地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

青森県東方沖でM4.3 若狭湾でM3.5 長野県北部で2回

2021-10-21 04:26:18 | 日記
 テレビのニュースなどでご存じの方も多いと思いますが、昨日、阿蘇山が噴火しました。
 昨日の状況などを見ても、火山性微動などが少ない状況で噴火しているようです。
 少し前に、トカラ列島周辺で群発地震がありましたが、このあたりでも、急に噴火が起きるかも知れませんね。ちょっと警戒していてください。

 昨日の有感地震は、青森県東方沖でM4.3、若狭湾でM3.5、長野県北部でM2.1とM1.9の4回です。

 このうち、青森県東方沖の地震は、震源の深さが40キロ。水平面で見ると、昨日の2つの地震と震源はほとんど変わらない位置で起きているように見えますが、昨日書いた地震は、震源の深さが30キロと50キロ、そして、今回の地震は40キロですから、それぞれ崩壊している深さが違うということになります。これが、もしも一気に来ていたら、大変な地震になっていたかも知れません。

 太平洋側の規模の大きな、震度5以上を観測している地震は、福島、宮城、岩手と徐々に北上してきていましたから、今回の青森県東方沖の地震は、それに連なる地震ではないかと思います。分散して起きているため、それほど震度が大きくならないと考えていてください。
 ただし、まだ、警戒は緩めない方がいいと思います。
 今回の青森県東方沖から浦河~十勝~釧路~根室方面で警戒が必要です。

 また、こういった地震が起きたときには、その震源の北西~西方向に歪が溜まりやすい傾向にあります。渡島半島から北海道の西方沖でも注意していてください。

 若狭湾の地震は、琵琶湖周辺域の細かな地震から少しずれて起きたものだと思われます。能登半島~和歌山のライン上の地震と考えていてください。
 長野北部の地震は、以前の群発地震帯よりも東側が震源です。

 その他、昨日の動きでは、太平洋沿岸部では、福島沖で動きが活発になってきています。
 また、今回の長野県北部の地震と同様に、岐阜県の長野側でも細かな地震が連なって起きていますので、今後揺れてくる可能性があります。
 九州では、熊本県から九州の西方沖で動きが出ています。
コメント
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