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ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

ぼくらもテレビ探偵団~「沢田研二ショー」②

2011年05月08日 19時11分12秒 | ジュリー・・・思い出雑記あれやこれや
前回の続き。「沢田研二ショー」レポートです。
・・・ジュリーのお話は効く(?)わ~!!!
アクセス数がいつもの倍ですわん。皆様有難う存じます。
ついでに他のカテの記事も眺めてくださると嬉しいです。


第6回・・・アフリカン密林ロックンロール。早い話がライブです。
映画解説者の小森のおばちゃまこと小森和子さんを乗せた
TBS名物アナ・松宮一彦さん操縦の戦闘機がジャングルに不時着したら
ロックバンドがライブやってたという設定。(わけわからん)
ジュリー&エキゾの当時リリース曲「晴れのちBLUE BOY」をイメージしたのでしょう。
あれの衣装って迷彩服っぽかったですからの。
密林セットの中で、ちょいインディー系のバンドを招いての音楽ショー。
DJにセーラ・ロウウェルさんを迎え出演と歌は
ANN LEWIS&EL SLEEZO CAFE’「LUU-YA」←アン・ルイスさんですよ。
SANDII&THE SUNSETS「OPEN SESAMI(ヒラケゴマ)」
PEARL HARBOUR「RUN RHYTHM RUN」「GET OUTTA HERE」
そしてJULIE&EXOTICS「晴れのちBLUE BOY」
アフリカンジャングルのはずなのに本物の・・・チンパンジーはいいとしてカンガルーがいました。
最後は皆で記念撮影。松宮さんがカメラを構えてハイ、チーズ! でした。
もちろんデジカメ・・・じゃないっすよ。


第7回・・・「開発途上コメディアン大集合」
当時売り出し中あるいは売り出したい中の若手新人コメディアン50人(ほとんどグループ)が出演し
サル山をイメージしたスタンドというか席にそれぞれついて、
電光掲示で数字が出る形式のアンケートに答えたり、言いたいこと言い合ったり・・・。
司会は所ジョージさんで、ジュリーがその相手役のノリでした。
コメディアンたちの中には今残っている人はほとんどいないみたいですが・・・
若かりし頃の「とんねるず」のお二人を発見!!若っ!!ういういしっ
ジュリーいわく「事務所に頼まれて」怪物ランドにコントをやってもらってました。


第8回・・・CHANSONG(シャンソン)
フランソワーズ・モレシャンさんがゲスト・・・というか進行役。
ジュリーとまずは日本語字幕つきおフランス語トーク。
モレシャンさんはもちろんちゃんとしたフランス語をお話されますが
ジュリーはもちろん”フランス語っぽいデタラメ”
トークのあいだ、後ろを通行人がうろうろしてますが・・・カメラにさりげに映るは
エキゾの・・・特に吉田建さんだったりする。
そしてジュリーがフランスでリリースして、曰く出会いがしらで大ヒットしてしまった
「MON AMOUR JE VIENS DU BOUT DU MONDE(邦題:巴里にひとり)」
ジュリーは(口パクで)歌っていますがエキゾのメンバーは一人ずつ女の子といちゃついてたりして。
特にやっさん、その手を引っ込めなさい。あっ!カズさんも!!!!コラコラコラ!!!!!!
他にゲストと歌あり。んで、今度は日本語で、仏語の字幕つきトーク。
嵯峨美子さん「CAFE RENARD(風が吹いていて)」
高橋久美子さん「シャレ男’83」
そしてジュリーを加えて3人で「パリ野郎」を熱唱。
ラストジュリーの「WHAT NOW MY LOVE(そして今は)」
エンディングはヴィトンぽいロゴ全身コテコテスーツにカメラをぶら下げたジュリーが
おのぼりさんスタイルでモレシャンさん相手にはしゃいでます・・・何なの??


第9回・・・「大衆演劇の美に挑戦」
何でもやりますなあ、ジュリーって。今回はかの梅沢劇団に飛び入り。
東京の篠原演芸場にお邪魔して、梅沢武夫さん・富美男さん直々の指南で
大衆演劇と、女形に扮しての踊りに挑戦しています。
出し物は「小金井小次郎旅日記」カッチョエエ任侠ものですな。
ジュリーはもちろん小金井小次郎親分の役。セリフはちょおおっともたつき気味でしたが。
ところで敵役の富沢さんの三枚目っぷりがものすごく楽しい。こんなのもなさるのね。
それから「隅田川小町」、ジュリーも女形に扮して”艶っぽい姐さんたち”と日舞の披露。これは見ものです。
それにしても、ジュリーの女形も確かに麗しく美しいけど、
下町の玉三郎・梅沢富美男さんはほんま段違いにお綺麗ですなあ~。
やはり長年やっている方は姿だけではなくしぐさがほんまに女っぽい。
からだの動きが断然なめらかで色っぽいですわ。
素では「円広志さんに間違われるのが腹立つ(冗談)」とどっかでおっしゃってましたが。

第10回・・・沢田女子学園「学園祭」
ゲストは川島なお美さんと現役女子大生のみなさん。理想の学園祭テレビ開催的な?
ビキニの水着姿の女子大生ウエイトレスが給仕するカフェ
コーヒーにフレッシュを・・・と頼むと胸の谷間にはさんだのを取り出してくれる・・・
・・・って何やってんのよ! 喜ぶジュリーもジュリーだけど、この企画は何? なんか風俗・・・ 
SY女子大プロデュースカンパニーが企画したパフォーマンスや
女子B大製作のポップアート、JS女子大落研によるコント、M美術大によるビデオアートのお披露目
それからドサマギでジュリー&エキゾの「晴れのちBLUE BOY」PV上映、
(ちなみにこのPVは歌のみのシングルレコードバージョンより若干長いです)
再度M美術大企画制作出演によるファッションショー。
要は女子大学生による学園祭的発表の場を提供した、みたいな内容なんですが・・・

何なのでしょう? なんでこういうのをジュリーファン向けの番組でやってんのでしょう?

毎回とまでは言いませんが、どうも番組の目指しているものがようわかりません・・・。
ファンサービスに徹しているわけでもないですしね・・・。
正直面白いのかどうかようわからんです。(あくまで個人の感想ですよ。)
実験的番組・・・てわけでもなさそうでしたし。
ま、とっくに終わった番組ですし、今更あれこれゆうこともないですね。スミマセン。


というところで、またまた切ります~。
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ぼくらもテレビ探偵団~「沢田研二ショー」①

2011年05月07日 09時57分14秒 | ジュリー・・・思い出雑記あれやこれや
沢田研二ショー・・・という、大変マニアック(?)な番組が昔々ありました。
その詳報を伝えるサイトがあるかなあ~と、
少々探しもしましたがファンの方のブログ以外はあまりないみたいですね。
番組中の何がしかのシーンはようつべ(youtube)にちょこちょこ上がってますが。
(見てみたいと思うのがあればあれこれ検索ワードいれて試してみてね

昔三宅裕司さんと山瀬まみさんが「テレビ探偵団」という番組やってましたね。
なつかしの名場面からマニアしか知らないような秘蔵VTRまで、
いろんなゲストを招いてその人縁のなつかし映像やリクエストにお答えすると言う。
コラムニストの泉麻人さんのカルトなお話も必見でした。
そこにジュリーが出た時も、この番組はほとんど語られなかったように思います。


ほなウチが書くわ。いちおー当時録画したの今もちゃんと手元にあるし。
てなわけで・・・・ざっとした内容で、ということでご容赦。
検索かけたらブログに写真込みで記事を書いてる方もいらっしゃるので、あわせてご覧くだされ。
では、久々に・・・「沢田研二ショー」伝授!!(DY様今回もありがとうです。読んでますよ~!)


放映時期は1983年4月3日から9月25日にかけての半年、約2クール25回。
(1回分選挙速報特番が入ったため26回ではなく25回になってます。)
時間は毎週日曜日の午後11時から11時半、やっぱTBSでございました。
内容はキホンバラエティーですが・・・毎回テーマが違うというファン垂涎の面白さ。
EXOTICSのメンバーもしょっちゅう出演していて、
まさにファンサービスてんこ盛りの楽しい番組でございましたよ。
・・・イヤまあ、だから視聴率に関しては触れないお約束???
・・・ファンでない人はいったいどれだけご覧になったのやろうな??


第1回・・・やっぱまずはジュリーの歌とトークの30分。
まず当時リリース曲の「晴れのちBLUE BOY」から。
歌いながら大勢の女の子たちがディスコってる~! ジュリアナ東京やね。
大物TBS局アナの渡辺謙太郎さん登場、当時のプロ野球ニュースを伝えた後
仮想「2001年スポーツニュース」の報道。
そこでは阪神は掛布監督、巨人は江川監督との想定で、
巨人不振から原さんに監督要請か?というニュース。2011年今まさに原監督ですがな。
左とん平さん扮する掛布さんとジュリー扮する原選手(想定では浪人中??)のコントあり。
その後EXOTICSと「TOKIO」歌&演奏。
途中から東海林太郎風直立不動と弦楽四重奏バックになり、
最後は弦楽&EXOで直立不動「TOKIO」歌い上げ・・・なんやこれ。
後半は叶和貴子さんがゲストです。叶さん相手に女の口説き落とし方講座を披露、今で言うツンデレで。
叶さんと言えばその頃ジュリーが主演したドラマスペシャル「源氏物語」(もちジュリーが光源氏)で、
源氏の正妻・若紫~紫の上を演じておられましたなあ。着物美人!!
エンディングのジュリーはドラム缶風呂に。少なくとも上半身は裸でしたが、
でもあの湯気は絶対ドライアイスですな。寒~・・・。


第2回・・・ゲストに当時人気絶頂アイドルの中森明菜さんを迎えて。
明菜ちゃんのヒットソングとジュリーとのトークでつづる30分。
まずは「少女A」テーマのミニコント(?)で、白髪交じりのオヤジジュリーが・・・。
現実のオヤジジュリーはこうはならなんだな・・・。(おいおい)
と言って、コントのオチはトホホになってるオヤジジュリー。
見た目は結構いいんだけど、中身はやっぱしゃあないおっさん役でしたかな。
明菜ちゃんの歌は「1/2の神話」と「スローモーション」。
けっこうぽっちゃりしてたんやね・・・。垢抜けしてない明菜ちゃんでした。
対談の後はPV風ジュリー&エキゾ「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」。
エンディングのジュリーは何故か横じま囚人服を着て牢屋の中からコメントしてました。


第3回・・・ジュリー・ワンマンショー
ジュリー&エキゾがお贈りするワンマンショーでありました。
当時リリースのアルバム「MIS CAST」から数曲。
まずはライブビデオから「STOP WEDDING BELL」のサビ部分放映。
偽週刊誌「FOCUS」の偽記事を紹介した後の歌は「ジャスト・フィット」
それから挨拶に何故か子犬が3匹・・・ジュリー、指して曰く「今夜はワンワンショー」
オヤジかっ!!!!!!!
当時人気番組「タモリの今夜は最高」パロってジュリーがタモリさんに扮し、ジュリー自身と対談。
で、次の歌PV風「チャイニーズ・フード」
大きな円卓に豪華な中華料理が並んでいて、EXOが盛装して席についています。
そしてほんまに料理を食べ始める・・・円卓の中心のカバーを取るとジュリーの顔が!!
小林さっちゃんのごとく美しくド派手に着飾って歌い始め、途中でずずっとせり上がり卓上へ。
歌のエンディングで小龍包らしきものをつまみ上げてほおばる姿はなんかおもろい。
場面変わってやっさんこと横山やすしさんに扮したジュリーがジュリーと対談。
「HOW MANY ”Good-by”」
フラメンコ風アレンジの「勝手にしやがれ」と続きまして
ギター・ベース・キーボード・ドラム
サックス・トランペット・トロンボーンすべての楽器を7人のジュリーが演奏し
前でやはり熱唱するジュリーという絵の「許されない愛」
・・・やたら凝ってますなあ・・・。


第4回・・・「殴り込み! 学生プロレス30分真剣勝負」
プロレス部のある各大学のメンバーを招いてのガチ勝負!
TBSスポーツアナと思いきや、当時テレビ朝日の看板アナウンサー・古館伊知郎さんが中継を。
この頃プロレス中継と言えば古舘さんでしたね~。まだメガネもなく顔も小顔!!
そして解説者にモノホンの山本小鉄さんと何故か桂米助さん。
もちろん”やらせ””興行””シナリオどおり”で、中継が先行していたりもして。
最初レフェリーとして登場のジュリーはたちまち乱闘に巻き込まれてあえなくダウン。
途中インターバルで名門HツB大学プロレス部のお二人が
ショートコントと往年の名曲ビューティーペアの「かけめぐる青春」を披露??
終盤はお約束演出でタイガーマスクに扮したジュリーが悪の(?)レスラーをやっつけて大団円。
しかし・・・プロレス部の筋肉もりもりガテン系体格の猛者どもの中にあると・・・・
ジュリーのその・・・・・筋肉ない・・・しかもおなかが?な体格が貧相で・・・・・しくしく。


第5回・・・ポルノVTRの巻。さすが深夜番組。
全放映中もっとも高い視聴率を誇ったのがこの回だったそうでございますよ。
藍ともこさんを相手に・・・どーやったんだ?まず既にXXホテルの部屋に連れ込んでるよ!
でも、めちゃめちゃ嫌がられてるよ!!・・・というシーンから始まります。
「ちょっと休憩するだけ」とかなんとかで連れ込んだんやろ、どーせ。ベタやな~・・・。
で、まあテレビでも・・・とつけるとやっていたのがジュリーのライブ。
市販されたコンサートビデオから「Darling」彼女はファンみたいですが
となりのジュリー(本人じゃん)は無関心・・・
次に見たのは何故かお料理番組、でもなんか怪しげな夜のメニューだったりして。
そして次に見たのは・・・エロビデオですな、
「洗濯屋ケンちゃん(わからない方、わかんなくていいです)」ならぬ「八百屋のケンちゃん」。
お色気歌手の五月みどりさんを相手に「奥さん!」「マツタケ!」「大根・・・!」などという
意味深(意味不明とも?)なセリフを絶叫しながらXXシーンを繰り広げておりました。
その後は・・・・ま、なんだかんだで彼女を落としたよーです、このスケベが!!
シャワーをあびつつ至極ご満悦の表情っす。そのあと五月みどりさんとちょいトーク。
ちなみにラジオでのジュリーのこの回のについてのコメント:
「みんなもやったらええねん! 好きでしょ? 堂々としたらええねん。みんなもやろ!!」
・・・・・て・・・・・何をやねん?!


長いので一旦切ります~。
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またまたこんなドラマにゲストで出ましたの巻 ジュリー・イン「新・七人の刑事」

2011年03月27日 20時06分36秒 | ジュリー・・・思い出雑記あれやこれや
ジュリーのお話、ずいぶんとお久です。

前にも少しだけ書きましたけど、
主役ではなくゲストとしてドラマ出演した時のお話のうち、
今回は「新・七人の刑事」についてです。

「七人の刑事」というのは往年の名番組だそうですね。
ワタシはこの本編も、続編と言うかリメイク版と言うかの「新」以降も全然見たことないんです。
・・・まあ、そのジュリーがゲストで出たときのしか見たことないんですわ。
ワタシにとっての刑事モノはもっぱら「太陽にほえろ!」と「刑事くん」でした。
でも、これらは厳密には青春モノがかぶってるというべきでしょうな。
「七人の刑事」シリーズの有名なオープニングの
「ル~ル~・・・ルルルルルル ルルルル~」とかいうスキャットは
わずかながら存じておりますが・・・まあ、その程度。

・・・スキャットじゃなくてハミングでしたっけ???
「ム~ム~・・・ムムムムムム ムムムム~」
・・・・ま、いっか。


それはともかく。

ジュリーの、自身のアルバム収録曲「哀しきチェイサー」
(1978年発売のLP「今度は華麗な宴にどうぞ」より)を元ネタに
「悲しきチェイサー」とサブタイに冠したその日の放送・・・
1978年の11月24日でしたが、
まあ・・・・なんというか、なんというか・・・・。

あれれ、脚本はあの栗本薫さんで演出はあの久世光彦さんやないですか。
えらい豪華やね・・・。

内容は・・・実はあんまりよう覚えとらんのですがな・・・
しかるに検索してもストーリーに関する詳報はわからなかったので
例によってうろうろ覚えではありますが、覚えていることを書きますです。

役どころはチェイサー・・・探偵です。

元ネタのジュリーの歌は、一見カッコよくてハードボイルドな名探偵にも
やるせない悲哀がある・・・みたいな渋い内容のアンニュイな歌なのです。
なんせ男の美学が大好きな(?)阿久悠さんの作詞ですからね。
でも・・・「新・七人の刑事」での探偵は
男の悲哀を秘めた名探偵とはちょおおおおおっと・・・てか全然違ってました。

探偵とは名ばかりで、人の秘密を探ってはそれをネタにユスリタカリする
チンケで気の小さい小悪党二人組。ジュリーはその弟分の方。
そして兄貴分役はと言うと、やはりというかなんでやねんというかの、内田裕也さん。

しかもですよ・・・・・・以下ネタバレですよ!

ジュリーの扮した弟分、最初の方で、ゆすっていた相手の男に逆上されて
腹をぶっすり包丁で刺されて重症を負ってしまう・・・!!

兄貴分の裕也さん(役名は忘れたので便宜上そのままで)は、悪事の露見を恐れて、
ジュリー(こちらも役名忘れましたのでそのまま)を病院には連れて行かず
応急処置をしただけで逃げ回ります。
ジュリーも「兄貴・・俺を置いていかないで・・・」とかなんとかすがりますが・・・
(関西弁だったような気もしますが・・・覚えてないですな・・・)
程なくジュリーは絶命!!!!!!!!!!
それでも裕也さんは警察へも行かない!!!!!!!
死体を連れて「どこまでも連れてってやるからな!」と逃げ回る。

最後、主役の刑事たちに追い詰められ、拳銃を振り回す裕也さん。
それに対して刑事の一人が
「そいつを死なせたのは、殺したのは他でもない、おまえ自身だ!!」と一喝する。
おろおろとうろたえる裕也さんはやけで発砲しようとするが、
その銃が暴発して後を追うように落命・・・。
二人の死体を刑事たちはやるせなく見下ろします・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
イヤイヤイヤ・・・・突っ込むに突っ込めへんわ、こんなん!!
どないゆうたらええねん、ほんま!
(個人の感想です・・・・)


ところで、このお話にはちょいとした裏話というかエピソードがあります。
冒頭でジュリーは男に刺されますが・・・・
その際、加害者役の俳優さんが、相手があの!ジュリーと言うことでエンリョして
こわごわ刺そうとしたそうなのです。するとジュリーが
「もっと思い切り刺さなあかん!!」とか言って、自ら演技をつけたとかなんとか。
もちろん刃の先を潰した芝居用の包丁ですが、先が尖り気味なのは確か。
そして、この時ジュリーはおなかに週刊誌のような真ん中綴じの冊子を入れていて、
それがクッションになるようにしていたそうなのですが、
そのジュリーの熱の入った演技指導(?)にくだんの俳優さん、
言われたとおり思いっきりぶっすりやったところが・・・・
おなかの冊子の真ん中の折れ目にクリティカルヒットした模造包丁は冊子を貫いてしまい、
潰してあるとはいえ先端は先端、ホンマにジュリーのおなかに刺さっちゃったんだそうで
まあ、全然たいした怪我じゃなかったそうですが・・・。

・・・・という話をどこか(タブンFC会報)で読みました。
・・・・さすがジュリー・・・・・・。

でも、たぶん持ちラジオ番組やったと思うのですが、ジュリー本人が
「出てくる早々殺されて、後は延々死体の役」と話しつつ
苦笑いしていたのを聞いた記憶がありますぜ~。


でもって、最近ジュリーは「哀しきチェイサー」と銘打った
公演と言うか・・・舞台と言うか歌劇と言うか・・・何といえばよいのですかな?
とにかくそういうのをおやりでございますが・・・

この時の「七人の刑事」とは全然カンケーないです。はい。


ちなみにこの「新・七人の刑事」にジュリーはもっかいゲストで出てます。
同年である1978年5月5日の「ひとりぼっちのビートルズ」という回で
この時の脚本はジュリー主演映画「太陽を盗んだ男」監督のゴジさんこと長谷川和彦さん。
でも・・・見てないんですよ~、これ。だのでレビュー書けませんの・・・あしからずです。
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ショーケンこと萩原健一さんのお話。

2011年01月15日 08時58分14秒 | ジュリー・・・思い出雑記あれやこれや
萩原健一さん。ニックネームはショーケン。・・・皆様ご存知ですよね。

・・・ちなみに、ショーケンのネーミングとは、
デビュー前に参加していた不良グループ(六本木「トムス」にたむろしていたとか、
当時大流行していた「みゆき族」だったとか言う説あり)に「ケン」という名の男性が3人いて、
年長者から順に「ダイケン」「チューケン」「ショーケン」と呼ばれてたそうで・・・
そのショーケンが、萩原さんだったわけです。
・・・でも、ショーケンの本名は「萩原敬三」さんで、「ケン」じゃないんですがね・・・。


ショーケンは元GS(グループサウンズ)「ザ・テンプターズ」のボーカルとしてデビュー。
解散後はジュリーとPYG(ピッグ)というグループを経て俳優に転向。
その後、俳優業をメインに時にはパワフルなライブ活動も続けながら現在に至る・・・

・・・まあ、有名な人ですので簡単な略歴でシツレイします。
詳細はウィキででも・・・。

で、ジュリーとの関係と言うと・・・。

ワタシはリアルではよう知らんのですが、聞くところによると
GS時代はジュリーファンとショーケンファンはライバル意識むき出しで
相当熾烈なつばぜり合いをしたものだ・・・とか。
「ジュリー大好き、ショーケン大嫌い!!」「ショーケン愛してる、ジュリーうざい!」
・・・という意味のことをもっと凄い言葉でののしりあったという話も・・・。
それだけお互い気になる存在だったんでしょうが・・・
でも、当の本人さんたちはとっても「仲良し」でした。

当時ジ・オックスの野口ヒデトさんとGS御三家を旗揚げ(?)したり
更にザ・ワイルドワンズのチャッピー・渡辺茂樹さんを加えて
GS四天王といったとかいわないとか・・。


ショーケンはテンプターズ解散前後頃から、俳優業への転向を考えていたそうですが、
その頃はやりのスーパーバンド(有名・実力派の大物ミュージシャンを集めたバンド)を
日本でも作ろうということで結成することになったPYGに、ひとまずは加入しました。
しかるに、これ実は元タイガースのジュリーを売り物にしたいがために作ろうとしたのだけれど
当のジュリーがどうしても「ショーケンをメンバーに加えて欲しい」と言い、
またショーケンも「あまり気乗りはしないけど、ジュリーの誘いなら受ける」と承諾した・・・
・・・というウワサがあります。

でも、PYGはうまくいかず、結局ショーケンは俳優に、ジュリーはソロに、
残ったメンバーはジュリーの初代バックバンド・井上堯之バンドになりました。

その後も、何かのインタビューがあると、ジュリーは
「ショーケンはGS以来の親友です。」と応えていました。
そして、1973年前後頃は友情出演のような形で
ちょくちょくショーケンの”シゴト場”に顔を覗かせていました。

有名なお話ではやはり「太陽にほえろ!」でしょう。
往年、伝説の名刑事ドラマ「太陽にほえろ!」は
元々はショーケンを主人公に据えたドラマでした。
ショーケンが1年で自ら降板してからは方向性が変わりましたが
(なにしろ主人公のつもりだったのに死んじゃいましたからね
ともかく、その第20話「そして愛は終わった」〈1972年12月1日放送)に
友情出演という形でジュリーがゲスト出演しています。
内容・ストーリーなどは書いてると長くなるので、またの機会に触れるとして、
その次にはジュリーが主演したTBSの単発ドラマ「同棲時代」に、
ショーケンが友情出演で少しだけ出まして・・・
また、ショーケンの主演ドラマ「くるくるくるり」に
ジュリーが友情出演した話は前に書きましたとおりです

そして・・・1973年10月からの半年間。
「風の中のあいつ」という番組がありました。
(渡辺徹さんが主演した同じタイトルのドラマがありますが、全く無関係です。)
これは子母澤寛原作の「富嶽二景」をドラマ化したもので、
時代劇ドラマには珍しい30分番組でしたが、その主題歌をジュリーが歌っています。
ええ歌でんなあ~・・・。なのにレコード化もCD化もされず・・。
但しドラマの方は2005年にDVD化されているので今でも手に入るかと。

とにかく、GS時代が去り、PYGが挫折して
ジュリーとショーケンがそれぞれの道に別れ始めたこの頃。
親友でありライバルでもあるところからくるエール交換のようなものだったのでしょうか?
その後は長く同じ舞台に上がることはありませんでした。

が、時を経て二人が共同主演するというスゴイ作品が登場しました。
それが1985年公開の松竹映画「カポネ大いに泣く」でした。

それより前のいつだったか、ジュリーのとあるラジオの持ち番組で
「ジュリーとショーケンが共演して映画とか作らないんですか?」という投書に対してジュリーは
「大物同士が共演すればいいというものではない。
それぞれがつぶしあってうまくいかないことはハリウッドでもあったこと、
お互いのファンもイヤだと思うことが多いと思う」というような否定的な答えを返していました

ところがこの映画出演が決まってからはまあ、宣伝するわするわ・・・。
共演者には今の奥様の田中裕子さんもヒロインとして出ていたので(もち結婚前)
よけい熱が入ったのかもしれませんが・・・・。

これは梶山季之原作「カポネ大いに泣く」と「ルーズベルト大いに笑う」を
合体させて独自に演出したような鈴木清順監督作品で
当時ジュリーは「僕の役はとにかくめちゃめちゃかっこええ男です!」と
アピールしまくっていました。だからものすごく期待して観に行きました・・・。

が、むか~しジュリーが自分で言ってたとおり、
「大物同士が共演すればいいというものではない。」
・・・・・・・・ファン友達と無言で映画館を後にして、
その後この映画の感想はひとことも話し合わなかった覚えがあります・・・
つまり・・・(例によって個人の感想ですよ!!!!)スッゲーつまんなかったんスよ・・・・・。

原作の「カポネ」を読むと、ジュリーがやった役の男は確かにものすごいかっこええんです。
これが映像になり、しかもジュリーがやると思うと嬉しくて
だから観るまではすごいわくわくしてたんですが・・・

確かにジュリーの役はええ男でしたが・・・
シーンとしての”めちゃめちゃかっこええ場面”が皆無に近く、
ショーケンは・・・講談師かなんかの役でしたがよーわからん。
田中裕子さんは粋な役だけど・・・やっぱり役どころがよーわからん。
全体通して何が言いたい・・・てか、何がなんだかさっぱりわかりませんでした。
読み取れなかったちゃちゃめが至らないのでしょうか・・・
作品の内容自体、ベースはむしろ「ルーズベルト」の方。
つまり主人公もショーケンの方。
ジュリーのファンとしては完全に肩透かしを食った気がしました・・・。

せっかくジュリーとショーケンが夢の共演(?)だったのになあ・・・。
いまだになんやったんや、という気がしております。
〈しつこく・・・個人の感想です~!)

ところで、1979年ごろだったかと思いますが、
ジュリーのラジオ番組にショーケンがゲストで出たことがあります。
ショーケンといえば、やはりちょっと「やんちゃ」なイメージで、
テレビでもラジオでも、インタビュー記事でも
言うなればちょっとばかりナマイキ〈失礼!)な喋り方でぞんざいな感じがしなくもない。
そのショーケンがジュリーとしゃべると・・・なんか、カワイかったのです。
ジュリーのことをちょっと兄貴分的に見ているような、
なんとなくですが甘えているような物言いでした。
そしてジュリーはショーケンを「ショーケン」と呼んだけど、
ショーケンはジュリーを「ケンジ」と呼んでいたのにはちょいびっくり
しかも「ケンジ、今度○○してよ」と上目遣いしてそうなお願いするような言い方・・・

ちょっと意外に思ったのを覚えています。
やんちゃくれのショーケンもジュリーの前じゃ大人しいのね~、みたいなwww
雑誌の記事とかでジュリーの話をしてもわりと上から目線みたいに思えたんですがwww
ちなみにジュリーが2歳年上です・・・確か。


PYG以来ステージは一緒にやってないと思うのですが、今一緒したらどんなんでしょうね??
タイプがだいぶ違うし・・・見たいような、見たくないような??
ちなみに1985~88年ごろジュリーのバックバンドだったCo-Coloは
その直前までショーケンのバックやってたメンバーが中心でした。
残念ながらジュリーにはあまり合わなかったらしいです。

でも、PYGにはいなかったけど井上バンドで一緒したギターの速水君は
その後長いことショーケンのバックを勤めていましたなあ。
ということは・・・やるならPYG、イヤ井上バンド再結成的な???
う~ん・・・それはちょっと実現無理やろな~・・・。
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続・こんなドラマにゲストで出ましたの巻・改 ジュリー・イン「飛び出せ!真理ちゃん!」②

2010年11月29日 11時22分57秒 | ジュリー・・・思い出雑記あれやこれや
むかしむかしのそのむかし、ジュリーがゲスト出演したドラマのお話、
天地真理さんの持ち番組「飛び出せ!真理ちゃん!」より
「真理のラブレター」の巻・・・の続きです。


前回のあらすじ

孤児院で育った美しい娘・ジュディは
見知らぬ人の厚意で寄宿学校に入ります。
ジュディはその人をあしながおじさんと呼び、
お礼の手紙を書くことになりました。
学校ではジャービスという優しい男子学生と知り合いますが、
校長先生に意地悪されて廊下で一晩過ごすことに・・・。
そしてそこには大金持ちのおぼっちゃまの影も・・・。


・・・変なストーリー展開やな・・・とにかく、次行ってみよう。


 《寄宿舎の廊下》
  ジュディが座り込んで毛布をかぶって眠っている様子。
  シルエットの人物が映る。
影の声A(ぼっちゃま?):ジュディちゃん、どうしてこんなところにいるの?
影の声B(校長先生?):しーっ! 一晩ここにいるようにって言っといたんですよ 
影の声A:眠っているみたいね・・・
影の声B:今のうちに・・・
  影の二人(校長とぼっちゃま)、ジュディの部屋に忍び込み、手紙を見つける
校長:ぼっちゃま!これ!
ぼっちゃま:なになに? 「あしながおじさんへ・・」ふむふむ・・・
校長:ぼっちゃま、ちょっとお耳を・・・(ひそひそ)
ぼっちゃま:ふんふん・・・くふふふ、なるほど~!
  ほくそ笑む二人

  《校長室》
  呼び出されたジュディ。ひとり待っていると校長とぼっちゃまが来る。
校長:ジュディ、お客様よ。・・・さあ、どうぞ。
ぼっちゃま:(やたら足が長くなっている)やあやあ、君がジュディだね?
ジュディ:はい・・・。あのう・・・あなたは?
ぼっちゃま:うむ、私が大金持ちのあしながおじさんだよ。
ジュディ:ええっ?あなたが?! わあ・・・こんなにすぐに見つかるなんて夢みたい!  
 ありがとうございます! 学校に行かせていただけて、とっても嬉しいです!
 まあ、足、長いんですね!!
ぼっちゃま:うんうん。いやいや、あはははは。
  そっくりかえった弾みに足元がふらつき倒れそうになる。あわてて支える校長。
校長:!!(こっそりと)ぼ・・・ぼっちゃま!大変ですぞ・・・
ぼっちゃま:ど、どうした?
校長:高下駄の片方が折れてしまいました・・・!
ぼっちゃま:何?! わ、わああ・・・
  ぼっちゃま、校長もろともひっくり返る。30センチはあろう高下駄があらわになる。
校長、ぼっちゃま:あいたたた・・・・
ジュディ:高下駄?
ぼっちゃま:あ、いや、これはその・・・いたた・・
ジュディ:なあんだ・・・あしながおじさんじゃないんだ・・・。(がっかり)

ここで歌のコーナー。
ジュリーは・・・時期から言うと「胸いっぱいの悲しみ」ではないかと。
それで真理ちゃんが「空いっぱいの幸せ」だったりして・・・真逆??
(時期はぴったりあうのでたぶんそう。)


  《ジュディの部屋》
  エリが駆け込んでくる。
エリ:ジュディ、大変大変!!大変よ~!!
ジュディ:どうしたの?
エリ:ジャービスがね、病気なんだって!
ジュディ:ええっ? 病気? どんな具合なの?
エリ:う~ん、よくわかんないんだけどかなり重いんだって!
ジュディ:そんな・・・!
エリ:死んじゃうかもしれないって・・・どうしよう・・・
ジュディ:・・・あたし、お見舞いに行ってくる!!
エリ:うん! 早く行ってあげて!

  《病室》
  ジャービス、ベッドに臥せっている。そばにジュディ。
ジャービス:ごめんね、心配かけて。
ジュディ:ううん・・・大丈夫なの?
ジャービス:うん。大したことはないよ。なんだか大げさに伝わったみたいだね。
ジュディ:そうなの、よかった・・・。
 あ、あのね、この前話したあしながおじさんにね、
 手紙を書いたら返事が来たの!
ジャービス:そう・・・よかったね。その手紙って今持ってる?
ジュディ:もちろん! 肌身離さず持ってるわ。
 (手紙を取り出して)これなの。ほら。(手渡す)
ジャービス:・・・あけて見てもいい?
ジュディ:ええ、いいわ!

ジャービス:(手紙を開いて)『親愛なるジュディ・・・
 私はあなたに「あしながおじさん」と呼ばれている者です。
 本当の名前を隠すつもりはなかったのですが
 そう呼ばれるのならそれもいいかと思って・・』
ジュディ:(びっくりして)何故?!
ジャービス:え?
ジュディ:どうして? どうしてあなたはその手紙が読めるの?
 だってここは暗いのに・・・字がよく見えないはずなのに・・・
ジャービス:それは・・・
ジュディ:(はっとして)あなたは・・・
 もしかしたらあなたがあしながおじさんじゃないの?!
ジャービス:ち・・・違うよ! 僕は・・・
 僕はあしながおじさんじゃない・・・

ジュディ:ううん、きっとそうよ。あなたなんでしょ?
ジャービス:違うよ、僕じゃないよ、僕は・・・
ジュディ:いいえ、あなたよね? あなたこそ本当のあしながおじさん。
ジャービス:・・・・・・。
ジュディ:そうなんでしょ?
ジャービス:・・・ごめん。隠すつもりはなかったんだけど
 本当に君が近くに来てくれたら・・・何だか近すぎて
 つい、言えなくなってしまったんだ。ごめん。
ジュディ:ううん、いいの。どうもありがとう。
 私がここにいられるのもあなたのおかげよ。
 早く良くなってね。
ジャービス:うん。必ず、すぐ良くなるよ。


で・・・見つめあうふたり・・ってか??

いやあ~愛ってやつですな~。ホウホウ~
でめたしでめたし!(クレヨンしんちゃん)


・・・ツッコミどころ満載ですが、そこはそれ、時効・・やな。
谷啓さん(合掌・・・)になべさん、
渡辺プロ系のアイドル番組ならではですなあ~。

実はちゃちゃめ、この時期天地真理さんの大ファンでもありました。
彼女のスーパーアイドル時代のヒット曲は今でもソラで歌えると思いますわん。
なので、この「飛び出せ!真理ちゃん!」はすごくおいしかったのね。

では・・・このへんで。
コメント (2)
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