ミッドナイトステーション 沢田研二 夜は気ままに」で
1時間番組2回にわたって放送されましたから~!!! 
今更ながら聞きまくり見まくりと超復習、な、懐かしい・・・・。
よう録ってあったわ、ホンマてんこ盛りにありますんで
頭の中はすっかりばっちりタイムスリップ!
もうバック・トゥ・ザ・フューチャーできないよ~!

メンバーの名前は失礼ながらジュリー目線の敬称略呼び捨て御免でご了承のほどを。
想像力逞しく脳内再生しながらどうぞ。
セトリ通りの曲順でプレイリスト作って聴くのも一興ですわよ。
当時テープに録音して聴いたような聴かなかったような・・・
以下、一部歌詞をわざと変に書いてますが
「リアルこう聞こえます(たぶんそう歌ってます)」という感じで見てください。

レポートの期日は1982年8月21&22日
於大阪フェスティバルホール。
とってあったぞこれがチケットだ!!

昔はコンビニとかで受け取りのその場印刷ではなかったので
毎回デザインが違いワクワク感も楽しめたもんでした。
一枚一枚座席の番号はスタンプ押印ですよ~。
ちゃちゃは毎度綜合企画(後のソーゴー大阪)の優先登録会員で
プレイガイドより先行販売してくれる郵送受付の案内が来て
受付消印有効初日の午前6時に大阪中央郵便局の夜間窓口から
速達の現金書留で申し込んだものでした。
お陰でラク日ででもない限りは1階の前から一ケタの端から10番目くらいには入ったか。
FC入ってなくてコネもないファンとしては「やるね。」な方でない?
さすがにラク日は思いきり2階席だったけどお。
1階一桁でも端の席・・・・?
良いのだよ!! 目当てはカズなんだから!!
反対側だと外れになんだけど、2回分とればまず間違いなく左右に振ってくれる、
そしてそのいずれかはカズの正面方向よ、というわけなのじゃ。

さて、ごたくはこの辺で(長すぎ)
とにかく1982年夏、楽しんでこーぜ。


んじゃまずはオープニング・・・・・・・・・が、

「わんわん!わわん!わんわんわん!わん!わん!わん!!!!
わわん!わん!わん!わん!!!!・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

犬の吠え声で始まるというナゾのオープニング。
当時なんやねん、と軽く思っただけでスルーして、
今回この記事のために記録を再確認して30年オチで気づきました。
時のアルバムをメインに据えた
「ア・ワンダフル・タイム・コンサート・ツアー」


・・・・わんダフル!!

・・・しょ・・・しょうむなあ~・・・・・。今でいう親父ギャグ。
こういう”くっだらねえ”(BY吉田建)駄洒落がジュリーの持ち味だったわねえ。
ああ、彼はやはりコテコテの関西人やってんや・・・・。
イヤ、考えたのジュリーかどうか知らんけど。

わんわんフェイドアウトというより被せるように
いよいよギター柴山和彦のギターソロのイントロで始まります。

1.ZOKKON(ゾッコン)
シングル「おまえにチェックイン」B面。
レコードよりも間奏部分が長かった! 
ギターソロパートがう~んと長いのだ!!カズファン感激!

2.氷づめのHONEY
アルバム「A WONDERFUL TIME」より。以下同アルバム曲が続きます。
これも間奏長し! そこで何故か大笑いのSEが・・・笑い袋?? 
演奏の手を止め頭上のハンドクラップにして
みんなで「ダンダダ ダンダダ ダンダダ」と、歌う。
それに続いてわめく、叫ぶ。既に100%ノリノリ。

3.PAPER DREAM
カズファンのライブでの楽しみはなんちゅうてもギターソロとコーラス!
レコードではジュリーが録音を重ねる部分もライブはカズが一手に引き受ける!
間奏のギターソロも聞き逃せないけど
「♪・・・ヨーソドライ・・・(中略・・・パーティーズ)オ~バ~ オ~バ~」
・・・このあたりがハモリになってます。

4.STOP WEDDING BELL
教会の鐘がゴーンゴーンと鳴る中始まるイントロ。
そして「お前のもとにいそ~ぐ~、ブルーバードで!!」
この「ブルーバードで」は何度も歌われているうちに
観客も一緒に歌うようになって行きました。ジュリーもあおったし。マイク向けたりして。
そして「早く早く 俺の俺の 話を聞いてよ~ 話を聞いてよお願いだから!!」
「ストップ! ストップ! ストップ! ウェディンベ~エエエエ~ル」
「誰か止めて!!」「アイセイ ストップウェディンベ~~」
歌詞追加、絶叫! 鐘もゴンゴン鳴り響く。
カズのボーカルも鳴り響く?


ここでジュリーの関西人の定番、今で言うベタなごあいさつ。
「おおきにまいど! おいど!」おいどとはお尻のことである、念のため。
そしてキャッチフレーズは「コンサートはスポーツだ! 良い汗かいてしびれよう!」

5.WHY OH WHY
カズファンの聞きどころは「(ワイオー)ワ~アアアア~イ ベイベー×2」のファルセットボーカル!
「こころもうえたまま~ (ワイオー)ワ~~~~ア~アアアア~イ×2」
はい、みなさんもご一緒に。「ワ・ア・アアアア~~~イ」
間奏のギターソロも聞き逃すなその2。
エキゾのギターソロはほぼほぼ100%カズです。
(ただし井上バンド時代の歌の際はほぼやっさんがギターソロでした)

6.パフューム
レコードよりもゆっくりした演奏であったようだ。けだるい感じで・・・。アンニュイ。
曲、加瀬さんですわ。加瀬節やねえ。

7.A WONDERFUL TIME
アルバムタイトル曲。ちゃちゃは未だにこれがジュリーの歌の中でダントツ一番好きです。
ライブではサビの部分にものすごいエコーを掛けていました。輪唱?てくらい(それはないか)
「あ~あ~あ~おいおい~うみうみに~にゆ~れゆ~れる~る~~~」←イメージ
でもこのエコーが実に気持ち良かった! やっぱイチオシやね!
「指輪 空に 投げて」で投げる真似をする。これがまたカッケーかった。

さてここでロングロングMC。
内容は「ジュリー・ソングカレンダー」についての解説。
関西では放送されてませんでしたので(ムリクリ聴いてたけど)詳しい説明が。
この時はまずは始めたばかりの4・5・6月の歌の紹介。前の記事参照。
多岐川裕美さんとドラマ中に見つめ合うシーンで
「目が疲れないですか?}としょっちゅう聞かれたというエピソード、
ついでにその後の月の紹介も。
藤真利子さんの話では、「僕のことが大好きだ」という自慢?話の延長で
「実はオチがあるんですよ~。僕だけやないの、郷ひろみ君のことも好きやねんて・・・」
で、そこで郷ひろみさんと田原俊彦くんに関する、曲の売れる売れないジュリー的考察が。
このへんの下りは当時放送された「そこが知りたい」という番組で少し紹介されてます。
「で、そのひろみ君のことも好きだと言う藤真利子さんが詞を書いてくれた」
・・・脱線しまくった話はここで本道に戻った。
他に依頼している人の名前を列挙した中に当時は「オノ・ヨーコさん」も入ってました。
一人くらい世界的に有名な人にも依頼しよう、オノさんはどうだろう? ツテがある?
「僕のマネージャーの親戚の友達のお母さんが親類だ」とか何とかだったそうで。
結果的にはやってもらえなくてアレサンドラ・ムッソリーニさんになりました。
・・・・・・
(ソングカレンダーの記事はいろいろ追記したいことがでてきたので
そのうち改めて改稿したのをアップしたいと思います)

・・・とか何とかの数十分にわたる長話を終えていよいよ次の歌に入ります。
ソングカレンダーより続けて3曲。
全部オリジナルと少しだけアレンジが違う。メロディーラインは同じでしたが
ちょっとしたリズムを取ってたり、コーラス増やしてたり。効果音入れてたり。

8.ボンヴォヤージュ
人々のざわめくような効果音の中曲が始まり、
ケンの楽し気なベース音がリズミカルに。
最後は雑踏と車のクラクション、ブレーキ音が鳴り響く中、次の曲へ。

9.す・て・き・にかん違い
曲の終わりに再び雑踏とクラクション。最後フェイドアウトして行く中で次の曲のブリッジが・・・

10.目抜き通りの6月
前にソングカレンダーの裏話等々の記事を書いた時はうっかり忘れていましたが、
この曲のイントロの最初の最初、これは音楽用語でブリッジと言うのだそうですが
聞き覚えがあるようなメロディーで始まってることにお気づきでしょうか?
それ、実は「アルプス一万尺」なのですね。ジュリーがゆうててんから間違いない。
ライブ時はそのブリッジの更にブリッジとしてバンドメンバーの
「ウウゥ~~~ヤァ!」というシャウトが何度か入ります。
「アルプス一万尺アルプス一万尺アルプス一万尺アルプス一万尺~」と被せて歌ってみよう。
アイデアはケン・・・だったのかな?

ここでインターバルのインストロメント。
何語なのか全く不明、何となくアラビア語っぽい男声のセリフ(ラップっぽい)のあと
またまたどこかの国の民族音楽(アラビアっぽい)をエキゾが演奏。
エスニックというか無国籍というか。で、時々みんなで「ヤア ヤア」とシャウトする。
摩訶不思議な曲の演奏中、ジュリーはお着換えタイムですね。
前半はド派手な原色カラー、スカイブルー地に派手な花模様のジャケット姿でしたが

着替えて再登場のジュリーは白いパンツの上はラメ系、でも薄手のブラウンのブラウスっぽい格好に。
いやあ・・・これは描けんわ・・・画像はあるが・・・。

11.素肌に星を散りばめて
これも時のアルバムから。エンディングのラスト、終わり方がレコードとは違う。
ちゃちゃは正直レコードバージョンの方が好きです。好みの問題。

12.SHE SAID・・・
アルバム「G.S.I LOVE YOU」からお馴染み佐野元春の曲。
歌詞の一部変更。今夏やからやね。原曲は冬やったし。
「汗でグショのTシャツは 冷房のこと掛けときな
シャワールームはすぐにでも お前の部屋になりたがる~」
・・・「冷房のとこ掛けときな」・・・。
表現かなりダサイッスよ・・・。でもなんとなくジュリーらしくて好きかも。
これはテレビでもそう歌ってたこと幾度かありました。
後年も夏に歌う時はこの歌詞だった。

13.I’M IN BLUE
同上。カズコーラスの
「メイビーアイマルーザー ベイベー アムジャスタドュリーマー」を心して聴け!
「バ・ドン・ウォーリー!!」も。

14.ス・ト・リ・ッ・パ・-
言わずと知れた・・・だから言わない?
リリース時テレビではキーボードパートがないためアキラもギター弾いてましたが
コンサートではなんかキーボード弾いてました・・・タブン。
ちゃちゃはこの歌でギターのトレモロアーム奏法を知りました。チューニング狂いまくるやろな。

さてさてここでお待ちかねのEXOTICSのメンバー紹介!!
この頃はミドルネームを入れるのが流行っていました。
なのでジュリーもメンバーにミドルネームを入れて紹介。
その大阪フェスティバルホールバージョンをご紹介しませう。
「ドラムス 上原”マッチョマン”豊」まんま。マッチョだもんね。
「ギター 安田”げんきりムシ”尚哉」・・・イミフ・・・
「ベース 吉田”トーキング”建」しゃべりと言いたいのか。
そして!!「柴山”ダンシング”和彦」
言い終わるが早いかドラムとベースがリズムをとりカズがその場で踊りだす!
キーボードも加わり手拍子が鳴る中モンキーダンスみたいな踊りを踊るカズに
「ダンシング・・・ダンシング・カズ!!」とジュリーもあおるあおる。
ラスト「キーボード 西平”ティーチャー”彰」次の新曲の作曲者だからかな。
アキラの紹介中もカズはそのまま踊り続け
「”おまえにチェックイン”!!」とジュリーが叫ぶ・・・

15.”おまえにチェックイン”
正しいタイトル表記は””が着く。まあ、細かいことはええでしょうが。
これはもう言うことは、ないわ! 歌え、踊れ! 踊らにゃソンソン!

16.月曜日までお元気で
「麗人」B面。あ~・・・特にコメントはないけど・・・
エンディングラスト、レコードは「ジャカジャカジャカジャカ ジャカジャカジャカジャカ!!」で終わるけど
ライブは「ジャカジャカジャカジャカ ジャカジャカジャカジャカ、ジャジャジャジャン!!」で終わる。
それくらいかな・・・・て、わからんわ!!

17.HEY! ミスター・ハリウッド
レコードには収録されていません。このツアーのための書下ろしかも。
歌詞の初めの方、「今日の相手は○○○○」で有名な外タレの名前をアドリブでいれてました。
ちなみに大阪フェスでは「ローリングシュナイダー」・・・ダレ??
そう聞こえたみたいだったけどきっと聞き間違いです。あしからず。
テレビ(確か広島平和音楽祭の中継)では「リズ・テイラー」と歌った。
作詞 三浦徳子さん、曲はジュリー・・・確か。すみません、違うかも・・・。

18.WE BEGAN TO START
なんともうラストソングじゃん・・・早いなあ~・・・・。
でも曲は遅いなあ?? すごくテンポを落としたスローバラードに。
ゆーっくり、ゆーっくり、惜しむ様に歌います・・・
エンディングは演奏をバックにジュリーの締めの挨拶が。
そして何度も「ビギャントゥスタ~・・・ア~・・・・」を繰り返し
そっと終わりゆく・・・。ゆっくりと降りる緞帳・・・

緞帳が上がってここからはアンコール! 待ってました!
エキゾのメンバーはもうスタンバッてます。
ジュリーがやって来て「ほんじゃ行こか~!!」
「右手上げて~!! 左手上げて~!! お嬢さんお手上げだ!!」

19.お嬢さんお手上げだ
1978年「ダーリング」B面。コンサートでよく歌われます、ダーリングよりも。

20.あなたへの愛
これをやるとは珍しい!! 好きです。

21.6番目のユ・ウ・ウ・ツ
「新曲です。」もちろんアキラの作曲であると紹介されました。

そしてステージを降りるみんな・・・

でも、みんな帰らへんぞ! 手拍子続くぞ!!
やがて戻ってくるメンバーたち。
ケンが脱ぎかけていた服を慌てて着直しながら帽子を押さえながら
走り出て来てスタンドはどっと沸いたけど
ケンのことですからね~、演出かもね(笑)
最後にジュリーが出て来て苦笑しながら「帰らなくていいのかね?」
みんな大声で「いい~!!」・・・おいおい。
「男はおらんのか? 彼氏はおらんのか?!」ほっとけ~!!
「ほなもう一曲だけ行きます!! ”お前にチェックイン”!!!!」本日2回目!
でも何回やってもいい歌だ!

・・・こうして大阪フェスティバルホールにおける1982年夏の全国縦断コンサートは
終わりを告げたのでありました。
OTSUKARE!!
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あの頃のジュリー・・・セトリあれこれ⑫

2015年11月09日 06時03分36秒 | ジュリー・・・思い出SONGSあれやこれや
さて毎度お久しぶりの懐かしジュリーのセトリ話、
1982年のお正月
「ジュリー・ニュー・イヤー・コンサート’82」

・・・なんですが・・・
この回は情報が少なくてセトリくらいしかわかりません。
そのセトリも全曲はわからなくて・・・えらいスンマソン。

その前に・・・。
1981年夏のコンサートに追記があります。
ので、そっちも良ければご確認ヨロシク→こっちだよ。

その前年後半ごろから
ジュリーはザ・タイガースの復活というか、同窓会活動をしていました。
81年1月、長きにわたって日本の音楽、いや舞台芸術を支えてきた
日劇が取り壊されることになり、
その歴史のひととき燦然と輝いていた伝説のライブ
「日劇ウエスタンカーニバル」が同窓会として復活。
そのライブではいくつかのグループサウンズも同窓会的に再結成。
それで我らがタイガースも1年ほど復活して
新曲やアルバムもリリースし、ライブ活動も行っていました。
そんなこんなで大忙しのジュリー、
大みそかも紅白歌合戦に出演した後
「浅草ニューイヤー・ロックフェスティバル」に続けて出演。

それは生放送されたのでしたが
当時はビデオデッキが一般家庭に普及しだしたばかりの頃。
うちも買ったばかりのビデオのおかげで真夜中のその放送を見れました・・・
起きてられなかった・・・。
・・・・ちなみにSONYのベータマックス。
意地で使い続けた意固地なこだわりのベータ派。
つい数年前、録ったものをDVDにダビングするまで現役で
20年以上使い続けましたぜ。やるね。
故障した時修理に来たSONYさんの技術者さんにいたく感動されました。

閑話休題。

ではその81年お正月のセトリをば・・・数曲不明ですがご容赦を。
1.あなたに今夜はワインをふりかけ
1978年「サムライ」のB面にしてマンズワインのCMソング。
2.お嬢さんお手上げだ
同じく1978年リリース「ダーリング」B面。
3.カサブランカ・ダンディー
1979年リリース、酒(演出のため水・・・ではなく本物)を吹いて物議を醸した。
4.酔いどれ関係
1978年こっそりリリースした
劇場版アニメ「宇宙戦艦ヤマト ヤマトよ永遠に」の
挿入歌「ヤマトより愛をこめて」のB面。
5.時の過ぎゆくままに
6.TOKIO
7.勝手にしやがれ
8.SO FAR AWAY
はっきりしませんがもしかしてキャロル・キングの歌かしら。
9.BYE BYE HANDY LOVE
1981年アルバム「ス・ト・リ・ッ・パ・-」から。
10.捨てぜりふ
1979年アルバム「TOKIO」から・・・こんなの歌ったのね~。
11.・・・不明。
12.渚のラブレター
13.ス・ト・リ・ッ・パ・-
14.不明
15.麗人
16.ジャンジャン・ロック
1981年リリースシングルの「ス・ト・リ・ッ・パ・-」B面。
17.THE VANITY FACTORY
1980年アルバム「G.S.I LOVE YOU」より。
18.気になるお前
1973年リリース「危険なふたり」B面。
19.不明・・・・
ここからはアンコール
20.夜の河を渡る前に
1979年アルバム「チャコール・グレイの肖像」より。
曲紹介に曰く「べんせい~しゅくしゅく~よるかわを~わたる~まえに~」
21.彼女はデリケート
「G.S.I LOVE YOU」より。

・・・てなことで、新春恒例コンサートでした。
あまり詳しくなくてスンマソン・・・しかし!!

この後、1982年夏のコンサートツアーのセトリ紹介はすごいからね!
凄くこまかい記録があるからね!!
よう残してあったな、てな感じで・・・・1983年のツアーもすごいからね!

と、大見え切って??予告します~。

それと、せっかく作ったカズさんカテゴリーもあれきりになってますが
現在鋭意準備中・・・・。
予定ですが、若カズさんのコスプレ・・・じゃなくて
ライブ時のコスチュームを紹介してみようかと、描いてます、イラストカズさん。
まあ・・・あまり正確ではない部分も多いのですが
何しろ資料に乏しくて、当時の画像も不鮮明で。
でも雰囲気ぐらいは分かっていただけるかな、と。

一通り描けたら順次アップしていくつもりです~。
上手下手、似てる似てないはこの際触れてはならない。

てなところで今回これまで・・・お粗末!
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