地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

メキシコでM7.4 岩手県沿岸南部でM3.8 岩手県沿岸北部でM3.7

2021-09-09 02:57:56 | 日記
 まず、海外の情報ですが、メキシコのゲレロ州、アカプルコでM7.4(アメリカUSGSの最初の発表ではM7.0)の地震が発生しました。現在分かっている情報では、死者1名とのことです。亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます。
 先月の14日には、ハイチでM7.4の地震が起きていて、現在では、その死者数が2189人まで増えています。さらに行方不明者も、まだ300人以上いるようです。今回の地震も、今後、死者数が増えるかも知れません。

 日本では、昨日の有感地震は、岩手県のみです。
 岩手県沿岸南部のM3.8の地震は、震源の深さ60キロ、岩手県沿岸北部(表記では北部ですが、実際は中部と考えて下さい)のM3.7の地震は、震源の深さ90キロとやや深めです。昨日書いた「日高~岩手県沿岸」のライン上の地震だと思ってください。
 
 昨日の動きについては、日本全体に細かな地震が広がっているという状況です。
 北海道では、胆振方面で震源の深い地震が起きています。どうやら、この「日高~岩手県沿岸」のラインは、今後も動きがありそうです。
 また、北海道から関東方面までの太平洋側では、震源の深さ中程度の地震の位置が、全体的に、やや西寄りになってきています。太平洋プレートの接触面が、西にシフトしてきていると考えてよさそうです。となると、太平洋沿岸部の地震の揺れがやや大きくなり、有感地震の回数も増えてくると思います。また、日本海側にも影響が出やすくなると思います。注意していてください。
 太平洋沿岸では、岩手沖の地震の関係で、宮城沖、茨城沖でも動きが活発になってきています。

 フィリピン海プレートの動きについては、和歌山周辺と愛媛方面で、同時に震源の深さ中程度の地震が起きています。規模はそれほど大きくありませんが、フィリピン海プレートが全体的に北西方向に力をかけているように見えます。この状況だと、大阪・兵庫方面、そして、山陰方面が力の逃げ道になっていますから、こちらの方で揺れてくる可能性があります。

 沖縄方面でも、規模は小さいですが、島の周辺が震源になっている地震が起きています。宮古島近海や奄美大島近海、沖縄本島近海で揺れてくるかも知れません。注意していてください。
コメント (2)
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