地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

徳島県北部でM3.7 宮城県沖でM3.6 京都府南部でM3.4 福島県会津でM2.2

2021-09-12 04:45:11 | 日記
 昨日は、徳島県北部でM3.7の地震がありました。震源の深さは50キロ。また、周防灘や高知でも、規模は小さいのですが、震源の深さ中程度の部分で、少し動きが出てきています。
 そこで、気になるのは、やはり、南海トラフ。今まで、このような動きがあっても、実際には南海トラフでは、動きが出ていないのですが、ちょうど、高知沖の固着域に影響が出やすい深さで地震が起きています。今後の動きに気を付けていてください。基準は、高知沖の震源の深さ40~70キロの範囲の地震で、この深さで規模が大きめだと要注意です。
 ちなみに、高知沖で影響が出ない場合、山陰方面に力が逃げるケースが多いので、鳥取・島根でも注意が必要。場合によっては、少し南側の広島・岡山に影響が出るかも知れません。

 東北方面では、宮城県沖でM3.6の地震がありましたが、これは、昨日書いた動きによるものだと思ってください。
 京都府南部のM3.4の地震も、能登半島から和歌山にかけてのライン上の地震です。

 福島県会津のM2.2の地震は、日頃から震源の浅い地震が密集してきている栃木・群馬・福島の県境で起きています。

 その他、昨日の動きでは、千島列島の中央付近で、M4,6とM4.7の地震が相次いで起きています。
 釧路・根室方面でも少し動きが出てきていますから、北海道の東方で注意をしていてください。

 東北から関東の太平洋側では、再び、動きが小康状態になっていますが、宮城沖の地震が起きていますから、次は、福島の方に影響が出やすいと思います。

 また、フィリピン海プレートでは、グアム近海で、少し動きが出ているようです。そのまま対岸の台湾や沖縄の南西部で揺れやすくなっていると考えていてください。
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