ジュリーの昔物語、ちょっとお久しぶりですね。
現役ファン、新規ファン、オールドファン、別にファンじゃないけどな皆様、
お待たせいたしました(のか?)
映画主演代表作のひとつ「魔界転生」のお話でございます。
製作・一般公開されたのは1981年のことでしたからもう30年も前ですね。
見目麗しく若すぎず老け過ぎず?美麗ジュリーの絶頂期でありましたでしょうか?
見たこと無いという方は、どないかしてDVDでも捜し出してご覧ください。
監督はあの巨匠・深作欣二大先生でございます。
小説の原作は山田風太郎先生でございますね。
魔界に生まれ変わった〈要するに妖怪と化した)天草四郎が
志半ばに倒れ思いが強く残る人々(これも魔性の者と化しております)を引きつれ
この世を恨み蹂躙する、てなお話で
我らがジュリーはその歴史的美少年・天草四郎時貞その人に扮するわけです。
・・・・当時32歳で少年てのには無理ありすぎではありますが、
ま、そこは突っ込まないのがお約束ってことで。
その映画のこぼれ話をいくつか紹介します。
ネタの発信源は当時ジュリーがラジオかなんかで喋っていたことなので、信憑性は高いと思います。
そんなたいした話じゃ~ないんですけど。
ネタその1。
登場人物は死んだ人間、つまりはオバケなので
演じる時に皆でいろいろアイデアを出し合ったとか。
たとえば「オバケはまばたきしない」とか
振り向く時なんかも「首だけ向けるんじゃなく体ごとぐっと向ける」などなど。
ネタその2。
この映画でめっさ話題になってしまった
ジュリーと真田広之さんのキスシーンてのがございましたが、
実はこれはもともと脚本には書かれていなかったのだそうな。
それが、撮影の時になって急にカントクが「はい、そこでキスして」と注文。
ジュリーは「あ、はい」と率直に応じたそうですが(・・・・・・)
さすがに真田さんはちょい引きつってたそうです。(そらそやろ)

真田さんがジュリーの餌食に・・・イヤイヤイヤ!
ネタその3。
で、そのキスシーンですが、何と真田さん、
シゴトでの初キスシーンだったそうです(プライベートは知りませんヨ?)。
「初のキスシーンの相手が僕だったなんて、ちょっと悪いことしたかな~」とは
ネタバレしたジュリーのオコトバでした。
ところで原作をお読みになった方はご存知かと思いますが、
これってホンマはどう見ても主人公は柳生十兵衛ですわね。
柳生十兵衛といえばこの人しかいない、断然千葉真一さんでしょう。
この映画でももちろん十兵衛は千葉さんが扮しておられます。
ホンマは原作では四郎はわりとあっさり十兵衛に斬られて退治されちゃうんです。
(映画のストーリーはここまでで終わりですが、原作はまだ続きが結構あります。)
でもまあ、そこはね、演じてるのジュリーですからね、
十兵衛に首を落とされても、その首を抱えて不敵に笑って
「ここはひとまず引き下がってやる。だが必ずまた戻って来るからな、フハハハハ・・!」
てなノリで(実際は負け惜しみの捨てゼリフやんなあ・・・)去っていきます。
で、ネタその4。
不敵にどんと構えて立って、腕に自身の首を抱え、
その首が笑ってそう言う意味のことを言い放つんですが、
もちろん合成した映像ですわな、そのシーンは。
今ならもっと巧みな撮影技術で自然に仕上がるんでしょうが、当時は切り貼りしたような映像でした。
首はもちろんジュリーですが、体は四郎の衣装を着た別のヒト。
撮影時はその人が仁王立ちして、ジュリーはその後ろに膝をついて首だけ抱えられ、
不敵に笑ってセリフを豪語?していたそうです。
出来上がりの映像は炎をバック(もちろん合成)にした鬼気迫るクライマックス場面でしたが
撮影現場そのものはとってもヘンな絵だったそうです。
「アタマを抱えられてあんなことゆうてたわけですよ(笑)」とな。

あまりいい画像ではないですが・・・
映画の中でのジュリーのセリフていうか呪文の
「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム我は求め訴えたり・・・」
が、その当時ちょっとばかりはやりました。
「エロイムエッサイム」と聞いて水木しげる先生原作の「悪魔くん」を思い出すヒトは
もう結構なおっさんかおばはん!!!(ワシもか?!)
現役ファン、新規ファン、オールドファン、別にファンじゃないけどな皆様、
お待たせいたしました(のか?)
映画主演代表作のひとつ「魔界転生」のお話でございます。
製作・一般公開されたのは1981年のことでしたからもう30年も前ですね。
見目麗しく若すぎず老け過ぎず?美麗ジュリーの絶頂期でありましたでしょうか?
見たこと無いという方は、どないかしてDVDでも捜し出してご覧ください。
監督はあの巨匠・深作欣二大先生でございます。
小説の原作は山田風太郎先生でございますね。
魔界に生まれ変わった〈要するに妖怪と化した)天草四郎が
志半ばに倒れ思いが強く残る人々(これも魔性の者と化しております)を引きつれ
この世を恨み蹂躙する、てなお話で
我らがジュリーはその歴史的美少年・天草四郎時貞その人に扮するわけです。
・・・・当時32歳で少年てのには無理ありすぎではありますが、
ま、そこは突っ込まないのがお約束ってことで。
その映画のこぼれ話をいくつか紹介します。
ネタの発信源は当時ジュリーがラジオかなんかで喋っていたことなので、信憑性は高いと思います。
そんなたいした話じゃ~ないんですけど。
ネタその1。
登場人物は死んだ人間、つまりはオバケなので
演じる時に皆でいろいろアイデアを出し合ったとか。
たとえば「オバケはまばたきしない」とか
振り向く時なんかも「首だけ向けるんじゃなく体ごとぐっと向ける」などなど。
ネタその2。
この映画でめっさ話題になってしまった
ジュリーと真田広之さんのキスシーンてのがございましたが、
実はこれはもともと脚本には書かれていなかったのだそうな。
それが、撮影の時になって急にカントクが「はい、そこでキスして」と注文。
ジュリーは「あ、はい」と率直に応じたそうですが(・・・・・・)
さすがに真田さんはちょい引きつってたそうです。(そらそやろ)

真田さんがジュリーの餌食に・・・イヤイヤイヤ!
ネタその3。
で、そのキスシーンですが、何と真田さん、
シゴトでの初キスシーンだったそうです(プライベートは知りませんヨ?)。
「初のキスシーンの相手が僕だったなんて、ちょっと悪いことしたかな~」とは
ネタバレしたジュリーのオコトバでした。
ところで原作をお読みになった方はご存知かと思いますが、
これってホンマはどう見ても主人公は柳生十兵衛ですわね。
柳生十兵衛といえばこの人しかいない、断然千葉真一さんでしょう。
この映画でももちろん十兵衛は千葉さんが扮しておられます。
ホンマは原作では四郎はわりとあっさり十兵衛に斬られて退治されちゃうんです。
(映画のストーリーはここまでで終わりですが、原作はまだ続きが結構あります。)
でもまあ、そこはね、演じてるのジュリーですからね、
十兵衛に首を落とされても、その首を抱えて不敵に笑って
「ここはひとまず引き下がってやる。だが必ずまた戻って来るからな、フハハハハ・・!」
てなノリで(実際は負け惜しみの捨てゼリフやんなあ・・・)去っていきます。
で、ネタその4。
不敵にどんと構えて立って、腕に自身の首を抱え、
その首が笑ってそう言う意味のことを言い放つんですが、
もちろん合成した映像ですわな、そのシーンは。
今ならもっと巧みな撮影技術で自然に仕上がるんでしょうが、当時は切り貼りしたような映像でした。
首はもちろんジュリーですが、体は四郎の衣装を着た別のヒト。
撮影時はその人が仁王立ちして、ジュリーはその後ろに膝をついて首だけ抱えられ、
不敵に笑ってセリフを豪語?していたそうです。
出来上がりの映像は炎をバック(もちろん合成)にした鬼気迫るクライマックス場面でしたが
撮影現場そのものはとってもヘンな絵だったそうです。
「アタマを抱えられてあんなことゆうてたわけですよ(笑)」とな。

あまりいい画像ではないですが・・・
映画の中でのジュリーのセリフていうか呪文の
「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム我は求め訴えたり・・・」
が、その当時ちょっとばかりはやりました。
「エロイムエッサイム」と聞いて水木しげる先生原作の「悪魔くん」を思い出すヒトは
もう結構なおっさんかおばはん!!!(ワシもか?!)