ブログはじめました!(since2012,feb)

・・・🌤  夏山です  ☀・・・

高宕山(千葉県)

2013年02月17日 | 関東百名山

2月16日(土)千葉県にある関東百名山、高宕山を歩いてきました。

毎日旅行のツアーです、TDは自称カリスマK野さんとS根さんでした。

  :石射太郎登山口

東京駅 ⇒首都高(海ホタル休憩) ⇒アクアライン ⇒館山道を経由し、

植畑バス停から林道を”ソロリソロリ”とバスをころがし、10:20石射太郎登山口へ。

8kmの歩程が6kmに短縮したことになる。

ここ高宕山は「野生日本ザル生息地」として、国の天然記念物に指定されている。

(高貴?なサルには一度も遭遇しなかったが)

  :朽ちた石仏がお出迎え

  :杉林

西高東低の気圧配置、北風の強い”寒~い・凍れる”一日だった。

  :関東ふれあいの道

石射太郎からの尾根道は「関東ふれあいの道」に指定されている。

(「道」の管理責任は行政の仕事だが、今一つと感じた)

 

  :奥の岩が石射太郎

10:40 奥の岩が石射太郎、危険なので登山止となっていた。

  :伝説

  :眺望

正面が八良塚ピーク(342m)、右端が高宕山(330m)、標高こそ低いが、深山の趣。

房総半島は低山の連なりだが、海の浸食作用が内部にまで広がっているので、

  谷が山中深くまで食い込み、複雑な地形を構成し、深山の様相を呈している。

  :石射太郎

  :高宕観音参道

11:35 高宕観音へ、奈良時代に行基菩薩がここを訪れ、多くの人々に利益を施そうと、

 彫刻した霊像が残っている。事の真意はともかく古いということはうかがえる。

  :縁起

  :苔むし朽ちた石段

         

:①石碑          :②三重石塔         :③大きな足         :④地蔵菩薩像

①石碑は明治14年(1881年)建立

  ②三重石塔の銘は宝暦8年(1758年)江戸中期9代将軍家重の時代

  ③狛犬の台座に元冶元年(1864年)とあるから、幕末14代将軍家茂の時代

  ④地蔵菩薩像の銘は寛永4年(1627年)江戸前期3代将軍家光の時代

  これらの石造物から江戸時代から明治にかけて、人々から篤く信仰された観音様

  だったことがうかがえる。

   観音堂内には御本尊の十一観音菩薩像が安置されている”らしい”未確認です。

 

11:35~12:05 昼食「崎陽軒季節弁当”春”」を味噌汁でいただきました。

 :御殿山    :鋸山か?

西側の眺望、深い森の向こうに二つの目立ったピークが見えた。

  :観音堂岩窟

  

高宕山頂へ向かいます。

  :険しい道

分岐から、山頂への道は木の根、苔むした(滑る)岩が続きます。

  :梯子

  :最後の梯子

ここを登ると山頂、せまいので2組に分かれて登った。

  :山頂

12:25 山頂、由緒ある”祠と鉄釜”(写真なし)この標識が。

高宕山は雨乞いの山、祠は雨をつかさどる神・高オカミ神をまつる清滝神社。

  釜にたまった雨水を竹の筒に入れて村に持ち帰り、田畑にまくと不思議に雨が

  降り出すという。

  (実際には観音堂わきの岩からしたたり落ちる水を持ち帰るもので、途中で休んだり

   すると霊験がなくなると伝えられている。この水は涸れたことがないという)

  朽ちかけ、錆びた釜の銘は、江戸末期の「嘉永年間」と読めるからこの時代のものだろう。

   :分岐

分岐へ下り、八良塚へ向かいます。

  :倒木

道は荒れている、倒木、湧水、滑る岩と油断ができない。

  :氷柱というのだろうか?

  :三郡山分岐

  :八良塚分岐

13:30 八良塚分岐、八良塚までは500m、往復30分とある。

  

やっと日差しが出てきたが・・・出た~~!$#%  ( クリック すれば大きくなります)

         

:スハマソウ(州浜草)                                 :シュンラン

階段を登っていると、北側の土手に白い花が2~3輪下を向いて咲いている。

イチゲかな?と思い撮る。

後から登ってきたカリスマTDが「ミスミソウだね」と話している。 

家へ帰って調べるとスハマソウ(州浜草)と判明した。 

ミスミソウはユキワリソウとも呼ばれ、本州中部以西から九州にかけて分布する多年草。 

  スハマソウは本州・四国に分布するとされ、常緑であり、3つに分かれた裂片の先端は円頭であり、

  ミスミソウと区別される。

  太平洋側に分布するスハマソウは白色の花を咲かせるが、日本海側のものは紅色から紫色を

  帯びるものが混ざって美しい。

  :八良塚ピーク

手前に苔むした石造りの「八良塚」があった。

本日の最高峰(342m)になる。

シュンランは八良塚の戻りで、再度花のチェックをしていた人が見つけてくれた。

わずかに一輪咲いていた。  

  :奥畑

14:45 八良塚分岐に戻り、湧水でぬかるむ道を下り、奥畑に降りた。

  :ぴーなっちゅ

16:00 道の駅「四季の蔵」で休憩・買い物を済ませ、君津インターから、往路を戻った。

        http://shikinokura.jp/

17:00 渋滞もなく東京駅着、駅構内のエキュート東京で待望の東京あんぱん

  豆一豆(まめいちず)「煉瓦パン=250円」を購入し帰途に着いた。  

  ********** 

             行程:標高差212m、約6km、歩行時間4時間 

         10:20 石射太郎登山口 ⇒10:40 石射太郎 ⇒11:35 高宕観音 

          ⇒11:40~12:05 観音堂(昼食) ⇒12:25 高宕山頂 ⇒13:30 八良塚分岐

          ⇒13:45 八良塚 ⇒14:15 八良塚分岐 ⇒14:45 奥畑バス停 

                                                 **********

今日のTwins

先週住み慣れた母の実家からh-prison に戻りました。

キヤリア3回目の引っ越しになります。

母の胎内 ⇒市民総合医療センター ⇒母の実家 ⇒h prison

                                 **********

                                    御 礼 

                            昨日17日ブログ開設 1周年を迎えました。

                     閲覧数:  訪問者: 

            「ため」になるブログをの編集方針であらたな2年目に向かってスタートしました。

                      ビギナーもリピーターの皆さんも宜しく・・・・。

 

 

 

 

  

 

 

 



最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Winday通信 (miihaa)
2013-02-19 10:28:36
スハマソウきれいですね!
今年初めて山野草の写真を見せて
いただきました。
昨年、笠が岳と美ヶ原でご一緒になった者です。
クロユリの写真をブログに載せたらご連絡
しようと思いつつ、それっきりになりました。
すみません。
自生している節分草を見たいと思っています。
ご存知でしたら、紹介してください。
見ごろはいつごろなのでしょうか?
返信する
セツブンソウ? (can)
2013-02-19 15:07:01
セツブンソウは昨年、栃木三峰山「星野の里」で見てきました。今年は3月2日に破風山(=奥秩父)を予定しています。
満足できなければ、丸山(秩父=芦ヶ久保)にも行ってみようかと考えています。見頃はこれから3月初旬くらいでしょうか?可憐な花ですよ。
返信する
行きたいです (miihaa)
2013-02-22 16:46:04
栃木三峰山、奥秩父の破風山がセツブンソウの名所なのですね。教えていただきありがとうございます。3/2ご一緒するかもしれません。
返信する

コメントを投稿