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ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

あの頃のジュリー・・・セトリあれこれ⑬

2015年11月24日 06時03分22秒 | ジュリー・・・思い出SONGSあれやこれや
ジュリーファンとしてのちゃちゃのピーク、
それは1982年夏。夏の全国縦断コンサートツアー。

・・・あれからちゃちゃのジュリ時計はあまり進んでおりませぬ。
自分も一番気楽でいろんなことで大いに遊んだ年だったし、
その遊びの大きな部分を占めたのがジュリー&EXOTICSでありました。
だからファンとして一番謳歌できたのがこの年のこれなのですね。
ジュリーも思いきり楽しんでいたように思えるし・・・
ラジオとかテレビとかめっちゃたくさん出た年でもありました。
だからジュリーも充実して過ごしていたんやないかな、と。
まあ、あの人は常にいつも「今が最高」を目指しておるのだろうと思いますが。

とにもかくにも、
最も思い出深く最も楽しかったなあ~なんてなコンサートのセトリ紹介です。

記憶はうっかりでも記録はしっかり。
ライブアルバムやビデオは発売されなかったものの、
当時のテレビ録りのビデオやラジオでの録音の数々(かなりある)
・・・何しろかなりの部分が時のラジオ番組
「日産ミッドナイトステーション 沢田研二 夜は気ままに」で
1時間番組2回にわたって放送されましたから~!!! 
今更ながら聞きまくり見まくりと超復習、な、懐かしい・・・・。
よう録ってあったわ、ホンマてんこ盛りにありますんで
頭の中はすっかりばっちりタイムスリップ!
もうバック・トゥ・ザ・フューチャーできないよ~!

メンバーの名前は失礼ながらジュリー目線の敬称略呼び捨て御免でご了承のほどを。
想像力逞しく脳内再生しながらどうぞ。
セトリ通りの曲順でプレイリスト作って聴くのも一興ですわよ。
当時テープに録音して聴いたような聴かなかったような・・・
以下、一部歌詞をわざと変に書いてますが
「リアルこう聞こえます(たぶんそう歌ってます)」という感じで見てください。

レポートの期日は1982年8月21&22日
於大阪フェスティバルホール。
とってあったぞこれがチケットだ!!

昔はコンビニとかで受け取りのその場印刷ではなかったので
毎回デザインが違いワクワク感も楽しめたもんでした。
一枚一枚座席の番号はスタンプ押印ですよ~。
ちゃちゃは毎度綜合企画(後のソーゴー大阪)の優先登録会員で
プレイガイドより先行販売してくれる郵送受付の案内が来て
受付消印有効初日の午前6時に大阪中央郵便局の夜間窓口から
速達の現金書留で申し込んだものでした。
お陰でラク日ででもない限りは1階の前から一ケタの端から10番目くらいには入ったか。
FC入ってなくてコネもないファンとしては「やるね。」な方でない?
さすがにラク日は思いきり2階席だったけどお。
1階一桁でも端の席・・・・?
良いのだよ!! 目当てはカズなんだから!!
反対側だと外れになんだけど、2回分とればまず間違いなく左右に振ってくれる、
そしてそのいずれかはカズの正面方向よ、というわけなのじゃ。

さて、ごたくはこの辺で(長すぎ)
とにかく1982年夏、楽しんでこーぜ。


んじゃまずはオープニング・・・・・・・・・が、

「わんわん!わわん!わんわんわん!わん!わん!わん!!!!
わわん!わん!わん!わん!!!!・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

犬の吠え声で始まるというナゾのオープニング。
当時なんやねん、と軽く思っただけでスルーして、
今回この記事のために記録を再確認して30年オチで気づきました。
時のアルバムをメインに据えた
「ア・ワンダフル・タイム・コンサート・ツアー」


・・・・わんダフル!!

・・・しょ・・・しょうむなあ~・・・・・。今でいう親父ギャグ。
こういう”くっだらねえ”(BY吉田建)駄洒落がジュリーの持ち味だったわねえ。
ああ、彼はやはりコテコテの関西人やってんや・・・・。
イヤ、考えたのジュリーかどうか知らんけど。

わんわんフェイドアウトというより被せるように
いよいよギター柴山和彦のギターソロのイントロで始まります。

1.ZOKKON(ゾッコン)
シングル「おまえにチェックイン」B面。
レコードよりも間奏部分が長かった! 
ギターソロパートがう~んと長いのだ!!カズファン感激!

2.氷づめのHONEY
アルバム「A WONDERFUL TIME」より。以下同アルバム曲が続きます。
これも間奏長し! そこで何故か大笑いのSEが・・・笑い袋?? 
演奏の手を止め頭上のハンドクラップにして
みんなで「ダンダダ ダンダダ ダンダダ」と、歌う。
それに続いてわめく、叫ぶ。既に100%ノリノリ。

3.PAPER DREAM
カズファンのライブでの楽しみはなんちゅうてもギターソロとコーラス!
レコードではジュリーが録音を重ねる部分もライブはカズが一手に引き受ける!
間奏のギターソロも聞き逃せないけど
「♪・・・ヨーソドライ・・・(中略・・・パーティーズ)オ~バ~ オ~バ~」
・・・このあたりがハモリになってます。

4.STOP WEDDING BELL
教会の鐘がゴーンゴーンと鳴る中始まるイントロ。
そして「お前のもとにいそ~ぐ~、ブルーバードで!!」
この「ブルーバードで」は何度も歌われているうちに
観客も一緒に歌うようになって行きました。ジュリーもあおったし。マイク向けたりして。
そして「早く早く 俺の俺の 話を聞いてよ~ 話を聞いてよお願いだから!!」
「ストップ! ストップ! ストップ! ウェディンベ~エエエエ~ル」
「誰か止めて!!」「アイセイ ストップウェディンベ~~」
歌詞追加、絶叫! 鐘もゴンゴン鳴り響く。
カズのボーカルも鳴り響く?


ここでジュリーの関西人の定番、今で言うベタなごあいさつ。
「おおきにまいど! おいど!」おいどとはお尻のことである、念のため。
そしてキャッチフレーズは「コンサートはスポーツだ! 良い汗かいてしびれよう!」

5.WHY OH WHY
カズファンの聞きどころは「(ワイオー)ワ~アアアア~イ ベイベー×2」のファルセットボーカル!
「こころもうえたまま~ (ワイオー)ワ~~~~ア~アアアア~イ×2」
はい、みなさんもご一緒に。「ワ・ア・アアアア~~~イ」
間奏のギターソロも聞き逃すなその2。
エキゾのギターソロはほぼほぼ100%カズです。
(ただし井上バンド時代の歌の際はほぼやっさんがギターソロでした)

6.パフューム
レコードよりもゆっくりした演奏であったようだ。けだるい感じで・・・。アンニュイ。
曲、加瀬さんですわ。加瀬節やねえ。

7.A WONDERFUL TIME
アルバムタイトル曲。ちゃちゃは未だにこれがジュリーの歌の中でダントツ一番好きです。
ライブではサビの部分にものすごいエコーを掛けていました。輪唱?てくらい(それはないか)
「あ~あ~あ~おいおい~うみうみに~にゆ~れゆ~れる~る~~~」←イメージ
でもこのエコーが実に気持ち良かった! やっぱイチオシやね!
「指輪 空に 投げて」で投げる真似をする。これがまたカッケーかった。

さてここでロングロングMC。
内容は「ジュリー・ソングカレンダー」についての解説。
関西では放送されてませんでしたので(ムリクリ聴いてたけど)詳しい説明が。
この時はまずは始めたばかりの4・5・6月の歌の紹介。前の記事参照。
多岐川裕美さんとドラマ中に見つめ合うシーンで
「目が疲れないですか?}としょっちゅう聞かれたというエピソード、
ついでにその後の月の紹介も。
藤真利子さんの話では、「僕のことが大好きだ」という自慢?話の延長で
「実はオチがあるんですよ~。僕だけやないの、郷ひろみ君のことも好きやねんて・・・」
で、そこで郷ひろみさんと田原俊彦くんに関する、曲の売れる売れないジュリー的考察が。
このへんの下りは当時放送された「そこが知りたい」という番組で少し紹介されてます。
「で、そのひろみ君のことも好きだと言う藤真利子さんが詞を書いてくれた」
・・・脱線しまくった話はここで本道に戻った。
他に依頼している人の名前を列挙した中に当時は「オノ・ヨーコさん」も入ってました。
一人くらい世界的に有名な人にも依頼しよう、オノさんはどうだろう? ツテがある?
「僕のマネージャーの親戚の友達のお母さんが親類だ」とか何とかだったそうで。
結果的にはやってもらえなくてアレサンドラ・ムッソリーニさんになりました。
・・・・・・
(ソングカレンダーの記事はいろいろ追記したいことがでてきたので
そのうち改めて改稿したのをアップしたいと思います)

・・・とか何とかの数十分にわたる長話を終えていよいよ次の歌に入ります。
ソングカレンダーより続けて3曲。
全部オリジナルと少しだけアレンジが違う。メロディーラインは同じでしたが
ちょっとしたリズムを取ってたり、コーラス増やしてたり。効果音入れてたり。

8.ボンヴォヤージュ
人々のざわめくような効果音の中曲が始まり、
ケンの楽し気なベース音がリズミカルに。
最後は雑踏と車のクラクション、ブレーキ音が鳴り響く中、次の曲へ。

9.す・て・き・にかん違い
曲の終わりに再び雑踏とクラクション。最後フェイドアウトして行く中で次の曲のブリッジが・・・

10.目抜き通りの6月
前にソングカレンダーの裏話等々の記事を書いた時はうっかり忘れていましたが、
この曲のイントロの最初の最初、これは音楽用語でブリッジと言うのだそうですが
聞き覚えがあるようなメロディーで始まってることにお気づきでしょうか?
それ、実は「アルプス一万尺」なのですね。ジュリーがゆうててんから間違いない。
ライブ時はそのブリッジの更にブリッジとしてバンドメンバーの
「ウウゥ~~~ヤァ!」というシャウトが何度か入ります。
「アルプス一万尺アルプス一万尺アルプス一万尺アルプス一万尺~」と被せて歌ってみよう。
アイデアはケン・・・だったのかな?

ここでインターバルのインストロメント。
何語なのか全く不明、何となくアラビア語っぽい男声のセリフ(ラップっぽい)のあと
またまたどこかの国の民族音楽(アラビアっぽい)をエキゾが演奏。
エスニックというか無国籍というか。で、時々みんなで「ヤア ヤア」とシャウトする。
摩訶不思議な曲の演奏中、ジュリーはお着換えタイムですね。
前半はド派手な原色カラー、スカイブルー地に派手な花模様のジャケット姿でしたが

着替えて再登場のジュリーは白いパンツの上はラメ系、でも薄手のブラウンのブラウスっぽい格好に。
いやあ・・・これは描けんわ・・・画像はあるが・・・。

11.素肌に星を散りばめて
これも時のアルバムから。エンディングのラスト、終わり方がレコードとは違う。
ちゃちゃは正直レコードバージョンの方が好きです。好みの問題。

12.SHE SAID・・・
アルバム「G.S.I LOVE YOU」からお馴染み佐野元春の曲。
歌詞の一部変更。今夏やからやね。原曲は冬やったし。
「汗でグショのTシャツは 冷房のこと掛けときな
シャワールームはすぐにでも お前の部屋になりたがる~」
・・・「冷房のとこ掛けときな」・・・。
表現かなりダサイッスよ・・・。でもなんとなくジュリーらしくて好きかも。
これはテレビでもそう歌ってたこと幾度かありました。
後年も夏に歌う時はこの歌詞だった。

13.I’M IN BLUE
同上。カズコーラスの
「メイビーアイマルーザー ベイベー アムジャスタドュリーマー」を心して聴け!
「バ・ドン・ウォーリー!!」も。

14.ス・ト・リ・ッ・パ・-
言わずと知れた・・・だから言わない?
リリース時テレビではキーボードパートがないためアキラもギター弾いてましたが
コンサートではなんかキーボード弾いてました・・・タブン。
ちゃちゃはこの歌でギターのトレモロアーム奏法を知りました。チューニング狂いまくるやろな。

さてさてここでお待ちかねのEXOTICSのメンバー紹介!!
この頃はミドルネームを入れるのが流行っていました。
なのでジュリーもメンバーにミドルネームを入れて紹介。
その大阪フェスティバルホールバージョンをご紹介しませう。
「ドラムス 上原”マッチョマン”豊」まんま。マッチョだもんね。
「ギター 安田”げんきりムシ”尚哉」・・・イミフ・・・
「ベース 吉田”トーキング”建」しゃべりと言いたいのか。
そして!!「柴山”ダンシング”和彦」
言い終わるが早いかドラムとベースがリズムをとりカズがその場で踊りだす!
キーボードも加わり手拍子が鳴る中モンキーダンスみたいな踊りを踊るカズに
「ダンシング・・・ダンシング・カズ!!」とジュリーもあおるあおる。
ラスト「キーボード 西平”ティーチャー”彰」次の新曲の作曲者だからかな。
アキラの紹介中もカズはそのまま踊り続け
「”おまえにチェックイン”!!」とジュリーが叫ぶ・・・

15.”おまえにチェックイン”
正しいタイトル表記は””が着く。まあ、細かいことはええでしょうが。
これはもう言うことは、ないわ! 歌え、踊れ! 踊らにゃソンソン!

16.月曜日までお元気で
「麗人」B面。あ~・・・特にコメントはないけど・・・
エンディングラスト、レコードは「ジャカジャカジャカジャカ ジャカジャカジャカジャカ!!」で終わるけど
ライブは「ジャカジャカジャカジャカ ジャカジャカジャカジャカ、ジャジャジャジャン!!」で終わる。
それくらいかな・・・・て、わからんわ!!

17.HEY! ミスター・ハリウッド
レコードには収録されていません。このツアーのための書下ろしかも。
歌詞の初めの方、「今日の相手は○○○○」で有名な外タレの名前をアドリブでいれてました。
ちなみに大阪フェスでは「ローリングシュナイダー」・・・ダレ??
そう聞こえたみたいだったけどきっと聞き間違いです。あしからず。
テレビ(確か広島平和音楽祭の中継)では「リズ・テイラー」と歌った。
作詞 三浦徳子さん、曲はジュリー・・・確か。すみません、違うかも・・・。

18.WE BEGAN TO START
なんともうラストソングじゃん・・・早いなあ~・・・・。
でも曲は遅いなあ?? すごくテンポを落としたスローバラードに。
ゆーっくり、ゆーっくり、惜しむ様に歌います・・・
エンディングは演奏をバックにジュリーの締めの挨拶が。
そして何度も「ビギャントゥスタ~・・・ア~・・・・」を繰り返し
そっと終わりゆく・・・。ゆっくりと降りる緞帳・・・

緞帳が上がってここからはアンコール! 待ってました!
エキゾのメンバーはもうスタンバッてます。
ジュリーがやって来て「ほんじゃ行こか~!!」
「右手上げて~!! 左手上げて~!! お嬢さんお手上げだ!!」

19.お嬢さんお手上げだ
1978年「ダーリング」B面。コンサートでよく歌われます、ダーリングよりも。

20.あなたへの愛
これをやるとは珍しい!! 好きです。

21.6番目のユ・ウ・ウ・ツ
「新曲です。」もちろんアキラの作曲であると紹介されました。

そしてステージを降りるみんな・・・

でも、みんな帰らへんぞ! 手拍子続くぞ!!
やがて戻ってくるメンバーたち。
ケンが脱ぎかけていた服を慌てて着直しながら帽子を押さえながら
走り出て来てスタンドはどっと沸いたけど
ケンのことですからね~、演出かもね(笑)
最後にジュリーが出て来て苦笑しながら「帰らなくていいのかね?」
みんな大声で「いい~!!」・・・おいおい。
「男はおらんのか? 彼氏はおらんのか?!」ほっとけ~!!
「ほなもう一曲だけ行きます!! ”お前にチェックイン”!!!!」本日2回目!
でも何回やってもいい歌だ!

・・・こうして大阪フェスティバルホールにおける1982年夏の全国縦断コンサートは
終わりを告げたのでありました。
OTSUKARE!!

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2 コメント

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初めまして (koharu)
2016-10-16 10:24:42
こんにちは
82年のセトリを検索していたところちゃちゃさんのHPにたどり着きました
当時のライブの様子が伝わってきて感動しています
またお邪魔させていただきます
返信する
ありがとうございます!! (ちゃちゃ)
2016-10-23 12:52:57
>koharu様

こちらこそ初めまして。閲覧ありがとうごさいます。

ヤボ用が多くて返信が遅れてしまい申し訳ありませんでした💦

ようこそお越しです。よろしくです。

昔話ばっかしですが、楽しんでいただければ幸いです。
返信する

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