地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

長野県中部で9回 福島県沖で2回 根室半島南東沖、浦河沖でM4.1 その他、中間地震が5回

2020-04-29 04:46:52 | 日記
 昨日はブログのメンテナンスの関係でアップ出来なかったので、今回は2日分、一気に書きます。

 昨日・一昨日の2日間で長野県北部の有感地震は9回。そのうち、最大のものはM4.6。最大のものは、まだ大きめですが、回数などは徐々に減少してきています。
 また、福島県沖の地震はM4.5とM4.2とどちらもM4以上の規模。ただ、気を付けておきたいのが、M4.5の地震の方は震源が福島県の南方の沖合で深さも浅い地震なのですが、陸地で揺れを観測したのは宮城県の岩沼市のみ。ですから、宮城県の南部沿岸は、震源の浅い地震の場合、福島沖の地震と連動して揺れやすいと考えておくといいと思います。
 また、宮城県沖でM3.7の地震が起きていますが、こちらでは岩沼市では観測されず、石巻方面で揺れが観測されていますから、距離的に近くても連動する場所は違うと考えておくといいでしょう。

 北海道では空知・上川で震源の深い地震が起きていますから、根室半島南東沖のM4.1から震源の深い地震へ入って、浦河沖という流れになっています。これが、一般的な北海道での動き方と思っていてください。青森県津軽南部でM2.8の地震が起きていますが、これは、北海道の南西から東北の日本海側に流れていく力で動いたものと思われます。北海道側との連動地震と考えておくといいでしょう。

 茨城県では北部と南部でM3.2の地震が起きています。東京湾周辺でも細かな地震が起きていますから、今後、埼玉・東京の方で動きが出てくる可能性があります。注意していてください。

 奄美大島近海でもM3.3の地震が起きていますが、沖縄方面の細かな地震は、島から遠ざかったところで起きているだけ、と考えておいてください。

 昨日の動きは、全体的に比較的、穏やか。栃木でやや集中しているのと、中部の西方から九州まで、細かな地震がまんべんなく起きていると考えてください。
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