地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

長野県中部で11回 沖縄本島北西沖で3回 愛媛エリアで3回 北海道の東部で2回 その他4回

2020-04-26 05:37:27 | 日記
 昨日のブログを書き終えてから、今までに有感地震全部で23回も起きました。そのうち20回がフィリピン海プレートの動きによるもの。さらに11回が長野県中部の余震です。

 長野県中部の地震ではM4.9の地震が起きていて、今後も予断を許しません。しかも、ほぼ同一の震源です。ですから、今の地震の場所より少しずれた場所が崩壊するときには、再び、大きめの地震が起きる可能性があります。注意していてください。

 また、沖縄本島北西沖ではM4.7、M4.6、M4.1とすべてM4以上の地震です。そして、有感地震になっていない地震でも、それなりに規模の大きめの地震が3回起きていますから、まだ、動きが広がってくる可能性があります。こちらも注意。九州の南部では震源の深い地震も起きていますから、要注意ですね。

 そして、一番危険な感じがするのが愛媛エリアの地震。この地震、愛媛県南予のM3.4と伊予灘のM3.2は、震源の深さ中程度で、フィリピ海プレートの滑りによるものと思われます。ですから、この南東方面に当たる高知の方の動きを誘発する可能性が高いと思います。ところが、もう一つの愛媛県東予のM3.3は震源の浅い地震。震源は近くても地震の質が他の2つのものと異なります。こちらは、瀬戸内海から山陰方面にかけて起きやすい表層崩壊パターンの一部と考えていいでしょう。ですから、このエリア一帯は、どちらの地震も起きやすくなっているといえます。

 また、昨日書いたラインでいうと愛知県西部でM2.7と和歌山県北部でM2.3の地震が起きています。北海道の東方では釧路沖のM3.1と根室半島南東沖のM3.3の地震が起きていますが、この2つ、表記は違っても、震源については非常に近く、千島列島の動きの影響によるものと思われます。今後は、いつも通り、浦河~岩手ラインに影響を与えると思われます。
 東北の日本海側では秋田県内陸南部でM1.8の地震も起きています。

 さらに、今回、有感地震にならなかったところで、動きが怪しいところは、千葉県と茨城県の県境。急に集中して地震が起き始めていますから、今後、揺れてくる可能性が高いと思っていてください。
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