goo blog サービス終了のお知らせ 

ちゃちゃ・ざ・わぁるど

日記と言うよりは”自分の中身”の記録です。
両親の闘病・介護顛末記、やめられないマンガのお話、創作小説などなど。

続・こんなドラマにゲストで出ましたの巻・改 ジュリー・イン「飛び出せ!真理ちゃん!」①

2010年11月28日 12時51分09秒 | ジュリー・・・思い出雑記あれやこれや
実家の物置発掘調査の結果・・・というか、まだ途中なのですが・・・
現在のところの戦利品の中から、再度ジュリー関連のネタを・・・。


今回は前にアップしました記事「飛び出せ!真理ちゃん!」ゲスト出演・改訂版です。

前回の記事中、当時記録をノートにとって、それが記憶に残っているので
一回しか見てないのによく覚えていると申し上げました。
そこで、その覚書は(現存せず)と書いたのですが・・・
・・・あってん、これが! ”現存”したのよ、物置に、切れ端やけど・・・

またまた「うわを・・・」ですわ。

ノートからそのページだけ破り取っておいといたみたいで、
シナリオ書きしてイラスト(ジュリーばっかりやけど)入れたものが出てきました。

当時小学生か中学生か、そのへんでしょう。
きったない字にへったくそな絵(これは今もえろうかわらんが)
・・・しかも覚書の中身がぐちゃぐちゃ。
いくらなんでもこんなめちゃくちゃな台詞回しはなかったやろと思いますが、
そこはコドモの覚書です・・・でもイッショウケンメイ書いたんやろねエ・・・

せっかく出てきてんからそのままアップ・・・はさすがに恥ずかしいというか
皆様の目に良くない(?)と思いますので・・・でも、せっかくですから
ちょっとマトモな話になるように修正と脚色を入れまして、シナリオ風に挙げてみます。
実際のオンエアとは違ってしまいますが雰囲気は読み取っていただけるかな、と。

んでは沢田研二劇場・・・やなくて「飛び出せ!真理ちゃん!」
真理のラブレターの巻・・・どうぞごゆるりと。


配役

ジュディ・・・天地真理
ジャービス/使いの男・・・沢田研二
孤児院の院長/学校の校長・・・谷 啓
孤児院の女の子/女子学生・・・鶴間エリ
金持ちのおぼっちゃま?・・・なべおさみ

 《孤児院の一室にて》
院長:ジュディ、掃除はちゃんとやったの?
ジュディ:はい、先生。きれいになりました。
院長:・・・うそおっしゃい! じゃあ、これは何ですの?
(見せる前に机をこっそり汚してそれを指す。) 
ジュディ:え? そんな・・・!? おかしいわ・・・。私ちゃんとやったんです!
院長:まあ、しらばっくれて・・・! ホントに悪い子ね、あなたは悪い子だわ!
ジュディ:そんな・・・
女の子:違うわ、先生! 何かの間違いよ!
 いつも彼女に意地悪ばっかり・・・どうして? ジュディは悪い子じゃないわ!
男の声:そうです、ジュディさんはそんな悪い人間ではありませんよ。
院長:誰です??
  チョビ髭にメガネのスーツ姿の男が入ってくる。
院長:あなたは誰です? いったい何?
男:私はさる方の使いです。ジュディさんに手紙を預かって参りました。
ジュディ:私に?
男:これです。(手紙を渡す)
ジュディ:(手紙を開いて)・・・え? 私を学校に行かせてくださるの?
男:はい。私の主人は勉強が好きだけれど貧しくて学校に通えないという人に
  学資を出しておいでなのです。
  今回はジュディさん、ぜひあなたに、と。寄宿舎に入って学校に通ってください。
女の子:すごい、やったじゃない、ジュディ! 
  あなた、勉強がしたいっていつも言ってたものね! よかったじゃない!
ジュディ:本当にいいんですか? わあ・・・
院長:ふん! じゃあ行けばいいわ! 早くいなくなってちょうだい!!
ジュディ:誰だか知らないけれどやさしい人・・・ありがとうございます!
男:ひとつだけ条件があります。その人にお礼の手紙を書いて欲しいのです。
ジュディ:はい! わかりました。きっと手紙をだします。
男:では私はこれで。主人がそこで待っておいでですので。
ジュディ:あ、待ってください・・・その人のお名前は・・・
 男はそのまま行ってしまう。
 追うジュディ。
 男の主人と思しき人影が見えるが逆光で顔はよくわからない。
 ただ足の長い影が印象的に映る。
ジュディ:・・・あしながおじさん・・・??

  《学校・校長室》
校長:あなたが新入生ね?
ジュディ:はい。ジュディと申します。よろしくお願いします。
校長:じゃあ、とにかく自分の部屋へお入りなさい。
ジュディ:あの・・・どこなんですか?
校長:(手のひらを突き出して)500円。
ジュディ:(ポケットから金を出して渡す)はい・・・
校長:ソコ右に行って左に行ってまた右に行った3番目の部屋。
ジュディ:・・・あのう・・・案内してください。
校長:(手を出す)500円
ジュディ:(黙ってまたお金を渡す)
  校長、校長室のドアをあけて出たところで止まる。
校長:はい、ここまで。
ジュディ:あの・・この先は?
校長:500円
ジュディ:私・・・もうお金持ってません・・・
校長:じゃあダメね。
  そこへ男女ふたりの生徒が通りかかり、ジュディに気づいて立ち止まる。
男子生徒:?君は・・・もしかして新入生?
ジュディ:あ、はい。ジュディといいます。
男子生徒:そう。僕はジャービスだ。
女子生徒:あたしはエリよ、よろしくね!
ジャービス:部屋だね、案内してあげる。さあ、こっちだよ。
ジュディ:あ、はい! よろしくお願いします。
ジャービス:荷物持ってあげるよ。貸して。
ジュディ:まあ・・本当にありがとう。
エリ:行こ行こ! 
  3人去る。見送る校長の隣にもうひとり男子生徒?
校長:ぼっちゃま、アレですよ、あれ・・・!
ぼっちゃま:クフフ・・・なかなかの美人だねえ~・・・
校長:では、今度ゼヒ・・・
ぼっちゃま:ぐふふふ・・・(あやしくいやしい笑い?)

  《寄宿舎の部屋の前》
ジャービス:(荷物を置いて)ここだね。じゃあ、僕はこれで
ジュディ:(見送って)いろいろありがとう。
エリ:ね? やさしいでしょ~。ジャービスってこの学校の優等生なのよ。
ジュディ:ふうん・・・。
  二人、部屋に入る。荷物を置く。
ジュディ:そうだ・・アレ書こうっと・・・(便箋を出す)
エリ:ナニナニ? さっそくお勉強? さっすが~!!
ジュディ:あ、ううん! 違うの。
エリ:じゃあ、なに? ああ、手紙かあ・・・誰に出すの?
ジュディ:うん・・・ちょっと
エリ:見せて見せて!(便箋を取ろうとする)
ジュディ:(あわてて引ったくる)ああ・・ダメよ! 見ないで!
エリ:いいじゃない、ちょっとだけ! 
ジュディ:ダメだったら・・・
エリ:いいじゃな~い!!
  校長が覗く
校長:なんですか?! 騒々しい! 静かになさい!
ジュディ、エリ:ご・・・ごめんなさい・・
校長:(便箋を手にしているジュディを見て)はは~ん・・・ジュディが悪いのね?!
 そんな悪い子は廊下に立ってなさい!
ジュディ:・・・え・・・?
校長:いいから! 廊下に立ってなさ~い!!今晩一晩廊下で反省なさい!
ジュディ:・・・はい・・・

  間。
  廊下にしょんぼりと立っているジュディ。何かを抱えたジャービスが通りかかる。
ジャービス:ジュディ? どうしたの?
ジュディ:あ・・・。あの・・・立たされたんです。
 一晩・・ここで過ごしなさいって・・・。
 その・・・お部屋で騒いでしまって・・・。
ジャービス:騒いだ? 君が? なんで騒いだりしたの?
ジュディ:あの・・・ちょっと・・・手紙のことで・・・大事な手紙・・
ジャービス:手紙? ・・・良かったら、話してくれない?
 大事な手紙って、どういうことなの?
ジュディ:ええ・・・。実は、私はある人がお金を出してくださって
 それでこの学校に通えることになったんです。
 その人がどんな人で、なんていう人なのかは知らないけれど、
 私はその人を「あしながおじさん」と呼んでいるんです。
 そして私が学校にいく条件として
 その・・・あしながおじさんにお礼の手紙を書くように言われました。
 ・・・私、あしながおじさんが誰なのか知りたい、
 会って直接お礼を言いたいのだけれど全然わからないの。
 ・・・なかなか見つからないでいるんです。
ジャービス:そうだったのか。
 早くあしながおじさんが見つかるといいね。
 ・・・話してくれてありがとう。お礼に・・・コレ、貸してあげる。

 (抱えていた毛布をジュディに渡す。)
ジュディ:まあ、ありがとう・・・。
ジャービス:もう遅いから早くおやすみ。
ジュディ:ええ。おやすみなさい。


・・・・かなり長いので一旦切ります。続きはまた次の回に。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんなドラマにゲストで出ましたの巻・改 ジュリー・イン「刑事くん」

2010年11月23日 21時11分23秒 | ジュリー・・・思い出雑記あれやこれや
どうもすみません。

前にジュリーがドラマにゲスト出演したお話を書きましたが、
その中での「刑事くん」の内容について、大きな?間違いがございました。

・・・ということが思いがけず判明いたしましたので、改めて再掲いたします。

尚、前の記事は他の記述もあるのでそのまま置いときます・・・

何故判明したのかと言うと、ちゃちゃめの実家の物置をひっくり返したから、です。
何と小・中・高校時代の教科書からノートからプリント・テスト
中1~3コース(学研)とその付録から進研ゼミ高校チャレンジまで・・・
何故か高校受験したときの受験票まで出てきた・・・
なんでこんなものまでとってあるんだろうね・・・

とにかく、ありとあらゆるもの(九割九分ガラクタ)が出てきまして、
その中に、その「刑事くん」のストーリーの覚書等々があったのです・・・

うわを・・・と、自分で思った・・・

できるだけ思い出してシナリオに書いてある・・・
・・・その上マンガにしたものまで・・・(数ページであえなく挫折)
もちろん全然記憶にございませんが・・・確かに、ウチが描いたもんやわ・・・


と、いうわけで、改めて正しいストーリーを記します。
ジュリーのこの回の役名は「高田純」だったらしいです。
なんか、聞いたこと&見たことある名前やね・・・。後ろに「次」をつけないように。


刑事くんこと三神刑事が夜帰宅すると弟がイヤホンしたまま眠っている。
イヤホンを抜き取って「何を聞いてるんだ?」と聞いてみるとDJが投書を読んで曰く
『私は16歳の女子高生です。1年前、私はパパを殺しました。
こっそり毒を飲ませたんです。そして、ママと一緒に公園にパパの遺体を埋めました』
びっくりする三神だが、家族は「どうせウケを狙ったでたらめだろう」と取り合わない。
しかし、実際今日公園で男の死体が埋まっているのが見つかっていたのだ。

翌日三神は放送局を訪ね、番組ADの純に投書の確認を頼む。
純「ここに来る投書はどれも現実ではない、死ぬとか殺すとか言ってるけれど
  本当に死んだり殺したりなんて誰もしません。
  ・・・それとも、本当に誰か殺されたんですか?」
三神「・・・たぶん。」
三神はハガキを見つけ、借りて行き事情をきく、と話すが
純「聞いても無駄ですよ。きっと何も話さない。
  ここに手紙を出すヒトはみんな友達がいない。僕らが友達になってあげるようなもの。
  他人には絶対心を開きませんよ。」

後日、その女子高生・ユキを刑事二人が尾行していると、純が現れ、
彼女を車に乗せて連れ去っていった。

それを聞いた三神は急いで駆けつけ、周辺を探す。
と、純がスーパーから紙袋を抱えて出てきたのを見つける。
純を尾行する三神。純は港に向かい、波止場にある小さな船に乗り込んでいく。
純が船室に入るとユキは眠っていた。
紙袋を置いて一旦船室を出る純・・・と、
波止場に三神が花を一輪くわえて(なんやそら???)立っている。
純「刑事さん・・・やっぱりつけてきていたんですね・・。」
ジャックナイフ(かな?)を取り出し、対峙する純と三神。
三神は花を手に取り「やめろ」と諭す。
やがて、三神が花を海面に落とすと、純も諦めて微笑み、ナイフを海に投げ捨てる。
三神「あの子はどうした?」
純「いるよ・・・。眠っているけど。」

二人、船室に入る。
三神「本当にこの子が父親を殺したのか?」
純「殺しちゃいない。この子の父が母親を殺そうとしたんだ。」
三神「でも、男の死体が見つかっているぞ。」
純「この子の父親は母親を殺そうとしてコーヒーカップに毒を入れた。
彼女はそれを偶然見ていたんだ。そして、父親が目を離したスキに
コーヒーカップを入れ替えた・・・母親と父親のを。
何のことはない、父親は自分の入れた毒で死んだんだ。
彼女は母親を助けたかっただけなんだよ。」
三神「・・・目をさましたら連れて行くよ。君はもう帰るといい。」
純「?僕はこの子を誘拐したんですよ? 犯人をほっとくんですか?」
三神「誘拐? まさか。君はこの子の友達なんだろ?」
純「・・・・。そうかもしれない。僕も・・・友達が欲しかったから・・。
  あんたって刑事らしくない刑事だね。」
船室を一人出ようとしてひとりごとに「守ってあげたかったな」とつぶやく。


・・・だいたい、そんなとこで。
前にあげたのと父母反対やん!!!失礼しました・・・
・・・人間(うち?)の記憶なんてこんなもんよ。
・・・てか、殺されたのホンマにパパやったっけ・・・
「可哀相なパパのためにフラワーズのサトリを捧げます」かい?
・・・当時の記録が間違っている可能性も・・・
ガキンチョの記録と今の記憶、どっちが正しいのかしら・・・(不毛の考察や)

トテ、ダイジェストを書こうとして結局詳しくなってしまいました。
これでも多少はしょってますのよ。

それから、もうひとつ挙げた「飛び出せ!真理ちゃん!」も
詳しい覚書が一緒に出てまいりました・・・これはホントに詳しい。
今度改めて再アップいたします~。またよろしく~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジュリー・イン・キリヌキ~いろんな映像出演宣伝編

2010年11月09日 10時49分35秒 | ジュリー・・・思い出雑記あれやこれや
ジュリーの記事キリヌキ特集最終回です・・・刮目せよ!!

時系列に沿ってまずはこちらから。
「寺内貫太郎一家」にゲスト出演した時のものです。
ようこんなんとってあったな・・・。

1974年7月31日放映だったようです。

おばあさんのきん役はいわずと知れたジュリーの兄貴分・内田裕也さんの奥様であり
ジュリーにとっては姉貴分的でもある悠木千帆さん。いわずと知れた現・樹木稀林さんですね。
ジュリー大好ききんさん、本物のジュリーと偶然会って大喜びの巻きでした。

たまたま「石貫」を訪れたジュリーが、聞こえにくくなったラジオを直そうとして
作業場のみんなと一緒に躍起になるシーンを覚えていますわ。
(最終的には誰かがラジオを叩いたら直った・・・接触不良にはドツキが一番!
昔はよくやったね~・・・て、今でもやります??)



さて、では次行ってみよ~!
小さくて読みにくくてスミマセヌ。

これは1975年春、唐十郎さん率いる状況劇場劇団の公演
「唐版・滝の白糸」に出演した時の関連記事です。
伊藤雄之助さん、李礼山さん(唐さんの奥様ですな)に演出蜷川幸雄さんですか~・・・すごー!
東京公演しかなかったため、当時お子ちゃまのちゃちゃめは行けませんでした・・・4949
原作本のシナリオは買って読みましたが・・・(今も持ってる・・・はず)

この年はそれまでにないいろんな新しいことをすると言ってましたね。
確かに・・・このお芝居・ドラマ主演(「悪魔の・・・」)・結婚(1回目の!?)と、
いろいろ盛りだくさんな年でしたわ~。

小ネタ・・・
この少し後NHK-FM[気まぐれ飛行船」という番組にゲスト出演した時、
この公演の打ち上げかなんかでのどなたかの目撃談が紹介されたのですが、それは
「あの、美しい沢田さんが、冷奴の上に納豆をかけて
おまけにそれをずるっと食べた・・・信じられなかった・・・」と・・・。
ジュリー、応えていわく(すっごく淡々と静かにクールに)
「そういや僕も・・・星の王子様でしたからねえ・・・」
「これは美味しいですよ~・・・」「考えただけでもうまいでしょ・・・」
「ぜひ、試してください・・・」

皆様、ぜひやってみてください・・・ワタシ? やってまへん。
関西人は(ヒトによるやろけど)キホン納豆は苦手です。
・・・・・・・・・・・・ジュリー、関西人やん・・・。


ほい次!

今度は1976年ですな。ソロになってから2本目の主演映画です。

(今は無き映画館の名前がずらり並んでますな・・・)

うわ、秋吉久美子さん、わっか~!!
・・・・・て、そっちやなくて!!

そう、2本立てやってんね。映画パンフも表と裏からの1冊仕立てでしたよ。

1974年に初主演映画「炎の肖像」というのを撮ってますが、
こちらはリアルジュリーのコンサート風景も盛り込まれた
ジュリーの「イメージ映画」の色も濃いので
実質的・本格的な映画主演作品はこれが初めてと言ってもよいかと思います。
もっともタイガース時代の4本の映画もほぼジュリー主演でしたが・・・
でも、そちらはジュリーがジュリー自身の役をやるとか、
そうでなくても、まあ・・・最後はバンド組んで歌って大団円・・・的な
つまりはいわゆるアイドル映画でした。

で、この「パリの哀愁」はパリでのロケもふんだんに入れた
悲しいラブストーリー仕立て・・・ぶっちゃけフリンやけど・・・。
当時ジュリーはフランスでの音楽活動も始めてましたので
それもあってのフランスロケだったのでしょうな。
ジュリーファンはみんなこのころフランスかぶれしたもんです。
ちゃちゃめも御多分にもれず、おふらんす語を勉強しましたわ・・・←単純かつベタ

シナリオ掲載の豪華写真集と原作本たる小説が発行されました。
写真集のシナリオはほぼ映画のとおりですが
小説は後半かなり変わっておりまして・・・以下ネタバレ






映画ではハイジャックにあい、地上に降りてから逃げる途中
彼女が銃で撃たれジュリーに抱かれて絶命すると言う悲惨な最期でしたが
小説ではハイジャック犯はつかまり無事に開放されるけど
ふたりは離れ離れにされてしまいます。(イヤ、フリンやしね・・・)
その後彼女は夫のもとを出てばあやとともに暮らしていたけど
妊娠に気づき、それが彼(ジュリーです・役名は二郎)の子だと信じてそれを希望に生きますが
・・・ところがそれが子宮外妊娠で、とうとう大出血を起こして
おなかの子もろとも死んでしまうのです・・・。
その知らせを聞いて二郎はフランスに密入国(いろいろあって国外追放になっている)し、
彼女を偲んでセーヌ川のほとりに立ち尽くす・・・

自殺を心配されて警官に
「今時のセーヌの水は冷たいですよ」と声を掛けられるラストはたしか同じだったかと。

もともと、映画の冒頭川のほとりにたたずんでいて、
回想の形でストーリーが始まるんですよね・・・確か。
・・・違ったっけ? 記憶があいまいなんで、違ってたらゴメンナサイです。







ネタバレ終了。


小ネタ・・・
この映画中のたぶん中ごろにある空港でのシーン、
背後にプロデューサーの加瀬邦彦さんがしっかり映りこんでおられた記憶が・・・。

要チェック!

では、最後はこいつだーーー!!

この映画は大好きです~。1979年秋の公開、これは現在DVDにもなってます・・・。
アイドル映画ではなく、ファンサービス的な内容でもなく、
共演の菅原文太さんが音を上げたほどハードな内容と撮影状態の
ホンマに本格アクションのサスペンス映画です。
映画マンの本気もビシバシ伝わってくる、まさに命がけで撮影された映画です。
ただ、監督の長谷川ゴジ和彦さんいわく「宣伝を失敗した」のが仇で
作品としての評価は結構高かったのに、興行的にはイマイチの結果に・・・
・・・超ザンネンですわ・・・。


では、これも小ネタを・・・順不同
①映画はストーリー順に撮影しないことが大半ですが、
本作品の一番最初に撮ったシーンは前半の、バスジャック犯逮捕に協力したジュリー(役名・誠)が
警察で感謝状を送られるシーンだったとか。
ゴジ監督いわく「緊張してたな。城戸誠の顔やなかった、あれは沢田研二の顔。」
「文太さんも緊張してたね。文太さんの顔やった。」
②ラスト、誠が時限装置を解除していない原爆を持って町を歩いていくシーン、
ストップモーションで顔のアップで止まって、時限装置の秒針の音の後に爆発音が入りますが
試写会の段階では爆発音は入ってなかったそうです。
これは、試写を見たゴジさんの息子さんのアドバイスで
爆発音を入れたのだとか・・・ゴジさん談。
ゴジさんの息子さんは一般人だと思いますが、当時はきっとまだ小中学生くらいかと。
・・・・すごいね・・・!!
③ヒロイン役は当初桃井かおりさんの予定でしたが、
スケジュールの調整ができず、池上季実子さんになったとか。
④作中誠が黒板に書いていた原爆の作り方は完全に正確、本物。
映画のとおりに作ればマジで原爆が作れるそうです。
但しゴジさんいわく「東海村の(発電所にプルトニウムを奪いに行く)シーン、あれはウソ!!
あんな簡単に盗れるわけがない。あれは絶対にないからね!」
⑤映画の中盤に差し掛かるあたり、ジュリーがおなかに原爆のレプリカ(?)を忍ばせ
女装して、妊婦のフリをして国会議事堂に入っていくシーンがあります。
カメラは遠くから撮影していて、入り口で警備員に声を掛けられる場面があるのですが
なんとその警備員さんはホンモノで、映画の撮影であることを知らなかったとか。
しかもなんと、彼はそれが女装したジュリーだとは気づかなかったそうです。
後でスタッフさん、「実は映画の撮影でした、あれ、沢田研二ですよ~」とばらしたのかな?
いや、たぶん彼は真相を今も(!)ご存じないでしょう・・・。(てか、覚えてないわな。)

というわけで・・・
珍しい懐かしの記事、いろいろ紹介いたしました~。
他にも・・・あるかな、もうないかな??
実家ひっくり返しておる途中ですので、もしかしたらまたなんか発掘されるかも。
そのときはまた・・・アップするかも、です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジュリー・イン・キリヌキ~「悪魔のようなあいつ」編 その2

2010年10月31日 22時22分08秒 | ジュリー・・・思い出雑記あれやこれや
前回の続きだす。ゴタクは置いといて、まずアップしまひょ。
第4回やで~!



続いて第5回。




残念ながらこのあとはしばらくなく、次はこれ、第10回です。



それから第14回・・・長谷直美さん! 若い!(ジュリーもやけど・・・)



そして・・・たぶん16回(記事内容があいまいではっきりわからない)

最終回は17回なのでいよいよ大詰めの時期ですな。

おそらくうちにあった新聞からは、載ってる限り切り抜いてたはずなんですが
毎回はサスガになかったのですね。最終回もなかったみたいです。
でも、最終回はこういう↓雑誌のキリヌキあり。


↓左下の文章の拡大です~。


ご堪能いただけましたでしょーか?

でも・・・この頃のキリヌキはまだあるのです。
「悪魔のようなあいつ」以外の新聞キリヌキ・・・これはまた、次回アップします。
それから小ネタも少々・・・

またまた乞うご期待・・・期待に応えられますよう・・・お祈り。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジュリー・イン・キリヌキ~「悪魔のようなあいつ」編 その1

2010年10月30日 08時13分16秒 | ジュリー・・・思い出雑記あれやこれや
本文の前に・・・
やっぱこれだけ沢田さん関連記事が増えたら
カテゴリー作ったほうがいいなと思いまして、ジュリーカテ増設し記事引越しました。
ヤレヤレ・・・結局こうなったのね・・・。

・・・というわけで、本題。



改めまして、沢田研二さんファンの皆様、
オールドファンの皆様、新規ファンの皆様、
ずっとずっとファンの皆様、元ファンの皆様・・・
ファンじゃないけどまあ読んでやろうかという奇特な皆様、こんにちは。
お片づけをしておりましたら、えらいモンが出てきました・・・ので一挙公開です。



これはご覧のとおりジュリー主演のドラマ「悪魔のようなあいつ」
サントラ、それもシングルのジャケットです。
これはご存知の方も多いのではと思いますが・・・そのジャケ裏は・・・



映っているのは井上堯之バンドのみなさん。
左からベース・岸辺修三(現・一徳)さん、キーボード・大野克夫さん
ドラム・田中清司さん、ギター・速水清司さんそして井上堯之さん。

書いてある文が読みにくいと思いますので拡大~



でも・・・とんでもないのは実はこれではありません。
この、ジャケットとともに保存してあったもの・・・新聞記事です。


・・・以下の記事、おわかりかな???



はい、放映当時の新聞(朝○新聞大阪本社版)
ラテ(ラジオテレビ)面の番組ダイジェストですわ~。



↑これは別の新聞社だと思うのですか、スミマセン、ちょっと不明・・・。(毎○かな?)


↑これもどこからか不明です。スミマセン。朝○、毎○でなきゃ○売やろなあ。
たぶん当時の学校の友達とかに頼んで切り抜きしてもらったのだと思います。

一応各紙に載ってたということですね。まあ、当時結構話題になりましたし。
放送局は大阪ですんで毎日になってますが、つまりはTBS系列ってことです。

それから↓こちらも新聞記事です。なかなかに注目の的ですなあ~。

すみません、一部切れてますわ・・・

この記事では第2回の放送について触れておりますね。

そこで、次はこれを↓ご覧ください。第2回のダイジェストです。

ラテ面2段にわたっていたため、途中セロハンテープで留めてありました。
見づらくてごめんなさいです・・・まあ、読めますよね。

これ・・・尾崎紀世彦さんですよ~。懐かしい!
ねちねちといじめられるシーンですねえ・・・。ツバまで吐きかけられるんですよ、マジで。
この放映の後、ジュリーは自身のラジオ番組で、「このシーンは気持ちよかった」と言ってました。
イヤ、ほんま。・・・ジュリーって・・・・もしかしてM???
但し「ツバかかったとこは後でちょっと臭かったけど。」と・・・。
・・・・・・おいおい・・・。

そういや・・ジュリーは泣きの入る歌とか、
苦しむ場面を歌う(=演じる)のが好きと言ってましたわ~。

他にもいくらか切り抜いたラテ面ダイジェストがございます。
たくさんあるので次回に持ち越します~。乞うご期待!
・・・・というほどのものであれば幸いナリ~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする