地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

根室半島南東沖でM4.2 宮古島近海でM3.8 茨城県沖でM3.3 岐阜県飛騨地方でM2.6 地震雲の構造について

2021-09-22 04:52:34 | 日記
 まず、海外の情報からですが、チリ沖でM6.4の地震が発生しました。被害の状況などは入って来ていませんが、震源が浅い地震ですから、陸地の揺れはあまり大きくなかったかも知れません。

 日本では、根室半島南東沖でM4.2の地震がありました。
 昨日書いた千島列島のM6.5の影響だと思われます。昨日は、今までと同様に、北海道の東方に影響が出たようです。

 沖縄方面では、宮古島近海でM3.8の地震がありました。フィリピン海プレートの対岸に当たる伊豆諸島ではM5.2の地震が起きていますから、その影響なのかも知れません。

 東北から関東の太平洋側では、茨城県沖でM3.3の地震がありました。今回は、震源の浅い地震です。
 岩手県南部から福島沖にかけては、まだ、動きが活発ですから、どこかで揺れてくると考えておいてください。
 関東では、東京湾の西側で、有感地震になってはいませんが、震源の深さ中程度のところで動きが出始めています。埼玉・東京・神奈川方面でも注意していてください。

 岐阜県飛騨地方のM2.6の地震は、9月20日に書いたM5.0の余震だと考えていていください。
 ただ、内陸では、昨日以上に動きが活発になっています。
 最近、大きめの地震があった能登半島と岐阜県飛騨地方でも動きがありますが、福井・京都や兵庫、和歌山方面でも注意していてください。

 それから、今回は「地震雲」についての話です。
 地震雲というと、迷信的な扱いになっているものもありますが、自分がこのページで書いている「地震雲」は、色が変だとか、単に「気持ち悪い感じの雲」というものではなく、ちゃんとした理由のあるものです。実は、石を砕いて電磁波を発生させると、一時的に空気中の水蒸気が可視化される、という現象に基づいています。
 それで、次の図を見てください。



 この図のように、普通の雲は、上空を風に流されて通過していきます。
 ところが、電磁波が発生している領域では、風に流され、その領域に入り込んでくる空気中の水蒸気が可視化され、それが雲のように見えます。さらに、風に流され、電磁波の領域から出ていくと、再び、空気中に水蒸気が吸い込まれ、目に見えなくなってしまいます。ですから、地震雲の領域でも、上空の雲と同じように、空気が風に流されているのですが、電磁波の当たっているところだけが可視化されるという現象が起きます。
 すると、普通の雲は風に流されているのに対し、地震雲は、一定の場所から動かないように見えるのです。

 ですから、もしも、空の雲の様子をビデオに収めて、それを早送りすると「上空の雲が速く流されていく」のに対し、地震雲は「一定の場所にフワッと現れ、フワッと消える」という現象になります。これで、地震雲を観測することは可能だと思っています。そして、地震と言うのは、体に感じないレベルの地震は、数多く起きていて、小さな地震雲も割と頻繁に出ています。ただ、揺れを感じるレベルの地震につながるような規模の大きな地震雲は、数が少ないというだけです。

 実際に、有名なものでは、阪神大震災の起きる直前に、明石海峡大橋の上空に、縦長の大きな雲が出現しました。そして、その他の地震でも、形状のよく似た地震雲が写真に収められていたりします。ですから、単に迷信だけではなく、気象庁が真剣に調査をしていないだけではないか、ということ。また、地殻で崩壊が起き、地震雲が発生したとしても、崩壊が起きただけで終わってしまい、揺れずに済むということもあるので、その後、必ず「揺れる」とは限らないということ。
 その点が、問題点になるのではないかと思っています。
コメント
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