実家の物置発掘調査の結果・・・というか、まだ途中なのですが・・・
現在のところの戦利品の中から、再度ジュリー関連のネタを・・・。
今回は前にアップしました記事「飛び出せ!真理ちゃん!」ゲスト出演・改訂版です。
前回の記事中、当時記録をノートにとって、それが記憶に残っているので
一回しか見てないのによく覚えていると申し上げました。
そこで、その覚書は(現存せず)と書いたのですが・・・
・・・あってん、これが! ”現存”したのよ、物置に、切れ端やけど・・・
またまた「うわを・・・」ですわ。
ノートからそのページだけ破り取っておいといたみたいで、
シナリオ書きしてイラスト(ジュリーばっかりやけど)入れたものが出てきました。
当時小学生か中学生か、そのへんでしょう。
きったない字にへったくそな絵(これは今もえろうかわらんが)
・・・しかも覚書の中身がぐちゃぐちゃ。
いくらなんでもこんなめちゃくちゃな台詞回しはなかったやろと思いますが、
そこはコドモの覚書です・・・でもイッショウケンメイ書いたんやろねエ・・・
せっかく出てきてんからそのままアップ・・・はさすがに
恥ずかしいというか
皆様の目に良くない(?)と思いますので・・・でも、せっかくですから
ちょっとマトモな話になるように修正と脚色を入れまして、シナリオ風に挙げてみます。
実際のオンエアとは違ってしまいますが雰囲気は読み取っていただけるかな、と。
んでは沢田研二劇場・・・やなくて「飛び出せ!真理ちゃん!」
真理の
ラブレターの巻・・・どうぞごゆるりと。
配役
ジュディ・・・天地真理
ジャービス/使いの男・・・沢田研二
孤児院の院長/学校の校長・・・谷 啓
孤児院の女の子/女子学生・・・鶴間エリ
金持ちのおぼっちゃま?・・・なべおさみ
《孤児院の一室にて》
院長:ジュディ、掃除はちゃんとやったの?
ジュディ:はい、先生。きれいになりました。
院長:・・・うそおっしゃい! じゃあ、これは何ですの?
(見せる前に机をこっそり汚してそれを指す。)
ジュディ:え? そんな・・・!? おかしいわ・・・。私ちゃんとやったんです!
院長:まあ、しらばっくれて・・・! ホントに悪い子ね、あなたは悪い子だわ!
ジュディ:そんな・・・
女の子:違うわ、先生! 何かの間違いよ!
いつも彼女に意地悪ばっかり・・・どうして? ジュディは悪い子じゃないわ!
男の声:そうです、ジュディさんはそんな悪い人間ではありませんよ。
院長:誰です??
チョビ髭にメガネのスーツ姿の男が入ってくる。
院長:あなたは誰です? いったい何?
男:私はさる方の使いです。ジュディさんに手紙を預かって参りました。
ジュディ:私に?
男:これです。(手紙を渡す)
ジュディ:(手紙を開いて)・・・え? 私を学校に行かせてくださるの?
男:はい。私の主人は勉強が好きだけれど貧しくて学校に通えないという人に
学資を出しておいでなのです。
今回はジュディさん、ぜひあなたに、と。寄宿舎に入って学校に通ってください。
女の子:すごい、やったじゃない、ジュディ!
あなた、勉強がしたいっていつも言ってたものね! よかったじゃない!
ジュディ:本当にいいんですか? わあ・・・
院長:ふん! じゃあ行けばいいわ! 早くいなくなってちょうだい!!
ジュディ:誰だか知らないけれどやさしい人・・・ありがとうございます!
男:ひとつだけ条件があります。その人にお礼の手紙を書いて欲しいのです。
ジュディ:はい! わかりました。きっと手紙をだします。
男:では私はこれで。主人がそこで待っておいでですので。
ジュディ:あ、待ってください・・・その人のお名前は・・・
男はそのまま行ってしまう。
追うジュディ。
男の主人と思しき人影が見えるが逆光で顔はよくわからない。
ただ足の長い影が印象的に映る。
ジュディ:・・・あしながおじさん・・・??
《学校・校長室》
校長:あなたが新入生ね?
ジュディ:はい。ジュディと申します。よろしくお願いします。
校長:じゃあ、とにかく自分の部屋へお入りなさい。
ジュディ:あの・・・どこなんですか?
校長:(手のひらを突き出して)500円。
ジュディ:(ポケットから金を出して渡す)はい・・・
校長:ソコ右に行って左に行ってまた右に行った3番目の部屋。
ジュディ:・・・あのう・・・案内してください。
校長:(手を出す)500円
ジュディ:(黙ってまたお金を渡す)
校長、校長室のドアをあけて出たところで止まる。
校長:はい、ここまで。
ジュディ:あの・・この先は?
校長:500円
ジュディ:私・・・もうお金持ってません・・・
校長:じゃあダメね。
そこへ男女ふたりの生徒が通りかかり、ジュディに気づいて立ち止まる。
男子生徒:?君は・・・もしかして新入生?
ジュディ:あ、はい。ジュディといいます。
男子生徒:そう。僕はジャービスだ。
女子生徒:あたしはエリよ、よろしくね!
ジャービス:部屋だね、案内してあげる。さあ、こっちだよ。
ジュディ:あ、はい! よろしくお願いします。
ジャービス:荷物持ってあげるよ。貸して。
ジュディ:まあ・・本当にありがとう。
エリ:行こ行こ!
3人去る。見送る校長の隣にもうひとり男子生徒?
校長:ぼっちゃま、アレですよ、あれ・・・!
ぼっちゃま:クフフ・・・なかなかの美人だねえ~・・・
校長:では、今度ゼヒ・・・
ぼっちゃま:ぐふふふ・・・(あやしくいやしい笑い?)
《寄宿舎の部屋の前》
ジャービス:(荷物を置いて)ここだね。じゃあ、僕はこれで
ジュディ:(見送って)いろいろありがとう。
エリ:ね? やさしいでしょ~。ジャービスってこの学校の優等生なのよ。
ジュディ:ふうん・・・。
二人、部屋に入る。荷物を置く。
ジュディ:そうだ・・アレ書こうっと・・・(便箋を出す)
エリ:ナニナニ? さっそくお勉強? さっすが~!!
ジュディ:あ、ううん! 違うの。
エリ:じゃあ、なに? ああ、手紙かあ・・・誰に出すの?
ジュディ:うん・・・ちょっと
エリ:見せて見せて!(便箋を取ろうとする)
ジュディ:(あわてて引ったくる)ああ・・ダメよ! 見ないで!
エリ:いいじゃない、ちょっとだけ!
ジュディ:ダメだったら・・・
エリ:いいじゃな~い!!
校長が覗く
校長:なんですか?! 騒々しい! 静かになさい!
ジュディ、エリ:ご・・・ごめんなさい・・
校長:(便箋を手にしているジュディを見て)はは~ん・・・ジュディが悪いのね?!
そんな悪い子は廊下に立ってなさい!
ジュディ:・・・え・・・?
校長:いいから! 廊下に立ってなさ~い!!今晩一晩廊下で反省なさい!
ジュディ:・・・はい・・・
間。
廊下にしょんぼりと立っているジュディ。何かを抱えたジャービスが通りかかる。
ジャービス:ジュディ? どうしたの?
ジュディ:あ・・・。あの・・・立たされたんです。
一晩・・ここで過ごしなさいって・・・。
その・・・お部屋で騒いでしまって・・・。
ジャービス:騒いだ? 君が? なんで騒いだりしたの?
ジュディ:あの・・・ちょっと・・・手紙のことで・・・大事な手紙・・
ジャービス:手紙? ・・・良かったら、話してくれない?
大事な手紙って、どういうことなの?
ジュディ:ええ・・・。実は、私はある人がお金を出してくださって
それでこの学校に通えることになったんです。
その人がどんな人で、なんていう人なのかは知らないけれど、
私はその人を「あしながおじさん」と呼んでいるんです。
そして私が学校にいく条件として
その・・・あしながおじさんにお礼の手紙を書くように言われました。
・・・私、あしながおじさんが誰なのか知りたい、
会って直接お礼を言いたいのだけれど全然わからないの。
・・・なかなか見つからないでいるんです。
ジャービス:そうだったのか。
早くあしながおじさんが見つかるといいね。
・・・話してくれてありがとう。お礼に・・・コレ、貸してあげる。

(抱えていた毛布をジュディに渡す。)
ジュディ:まあ、ありがとう・・・。
ジャービス:もう遅いから早くおやすみ。
ジュディ:ええ。おやすみなさい。


・・・・かなり長いので一旦切ります。続きはまた次の回に。
現在のところの戦利品の中から、再度ジュリー関連のネタを・・・。

前回の記事中、当時記録をノートにとって、それが記憶に残っているので
一回しか見てないのによく覚えていると申し上げました。
そこで、その覚書は(現存せず)と書いたのですが・・・
・・・あってん、これが! ”現存”したのよ、物置に、切れ端やけど・・・
またまた「うわを・・・」ですわ。


シナリオ書きしてイラスト(ジュリーばっかりやけど)入れたものが出てきました。

きったない字にへったくそな絵(これは今もえろうかわらんが)
・・・しかも覚書の中身がぐちゃぐちゃ。
いくらなんでもこんなめちゃくちゃな台詞回しはなかったやろと思いますが、
そこはコドモの覚書です・・・でもイッショウケンメイ書いたんやろねエ・・・

せっかく出てきてんからそのままアップ・・・はさすがに

皆様の目に良くない(?)と思いますので・・・でも、せっかくですから
ちょっとマトモな話になるように修正と脚色を入れまして、シナリオ風に挙げてみます。
実際のオンエアとは違ってしまいますが雰囲気は読み取っていただけるかな、と。

真理の



ジュディ・・・天地真理
ジャービス/使いの男・・・沢田研二
孤児院の院長/学校の校長・・・谷 啓
孤児院の女の子/女子学生・・・鶴間エリ
金持ちのおぼっちゃま?・・・なべおさみ

《孤児院の一室にて》
院長:ジュディ、掃除はちゃんとやったの?
ジュディ:はい、先生。きれいになりました。
院長:・・・うそおっしゃい! じゃあ、これは何ですの?
(見せる前に机をこっそり汚してそれを指す。)
ジュディ:え? そんな・・・!? おかしいわ・・・。私ちゃんとやったんです!
院長:まあ、しらばっくれて・・・! ホントに悪い子ね、あなたは悪い子だわ!

ジュディ:そんな・・・

女の子:違うわ、先生! 何かの間違いよ!
いつも彼女に意地悪ばっかり・・・どうして? ジュディは悪い子じゃないわ!
男の声:そうです、ジュディさんはそんな悪い人間ではありませんよ。
院長:誰です??
チョビ髭にメガネのスーツ姿の男が入ってくる。
院長:あなたは誰です? いったい何?
男:私はさる方の使いです。ジュディさんに手紙を預かって参りました。

ジュディ:私に?
男:これです。(手紙を渡す)
ジュディ:(手紙を開いて)・・・え? 私を学校に行かせてくださるの?
男:はい。私の主人は勉強が好きだけれど貧しくて学校に通えないという人に
学資を出しておいでなのです。
今回はジュディさん、ぜひあなたに、と。寄宿舎に入って学校に通ってください。
女の子:すごい、やったじゃない、ジュディ!
あなた、勉強がしたいっていつも言ってたものね! よかったじゃない!

ジュディ:本当にいいんですか? わあ・・・
院長:ふん! じゃあ行けばいいわ! 早くいなくなってちょうだい!!
ジュディ:誰だか知らないけれどやさしい人・・・ありがとうございます!
男:ひとつだけ条件があります。その人にお礼の手紙を書いて欲しいのです。
ジュディ:はい! わかりました。きっと手紙をだします。
男:では私はこれで。主人がそこで待っておいでですので。
ジュディ:あ、待ってください・・・その人のお名前は・・・

男はそのまま行ってしまう。
追うジュディ。
男の主人と思しき人影が見えるが逆光で顔はよくわからない。
ただ足の長い影が印象的に映る。
ジュディ:・・・あしながおじさん・・・??

《学校・校長室》
校長:あなたが新入生ね?
ジュディ:はい。ジュディと申します。よろしくお願いします。
校長:じゃあ、とにかく自分の部屋へお入りなさい。
ジュディ:あの・・・どこなんですか?
校長:(手のひらを突き出して)500円。

ジュディ:(ポケットから金を出して渡す)はい・・・
校長:ソコ右に行って左に行ってまた右に行った3番目の部屋。
ジュディ:・・・あのう・・・案内してください。
校長:(手を出す)500円

ジュディ:(黙ってまたお金を渡す)
校長、校長室のドアをあけて出たところで止まる。
校長:はい、ここまで。
ジュディ:あの・・この先は?
校長:500円

ジュディ:私・・・もうお金持ってません・・・

校長:じゃあダメね。
そこへ男女ふたりの生徒が通りかかり、ジュディに気づいて立ち止まる。
男子生徒:?君は・・・もしかして新入生?
ジュディ:あ、はい。ジュディといいます。
男子生徒:そう。僕はジャービスだ。
女子生徒:あたしはエリよ、よろしくね!
ジャービス:部屋だね、案内してあげる。さあ、こっちだよ。

ジュディ:あ、はい! よろしくお願いします。
ジャービス:荷物持ってあげるよ。貸して。
ジュディ:まあ・・本当にありがとう。
エリ:行こ行こ!
3人去る。見送る校長の隣にもうひとり男子生徒?
校長:ぼっちゃま、アレですよ、あれ・・・!
ぼっちゃま:クフフ・・・なかなかの美人だねえ~・・・

校長:では、今度ゼヒ・・・
ぼっちゃま:ぐふふふ・・・(あやしくいやしい笑い?)
《寄宿舎の部屋の前》
ジャービス:(荷物を置いて)ここだね。じゃあ、僕はこれで
ジュディ:(見送って)いろいろありがとう。
エリ:ね? やさしいでしょ~。ジャービスってこの学校の優等生なのよ。

ジュディ:ふうん・・・。
二人、部屋に入る。荷物を置く。
ジュディ:そうだ・・アレ書こうっと・・・(便箋を出す)
エリ:ナニナニ? さっそくお勉強? さっすが~!!
ジュディ:あ、ううん! 違うの。
エリ:じゃあ、なに? ああ、手紙かあ・・・誰に出すの?
ジュディ:うん・・・ちょっと
エリ:見せて見せて!(便箋を取ろうとする)
ジュディ:(あわてて引ったくる)ああ・・ダメよ! 見ないで!
エリ:いいじゃない、ちょっとだけ!
ジュディ:ダメだったら・・・
エリ:いいじゃな~い!!
校長が覗く
校長:なんですか?! 騒々しい! 静かになさい!

ジュディ、エリ:ご・・・ごめんなさい・・
校長:(便箋を手にしているジュディを見て)はは~ん・・・ジュディが悪いのね?!
そんな悪い子は廊下に立ってなさい!
ジュディ:・・・え・・・?
校長:いいから! 廊下に立ってなさ~い!!今晩一晩廊下で反省なさい!

ジュディ:・・・はい・・・
間。
廊下にしょんぼりと立っているジュディ。何かを抱えたジャービスが通りかかる。
ジャービス:ジュディ? どうしたの?
ジュディ:あ・・・。あの・・・立たされたんです。
一晩・・ここで過ごしなさいって・・・。
その・・・お部屋で騒いでしまって・・・。
ジャービス:騒いだ? 君が? なんで騒いだりしたの?
ジュディ:あの・・・ちょっと・・・手紙のことで・・・大事な手紙・・

ジャービス:手紙? ・・・良かったら、話してくれない?
大事な手紙って、どういうことなの?
ジュディ:ええ・・・。実は、私はある人がお金を出してくださって
それでこの学校に通えることになったんです。
その人がどんな人で、なんていう人なのかは知らないけれど、
私はその人を「あしながおじさん」と呼んでいるんです。
そして私が学校にいく条件として
その・・・あしながおじさんにお礼の手紙を書くように言われました。
・・・私、あしながおじさんが誰なのか知りたい、
会って直接お礼を言いたいのだけれど全然わからないの。

・・・なかなか見つからないでいるんです。
ジャービス:そうだったのか。
早くあしながおじさんが見つかるといいね。
・・・話してくれてありがとう。お礼に・・・コレ、貸してあげる。

(抱えていた毛布をジュディに渡す。)
ジュディ:まあ、ありがとう・・・。

ジャービス:もう遅いから早くおやすみ。
ジュディ:ええ。おやすみなさい。



・・・・かなり長いので一旦切ります。続きはまた次の回に。
