地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

千葉県北西部でM4.1 石川県能登地方でM3.0

2021-10-30 04:39:06 | 日記
 昨日の有感地震は、タイトルの二つだけ。
 千葉県北西部のM4.1の地震は、10月8日に震度5強を観測した地震の震源とほぼ同一箇所です。ずっと細かな余震のような地震が起きていましたが、今回、有感地震になったと考えてください。ただし、前回の地震の震源の深さは75キロでしたが、今回の地震は60キロと、前回よりもやや浅め。もしかすると、前回の地震で、地殻の下部が一部剥がれたような状況になったのかも知れません。
 もしも、そのような状況になっているならば、今後、少し細かな地震が多めに起きると思います。

 石川県能登地方のM3.0の地震は、今までの能登地方の地震の震源より、やや西側です。

 昨日の状況では、太平洋側は、細かな地震が減少しています。ただ、動き自体は、全体的に起きていますので、まだまだ、警戒が必要です。
 青森県東方沖に当たる地域で、動きが出やすくなっているようです。

 千葉方面では、房総半島のやや南側の海上で、細かな動きが少し集中していますから、今回の動きと合わせて、東京湾周辺で注意していてください。今回の動きの影響で、場合によっては、埼玉や東京都を震源とする地震が起きてくるかも知れません。

 また、西日本の方は、動きが活発になってきていて、特に気になるのは、高知の両端。有感地震にはなっていませんが、徳島の内陸、高知との県境付近で震源の浅い地震が少し続いていますし、高知の西でも震源の浅い地震が起きています。いわゆる「南海トラフ」に当たる部分に圧力がかかっていると思われます。
 以前にも書きましたが、この周辺に圧力がかかると、その力の逃げ場所が山陰方面になることが多いのですが、今回、その山陰の鳥取・島根でも動きがでています。
 瀬戸内海周辺から山陰方面にかけて、ちょっと注意していてください。
コメント
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