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・・☼ 長い間ありがとうございました ☼・・・

両神山

2023年05月30日 | 日本百名山

5月27日Ⓜaitabiツアーで両神山へ行ってきた。

前回は2007年10月、日向大谷からピストンした。

 下山時ヘッドランプ装着で降りてきた記憶がある。

今回は白井差登山口から、4~5時間の行程だ。

10:20 曇り空、入山料円を払って   

曇り予報、緑がいい

信仰の山だが、メインコースではないので祠は少ない

(フイリ)フモトスミレ

エイザンスミレ、花が終わると葉が成長し養分を蓄え来年に備えます

10:30 昇竜の滝(気付かない人も)帰りに滝壺へ寄ります

ヒメレンゲ(コマンネングサ):ベンケイソウ科

個人の山、管理もオーナー山中さんの仕事。桟橋も手作り感あり

途中で合流し”付かず、離れず”山頂まで同行した。杖と地下足袋のおじさん

クワガタソウ:ゴマノハグサ科

オオトリ河原

  

ブナ林を上ります、ストックを持ったK野TD(二週続けての付き合いです)

アミガサダケ(食用:欧米では高級品だそうです)

11:45・12:00 ブナ平・昼食 

木に挟んであるのは管理人の「置き傘」殺虫剤スプレーも各所にあった。

クワガタソウ(鍬形草)

コバイケイソウの群落

ハシリドコロの実:「猛毒アルカロイド、ヘロインの合成物質」含有

空に突き上げる岩の峰

ヤマネコノメソウ

ハルリンドウ

稜線手前でザックをデポ、空身で山頂へ 

13:00 梵天尾根(ほぼ平行している登山道)と

山頂までミツバツツジが

13:05 日向大谷(メインルート)登山道合流

13:10 両神山:1724m  

秩父の北端に位置し、鋸歯状の山容を誇る。

シロヤシオ、アカヤシオ、紅葉の時期がいい。

日本武尊に関する伝説がある。

山名の由来には、①東征の折に八日間見続けて歩いたので「八日見説」

②イザナギ、イザナミの「両神説」等ある。

:@父不見山秋

深田久弥さんの「日本百名山両神山」を紹介すると

~中略 大よその山は、三角形であったり屋根形であったりしても、

 左右に稜線を引いて山の体裁を作っているものだが、両神山は異風である。

それがギザギザした頂稜の一線を引いているが、左右はブッ切れている。

あたかも巨大四角い岩のブロックが空中に突き立っているような、

 一種怪奇なさまを呈している。古くから名山として尊崇されているのも

この威圧的な山容からであろう。 【深田久弥著:日本百名山】より

:日本百名山標柱 

岩峰なので山頂はせまい。

眺望は360°でこの通り(雲取山~奥多摩方面)

『山頂写真はピンボケで不記載』トットト降りました

保護網を被ったササバギンラン@ブナ平

🍄  

膨らんだコバイケイソウの蕾   

15:00 昇竜の滝   

ヒメレンゲ

15:20 登山口、チチブサラサドウダン   @山中宅

”登山バッジ”のバッグがありました、キャッシュのほうが

16:10 道の駅「薬師の湯」小鹿野町🚐ターミナル

   行程:標高差863m/6km/5時間

   10:10 白井差登山口 ⇒10:30 昇竜の滝 ⇒11:10 大又

    ⇒11:40・12:00 ブナ平・昼食 ⇒13:00 梵天尾根合流

    ⇒13:05 日向大谷合流 ⇒13:10 両神山 ⇒14:00 ブナ平

    ⇒15:00 昇竜の滝 ⇒15:20 登山口 =19:30 新宿駅

**

連れが『喜寿』に 

「横浜市敬老特別乗車証」を購入、市内、地下鉄、モノレール無料で乗れます

元町で昼食をご馳走しました


(裏)筑波山Ⅳ

2023年03月31日 | 日本百名山

10:25 今日は「筑波山口」から上ります、小雨降ってます。

ハナモモ

老舗?蕎麦屋さん

11:00 筑波山神社バス停着 

11:10 筑波山神社(創建782年:延暦1年)

大きな鈴 

11:15 御幸ヶ原コース(90分)  

木の根と花崗岩の登山道、をさして

12:00 男女(おなめ)川源流域 

登山道整備されてました   

ニリンソウが顔を出します

12:10・12:30 御幸ヶ原・昼食、雨やんで陽ざしも出てきました

男体山へ、エイザンスミレ

カタクリ

筑波山:887m

男体山と女体山からなる双耳峰、その鞍部は御幸ヶ原。

花崗岩からなる、この花崗岩には正長石の巨大な結晶が含まれ、

 筑波型花崗岩と呼ばれる。

筑波山神社奥の院が男体山・女体山頂にあり、縁結びの神として

 古くから信仰されている。

優雅な山容で関東平野にそびえたつので「紫の山」と呼ばれた。

男体山奥の院 

13:05・13:50(裏)筑波:ユースホステル跡まで散策 

フキノトウ

マルバコンロンソウ:アブラナ科(奥多摩海沢三滝で見た)

ミヤマエンレイソウ

🍄 

キクザキイチゲ

カタクリ

笹ヤブの傾斜地に入ると、探す必要もないくらい咲いていました

 

14:05 女体山、晴れてます

女体山奥の院

男体山と御幸ヶ原ケーブルカー駅

(昨年登った)宝篋山 👇  👇  👇 

宝篋山(ほうきょうさん) - ブログはじめました!(since2012,feb) (goo.ne.jp)

筑波山地:吾国山・難台山・加波山方面

裏面大黒岩

花崗岩からなる奇岩が続く下山道、足元も岩がゴロゴロしてます

出船入船

高天原

弁慶七戻り

  

真下から      裏側

14:40 弁慶茶屋跡から(つつじケ丘分岐)筑波山神社へ

ニリンソウ(もう一輪は蕾でスタンバイ)

蛇弁財天

まだ油断はできない道です

15:30 筑波山神社

快晴でした

お洒落な「つくば総合インフォーメンションセンター」でバス待ち

   標高差:800m、10km、6時間

10:25 筑波山口 ⇒11:10 筑波山神社 ⇒(御幸ヶ原R)12:00 男女川源流

 ⇒12:10・12:30 御幸ヶ原・昼食 ⇒12:50 男体山 ⇒13:05・13:50 裏筑波散策

 ⇒14:05 女体山 ⇒(北斗岩・裏面大黒岩・出船入船・高天原・弁慶七戻り)

 ⇒14:40 弁慶茶屋跡 ⇒筑波山神社 =つくば駅(つくばエクスプレス) 

**

4回目の筑波山、春の花時に登ったのは今回が初めて。

「裏筑波山は春の花がいいよ」との情報を聞いたから。

御幸ヶ原にカタクリの群生地があるのは聞いていたが、裏筑波に足を踏み入れて

 情報通り、いやそれを越えていた。

時期的には今年は遅いというから来週くれば「凄いことになっていた」と思う。

地元を歩く人の情報は貴重だし、役に立つ・・・・・。


Mt. 900 塔ノ岳 finishing climbing in total

2023年02月21日 | 日本百名山

2月18日、通算900山目になる登山、鍋割山~塔ノ岳を歩いてきた。

上りは鍋割山稜ルートで、下りは大倉尾根で

大倉~(西山林道)二俣~後沢乗越~鍋割山~塔ノ岳~(大倉尾根)大倉

大倉~鍋割山 7.6kmあります

8:45 大倉スタート。西沢林道、晴れて気温も高い

袋🍄

いつも気になっている『尾関廣』氏の銅像です

略歴:愛知県出身、横浜の輸出入運送業石川組に勤め、昭和5年横浜山岳会に入り、

 丹沢の尊仏小屋建設に尽力。

戦時中から京浜山岳団体連合会、日本山岳連盟結成に努め、

30年全日本山岳連盟を設立、副会長。39年全岳連会長となった。

 指導員制度をつくり正しい登山の普及に尽力し、海外登山を推進した。

また地元神奈川県山岳連盟会長とし自然保護のため丹沢国定公園化運動や、

 大自然を道場に青少年育成と遭難防止のため県立登山訓練所の設立に盡力した

【ここに先縦者の功績に感謝するために全国有志の拠金により銅像を建立した】

9:45 二 俣(ここが”鍋割山稜0”)

渉 

いい天気です(勘七沢方面)

黒竜の滝  

鍋割小屋関係者の車両

(ここから歩荷でウドン類+Etcを小屋まで上げます)

二度目の渡渉で登山道が始まります

もうすぐ後沢乗越

10:25 後沢乗越( 50分貯分)

四つの木段が待っています:数字は protrek(casio)

①770~930m ② ~1030m ③ ~1125m ④ ~1272m(鍋割山)

急げ・・・鍋焼うどんが待ってる

富士山も 

アセビ(しかない)

11:20 鍋割小屋、3人並んでました

 1,500円也(冒頭の写真は撮らせてもらいました)

笠雲でしょうか?明日は  花粉で霞んでます

鍋割山:1272m  

 一息入れて 11:25 鍋割山稜へ    

丹沢主稜の南側斜面、雪は融けてます

11:35 小丸の斜面で昼食、鍋割山と🗻の展望地で

北側斜面は残雪あり

木の実

大丸の下り、足元は泥濘・ぬかるみ・グチャグチャです

12:30 金冷やし  

12:45 塔ノ岳:1483m    

 前略~現代の登山者は、自然のままの原始的な山に惹かれる。

塔ケ岳、丹沢山、蛭ケ岳等一連の山脈、及びそれらの山々へ食い入る沢筋である。

もっとも、里に近い塔ケ岳などは昔からよく人が登ったらしく、頂上の近くには

黒尊仏と呼ばれた高さ五丈八尺の巨大な岩(関東大震災で崩壊した)があって、

尊崇されたようである。         【日本百名山:丹沢山より抜粋】

左奥)大山 中央奥)三の塔 北側斜面まだ雪が多く残っている

12:48 塔ノ岳を降ります

13:15 花立小屋通過、今日はお汁粉よりもソフトクリームかな? 

13:45 堀山の家(水分補給) 

7kmあります(一本松通過)

14:25 作事平~大倉キャンプサイト経由で

順調に成長しているようです 

「丹沢の門」足元はフッキソウ

15:00 大倉BS着  

  行程:累積標高差1490m/17.8km/6.5時間

  8:25 小田急渋沢駅 =8:40 大倉BS ⇒9:45 二俣 ⇒10:25 後沢乗越

   ⇒11:20 鍋割山(5分) ⇒12:30 金冷やし(途中昼食)⇔12:45 塔ノ岳

   ⇒13:15 花立小屋 ⇒13:45 堀山の家 ⇒14:25 丹沢の門 ⇒15:00 大倉BS

我が家の梅です


至仏山ⅲ

2022年10月11日 | 日本百名山

10月9日秋の尾瀬・至仏山をピストンしてきた。

新宿~鳩待峠へのバスツアー利用(フリープラン:現地で約時間自由行動、日帰り温泉入浴付き)

私を除き全員が尾瀬ヶ原ハイキングへ行ったようです。

10:50 鳩待峠発(何故か救急車とパトカーが、常駐?)

予報は、15:00以降マークが出てましたが・・・・?

ダケカンバを柱に【植物たちのアート】です

🍄  

蛙手→カエデ→楓の紅葉

蛇紋岩の鉢にリンドウが 

12:00 オヤマ沢通過 

オヤマ沢田代の湿原(下山時の写真)

12:10 笠ヶ岳(関東百)分岐

展望地、尾瀬ヶ原はガスに隠れてました

岩峰群が、もうすぐ小至仏山

ドウダンツツジも彩付いてます

12:30・12:45 (蛇紋岩を越えて)小至仏山:2162m

墓石みたいな標石です、冷たい西風を避け岩陰で急ぎ昼を食べた。

ガスが抜け至仏山が姿を見せてくれました

もさす、意外な

ネバリノギラン

クロクモソウ?

13:15 至仏山:2228m

高山植物が多く、ホソバナウスユキソウ・オゼソウは固有種。

尾瀬ヶ原の南西部、北東の燧ケ岳と並び称される火山。

ムジナ沢の名をシブツ沢と呼び、「至仏」となった。

降ります、ガスが出ると視界不良に

ウラジロヨウラクの実と紅葉

もうすぐ小至仏山

ガスが流れて、東側斜面の眺望

13:55 小至仏山通過木段の下りです

木段の下りです、左)尾瀬ヶ原 右)お花畑です

チングルマ

オゼウスユキソウ

イワショウブ

キンコウカ

遠く・・・尾瀬ヶ原

展望台です

樹林帯の木道へ

ナナカマド

濡れた木道、滑ります。足全体での着地を意識して

ジムカデ

ゴゼンタチバナ:ギリギリ残ってました

  

イワナシ

ヤマハハコ

ダケカンバの大木

苔のダウンを纏った枯木

15:30 鳩待峠登山口着  

蛇紋岩歩き%、木道%、登山道%、意外とタフな至仏山でした

左)小至仏山 右)至仏山 @鳩待峠

   行程:標高差637m/4.5時間/9.3km

  7:00 新宿 = 10:50 鳩待峠 ⇒12:10 小山田代 ⇒12:10 笠ヶ岳分岐

   12:30~45 小至仏山・昼食 ⇒13:15 至仏山 ⇒(往路下山)

   15:30 鳩待峠 16:30発=花咲温泉 =21:30 新宿駅  


金峰山ⅱ

2022年08月23日 | 日本百名山

8月21日金峰山(日本百名山)へ(前回は2008年9月6日ツアー)

今回も大弛峠からのピストン、日帰り可能なコースだ。

ここ甲斐の国は信玄爺さんが正座して迎えてくれます。

テッポウユリ(花粉が何かに見えませんか?)

9:00 乗合バス(要予約)で大弛峠へ、林道をバスに揺られて約1時間

10:15 大弛峠着:標高2.364m(車で行ける一番標高の高い峠です)

長野県側川上林道、「未舗装のダート」です。

10:20 行ってきます・・・・

シラビソの樹林帯、コケと地衣類の世界です

   👏 

胞子体と呼ばれる茎が伸びたスギゴケ(種を増やす準備のようです)

ナナカマドも秋の装い(暦の上では秋ですから)

ジャガリコ🍄

アキノキリンソウ:ピンぼけ(視力はよくなったはずだけど)

シラビソに着いた山の神?

10:55 朝日峠、ケルンでしょう

セリバシオガマ:ゴマノハグサ科

苔坊主

シラビソの枯木立(縞枯れ現象)

朝日岳直下の(花崗岩)ガレ場

コケモモの実

シャクナゲとハイマツ、奥秩父らしい登山道

11:25 朝日岳:2.579m(甲府市によって更新された標柱)

ここから金峰山が見えるのですが、雲に隠れていました。

ニガナ、一旦下ります。

陽に映える苔と地衣類

タマゴボーロ🍄

(くろがね)山は右に巻きます

やっと金峰山が視界に入ってきました

12:20 金峰山:2.595m(日本百名山)

山梨県甲府市と長野県川上村の境、長野県では”きんぽうざん”とも呼ばれる。

古くから信仰の山として知られた。

山名は大和の金峰山から付けられたと思われる。山頂に五丈岩(御影石)がある。

遠望すると大黒の姿に似ていることから御影石と名付けられたという。

                      【日本山名辞典より】

チングルマも秋の装い、ジムカデとイワカガミも見えます

五丈岩:花崗岩が積み重なった奇岩で、高さは約15メートル。

遠くの山からもよく目立ち、金峰山のランドマークです。

五丈岩の前には、(赤い)鳥居が建ちます。

祀られているのは蔵王権現、吉野の金峰山におわす蔵王権現の分霊です。

雨を想定した装備です(この時よもや雷雨がくるとは未想定)

北側の眺望

南側に連なる「千代ノ吹上」と呼ばれる岩峰群)

この直後に雷鳴が轟き、雨がポツポツ落ちてきたので、撤収・・・・。

以降雷雨の中下山したので、朝日岳まで写真はありません。

     

13:45 朝日岳、雨は断続的に降っていました。

逃げるように降りてきた金峰山と鉄山です

ガレ場の先に国師ケ岳

ドット🍄

🍄

14:40 大弛峠着、15:00発のバスで塩山駅へ戻りました。

林道脇には、アキノキリンソウ、ススキと秋の気配

  行程:累積標高差633m、8km、4時間20分

 9:00 中央線塩山駅BS(乗合バス) =10:15 大弛峠 ⇒10:20 登山口

  ⇒10:55 朝日峠 ⇒11:25 朝日岳 ⇒12:20 金峰山・五丈岩・昼食

  ⇒12:40 雷雨のため急ぎ下山 ⇒13:45 朝日岳 ⇒14:40 大弛峠