地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

長野県北部で11回 奄美大島近海でM4.3

2020-04-25 05:30:53 | 日記
 長野県北部では余震が続いていて、有感地震は昨日のブログをアップしてから後も11回起きています。それ以外の有感地震は、奄美大島近海のM4.3が一回だけ。ただ、地殻全体の動きが今までと変わってきていて、一番顕著なのは島根と山口の県境の沖合で震源の深さ中程度の地震が起きているということ。基本的に日本海側では震源の浅い地震しか起きませんから、非常に珍しいと思ってください。
 ということは、いよいよ、フィリピン海プレートの接触面の一部が日本海側まで到達した可能性が高く、それだけ、日本の下部が削られて薄くなっていると考えられます。ですから、今後、時間が進むにつれて、西日本の日本海側で地震が起きやすくなると考えていてください。最近、能登半島や今回の長野で起きている地震のような動きが、今度は鳥取~北九州方面で起きるかも知れないということです。

 また、九州の南から西にかけても震源の深さが中程度の地震が起きていますから、九州の内陸部でも震源の浅い地震が起きやすくなっていると考えてください。
 さらに、フィリピン海プレートの内部でも少し動きが出ています。関東から静岡~愛知~三重~和歌山までで、動きが出てくる可能性もあります。注意していてください。
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